JP3085016U - 肩掛けベルト式衣服 - Google Patents

肩掛けベルト式衣服

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JP3085016U
JP3085016U JP2001006471U JP2001006471U JP3085016U JP 3085016 U JP3085016 U JP 3085016U JP 2001006471 U JP2001006471 U JP 2001006471U JP 2001006471 U JP2001006471 U JP 2001006471U JP 3085016 U JP3085016 U JP 3085016U
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shoulder belt
garment
shoulder
belt
socket
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栄二 森井
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栄二 森井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肩掛けベルトの離脱を防ぎ、便利且つ迅速に
着替えを行うことができる肩掛けベルト式衣服を開発す
る。 【解決手段】 肩掛けベルト3の脱着ソケット5と、当
該脱着ソケット5に嵌合される嵌合ソケット6を備えた
衣服1において、肩掛けベルト3に脱着ソケット5によ
る長さ調節部16を延在し、長さ調節部16の端部と衣服に
は、肩掛けベルト3と、衣服1と、を脱着可能な掛着手
段8,9を備えていることを特徴とする肩掛けベルト式
衣服。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、肩掛けベルトの離脱を防ぎ、着替えの際の便利さを向上させた肩掛 けベルト式衣服に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、脱着ソケットによる肩掛けベルト式の衣服は、図6に従来の肩掛けベル ト式長ズボンを着用する際の従来図を示すように、長ズボン本体20を脚から着用 し、肩掛けベルト21を肩に掛けて胸元に持ってこようとする際に、背面側22が下 側にめくれて、肩掛けベルト21が下方向に垂れ下がってしまっていた。このため 、手23で手探りで、または振り返って肩掛けベルト21をつかむしかなく、振り返 っても見えないことがあって、着用の際に大変不便であった。
【0003】 このように、肩掛けベルトの一端と、衣服とが完全に離れる構造になっていた ため、衣服を着るときには、背中に垂れている肩掛けベルトを手探りで、または 振り向くなど、苦労して探してつかみ、つかんだベルトの先のソケットを、胸元 のソケットに嵌め込む作業が必要になっており、面倒であった。本考案は、この 問題を解消するためになされたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、面倒な作業を要せず、容易且つ迅速に着ることができる肩掛 けベルト式衣服を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のうち請求項1記載の考案による肩掛けベルト式衣服は、肩掛けベルト の脱着ソケットと、当該脱着ソケットに嵌合される嵌合ソケットを備えた衣服に おいて、肩掛けベルトに脱着ソケットによる長さ調節部を延在し、長さ調節部と 衣服には、肩掛けベルトと、衣服と、を脱着可能な掛着手段を備えていることを 特徴とする。このように構成すれば、肩掛けベルトと衣服が完全に離脱してしま うことを防ぎ、肩掛けベルト式衣服を着用する際に、離脱した肩掛けベルトを探 す面倒な行為を要せず、便利に着用することができる。また、長さ調節により、 一層身体にぴったりした状態で肩掛けベルト式衣服を着用することができる。
【0006】 本考案のうち請求項2記載の考案による肩掛けベルト式衣服は、前記掛着手段 は、長さ調節部の端部に備えていることを特徴とする。このように構成すれば、 肩掛けベルトの長さ調節で余った部分を活用し、肩掛けベルトの脱着ソケットを 嵌合する前に、円弧状になった肩掛けベルトに先に腕を通して着用でき、また、 肩掛けベルトの脱着ソケットを外した際、胸元の部分が下に垂れ下がることもな く、肩掛けベルトが伸びた状態で、肩からベルトを外して衣服を脱ぐことができ る。
【0007】 本考案による肩掛けベルトは問わないが、例えば、伸縮性に富むゴム紐などを 用いると身体により密着させることができる。また、衣服と肩掛けベルトの掛着 手段は問わず、ボタン、フックなどが挙げられるが、面ファスナーが望ましい。 脱着ソケットとは、凸部を有する脱着ソケットオスであり、嵌合ソケットとは脱 着ソケットオスが嵌め込まれる凹部を有する脱着ソケットメスが挙げられる。脱 着ソケットオスは、肩掛けベルトが挿通する挿通孔を有し、肩掛けベルトには、 長さ調節を行う長さ調節部を有するものが望ましい。そして、脱着ソケットメス が、胸元の上端部に備えられ、着用後に、脱着ソケットオスとメスを嵌合するこ とで、ベルトが肩に掛かって衣服のずり落ちを防ぐことができるようになってい る。なお、オスとメスの位置は逆でも良い。
【0008】 脱着ソケットメスは、例えば、脱着ソケットメスの一部を挿通させた環状体を 、縫いつけるなどして衣服の胸元上端部に備えることで、衣服胸元側に固定され ている。肩掛けベルトの一端は、リング体を包んで、端部を反らせて縫着し、そ のリング体を挿通させた環状部を、衣服の背面側上端縁部に備えることで、衣服 背面側に固定されている。このように、環状体やリング体を介して、肩掛けベル トと衣服を結合することで、衣服を歪めることなく、肩掛けベルトや脱着ソケッ トメスを回動させることができる。
【0009】 脱着ソケットオスを挿通した肩掛けベルトの先端部と、脱着ソケットメス近傍 の衣服とに、一対の面ファスナーが備えてあり、相互に掛着、離脱させることで 、脱着を容易に行うことができる。なお、面ファスナーループ面、フック面の位 置は問わず、逆にしても良い。本考案による衣服は、肩掛けベルトの脱着ソケッ トオスとメスを嵌合させて着用することができるが、さらに肩掛けベルトの先端 部と衣服との面ファスナーを掛着させておくことで、脱着ソケットオスとメスを 離脱させても、すぐに肩掛けベルトが垂れ下がることなく、肩掛けベルトが伸び た状態で、肩に引っかかって静止するため、衣服が一気に落下することもない。 また、着用の際にも、面ファスナーを掛着させ、肩掛けベルトが伸びた状態で、 腕、肩を通して着用できるため、肩掛けベルトの先端部を背面で手探りで探す必 要がなく、すばやく着用して、脱着ソケットオスとメスを嵌合させ、長さ調節を 行って締めることで、簡易且つ迅速に着用できる。
【0010】 本考案による肩掛けベルト式衣服としては、胸当て部付き長ズボン、スキーウ ェア、釣り用長ズボン、エプロンなど、肩掛けベルトを用いるどのような衣服に も適用することができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づいて本考案を詳細に説明する。なお、本考案は本実施形態に 限定されるものではない。
【0012】 図1は本考案による肩掛けベルト式長ズボンの全体図である。長ズボン本体1 の胸当て部2に、環状体7を介して、脱着ソケットメス6が備えられており、背 面側に取り付けられたリング体4を介して係着されている肩掛けベルト3を挿通 させて、長さ調節のために摺動可能な脱着ソケットオス5と嵌合されている。な お、胸当て部2には小物を入れるのに便利なポケット12が備えられている。
【0013】 図2は本考案による肩掛けベルトと胸当て部の拡大図である。肩掛けベルト3 は両肩に掛かるよう、左右に一対設けられてある。背面部10上端縁部に取り付け られた環状部14に挿通されたリング体4を介して、肩掛けベルト3が備えられて あり、肩掛けベルト3に脱着ソケットオス5が挿通され、脱着ソケットオス5が 肩掛けベルト3上を摺動可能であり、静止させる位置によって、長さ調節できる ようになっている。そして、肩掛けベルト3の長さ調節部16先端部には面ファス ナーフック面8が備えてある。一方、胸当て部2の胸元上端部15には、環状体7 を介して脱着ソケットメス6が係着されてあり、環状体7の直下で胸当て部2裏 面に、面ファスナーループ面9が備えてある。
【0014】 図3は、肩掛けベルトの面ファスナーを掛着させた状態を示す図である。面フ ァスナーフック面8と面ファスナーループ面9を掛着させ、脱着ソケットオス5 と脱着ソケットメス6は嵌合させないことで、肩掛けベルト3は、余裕を持った 長さで衣服の背面部10側と胸当て部2側とを結んでおり、この状態で、手及び腕 を通して、肩に掛けて着用し、肩に掛けた時点で、脱着ソケットオス5と脱着ソ ケットメス6を嵌合させることにより、着用状態を示す図4のように、肩13に肩 掛けベルト3が掛着され、身体にぴったりと密着して着用することができる。さ らに、脱着ソケットオス5を肩掛けベルト3上に摺動させて、肩掛けベルト3を 締めることにより、より身体に密着させることもできる。
【0015】 衣服を脱ぐ際には、図5に示すように、面ファスナー8,9は掛着したまま、 脱着ソケットオス5と脱着ソケットメス6を離脱させることで、肩掛けベルト3 が余裕を持った長さとなり、手で肩からずらして脱ぐことができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案のうち請求項1記載の肩掛けベルト式衣服によれば、肩掛けベルトの脱 着ソケットを離脱させても、余裕を持った長さで衣服の背面側と胸元側が結ばれ ているため、衣服の着脱を容易且つ迅速に行うことができる。
【0017】 本考案のうち請求項2記載の肩掛けベルト式衣服によれば、肩掛けベルトの長 さ調節部を有効活用し、肩掛けベルトを最大限伸長させて、衣服の着脱を容易に 行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による肩掛けベルト式衣服の全体図であ
る。
【図2】本考案による肩掛けベルト式衣服の一部を拡大
して示す図である。
【図3】肩掛けベルトを拡大して示す図である。
【図4】本考案による肩掛けベルト式衣服の使用形態を
示す図である。
【図5】本考案による肩掛けベルト式衣服の着脱操作を
示す図である。
【図6】従来の肩掛けベルト式衣服を着用する際の従来
図である。
【符号の説明】
1 長ズボン本体(衣服) 3 肩掛けベルト 5 脱着ソケットオス(脱着ソケット) 6 脱着ソケットメス(嵌合ソケット) 8 面ファスナーフック面(掛着手段) 9 面ファスナーループ面(掛着手段) 16 長さ調節部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肩掛けベルト(3)の脱着ソケット
    (5)と、当該脱着ソケット(5)に嵌合される嵌合ソ
    ケット(6)を備えた衣服(1)において、肩掛けベル
    ト(3)に脱着ソケット(5)による長さ調節部(16)
    を延在し、長さ調節部(16)と衣服(1)には、肩掛け
    ベルト(3)と、衣服(1)と、を脱着可能な掛着手段
    (8,9)を備えていることを特徴とする肩掛けベルト
    式衣服。
  2. 【請求項2】 前記掛着手段(8)は、長さ調節部(1
    6)の端部に備えていることを特徴とする請求項1記載
    の肩掛けベルト式衣服。
JP2001006471U 2001-10-03 2001-10-03 肩掛けベルト式衣服 Expired - Lifetime JP3085016U (ja)

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