JP3084505B2 - 揺動絵画 - Google Patents

揺動絵画

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JP3084505B2
JP3084505B2 JP06313817A JP31381794A JP3084505B2 JP 3084505 B2 JP3084505 B2 JP 3084505B2 JP 06313817 A JP06313817 A JP 06313817A JP 31381794 A JP31381794 A JP 31381794A JP 3084505 B2 JP3084505 B2 JP 3084505B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動源のオルゴ−ルか
ら突出した回転クランク軸で揺動運動する揺動絵画に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来実開昭50−103785号公報のように、
人形や動物を模した絵柄板をオルゴ−ルの伝動軸に取り
付けて、絵柄板の胴部に対して脚部を回動自在に枢支し
て絵柄板を伝動軸で振動させる舞踊人形が提案されてい
る。しかし、この舞踊人形では脚部の座屈よる動きとそ
れに関連する胴部の動きに偶然性があって面白味がある
が、伝動軸の位置の自由度には制約があり、又、伝動軸
アクションの周期も一定である為、オルゴ−ルの取付位
置や伝動軸位置に合わせた人形レイアウト、構図等、デ
ザイン上の制約がつきまとってしまう欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、伝動軸の位置の自由度には制約があり、又、伝動
軸アクションの周期も一定である為、オルゴ−ルの取付
位置や伝動軸位置に合わせた人形レイアウト、構図等、
デザイン上の制約がつきまとってしまうことである。本
発明の目的は上記欠点に鑑み、回転クランク軸の位置に
制約されずに多様のデザイン絵柄に合った揺動が得られ
る揺動絵画を提案することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は前記目的を達
成するために、請求項1に関わる発明は、駆動源より突
出する回転クランク軸と、少なくとも1つの支持軸を突
出させたバックボードと、任意の位置に前記バックボー
ドに突出させた支持軸と係合すると共に長孔を備え形象
の描いてある透明の揺動板とを有し、前記長孔に前記
回転クランク軸を挿入し、この回転クランク軸の回転に
より前記揺動板が前記支持軸に支持された支持点を中心
に揺動することを要旨とするものである。請求項2に係
わる発明は、前記揺動板と一点で回転自在に連結され、
任意の位置に前記バックボードに突出させた他の支持軸
に回転自在に支持されて、前記揺動板の揺動に伴って揺
動する連結板を有することを要旨とするものである。請
求項3に係わる発明は、駆動源をオルゴールとしたこと
を要旨とするものである。請求項4に係わる発明は、
回転クランク軸は前記オルゴールの回転ドラムの回転
軸を延設して形成されたことを要旨とするものである。
【0005】
【作用】 請求項1に係る揺動絵画によれば、揺動板5
が支持軸10に支持された支持点を中心に長孔5bと回転ク
ランク軸3の先端3aで左右に揺動されるので、回転クラ
ンク軸3の位置に制約されず、支持軸10の位置を変える
ことにより、透明の揺動板5の揺動動作が変わるので、
バックボードの絵柄と揺動板の形象物の絵柄のデザイン
に合わせた動作となるように支持軸10の位置を設定出来
る。請求項2に係る揺動絵画によれば、揺動板5と連結
板6が鳩目12等で連結されていると、揺動板5と連結板
6で多様な情景が描写出来る。請求項3に係る揺動絵画
によれば、揺動動作と共に音曲が楽しめる。請求項4に
係る揺動絵画によれば、オルゴールの回転軸の有効活用
によって部品点数を削減出来る。
【0006】
【実施例】以下、図示の実施例で本発明を説明する。図
1から図7は第1実施例で、図1は揺動絵画の正面図、
図2は揺動絵画の要部断面側面図、図3はオルゴ−ルの
拡大要部断面側面図、図4はオルゴ−ルの拡大要部断面
正面図、図5は揺動板の正面図、図6は連結板の正面
図、図7は揺動絵画の正面動作説明図である。
【0007】揺動絵画は、バックボ−ド1の裏面の一側
に突出された筐1aに全舞式のオルゴ−ルからなる駆動源
2が固定されている。駆動源2より突出する回転クラン
ク軸3の先端3aはバックボ−ド1の大径の透孔1bから前
面1cに突出されている。バックボ−ド1の前面1cの四隅
には台部1dが突出形成されて透明のフロントプレ−ト4
が取り付けられている。バックボ−ド1の前面1cの任意
の位置に穴が穿設されて支持軸10、11が突出するように
固定されている。支持軸10には透明の揺動板5の透孔5a
が挿入されている。揺動板5には長孔5bが穿設されて回
転クランク軸3の先端3aが挿入されている。支持軸11に
は透明の連結板6の長孔6aが挿入されている。揺動板5
と連結板6には夫々透孔5c、6bが穿設されて鳩目12で回
動自在に連結されている。
【0008】バックボ−ド1の前面1cと揺動板5と連結
板6には夫々形象物13、14、15が描かれたり、形象物が
描かれた紙板が貼着されている。バックボ−ド1の前面
1cには形象物13として人形の腰より下側が描かれてい
る。揺動板5には形象物14として人形の腰より上側が描
かれている。連結板6には形象物15として竿に多数の提
燈が吊された絵柄が描かれている。
【0009】全舞式のオルゴ−ルからなる駆動源2は、
フレ−ム7上に香箱16が固定されて香箱16内の図示しな
い全舞の一端が香箱16に、全舞の他端が全舞巻上げ軸17
に夫々係止されている。香箱16の側壁とフレ−ム7の突
出堤7aには回転ドラム18が固定されたドラム軸を兼ねた
回転クランク軸3が軸承され、回転クランク軸3に固定
された歯車19は香箱16内の全舞巻上げ軸17に回り止め嵌
合された歯車に噛合されている。回転ドラム18の一端に
は平歯車20が固定されて平歯車20と調速機21の間に減速
歯車輪列の歯車22、23が設けられて回転ドラム18は全舞
駆動源で調速機21で調速されて回転される。フレ−ム7
上には振動板24がビス25で固定されている。回転ドラム
18に固定された複数本のピン26が振動板24の弁に臨まさ
れている。フレ−ム7から下方に突出された全舞巻上げ
軸17には巻き鍵27が螺合されている。
【0010】駆動源2の動作は、巻き鍵27が回動されて
全舞が巻き上げられる。全舞が調速機21で徐々に巻きほ
どけると、回転ドラム18が回転されてピン26で振動板24
の弁が弾かれてオルゴ−ルが鳴奏される。回転ドラム18
が回転される時、回転クランク軸3が回転される。回転
クランク軸3が回転されると、先端3aが図1で時計方向
に回転されて円運動となる。
【0011】揺動絵画の動作は、図1の回転クランク軸
3の先端3aが実線の垂直上方の時、揺動板5は水平位置
にあり、揺動板5が2点鎖線のように傾斜して回転クラ
ンク軸3の先端3aは角度90゜時計方向に回転された状
態である。揺動板5が図7の実線の時回転クランク軸3
の先端3aは垂直下方位置となり、図7の2点鎖線の時回
転クランク軸3の先端3aは図1の垂直上方位置から角度
315゜時計方向に回転された状態である。
【0012】前記のように揺動板5が支持軸10に支持さ
れた支持点を中心に長孔5bと回転クランク軸3の先端3a
で左右に揺動されると、連結板6は鳩目12で揺動板5に
連結されているから、連結板6が揺動する鳩目12に支持
された支持点を中心に支持軸11と長孔6aに係合されたま
ま左右方向と上下方向に揺動される。前記揺動板5の左
右の揺動と、連結板6の左右方向と上下方向の揺動で、
バックボ−ド1の形象物13としての人形の腰より下側の
絵柄に対して揺動板5の形象物14としての人形の腰より
上側の絵柄が揺動し、連結板6の形象物15としての竿に
多数の提燈が吊された絵柄を支えている情景が描写され
る。更にバックボ−ド1の形象物13を背景とし、揺動板
5の形象物14と連結板6の形象物15が前景となるので立
体感を持たすことが出来る。
【0013】前記支持軸10と支持軸11の位置を変えるこ
とにより、揺動板5と連結板6の揺動動作が変わるの
で、形象物の絵柄のデザインに合わせた動作となるよう
に支持軸10と支持軸11の位置を設定してもよく、回転ク
ランク軸3の位置に制約されない。駆動源2をオルゴ−
ルとすると、揺動動作と共に音曲が樂しめる。回転クラ
ンク軸3がドラム軸を兼ねると、部品点数を削減出来
る。前記揺動板5の長孔5bのストレ−ト部は波形に形成
して揺動板5の揺動動作を細かく動きを合わせた揺動と
してもよい。
【0014】揺動絵画が前記のように構成されると、オ
ルゴ−ルの鳴奏と共に、バックボ−ド1の形象物13の背
景と、揺動板5の形象物14と連結板6の形象物15の前景
で立体感のある情景を見て樂しむことが出来る。更に任
意の位置の支持軸10で揺動板5を枢支して長孔5bに固定
位置の回転クランク軸3の先端3aを挿通したので、回転
クランク軸3の位置に制約されずに多様のデザイン絵柄
に合った揺動が得られる。
【0015】図8は第2実施例で、図8は揺動絵画の正
面図である。
【0016】第2実施例の揺動絵画では、連結板が省略
されて一枚の揺動板5′に形象物が描かれている。揺動
板5′には回転クランク軸3の先端3aが挿通される長孔
5dと支持軸10が挿入される透孔5aと支持軸11が挿入され
る長孔5eが夫々穿設されている。長孔5eは省略してもよ
い。
【0017】図8では太い実線の揺動板5′は回転クラ
ンク軸3の先端3aが垂直上方で長孔5dに挿通された状態
で、細い実線は回転クランク軸3が角度90゜時計方向
に回転された状態で、細い1点鎖線は回転クランク軸3
が角度180゜時計方向に回転された状態で、細い2点
鎖線は回転クランク軸3が角度315゜時計方向に回転
された状態である。
【0018】前記説明では、揺動板一枚や揺動板と連結
板の二枚で構成するように述べたが、三枚以上とし、よ
り複雑な情景を描写してもよい。前記説明では、駆動源
として全舞式のオルゴ−ルを図示したが、電動式のオル
ゴ−ルとしてもよい。前記説明の透明のフロントプレ−
ト4に前景を描いて組み合わせてもよい。
【0019】
【発明の効果】 本発明は上述のように構成されると、
ックボードの形象物の背景と、揺動板の形象物の前景
で立体感のある情景を見て楽しむことが出来る。更に任
意の位置の支持軸で揺動板を枢支して長孔に固定位置の
回転クランク軸の先端を挿通したので、回転クランク軸
の位置に制約されずに多様のデザイン絵柄に合った揺動
が得られる等優れた効果を奏する揺動絵画を提供するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、揺動絵画の正面図である。
【図2】同揺動絵画の要部断面側面図である。
【図3】同オルゴ−ルの拡大要部断面側面図である。
【図4】同オルゴ−ルの拡大要部断面正面図である。
【図5】同揺動板の正面図である。
【図6】同連結板の正面図である。
【図7】同揺動絵画の正面動作説明図である。
【図8】第2実施例で、揺動絵画の正面図である。
【符号の説明】
1 バックボ−ド 2 駆動源 3 回転クランク軸 10、11 支持軸 5 揺動板 5b 長孔 6 連結板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63H 13/04 G09F 27/00 G10F 1/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源より突出する回転クランク軸と、
    少なくとも1つの支持軸を突出させたバックボードと、
    任意の位置に前記バックボードに突出させた支持軸と係
    合すると共に長孔を備え形象物の描いてある透明の揺動
    板とを有し、前記長孔に前記回転クランク軸を挿入し、
    この回転クランク軸の回転により前記揺動板が前記支持
    軸に支持された支持点を中心に揺動することを特徴とす
    る揺動絵画。
  2. 【請求項2】 前記揺動板と1点で回転自在に連結さ
    れ、任意の位置に前記バックボードに突出させた他の支
    持軸に回転自在に支持されて、前記揺動板の揺動に伴っ
    て揺動する連結板を有することを特徴とする請求項1記
    載の揺動絵画。
  3. 【請求項3】 前記駆動源はオルゴールであることを特
    徴とする請求項1または2記載の揺動絵画。
  4. 【請求項4】 前記回転クランク軸は前記オルゴールの
    回転ドラムの回転軸を延設して形成されたことを特徴と
    する請求項記載の揺動絵画。
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