JP3085896B2 - 報時時計 - Google Patents

報時時計

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JP3085896B2
JP3085896B2 JP30603395A JP30603395A JP3085896B2 JP 3085896 B2 JP3085896 B2 JP 3085896B2 JP 30603395 A JP30603395 A JP 30603395A JP 30603395 A JP30603395 A JP 30603395A JP 3085896 B2 JP3085896 B2 JP 3085896B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時刻を表示し、か
つ、正時において音声やメロディーの発生、人形などの
装飾体の駆動等により報時する報時時計に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、報時時計として、正時になる
と音楽を流したり、人形等を動作させたりして報時する
ものがある。
【0003】しかしながら、最近においては、より一層
変化に富み、面白味のあるものとするために、例えば、
報時時計を時計部を備えかつ無線信号送信手段および報
時手段を有する親機と、無線信号受信手段および報時手
段を有する複数台の子機とから構成されるものが本願出
願人から提案されている(特願平7−160231
号)。
【0004】即ち、図4に示すように、親機111は、
時計部112,報時手段としての音声発生装置113,
無線信号送信装置114並びに音声発生装置113およ
び無線信号送信装置114の動作を制御する制御装置1
15を備えており、また、3台の子機171は、それぞ
れ無線信号受信装置172,報時手段としての音声発生
装置174およびこれらの動作を制御する制御装置17
3を備えたものである。
【0005】このように構成される、報時時計におい
て、時計部112の時刻が正時になると、報時接点11
6が機械的または電気的にオンされ、これにより、制御
装置115が動作し、例えば、音声発生装置113から
自然音やメロディを発生させる。
【0006】また、制御装置115は、音声発生装置1
13から自然音やメロディを発生させると同時に、無線
信号送信装置114から子機171を制御する制御信号
を送信させるように動作する。例えば、無線信号送信装
置114から各種の制御信号データを送信し、子機17
1は、無線信号受信装置172によってこれを受信し、
制御装置173は、受信した制御信号データに従って各
々の子機171の報時手段としての音声発生装置174
を制御する。
【0007】このような構成の報時時計とすることによ
り、例えば、親機111から発する音声と、各々の子機
171から発する音声をそれぞれ異ならせて、音声に変
化をつけることが可能となり、親機111と子機171
とをそれぞれ分散して配置することにより、各方向から
音声が発せられることになり、変化に富み、面白味のあ
るものとすることができる。
【0008】また、このような報時時計においては、親
機111と子機171との間に配線がないため、子機の
配置変更が極めて容易である。
【0009】さらに、親機111と子機171とに、所
定の楽曲の各パートを分担させて全体として一つの楽曲
を演奏することも可能であり、この場合に、子機171
の適切な配置によって臨場感をより強くすることもでき
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな報時時計においては、子機171は親機111から
送信される制御信号に常に従うため、子機171を独自
に動作させることができない。このため、子機171の
動作は単調になりがちで、変化に乏しいものとなりがち
であった。
【0011】また、報時時計においては夜間報時停止機
能を設ける場合が多用されており、夜間においては、音
楽を流す必要がない場合が通常であり、このような場合
に、子機の消音を常に親機からの制御信号によって行わ
なければならないという不便さがあった。
【0012】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
ので、子機の動作を親機からの無線信号によって制御す
る報時時計において、子機が独自に演奏等の動作可能で
利便性の向上した報時時計を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る報時時計
は、時計部からの正時において発生される信号に基づい
て無線信号を送信する親機と、親機からの無線信号のデ
ータ内容に従って報時手段を動作させる子機とからなる
報時時計であって、前記子機に、マスタモードとスレー
ブモードとを切り替えるマスタ/スレーブモード切替手
段と、スレーブモードのときには、親機から送信される
データに従って前記報時手段の動作を制御し、マスタモ
ードのときには、親機から送信されるデータにかかわら
ず独自に報時手段の動作を制御する制御手段とを備えて
いる。
【0014】また、本発明に係る報時時計は、少なくと
も前記子機に光検出手段と、前記光検出手段からの検出
信号に応じて前記報時手段の動作を停止する報時停止手
段とを備えている。
【0015】さらに、本発明に係る報時時計において
は、前記マスタ/スレーブモード切替手段は、前記親機
からの無線信号が前記親機に備わった前記光検出手段に
基づいて報時を行わない旨のデータ内容の場合には、モ
ードをマスタモードに切り替える構成としている。
【0016】本発明に係る報時時計によれば、マスタ/
スレーブモード切替手段により、スレーブモードにして
いるときには、親機から発する音声等と、子機から発す
る音声等をそれぞれ異ならせれば、音声に変化がつき、
親機と子機とをそれぞれ分散して配置することにより、
各方向から音声が発せられることになり、変化に富み、
面白味のあるものとなるとともに、親機と子機との間に
配線がないため、子機の配置変更が極めて容易であると
いったことに加えて、マスタモードに切り替えたとき
は、親機から送信されるデータにかかわらず子機側で独
自に子機側の報時手段の動作が制御されることになり、
子機は、独自に演奏等の動作を行うこととなり、使い勝
手等の利便性が向上することになる。
【0017】また、本発明に係る報時時計によれば、日
没あるいは夜間における消灯等により自動的に消音が可
能となるため、より一層利便性が向上することになる。
【0018】さらに、本発明に係る報時時計によれば、
夜間等の光量が少ない場合には、子機はマスタモードで
動作することになり、報時動作のバリエーションが増え
ることになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る報時時計を図
面に基づいて説明する。
【0020】図1は、本発明に係る報時時計の一実施形
態の構成を示す説明図であって、本発明に係る報時時計
は親機および少なくとも1台の子機から構成されるもの
であるが、図1(a)は親機の一構成例を示しており、
図1(b)は子機の一構成例を示している。
【0021】まず、図1(a)において、親機1は、時
刻を表示する時計部2と、無線信号送信手段を基本的に
構成する発振・変調回路、出力バッファ回路等から構成
される送信回路3およびアンテナ4と、報時手段を基本
的に構成する音声発生回路5(またはメロディ発生回
路),音声増幅回路6およびスピーカ7と、これら送信
回路3,音声発生回路5および音声増幅回路5を制御す
る制御装置8とを備えている。
【0022】また、制御装置8には、鳴止めスイッチ
9,モニタースイッチ10,時刻コード板11の各種ス
イッチが備わっているとともに、可視光線の検出に用い
られる硫化カドミウムセル(CdSセル)等の光導電セ
ル12が接続されている。
【0023】ここで、鳴止めスイッチ9は、これをオン
することにより、音声発生回路5の動作を停止させるた
めのスイッチであり、モニタースイッチ10は、時計部
2からの正時信号入力ALIと同様の信号をマニュアル
操作により入力可能なスイッチである。
【0024】時刻コード板11は、現在の時刻がいずれ
の正時かを制御装置8に入力するためのものであり、例
えば、4つのスイッチのオン・オフにより、4ビットデ
ータとして現在の正時を制御装置8に入力するものであ
る。
【0025】また、光導電セル12は、上記したよう
に、可視光線の検出に用いられる硫化カドミウムセル
(CdSセル)等が使用されるが、これは、屋外に報時
時計を設置した場合に日没、あるいは、室内においては
消灯により光導電セル12への入射光量が低下し、光導
電セル12の出力レベルが変化して、制御回路8の入力
信号はLからHレベルとなる。制御装置8側ではこの情
報に基づいて夜間になったと判断し、自動的に夜間にお
ける音声出力を停止するために使用されるものである。
【0026】このように構成される親機1において、制
御装置8は、送信回路3および音声増幅回路6の電源を
オン・オフする際には、信号線POWを通じて行い、ま
た、送信回路3への各種データの出力は、信号線TSO
を通じて行う。
【0027】さらに、制御装置8による音声発生回路5
の起動は信号線STを通じて行うとともに、音声発生回
路5が動作中であることを制御装置8側に知らせるのは
信号線BUSSYにより行われる。
【0028】なお、音声発生回路5は、信号線STを通
じて起動されると、例えば、所定の音声を一定時間出力
する。
【0029】一方、図1(b)において、子機21は、
無線信号受信手段を構成するアンテナ24および増幅・
復調回路、帯域通過フィルタ回路、整流波形整形回路、
等からなる受信回路23と、報時手段を基本的に構成す
る音声発生回路25(またはメロディ発生回路),音声
増幅回路26およびスピーカ27並びに人形等の装飾体
を駆動するためのモータ29と、前記の無線信号受信手
段および報時手段を制御する制御装置28とを備えてい
る。
【0030】また、制御装置28には、親機1の制御装
置8の場合と同様に、鳴止めスイッチ30,モニタース
イッチ31が備わっており、また、同様に、光導電セル
33が接続されている。
【0031】さらに、これらに加えて、制御装置28に
は、マスタ/スレーブモード切替スイッチ32が備わっ
ている。
【0032】鳴止めスイッチ30,モニタースイッチ3
1および光導電セル33は、親機1において説明したの
と同様のものである。
【0033】ここで、マスタ/スレーブモード切替スイ
ッチ32により、スレーブモードとなっている場合は、
子機21は、親機1の送信回路3から送信されたデータ
の内容に常に従って、音声発生回路25やモータ29が
動作する。
【0034】一方、マスタモードになっている場合に
は、親機1から送信されたデータの内容にかかわらず子
機21側で独自に子機21の報時手段である音声発生回
路25やモータ29が動作する。
【0035】このように構成される子機21において、
制御装置28は、受信回路23および音声増幅回路26
の電源をオン・オフする際には、親機1の場合と同様に
信号線POWを通じて行い、また、受信回路23からの
各種受信データの読み込みは、信号線TSINを通じて
行う。
【0036】さらに、制御装置28による音声発生回路
25の起動は、親機1の場合と同様に、信号線STを通
じて行うとともに、音声発生回路5が動作中であること
を制御装置28側に知らせるのは信号線BUSSYによ
り行われる。
【0037】ここで、親機1と子機21とが送受信する
データは、例えば、スタートデータ,n個のデータおよ
びストップデータからなる送信データとすることができ
る。そして、子機1の受信回路23がスタートデータを
受信すると、音声発生回路25が起動されて動作可能状
態となり、ストップデータを受信すると音声発生回路2
5を停止するものとし、スタートデータとストップデー
タとに挟まれるn個のデータは、例えば、音声発生回路
25における音符情報として、各データを楽曲のタイミ
ングで送信すれば、親機1と子機21とによる楽曲の多
重演奏が可能となる。
【0038】ここで、図2および図3は、上記のように
構成される報時時計の親機1および子機21における処
理手順を示すフローチャートであるが、以下、これに基
づいて、親機1および子機21の動作を説明する。
【0039】親機1の制御装置8では、図2のステップ
S1において、各種データ等の初期設定を行う。
【0040】次に、ステップS2およびステップS3に
おいては、モニタースイッチ10からの入力があるか否
かおよび正時信号入力ALIが有るか否かを判断し、こ
れらの入力があるまで待機している。
【0041】そして、モニタースイッチ10からの入力
があればステップS6に進み、正時信号入力ALIが有
る場合には、ステップS4に進む。
【0042】ステップS4においては、鳴り止めスイッ
チ9からの入力が有るか否かの判断を行い、同様に、ス
テップS5においては、光導電セル12からの信号を基
に夜間鳴り止めを行うか否かの判断を行い、鳴り止めス
イッチ9からの入力が有る場合および夜間鳴り止めを行
うと判断した場合には、ステップS13に進み、送信回
路3の電源をオンし、ステップS15においては、送信
回路3からアンテナ4を通じてストップデータのみを子
機21に向けて送信する。
【0043】そして、ステップS16において数秒間待
機し、ステップS17において送信回路3の電源をオフ
する。
【0044】一方、鳴り止めスイッチ9からの入力が無
い場合および夜間鳴り止めを行なわないと判断した場合
には、ステップS6に進み、送信回路3の電源をオンす
る。
【0045】次に、ステップS7において、時刻コード
板11の読み取りを行う。この時刻コード板11の読み
取りは、上記したように、現在の時刻がいずれの正時か
を知るためのものである。
【0046】そして、ステップS8において、時刻コー
ド板11から読み取った正時に対応した所定の音声を選
択し、ステップS9においては、音声発生回路5をスタ
ートさせて該音声を発生させる。
【0047】また、音声発生回路5のスタートにあわせ
て、送信回路3からは、アンテナ4を通じて、スタート
データを子機21に向けて送信し、続いて、ステップS
12において、音声発生回路5からの所定の音声の出力
が終了したか否かを判断し、所定の音声の出力が終了す
るまで、送信データを送り続ける。
【0048】そして、所定の音声の出力が終了すると、
ステップS14において、音声発生回路5をストップさ
せるとともに、ステップS15に示すように、送信回路
3からは、ストップデータを子機21に向けて送信した
後、上述のステップS16およびステップS17の動作
を行う。
【0049】一方、子機21のアンテナ24を通じて受
信回路23により、親機1側のフローチャートのステッ
プS10,ステップS11,ステップS15において、
送信回路3が送信したデータを受信するのであるが、子
機21側の処理手順の一例を以下説明する。
【0050】図3に示すように、子機21においては、
ステップS21において、初期設定を行う。次に、ステ
ップS22においては、親機1からの送信データを未だ
受信していない段階では、子機21の受信回路23の電
源がオンしている必要があるため、受信回路23の電源
をオンする。
【0051】次に、ステップS23およびS24におい
ては、上述した親機1の送信回路3からのスタートデー
タおよびストップデータの送信が有るかを待っており、
スタートデータが送信された場合には、ステップS32
に進み、ストップデータが送信された場合には、ステッ
プS25に進み、それぞれのステップにおいて制御装置
28に内蔵された60分タイマーをリセット・スタート
させる。
【0052】スタートデータが送信された場合には、ス
テップS32に続くステップS33において、子機21
の制御装置28がスレーブモードおよびマスターモード
のいずれのモードに設定されているかを判断する。
【0053】そして、スレーブモードと判断した場合に
は、ステップS36に進み、ここで、音声発生回路2
5,音声増幅回路26およびスピーカ27を動作可能状
態にするとともに、モーター29を駆動させ、所定の音
声の出力や、人形等の装飾体の駆動を行う。
【0054】そして、次のステップS37においては、
親機1から連続的に送られてくる送信データを受信し、
この受信データを読み取って、当該受信データに対応し
た音声を選択することにより、子機側21において所定
の音声を出力する。この動作は、ステップS38に示す
ように、所定の音声の出力が終了して親機1から送信さ
れるストップデータを受信するまで行われる。
【0055】ストップデータを受信すると、ステップS
39に示すように、制御装置28は、音声発生回路25
およびモータ29の動作を終了させ、次のステップS4
0において受信回路23の電源をオフし、ステップS4
1において、ステップS32でリセット・スタートさせ
た60分タイマーの計時カウンタが所定の時間を計時か
どうかを判断する。
【0056】例えば、所定の時間を59分とすると、5
9分になると再びステップS22に戻って受信回路23
の電源をオンすることにより、親機側からの正時におけ
るデータの送信に備える。
【0057】一方、ステップS33においてマスターモ
ードと判断した場合には、次のステップS34におい
て、子機21側に独自に設けられた鳴止めスイッチ9か
らの入力があるかないかを判断し、入力があれば上述の
ステップS39に進み、入力がなければステップS35
に進む。
【0058】ステップS35においては、子機21側に
独自に設けられた光導電セル33からの信号を基に夜間
鳴り止めを行うか否かの判断を行い、夜間鳴り止めを行
う場合には上記と同様にステップS39に進み、夜間鳴
止めを行わない場合には、ステップS29に進む。
【0059】ところで、ステップS24においては、親
機1からストップデータのみの送信があった場合に、ス
テップS25に進んで、60分タイマーをリセット・ス
タートさせるのであるが、次に、ステップS26におい
て、ステップS33と同様に、子機21の制御装置28
がスレーブモードおよびマスターモードのいずれのモー
ドに設定されているかを判断する。
【0060】そして、スレーブモードと判断した場合に
は、上述のステップS39に進むが、このようなケース
としては、親機1の鳴止めスイッチからの入力があった
場合である。
【0061】また、マスターモードと判断した場合に
は、次のステップS27において子機21側に独自に設
けられた鳴止めスイッチ30からの入力があるかないか
を判断し、入力があれば上述のステップS39に進み、
入力がなければステップS28に進む。
【0062】ステップS28においては、子機21側に
独自に設けられた光導電セル33からの信号を基に夜間
鳴り止めを行うか否かの判断を行い、夜間鳴り止めを行
う場合にはステップS39に進み、夜間鳴止めを行わな
い場合には、ステップS29に進む。
【0063】ステップS29においては、親機1からの
送信データを受信した受信データに従うのではなく、予
め子機21側において独自に決められた所定の音声を選
択し、ステップS30において、音声発生回路23によ
り音声を出力するとともに、独自に人形等の装飾体の駆
動を行い、ステップS31に示すように、所定の音声の
出力が終わるまで行う。
【0064】そして、音声の出力が終わると、上述のス
テップS39に進み上記したと同様の処理が行われるこ
ととなる。
【0065】以上のように、本実施形態によれば、マス
タ/スレーブモード切替スイッチ32により、スレーブ
モードにしているときには、親機1から発する音声等
と、子機21から発する音声等をそれぞれ異ならせて、
音声等に変化をつけることが可能となり、親機1と子機
21とをそれぞれ分散して配置することにより、各方向
から音声が発せられることになり、変化に富み、面白味
のあるものとすることができ、親機1と子機21との間
に配線がないため、子機21の配置変更を極めて容易に
変更させることができるといったことに加えて、マスタ
モードに切り替えたときは、親機1から送信されるデー
タの内容にかかわらず子機21側で独自に子機21側の
音声発生回路25やモータ29等の動作を制御すること
ができるため、子機21は、独自に演奏等の動作可能と
なり、利便性を向上させることが可能となる。
【0066】また、子機21は、制御装置28内に受信
回路23を毎正時の所定の時間前に動作可能とする手段
を備えたことにより、それ以外のときには自動的に受信
回路23の電源をオフ状態にすることができ、消費電力
を低減することが可能となる。
【0067】親機1および子機21に、光導電セル1
2,33を接続したことにより、夜間において自動的に
消音が可能となるため、より一層利便性を向上させるこ
とができる。
【0068】次に、本発明に係る報時時計の他の実施形
態について説明する。
【0069】上記した親機1の制御装置8は、図2のス
テップS4およびS5において、鳴り止めスイッチ9か
らの入力があった場合および光導電セル12からの情報
に基づいて夜間になったものと判断し場合には、ステッ
プS13において送信回路3の電源をオンした後、ステ
ップS15において、ストップデータのみを送信するも
のである。
【0070】このとき、他の実施形態として、光導電セ
ル12からの情報に基づいて夜間になったものと判断し
場合には、ストップデータに加えて夜間消音データを併
せて送信するものとする。
【0071】そして、子機21の制御装置28において
は、上述した、機械的なオンオフスイッチであるマスタ
/スレーブモード切替スイッチ32の代わりに、ストッ
プデータおよび夜間消音データを受信した場合には、制
御装置28のモードを自動的にマスタモードとする回路
を備えるものとする。
【0072】このように構成される子機21において
は、例えば、図3のステップS24において、ストップ
データの有無の判断に加えて、上記の夜間消音データの
有無の判断をするものとする。
【0073】したがって、ストップデータおよび夜間消
音データを受信した場合には、図3のステップS26に
おいては、常にマスタモードと判断されることになる。
【0074】また、ストップデータのみと夜間消音デー
タとを受信した場合以外は、制御装置28はスレーブモ
ードとなっているため、ステップS33においては、常
に、スレーブモードと判断されることになる。
【0075】このような構成の報時時計とすれば、昼間
の明るい時には子機21は親機1に常に従属し、夜間等
の暗いときは、子機21は独自に動作することになり、
この結果、報時動作のバリエーションを増すことができ
る。
【0076】
【発明の効果】本発明に係る報時時計によれば、マスタ
/スレーブモード切替手段により、スレーブモードにし
ているときには、親機から発する音声等と、子機から発
する音声等をそれぞれ異ならせて、音声に変化をつける
ことが可能となり、親機と子機とをそれぞれ分散して配
置することにより、各方向から音声が発せられることに
なり、変化に富み、面白味のあるものとすることがで
き、親機と子機との間に配線がないため、子機の配置変
更が極めて容易であるといったことに加えて、マスタモ
ードに切り替えたときは、親機から送信されるデータに
かかわらず子機側で独自に子機側の報時手段の動作を制
御することができるため、子機は、独自に演奏等の動作
可能となり、利便性を向上させることが可能となる。
【0077】また、本発明に係る報時時計によれば、夜
間において自動的に消音が可能となるため、より一層利
便性を向上させることができる。
【0078】さらに、本発明に係る報時時計によれば、
夜間等の光量が少ない場合には、子機はマスタモードで
動作することになり、報時動作のバリエーションを増や
すことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る報時時計の一実施形態の構成を示
す説明図である。
【図2】本発明に係る報時時計の一実施形態における親
機の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明に係る報時時計の一実施形態における子
機の処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】従来の報時時計の一構成例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 親機 2 時計部 3 送信回路 4 アンテナ(親機側) 5 音声発生回路(親機側) 6 音声増幅回路(親機側) 7 スピーカ(親機側) 8 制御装置(親機側) 9 鳴止めスイッチ(親機側) 10 モニタースイッチ(親機側) 11 時刻コード板 12 光導電セル(親機側)(光検出手段) 21 子機 23 受信回路 24 アンテナ 25 音声発生回路(子機側) 26 音声増幅回路(子機側) 27 スピーカ(子機側) 28 制御装置(子機側) 29 モータ 30 鳴止めスイッチ(子機側) 31 モニタースイッチ(子機側) 32 マスタ/スレーブモード切替スイッチ(マスタ/
スレーブモード切替手段) 33 光導電セル(子機側)(光検出手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計部からの正時において発生される信
    号に基づいて無線信号を送信する親機と、親機からの無
    線信号のデータ内容に従って報時手段を動作させる子機
    とからなる報時時計であって、 前記子機に、マスタモードとスレーブモードとを切り替
    えるマスタ/スレーブモード切替手段と、 スレーブモードのときには、親機から送信されるデータ
    に従って前記報時手段の動作を制御し、マスタモードの
    ときには、親機から送信されるデータにかかわらず独自
    に報時手段の動作を制御する制御手段とを備えた報時時
    計。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記子機に光検出手段と、前
    記光検出手段からの検出信号に応じて前記報時手段の動
    作を停止する報時停止手段とを備えた請求項1に記載の
    報時時計。
  3. 【請求項3】 前記マスタ/スレーブモード切替手段
    は、前記親機からの無線信号が前記親機に備わった前記
    光検出手段に基づいて報時を行わない旨のデータ内容の
    場合には、モードをマスタモードに切り替える請求項2
    に記載の報時時計。
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