JP3086477B2 - 画像続取装置 - Google Patents

画像続取装置

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JP3086477B2
JP3086477B2 JP02237092A JP23709290A JP3086477B2 JP 3086477 B2 JP3086477 B2 JP 3086477B2 JP 02237092 A JP02237092 A JP 02237092A JP 23709290 A JP23709290 A JP 23709290A JP 3086477 B2 JP3086477 B2 JP 3086477B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は原稿に光を照射し、これにより得られた光情
報をイメージセンサにより電気信号に変換することによ
り原稿の読み取りを行うスキャナ、ファクシミリ装置、
デジタルコピア等の画像読取装置に関する。
[従来の技術] 一般に、ファクシミリ装置等の画像読取装置は、第4
図に示すように、読み取るべき原稿1に光を照射する光
源2と、原稿1に照射した光の反射光を所定の角度で反
射させるミラー3と、このミラー3からの反射光を所定
の縮率で集光し結像するレンズ4と、結像された光情報
を光電変換するCCD等のイメージセンサ5と、このイメ
ージセンサ5から得られた電気信号に種々の処理を施す
画情報処理部6と、読み取り系のばらつきを把握するた
めに用いる白基準板7とを備えてなる。そして、このよ
うな系で濃度均一の原稿を読み取ったとき、イメージセ
ンサ5の出力は理想的には均一であることが望ましい
が、実際には光源2の照度のばらつき、レンズ4の収
差、イメージセンサ5の感度のばらつき等があり、イメ
ージセンサ5の出力レベルは第5図に示すように不均一
なものとなり、イメージセンサ5から出力される画信号
に歪が生じる。
このような画像読取装置において、読み取り品質を表
す特性値の一つにばらつき量を表すPRNU(Photo Respon
se of Non Uniformity;白波形平坦度)がある。このPRN
Uは基準の白原稿を読み取ったときの出力信号の不均一
性で定義され、光源の照度のばらつき、レンズの収差、
イメージセンサの感度のばらつき等光学系全体のばらつ
きを表すもので、このばらつきが大きいと当然良好な画
像読み取りは行えなくなる。このため、出荷前の工程で
PRNUが補正可能なレベルに入るよう電気的な補正が行わ
れていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この補正は読み取りの精度を上げるため所定
の範囲内(例えばピーク値の50%まで)で行われること
が多く、この範囲を越えると補正を行うことができな
い。一方、特に蛍光灯等の光源は経時変化を示すものが
多く、ユーザー納品後、品質が低下し、PRNUが補正可能
なレベルを越えることにより、画質が劣化することがあ
る。このような状態で例えばファクシミリ送信を行うと
送信者は画質の劣化を把握できないまま送信することに
なる。
そこで本発明は、上記問題点を解決し、常にイメージ
センサを含めた読み取り光学系のばらつきを監視するこ
とにより読み取り品質の劣化を早期に検知することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] このため本発明は、2値/中間調処理モードを有する
と共に、光学走査系を介してイメージセンサー上に結像
された原稿の画像を順次走査して原稿に対応した画信号
を得る画像読取装置において、原稿の読取りに先立ち白
基準板を走査して前記イメージセンサーの出力レベルの
最大値を検出する最大値検出手段と、原稿の読取りに先
立ち白基準板を走査して前記イメージセンサーの出力レ
ベルの最小値を検出する最小値検出手段と、前記最大値
及び最小値を基に前記イメージセンサー出力のPRNUを算
出するPRNU演算手段と、前記PRNUを予め設定した許容値
と比較する比較手段と、操作者に対して警告を与えるべ
き前記許容値を2値/中間調処理モードで異なるレベル
に設定し、これを前記処理モードに応じて切り換える切
換手段と、前記PRNUが前記許容値以下のときのみ前記原
稿の読取動作を開始する読取開始手段と、前記PRNUが前
記許容値を越えた時に操作者に対して警告を与える警告
手段とを備えたことを特徴とする。
[作用] 上記構成によれば、中間調モード(多値処理)では画
像品質に劣化を生じるが、2値化モードでは画像品質に
影響がない、というレベルの劣化状態においては、使用
比率の高い2値読取動作に対しては処理を許容し、中間
調読取動作に対しては警報を発生させることにより、画
像読取装置のダウンタイムを低減して使用効率を改善す
ることができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら本発明の画像読取装置
について詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す画像読取装置のブロ
ック図であり、図において第4図と同一符号は同一又は
相当部分を示す。AD変換器8は、イメージセンサー5か
らのアナログ信号をディジタル値に変換するものであ
り、ピークディテクタ9は白基準板7読み取り時の出力
信号の最大値Vmaxを、ミニマムレベルディテクタ10はそ
の最小値Vminをそれぞれ保持するものであり、PRNU演算
部11はこれらの最大値Vmax及び最小値VminをもとにPRNU
を演算するものであり、CPU12はシステムを制御するも
のである。
次に、この画像読取装置の動作を第2図に示すフロー
チャートを用いて説明する。まず、原稿送信を行う前に
送信モードに応じた出力信号の信号レベルの許容値(T
H)の設定を行う(処理100)。次に、白基準板7を走査
し、この読み取り時の出力信号のうちから最大値Vmax及
び最小値Vminを検出して最大値Vmaxをピークディテクタ
9に保持(処理101)すると共に、最小値Vminをミニマ
ムレベルディテクタ10に保持する(処理102)。
次に、これらの最大値Vmax及び最小値Vminを、PRNU演
算部11に入力し、このPRNU演算部11において、例えば下
記に示す式を用いることによりPRNUを算出する(処理10
3)。
または ここで、式はVmaxとVminの中央値1/2(Vmax+Vmi
n)を中心としたばらつき量、式は最大値Vmaxに対す
るばらつき量を表している。
例えば、Vmax=1v,Vmin=0.7vとすると、式ではPRN
U=±18%、式ではPRNU=30%と算出される。
そして、この演算結果のPRNUと上記許容値(TH)とを
比較し(判断104)、許容値(TH)の方がPRNUよりも大
きければ(判断104のY)、正常な読み取りが可能であ
ることから読み取りを開始し(処理105)、逆にPRNUの
方が許容値(TH)よりも大きければ(判断104のN)、
操作者に対し正常な読み取りが困難である旨の警告を発
する(処理106)。
なお、本実施例をファクシミリ装置の原稿読取り装置
に適用した場合は、上記フローチャートにおいて、PRNU
が許容値(TH)よりも大きい場合(判断104のN)、フ
ァクシミリ送信時操作者に送信原稿のコピーを出力(処
理107)して、実際に送信される画質レベルを操作者に
認識させるようにしてもよい。
ところで、2値/中間調処理モードを有する画像読取
装置においては、要求される読み取り品質の違いから中
間調処理モードと2値モードの許容値(TH)の設定レベ
ルは、2値モードの方を中間調モードよりも低く設定で
きる。従って、中間調処理モードと2値モードとでそれ
ぞれ別々に許容値を設定しておき、これらを各モード時
切り換え使用することにより、読み取り信号のレベルが
中間調の設定レベルに達していなくても、2値モードは
満たしている場合においては、中間調処理モードでは読
み取りはできない場合でも、2値モードでの読み取りは
可能となる。
次に、本発明をシェーディング補正機能を有する画像
読取装置に適用した場合の実施例について説明する。
第3図は本発明の他の実施例を示す画像読取装置のブ
ロック図である。図において、第4図と同一符号は同一
又は相当部分を示し、補正用RAM13はイメージセンサ5
の白基準板からの基準白情報を記憶するものであり、シ
ェーディング補正部14は、上記基準白情報に基づいて画
信号の歪みを補正を行うものである。
この構成で、基準白情報読み取り時にはイメージセン
サ5からの出力はシェーディング補正部14において何ら
補正を受けることなくAD変換器8に入力され、補正用RA
M13に記憶される。その後、原稿読み取り時にはシェー
ディング補正に用いるが、これを原稿読み取り開始前に
補正用RAM13から読み出し、第1図の場合と同様に、こ
の情報の中の最大値及び最小値をそれぞれピークディテ
クタ9及びミニマムディテクタ10に保持し、これをPRNU
演算部11に入力して読み取り系のPRNUを演算し、読み取
り系のばらつきを把握する。
この場合、補正用RAM13は、シェーディング補正用の
情報を格納するために予め設けられているものであるた
め、読み取り系のばらつきを把握するために新たに設け
る必要がなくなる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、中間調モード(多値処
理)では画像品質に劣化を生じるが、2値化モードでは
画像品質に影響がない、というレベルの劣化状態におい
ては、使用比率の高い2値読取動作に対しては処理を許
容し、中間調読取動作に対しては警報を発生させること
により、画像読取装置のダウンタイムを低減して使用効
率を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る画像読取装置のブロッ
ク図、第2図はその画像読取装置の動作を表すフローチ
ャート、第3図は本発明の他の実施例に係るシェーディ
ング補正機能を有する画像読取装置のブロック図、第4
図は従来のファクシミリ等の画像読取装置の構成図、第
5図はイメージセンサ出力例である。 1……原稿、2……光源、3……ミラー、4……レン
ズ、5……イメージセンサ、6……画信号処理部、7…
…白基準板、8……AD変換器、9……ピークディテク
タ、10……ミニマムディテクタ、11……PRNU演算部、12
……CPU、13……補正用RAM、14……シェーディング補正
部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2値/中間調処理モードを有すると共に、
    光学走査系を介してイメージセンサー上に結像された原
    稿の画像を順次走査して原稿に対応した画信号を得る画
    像読取装置において、 原稿の読取りに先立ち白基準板を走査して前記イメージ
    センサーの出力レベルの最大値を検出する最大値検出手
    段と、 原稿の読取りに先立ち白基準板を走査して前記イメージ
    センサーの出力レベルの最小値を検出する最小値検出手
    段と、 前記最大値及び最小値を基に前記イメージセンサー出力
    のPRNUを算出するPRNU演算手段と、 前記PRNUを予め設定した許容値と比較する比較手段と、 操作者に対して警告を与えるべき前記許容値を2値/中
    間調処理モードで異なるレベルに設定し、これを前記処
    理モードに応じて切り換える切換手段と、 前記PRNUが前記許容値以下のときのみ前記原稿の読取動
    作を開始する読取開始手段と、 前記PRNUが前記許容値を越えた時に操作者に対して警告
    を与える警告手段とを備えたことを特徴とする画像読取
    装置。
JP02237092A 1990-09-10 1990-09-10 画像続取装置 Expired - Lifetime JP3086477B2 (ja)

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