JP3086280U - ２種類の飲料が入れられる飲料缶 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在市販されている１種類の飲料しか飲むこ
とができなかった飲料缶を、従来通り、容易に開缶で
き、しかも一方の飲み終えた飲料がこぼれ落ちることな
く、２種類の飲料を１つの缶で飲むことができるように
する。 【解決手段】 ボトル缶１の底板とプルタブ式缶３の底
板とをくっつけることにより、２種類の飲料が仕切り２
によって上下に仕切られる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ボトル缶の底にプルタブ式缶を取り付けることにより、１つの缶で ２種類の飲料を飲むことができるようにした飲料缶である。

【０００２】

【従来の技術】

現在市販されている飲料缶は１種類の飲料しか入れることができない。また、 先に考案された登録実用新案第３０７７５３５号の「二つの味が楽しめる飲料缶 」では、缶を垂直に仕切るため、現在市販されている飲料缶では、プルタブを１ ８０度回転させなければ開缶することができないという問題や、仕切られた２つ の半円筒缶の大きさもほとんど等しくならなければならないという問題もある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

現在市販されている飲料缶は１種類の飲料しか入れることができず、１つの缶 で２種類の飲料を飲むことができない。また、缶を左右に垂直に仕切った飲料缶 では、プルタブを１８０度回転させなければならず、容易に開缶することができ ないうえに、仕切られた２つの半円筒缶の大きさも等しくならなければならず、 ２種類の飲料の量を異ならせることができない。また、２つの飲み口が同じ缶の 上面にあるため、飲み終えた一方の余りがもう一方の飲料を飲んでいる時に、こ ぼれ落ちるという問題もある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、再栓可能なボトル缶の底にプルタブ式缶を取り付 けることにより、缶を左右ではなく上下に仕切り、１つの飲料缶で２種類の飲料 を飲むことを可能にした。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案は、２種類の飲料を１個の飲料缶で飲むことを可能にしたもので、それ を図面について説明すれば、再栓可能なボトル缶１の底板４とプルタブ式缶３の 底板５とをくっつける。それにより、底板４と底板５が仕切り２となる。

【０００６】

【考案の効果】

ボトル缶内の飲料を飲み終えた後に再栓すれば、ボトル缶内の余った飲料がこ ぼれ落ちることなくプルタブ式缶の飲料を飲むことができ、１つの飲料缶で２種 類の飲料を飲むことができる。また、２つの飲料缶を上下に組み合わせているた め、プルタブも１８０度回転させることなく、従来どおり容易に開缶することが できるうえに、２つの飲料缶の大きさも等しくならなくても良いので、飲料の量 を異ならせることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】飲料缶の斜視図である。

【図２】飲料缶をボトル缶とプルタブ式缶とに切断した
断面図である。

【符号の説明】

１ ボトル缶 ２ 仕切り ３ プルタブ式缶 ４ ボトル缶の底板 ５ プルタブ式缶の底板

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ボトル缶の底にプルタブ式缶を取り
   付けることにより、２種類の飲料を飲むことができる飲
   料缶
2. 【請求項２】 上部と下部とに分かれるように仕切
   りが設けてあり、それぞれ開缶することにより、１つで
   ２種類の物質を取り出すことができる缶。