JP3084524B2 - ローヤルゼリー採取用採乳框 - Google Patents

ローヤルゼリー採取用採乳框

Info

Publication number
JP3084524B2
JP3084524B2 JP10265150A JP26515098A JP3084524B2 JP 3084524 B2 JP3084524 B2 JP 3084524B2 JP 10265150 A JP10265150 A JP 10265150A JP 26515098 A JP26515098 A JP 26515098A JP 3084524 B2 JP3084524 B2 JP 3084524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
royal jelly
bowl
groove
king
fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10265150A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11225607A (ja
Inventor
クム ソク オ
Original Assignee
クム ソク オ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR2019980001145U external-priority patent/KR200174140Y1/ko
Priority claimed from KR1019980002987A external-priority patent/KR100265952B1/ko
Application filed by クム ソク オ filed Critical クム ソク オ
Publication of JPH11225607A publication Critical patent/JPH11225607A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3084524B2 publication Critical patent/JP3084524B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はローヤルゼリーの採
取用採乳框に関するもので、より詳細には、異物質等の
混入により希釈されていない純粋なローヤルゼリーを採
取できるだけでなく、ローヤルゼリーの原型状態をその
まま保存して、活性成分の破壊なしに保管できるローヤ
ルゼリー採取用採乳框に関するものである。これによ
り、品質に優れ、信頼性の高いローヤルゼリーの供給を
可能にする。
【0002】
【従来の技術】一般的に養蜂用の巣箱には、平均して5
0,000〜60,000余匹の蜂が飼育されている。
この巣箱内では、種族保存を目的に、一日におおよそ
2,000〜3,000個程度を産卵する一匹の女王蜂
と、蜂蜜又は花粉などを採集する50,000余匹の働
き蜂と、3,000余匹の雄蜂が、互いの役割を遂行し
ながら共生している。
【0003】前記女王蜂は、有精卵で約三日間の孵化期
間を経た後、再び三日間ミルクを摂取し、再びローヤル
ゼリーを摂取することにより女王蜂として誕生する。誕
生後は約5年間生存する。前記働き蜂は、女王蜂の誕生
以前のミルクを摂取する期間は同じで、このミルクを摂
取する期間が終わると蜂蜜と花粉を摂取しながら約21
日ぶりに生まれ、活動期に約45日、越冬期に約6カ月
にわたり働き蜂として生活する。前記雄蜂は、無精卵で
約3日ぶりに孵化し、約24日間の幼児期間を経て雄蜂
として誕生する。
【0004】前記働き蜂から得られる蜂蜜は、働き蜂が
花等から蜂蜜と花粉を採取して巣箱内の巣脾に蓄積する
ものであるのに対し、ローヤルゼリーは、蜂蜜と花粉を
体内に摂取した働き蜂が分泌する物質を成分とする。図
9は、従来におけるローヤルゼリーの採取を説明する概
略的な要部の斜視図である。図において、巣箱100の
内部に蜂蜜を採取するための多数の巣脾90が挿入され
ている。符号80は採乳框であり、この採乳框80は、
巣脾90と巣脾90の間に挿入されている。そして、採
乳框80には、所定本数の王乳台88が、型枠85両端
の縦枠間に水平に取付けられており、各王乳台88に
は、ローヤルゼリーが充填されるように多数の王乳キャ
ップ86が一定の間隔を維持しながら密蝋87などで付
着されている。前記王乳台88の両端部は、取付けられ
る両側の縦枠に回動可能に差し込まれる。
【0005】前記、巣箱100内に採乳框80が挿入さ
れた状態でのローヤルゼリーの採取は、前記王乳台88
に付着されている王乳キャップ86の内部に女王蜂が産
卵した幼虫を挿入し、大略48〜72時間程度経過する
と、働き蜂が、前記王乳キャップ86の内部に分泌物を
分泌し、この分泌物がローヤルゼリーとして充填され
る。同時に、その下側に王乳キャップ86が密封される
ように密蝋部(図示せず)を形成する。このように、一
定の時間が経過した後にローヤルゼリーを採取するため
には、王乳台88に密蝋されている王乳キャップ86を
王乳台88から離脱させた後、王乳キャップ86に形成
された密蝋部を除去し、さらに、幼虫を除去した後、王
乳キャップ86内に充填されているローヤルゼリーを引
き出し、別途のガラス又は陶器のような保管容器に入れ
替え、保管していた。
【0006】前記ローヤルゼリーの採取が完了した王乳
キャップ86は再使用され、前記のような方法にて取付
けられて、繰り返しローヤルゼリーを採取している。し
かし、前記のような方法でローヤルゼリーを採取する過
程では、王乳台88に、王乳キャップ86をその都度取
付け、さらに離脱させる作業を行うが、この作業が相当
に煩わしく、また、王乳キャップ86からローヤルゼリ
ーを保管容器に入れ替える際に、ローヤルゼリーに含ま
れる栄養分である活性成分が破壊されたり、異物質が混
入する等の問題点が発生していた。又、前記王乳キャッ
プ86を取付け、また、離脱させる過程で、王乳台88
に密蝋を付着し、除去する過程が更に煩わしいという問
題点が生じていた。
【0007】図10は従来のローヤルゼリーを採取する
ための別な例を説明する概略的な要部斜視図である。こ
の例では、前記図9に示した上述の問題点を解決するた
めに、合成樹脂材の採乳框を一体に成形し、この成形さ
れた採乳框80aの中に多数の王乳キャップ86aが一
体に取付けられる採乳框88aを、型枠85a(図9参
照)に連結口81と一緒に回動可能に設置し、前記王乳
キャップ86aの内部には、上側から押し込める押し板
(図示せず)を設置する構成にて、ローヤルゼリーを採
取していた。
【0008】このような採乳框80aは、前記上述した
採乳框80で不便だった点、つまり王乳キャップ86を
いちいち取付けたり離脱させたりする煩わしさを改善し
たもので、王乳キャップ86aにローヤルゼリーが充填
される過程は前記のとおりであり、王乳キャップ86a
にローヤルゼリーが充填されると、密蝋部を除去した
後、王乳キャップ86aの内部に設置された押し板を上
側から押し込み、王乳キャップ86aの内部に充填され
ているローヤルゼリーを容易に保管容器に入れ替えて保
管できる長所があった。しかし、この実施の例において
も、やはり、前記王乳キャップ86aからローヤルゼリ
ーを保管容器に移しかえる際に、ローヤルゼリーの栄養
分である活性成分が破壊される問題点が発生していた。
【0009】上述のように従来におけるローヤルゼリー
を採取する過程でさまざまな問題点が発生するが、この
ような問題点とは別な大きな問題点は、ローヤルゼリー
の供給量に比べ需要が多いことを悪用し、より多くのロ
ーヤルゼリーを採取する目的で、採取者が、王乳キャッ
プ86,86aに蜂蜜などと同じ糖分を有する添加物を
添加し、短時間でより多くの量のローヤルゼリーを採取
しようとしたり、あるいは、王乳キャップ86,86a
から採取される純粋なローヤルゼリーを保管容器に入れ
替える過程で、前記のような添加物を一緒に添加させて
増量を図ったりすることである。このような行為が行わ
れると、消費者には純粋なローヤルゼリーであることを
確認するてだてがないことから、品質の劣る不良のロー
ヤルゼリーを購買してしまうという問題があった。
【0010】又、採取されたローヤルゼリーを日常的に
保管する際において、保管容器に保管されたローヤルゼ
リーをそのまま室内に放置したり、冷暗所などに保管す
る場合には、この特別な保管容器を使用しなければなら
ないという煩わしさがある。さらに、保管過程でも、ロ
ーヤルゼリーの栄養分である活性成分が破壊されるとい
う問題点が発生していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
諸般の問題点を解決するために創案されたものであり、
異物質等の混入によって希釈されていない純粋なローヤ
ルゼリーを採取でき、また、ローヤルゼリーの原型状態
をそのまま保存可能として活性成分の破壊なしに保管で
きるローヤルゼリー採取用採乳框の提供を目的としてい
る。ひいて、販売されるローヤルゼリーの品質を保ち、
消費者に自然そのままの新鮮なローヤルゼリーを提供す
ることができるようにする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するために本発明は、巣箱内に挿入されローヤルゼリー
を採取するために使用される採乳框において、上側の両
端に載置顎(12)が形成され、この両端の載置顎(1
2)近傍から垂設される縦枠部分に、弾性を有する多数
の挿入溝(14)が、互いの縦枠のそれぞれの位置に相
応するように形成される胴体(10)を備え、この胴体
(10)の挿入溝(14)には、採乳台(20)が回動
自在に挿入,結合される。この採乳台(20)は、その
両端にキャップ(21a)が被せられる挿入部(21)
が形成され、その下面にガイド顎部(22)が突出する
ように形成される。このガイド顎(22)には、一端に
締結溝(32)が形成された締結部(34)が、他の端
には結合顎(35)と収容溝(36)が一体に形成され
た多数の王椀(30)が締結され、前記王椀(30)の
結合顎(35)には保護キャップ(30a)が結合され
る構成とするものである。
【0013】また、前記採乳台(20)の下面には、内
部に挿入棒(301)と掛け溝(302)を備える差し
込み溝(304)が形成された多数の固定部(300)
が取付けられ、この固定部(300)は、王椀(30)
の締結部(34)が外周縁に掛け突起(306)が形成
されて切開される差し込み部(308)から構成されて
おり、この差し込み部(308)と前記固定部(30
0)とが相互に結合される構成とするものである。
【0014】また、前記採乳台(20)は、内部に形成
された空間部と、下面が切開されているガイド溝部(2
0a)を備え、このガイド溝部(20a)に、前記王碗
(30)に備える締結部(34)の掛け突起部(20
b)が挿入,係合されて相互に結合される構成とするも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る採乳
框を示した概略的な斜視図、図2は本発明の使用状態を
示した概略的な要部の斜視図、図3は図2により採乳台
に王椀の結合された状態を示した概略的な要部の断面図
2ある。図において、採乳框1は、上端の長手方向両側
に、巣箱(図示せず)の上端に掛かるように載置顎12
が形成されるとともにこの両端近傍から垂設される縦枠
に弾性を有する多数の挿入溝14が相互に相応する位置
に合成樹脂材で成形される胴体10を備えている。この
胴体10の挿入溝14には採乳台20が取付けられる。
すなわち、採乳台20は、両端にキャップ21aがかぶ
せられる挿入部21が形成され、その下面にガイド顎部
22が突出されるように形成されている。取付けにあた
っては、前記挿入部21にキャップ21aを被せて、こ
の部分を前記胴体10の挿入溝14にその両端を挿入す
る。これにより採乳台20は、両端の挿入部21を回動
軸として回動可能に取付けられる。
【0016】採乳台20のガイド顎22には、その一端
に締結溝32が形成された締結部34が、他端には、結
合顎35とローヤルゼリーが充填される収容溝36が一
体に形成された王椀30が締結される。また、前記王椀
30の結合顎35には透明な保護キャップ30aが被せ
られる。
【0017】図4は本発明の採乳台と王椀の別の実施の
形態を、図5は図4により結合された状態の要部の断面
を示す図である。図において、胴体10の挿入溝14に
て締結される採乳台20の下面には多数の固定部300
が取付けられる。この各固定部300は、挿入棒301
と内部に掛け溝302が形成された差し込み溝304が
形成されている。そして、各固定部300には、王椀3
0の締結部34が外周縁に前記掛け溝302が符合され
る掛け突起306が形成され切開される差し込み部30
8から構成され結合され、王椀30の結合顎35には保
護キャップ30aが被せられる。
【0018】図6は本発明の採乳台と王椀のまた別の実
施の形態を示す図であり、図7は図6により結合された
状態の要部の断面図である。図において、この実施の形
態における採乳台20は、内部に空間部が形成され、そ
の下面には幅方向略中間位置にその長手方向にわたって
切開されたガイド溝部20aが形成されている。王碗3
0には、このガイド溝部20aに挿入可能なような掛け
突起部20bがその締結部34に形成されている。王椀
30の結合顎35には保護キャップ30が被せられる。
採乳台20は、前記実施の形態と同様に、胴体10の挿
入溝14に回動可能に挿入取付けられる。
【0019】図8は本発明の王椀が保管される状態を図
8した概略図で、所定の時間、この場合は約48〜72
時間が経過し、前記王椀30の収容溝36にローヤルゼ
リーが充填されると、王椀30の結合顎35に透明な保
護キャップ30aを被せ、採乳台20から王椀30を離
脱させた後、合成樹脂材等にて形成される保管ケース2
に挿入し、この状態で運搬可能とする。また保管の場合
には、−15〜−20℃で冷凍保管される。前記保管ケ
ース2には、王椀30内に充填されたローヤルゼリーを
消費者が簡単に取り出せるように小型のスプーン様の棒
等を備えてもよい。
【0020】前記のような本発明のローヤルゼリーの採
取と保管方法及びその採乳框を添付の図面を参照に、よ
り具体的に説明する。まず、採乳台20の両端にキャッ
プ21aが被せられて形成された挿入部21を、図1及
び図2,図3に示すように胴体10の挿入溝14に挿入
し、この挿入された採乳台20を、図2に示すように下
面に形成されたガイド顎部22が一側に向かうように挿
入溝14部分で回動させた後、前記ガイド顎部22に、
王椀30の締結部34に形成された締結溝32を弾力的
に押し込むと合成樹脂材で形成された王椀30が採乳台
20のガイド顎部22に締結される。あるいは、前記胴
体10の挿入溝14に採乳台20を先に挿入させるので
はなく、採乳台20のガイド顎22に多数の王椀30の
締結部34を先に締結した後に、採乳台20を胴体10
の挿入溝14に挿入するようにしてもよい。
【0021】前記、ガイド顎22に多数の王椀30の締
結を終えると、王椀30の収容溝36に幼虫を挿入し、
再び採乳台20を回動させ、王椀30の収容溝36が下
側に向かうように位置させ、巣箱100内に胴体10の
載置顎12を利用して採乳框1を挿入,載置し収容す
る。前記、胴体10の挿入溝14部分で、採乳台20の
挿入部21が円滑に回動できるのは、採乳台20の両端
部の挿入部21に被せられたキャップ21a部分が回転
するからである。また、このキャップ21aにより、回
転により生じる摩耗等も防止することができる。
【0022】前記のように、採乳框1の王椀30の内部
に幼虫を挿入しておくと、働き蜂が蜂蜜と花粉を摂取し
た分泌物、つまりローヤルゼリーを幼虫のために王椀3
0の内部に分泌する。これにより、王椀30の内部にロ
ーヤルゼリーが順次、充填される。内部の幼虫は、ロー
ヤルゼリーが充填される過程でローヤルゼリーにより押
されながら、その上面に上昇してゆく。このローヤルゼ
リーが充填される過程で、働き蜂の分泌物により王椀3
0の下側に、図3に示すように、蜜蝋部(A)が形成さ
れる。
【0023】前記、王椀30にローヤルゼリーが充満さ
れる過程で形成される蜜蝋部(A)の端に、働き蜂が往
来できる大きさの穴(A′)が形成された場合に、ロー
ヤルゼリーの充填が完了したことが分かる。この時期が
過ぎ、蜜蝋部(A)が完全に密封されると、王椀30に
挿入されていた幼虫が、生殖機能を有しながら充填され
たローヤルゼリーを摂取してしまう。
【0024】前記のように幼虫がローヤルゼリーを摂取
できず王椀30にローヤルゼリーが充填される所要時間
は大略48〜72時間程度である。この時間経過後に、
王椀30の収容溝36にローヤルゼリーが充填され、蜜
蝋部(A)が形成されると、採乳框1を巣箱100内か
ら引出し、各々の王椀30の結合顎35に図3に示すよ
うに、蜜蝋部(A)の外周面に保護キャップ30aを被
せ、採乳台20のガイド顎22から王椀30の締結部3
4を離脱させ、図8に示すように、合成樹脂等で形成さ
れた保管ケース2に挿入し冷凍保管する。これにより、
採取された状態のままの純粋なローヤルゼリーを得るこ
とができる。
【0025】前記、王椀30を採乳台20から離脱させ
る前に保護キャップ30aを先にかぶせる過程を説明し
たが、採乳台20から王椀30を離脱させた後、保護キ
ャップ30aを被せてもよい。前記、王椀30に充満さ
れたローヤルゼリーを最も理想的に保管できる温度は約
−15〜−20℃程度である。この温度帯が、ローヤル
ゼリーの栄養分である活性成分を破壊せずに半永久的に
保管できる条件である。このように、保管ケース2に挿
入した状態で保管し、運搬を行う。前記保管ケース2に
は、王椀30内に充填されたローヤルゼリーを消費者が
容易に摂取できるように棒様のスプーン等を備えるよう
にする。前記のような保管状態において、ローヤルゼリ
ーを摂取する際には、一つのカプセル形式に保管された
王椀30を保管ケース2から引出した後、保管ケース2
に具備される前記スプーン等で、王椀30の内部に充填
されたローヤルゼリーを取り出す。これにより、消費者
は所望の量のローヤルゼリーを取り出し、摂取すること
かできる。
【0026】一方、図4,図5及び図6,図7は別の実
施の形態を示したものであり、この実施の形態では、ロ
ーヤルゼリーを採取して保管する方法は上述の実施の形
態と同様であるが、ローヤルゼリーを採乳するための過
程が異なる。つまり、図4及び図5に示すように、胴体
10の挿入溝14に挿入,締結される採乳台20の下面
に、挿入棒301と内部に掛け溝302が形成され差し
込み溝304が形成された多数の固定部300が取付け
られる。この取付けられた固定部300には、王椀30
の締結部34が差し込まれて結合されるが、この緊結部
34は、外周縁にかけて突起306が形成されて、切開
されている。この緊結部34が前記固定部300に結合
されることから、上述の実施の形態における王椀30に
比べ、更に緊密に締結されるようになっている。
【0027】また、図6及び図7に示す例では、胴体1
0の挿入溝14に締結される採乳台20は、内部に空間
部が形成され、また、下面が切開されたガイド溝部20
aが形成されている。そして、このガイド溝部20aに
挿入可能なように、王椀30の締結部34には突起部2
0bが形成され、この突起部20bと前記ガイド溝20
aが係合して締結される。このような構成により、王椀
30を締結して離脱させる作業を、上述の実施の形態に
おける王椀30に比べて、作業が便利なように構成され
ている。
【0028】なお、前記説明の実施の形態は単に例示的
なものに過ぎず、本発明は、当業者においては多様な実
施の形態をとりうるものであることは当然である。
【0029】
【発明の効果】以上説明のように本発明に係るローヤル
ゼリー採取用採乳框においては、異物質などの混入によ
って希釈されていない純粋なローヤルゼリーを採取で
き、また、ローヤルゼリーの原型状態をそのまま保存可
能とし、活性成分の破壊なしに保管できるようになる。
したがって、消費者に対して自然そのままの新鮮かつ高
品質で信頼のおけるローヤルゼリーを供給することが可
能となる。また、消費者は所望する量だけのローヤルゼ
リーを取り出して摂取することができる等の様々な優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の採乳框を図示した概略的な斜視図であ
る。
【図2】本発明の採乳框の使用状態を図示した概略的な
要部の斜視図である。
【図3】図2により採乳台に王椀が結合された状態を図
2した概略的な要部の断面図である。
【図4】本発明の採乳台と王椀の別の実施の形態を示す
図である。
【図5】図4により結合された状態の要部の断面図であ
る。
【図6】本発明の採乳台と王椀のまた別の実施の形態を
示す図である。
【図7】図6により結合された状態の要部の断面図であ
る。
【図8】本発明の王椀が保管されている状態を図示した
概略図である。
【図9】従来のローヤルゼリーを採取するための一実施
例を図示した概略的な要部の斜視図である。
【図10】従来のローヤルゼリーを採取するための他の
例を図示した概略的な要部の斜視図である。
【符号の説明】
1採乳框 2保管ケース 10胴体 12載置顎 14挿入溝 20採乳台 20aガイド溝部 20b掛け突起部 21挿入部 21aキャップ 22ガイド顎部 30王椀 30a保護キャップ 32締結溝 34締結部 35結合顎 36収容溝 300固定部 301挿入棒 302掛け溝 304差し込み溝 306掛け突起 308差し込み部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巣箱内に挿入されローヤルゼリーを採取
    するために使用される採乳框において、上側の両端に載
    置顎(12)が形成され、その下部に弾性を有する多数
    の挿入溝(14)がお互いに相応するように形成される
    胴体(10)と;この胴体(10)の挿入溝(14)に
    は、両端にキャップ(21a)が被せられる挿入部(2
    1)が形成され、その下面にガイド顎部(22)が突出
    するように形成された多数の採乳台(20)が回動でき
    るように結合され、;前記ガイド顎(22)には一端に
    締結溝(32)が形成された締結部(34)が、他の端
    には結合顎(35)と収容溝(36)が一体に形成され
    た多数の王椀(30)が締結され、;前記王椀(30)
    の結合顎(35)には保護キャップ(30a)が結合さ
    れることを特徴とするローヤルゼリー採取用採乳框。
  2. 【請求項2】 前記採乳台(20)の下面には挿入棒
    (301)と内部に掛け溝(302)が形成され差し込
    み溝(304)が形成される多数の固定部(300)が
    形成され、この固定部(300)には王椀(30)の締
    結部(34)が外周縁に掛け突起(306)が形成され
    切開される差し込み部(308)から構成され相互結合
    されることを特徴とする請求項記載のローヤルゼリー
    採取用採乳框。
  3. 【請求項3】 前記採乳台(20)は内部に空間部を形
    成して下面が切開されているガイド溝部(20a)が形
    成され、このガイド溝部(20a)に挿入されるように
    王椀(30)の締結部(34)に掛け突起部(20b)
    が形成され相互結合されることを特徴とする請求項
    載のローヤルゼリー採取用採乳框。
JP10265150A 1998-02-03 1998-09-18 ローヤルゼリー採取用採乳框 Expired - Fee Related JP3084524B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR2019980001145U KR200174140Y1 (ko) 1998-02-03 1998-02-03 양봉용 채유광
KR1998/U1145 1998-02-03
KR1019980002987A KR100265952B1 (ko) 1998-02-03 1998-02-03 로얄제리 채취와 그 보관방법
KR1998/P2987 1998-02-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11225607A JPH11225607A (ja) 1999-08-24
JP3084524B2 true JP3084524B2 (ja) 2000-09-04

Family

ID=26633392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10265150A Expired - Fee Related JP3084524B2 (ja) 1998-02-03 1998-09-18 ローヤルゼリー採取用採乳框

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3084524B2 (ja)
CN (1) CN1106791C (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2477043C9 (ru) * 2011-03-30 2013-11-27 Анатолий Николаевич Верещагин Способ изготовления маточных мисочек с зауженной горловиной и шаблон для его осуществления
CN104904624B (zh) * 2015-05-06 2017-07-28 长兴意蜂蜂业科技有限公司 一种王浆条用平面放置框
CN105766701A (zh) * 2016-03-24 2016-07-20 夏继往 一种蜂王台组件排、蜂王台组件及其使用方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN87200752U (zh) * 1987-01-22 1987-12-02 浙江农业大学 一种用于生产蜂王浆的全塑台基条
CN2079863U (zh) * 1990-12-19 1991-07-03 浙江省东海蜂业联合公司 全塑台基条
CN2094198U (zh) * 1991-03-20 1992-01-29 张士元 多功能王台巢脾

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11225607A (ja) 1999-08-24
CN1106791C (zh) 2003-04-30
CN1228251A (zh) 1999-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Somerville Honey bee nutrition and supplementary feeding
JP3845656B1 (ja) 雄蜂の子の生産方法及び蜂巣箱
Nelson et al. Growth and feeding of honeybee larvae
WO2018066776A1 (ko) 왕완, 왕완을 이용한 산란틀 및 이를 이용한 로얄제리 생산용 산란프레임 또는 여왕벌 양성용 산란프레임
US20150181841A1 (en) Production device for queen bee and royal jelly
KR100658428B1 (ko) 로얄제리 채취를 위한 양봉용 이충기의 채유육아광
JP3084524B2 (ja) ローヤルゼリー採取用採乳框
WO2003086062A1 (fr) Dispositif de raffinage de gelee royale
Johansson et al. Feeding honeybees pollen and pollen substitutes
KR102554257B1 (ko) 먹이공급이 편리한 벌통용 먹이공급판
WO2004075661A1 (ja) ローヤルゼリーの精製方法及びその装置
Rana et al. A comparison of the quality of hatchery-reared Oreochromis niloticus and O. mossambicus fry
Elliston Hummingbirds
KR100265952B1 (ko) 로얄제리 채취와 그 보관방법
JP2003304773A (ja) ローヤルゼリーの精製装置及びこの精製装置に用いるクリップ装置、並びにチューブ絞り用装置
Vásquez et al. Nursing and feeding behaviour of confined red deer (Cervus elaphus scoticus) in the Mexican highlands
Musulmonovich Save Food for Bees
Seshadri et al. Feeding Honey Bees In Colorado
CN107969576B (zh) 一种斑蝥幼虫的人工饲料及其制备方法和应用
Dyer et al. Western bean cutworm laboratory rearing manual
JP2003079330A (ja) ローヤルゼリーの精製方法及びその装置
WO2004045276A1 (ja) ローヤルゼリーの精製用器具
Hamdan How to raise a queen bee by the Hopkins method
Withers Simple Queen Rearing
Tegart Two-queen hive management using package bees in the Peace River area, Alberta, Canada

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees