JP3084455U - 給水管又は給湯管の凍結防止構造 - Google Patents

給水管又は給湯管の凍結防止構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冬季における寒冷地でのポリブテン管の凍結
防止と、万一、ポリブテン管が凍結により破損した場
合、交換修理が簡単にできる保温管に関する。 【解決手段】 ポリエチレン樹脂材などにより全体を
蛇腹状の凹凸部を設けた可撓性を有するさや管33の内
部に、合成樹脂材、特にポリブテン系樹脂材により形成
した流水管31を挿通し、前記さや管33の外側に、流
水管の凍結を防止するために自己制御型ヒーター線37
を挿通した合成樹脂材により形成したヒーター管38を
位置させ、該ヒーター管と、前記さや管との外周面に、
ポリウレタンなどの発泡樹脂材により形成した断熱管3
9を被覆して形成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、合成樹脂材、特にポリブテン又は架橋ポリエチレンにより流水管を形 成した給水管又は給湯管の凍結防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、給水管、給湯管又は排水管には、金属製の鋼管が最も一般的に使用さ れていたが、最近では、合成樹脂材管も多く使用されている。
【0003】 すなわち、金属製の鋼管では、長期間使用すると管が腐食して脆くなり、したが って、少しの衝撃でも管にひびが入りやすく濾水の原因となる。また、鋼管は腐 食すると赤水の発生原因となる等、種々の不都合が生じるからである。
【0004】 一方、合成樹脂管には、多種多様の素材のものがあるが、特に、耐熱性に優れ、 柔軟性に富み、施工性に優れたポリブテン又は架橋ポリエチレンを用いて形成し たもの(以下、ポリブテン管という)は、長期間の使用によっても劣化し難い等 の利点があるので、著しく需要が増大している。
【0005】 このポリブテン管の配管のための接続方法は、例えば、プッシュロック工法によ り行われるが、プッシュロック工法とは、ポリブテン管の一端に、該ポリブテン 管を真円にして管の保持力を支えるためのスリーブ管を差込んだ後、該ポリブテ ン管の一端を専用の継手に圧入するだけで簡単に接続できるもので、熟練した技 術を必要とせず、短時間で簡単に配管工事を行うことができるものである。
【0006】 また、このポリブテン管は柔軟性に優れているため、さや管ヘッダー工法といわ れる配管が可能で、例えば、水道本管から住宅内へ配管する場合には、長手方向 に凹凸部を設けて蛇腹状にすることで柔軟性をもたせさや管7内に、ポリブデン 管1を挿通して保護した状態で、地中に埋設した分岐管から止水栓および量水器 を介してマニホルド(図示せず)に接続し、該マニホルドからそれぞれ台所、洗 面所、風呂場、便所などに独立したポリブテン管1を直接配管できるので、鋼管 における分岐工法と異なり、非常に効率的なものである。
【0007】 すなわち、図1に示すごとく、ポリブテン管1を挿通したさや管7全体を床スラ ブXに這わせて配管するだけで済むため、配管作業を大変簡単に行うことができ る。
【0008】 ところで、冬季、特に寒冷地の夜間などは、外気温が−25℃ぐらいまで低下し 、屋外の立ち上がり部分や前記床スラブX部分は外気に曝されているため、長時 間水道水の使用が停止すると、ポリブテン管1内の水の保有熱が叙々に奪われ凍 結することがある。
【0009】 したがって、ポリブテン管1の凍結を防止するため、図2に示すような、ポリブ テン管1の外周面全体をポリウレタンなどの発泡性合成樹脂材により形成した断 熱管5で被覆して形成した保温管Aが使用するされる。
【0010】 さらには、図3に示すごとく、一旦前記さや管7にポリブデン管1を挿通し、該 さや管7の外周面全体をポリウレタンなどの発泡性合成樹脂材により形成した断 熱管5で被覆して形成した保温管Bを使用する場合もある。
【0011】 しかし、凍結は、水温が低下し0℃以下になると凍りはじめ、その後−4℃にな るまで凍結しながら体積膨張する。したがって、前記保温管Aや保温管Bによる だけでは不十分な場合があり、ポリブテン管1が凍結してしまう恐れがある。仮 に、ポリブテン管1が凍結してしまうと、図4に示すごとく、管の弱い部分が膨 張して突出したり、管が破裂してしまい、保温管Aでは破片が断熱管5の内周面 に突き刺さってしまい、保温管A全体を交換しなければならない。保温管Bにお いては、凍結により膨張または破裂したポリブテン管1をさや管7より取り出さ すことは可能であるが、やはり新しいポリブテン管1に交換する修理に要する労 力と費用は大変なものである。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、冬季の寒冷地におけるポリブテン管の凍結を予めほぼ完全に防 止することができ、安全に使用できる給水管又は給湯管の凍結防止構造を提供す ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、合成樹脂材により形成した流水管の外周に、内部にヒーター 線を挿通したヒーター管を並置し、該ヒーター管と前記流水管の表面を、発泡樹 脂材により形成した断熱管で被覆したことを特徴する給水管又は給湯管の凍結防 止構造であることを特徴とする。したがって、ヒーター線の加熱効果と断熱管の 保温効果とにより冬季における寒冷地の流水管の凍結を防止できる。
【0014】 請求項2の考案は、長手方向に凹凸部を設けて蛇腹状に形成されるさや管の内部 に、合成樹脂材により形成した流水管を挿通し、前記さや管の外周に、内部にヒ ーター線を挿通したヒーター管を並置し、該ヒーター管と前記さや管の表面を、 発泡樹脂材により形成した断熱管で被覆したことを特徴とする給水管又は給湯管 の凍結防止構造であることを特徴とする。したがって、ポリブデン管(流水管) がさや管により保護されて施工上の安全性が図れると共に、ヒーター線の加熱効 果と断熱管の保温効果とにより冬季における寒冷地の流水管の凍結を防止できる 。
【0015】 請求項3の考案は、長手方向に凹凸部を設けて蛇腹状に形成される大径な管体の 外周に、同様に長手方向に凹凸部を設けて蛇腹状に形成される小径な管部を一体 的に形成し、前記管体の内部には合成樹脂材により形成した流水管を、前記管部 の内部にはヒーター線をそれぞれ挿通し、該管体と該管部との接合部分を一部開 口して連通口を設けると共にそれらの表面を発泡樹脂材により形成した断熱管で 被覆した給水管又は給湯管の凍結防止構造であることを特徴とする。したがって 、ポリブデン管(流水管)がさや管により保護されて施工上の安全性が図れると 共に、ヒーター線の加熱空気が直接さや管内に流入することで流水管をより加熱 する効果と、断熱管の保温効果とにより、冬季における寒冷地の流水管の凍結を ほぼ完全に防止できる。
【0016】 請求項4の考案は、前記流水管は、ポリブテン又は架橋ポリエチレンを主素材と する合成樹脂材により形成されるものであることを特徴とする請求項1乃至請求 項3記載の給水管又は給湯管の凍結防止構造であることを特徴とする。請求項5 の考案は、前記ヒーター管及び前記管部は、ポリエチレン、ポリプロピレン又は ナイロンを主素材とする合成樹脂材により形成されると共に、前記ヒーター線は 自己制御型ヒーターである請求項1乃至請求項3記載の給水管又は給湯管の凍結 防止構造であることを特徴とする。請求項6の考案は、前記断熱管は、ポリウレ タン、ポリエチレン、ポリプロピレン又はEPDMを主素材とする発泡樹脂材に より、3mmから10mmの肉厚で形成される請求項1乃至請求項3記載の給水 管又は給湯管の凍結防止構造であることを特徴とする。請求項7の考案は、前記 さや管及び前記管体は、ポリエチレン、ポリプロピレン又はナイロンを主素材と する合成樹脂材により形成される請求項1乃至請求項3記載の給水管又は給湯管 の凍結防止構造であることを特徴とする。
【0017】
【考案の実施の形態】
本考案に係る第1の実施の形態である第1保温管を図5から7に基づいて説明す ると、図5は、ポリブテン管の一部破断した側面図、図6は、第1保温管の一部 破断した斜視図、図7は、第1保温管の断面図である。第1保温管20は、ポリ ブテン管21と内部にヒーター線25を挿通したヒーター管27と、前記ポリブ テン管21とヒーター管27の表面を被覆する断熱管29とにより構成されてい る。
【0018】 ポリブテン管21は、前記のごとく、耐熱性に優れ、柔軟性に富み、施工性に優 れたポリブテン又は架橋ポリエチレンを主素材とする合成樹脂材より形成され、 該ポリブテン管の表面外周には、図5に示すごとく、ポリブテン管21の切断を 容易にするための目印線22を一定間隔で設けて形成してある。このポリブテン 管21は、使用目的により13mmから27mmの外径を有するものが広く使用 されている。
【0019】 ヒーター管27は、全体を、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン又はナイロ ンを主素材とする合成樹脂材により、長手方向に凹凸を設けて蛇腹状に形成され ており、可撓性と十分な耐熱性を有するものである。このヒーター管27は、一 般的には、5mmから20mmの外径により、内部にヒーター線25を挿通して 、その発熱を外部に十分伝えられるものである。
【0020】 なお、ヒーター線25は、サーモスタット付ヒーター若しくは自己制御型ヒータ ーのどちらのヒーター線でも良いが、好ましくは、自己制御型ヒーターが良い。 自己制御型ヒーターを使用することで、特に凍結が予想される部分にのみヒータ ー管27を配管するなどポリブテン管21を効率良く暖めることができる。 また、サーモスタット付ヒーターの場合、設置部分によっては、ヒーターの表面 温度が上がり過ぎてポリブテン管21を損傷する可能性があるためである。
【0021】 29は断熱管で、全体を、例えば、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレ ン又はEPDMを主素材とする発泡性樹脂材により、約3mmから10mmの厚 さに形成してある。この断熱管29の厚さは、被覆するポリブテン管21の径、 または、設置する場所により相違する。
【0022】 断熱管29の肉厚が3mmより薄いと断熱効果が低下し、10mmより厚すぎる と、形成した保温管全体が嵩張り配管が困難と成ると共に、断熱管29のコスト が高くなり不経済である。
【0023】 このような第1保温管20は、ポリブテン管21と、内部にヒーター線25を挿 通したヒーター管27と並置し、断熱管29により表面を被覆して形成してあり 、ポリブテン管21とヒーター管27とが直接接しているためヒーター線26の 熱をポリブテン管21に直に伝えることができ、ポリブテン管21全体を暖める ことができる。
【0024】 さらには、このポリブテン管21とヒーター管27の表面を断熱管29により被 覆したことにより、ヒーター線の熱が外部に逃げるのを防止でき、より保温効果 を高めることができるので、冬季における寒冷地の夜間などでも、ポリブテン管 21の凍結を防止することができる。
【0025】 この第1保温管20は、ポリブテン管21と内部にヒーター線25を挿通したヒ ーター管27と断熱管28との少ない構成部品で形成することができるのでコス トが安価で経済的である。
【0026】 本考案に係る第2の実施の形態である第2保温管30を図8から10に基づいて 説明すると、図8は、さや管にポリブテン管を挿通した状態の一部破断した側面 図、図9は、第2保温管の一部破断した斜視図、図10は、第2保温管の断面図 である。
【0027】 第2保温管30は、ポリブテン管31と、該ポリブテン管を保護するさや管33 と、ヒーター線37を挿通したヒーター管38と、断熱管39とにより構成され ている。
【0028】 ポリブテン管31は、前記第1保温管20におけるポリブデン管21と同様のも のであるので、ここでは説明を省略する。
【0029】 さや管33は、図8に示すごとく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン又は ナイロンを主素材とする合成樹脂材により形成され、長手方向に凹凸を設けて蛇 腹状に形成され十分な可撓性を有するもので、該さや管33の内径は前記ポリブ テン管31を余裕をもって挿通可能なものである。 このさや管33内にポリブテン管31を挿通させると、該ポリブテン管31の表 面と、さや管33の凹凸部34の内面との間に第1空間部35を形成することが できる。
【0030】 また、ヒーター線37とヒーター管38および断熱管39は、前記第1保温管2 0におけるものと同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0031】 内部にヒーター線37を挿通したヒーター管38と、内部にポリブテン管31 を挿通したさや管33との外周面全体を断熱管39で被覆することにより、ヒー ター管38により加熱された空気の放熱を防止することができ、ポリブテン管2 1の凍結を防止することができる。
【0032】 さらに、第2保温管30においては、ポリブテン管31の表面と、さや管33の 凹凸部34との間第1空間部35が形成されることにより、ヒーター線37で暖 められたさや管33内の空気による保温効果を発揮することができる。
【0033】 また、第2保温管30では、ポリブテン管31をさや管33内に挿入して形成す ることにより、配管工事時などにおいて、工事作業者がポリブテン管31を踏ん だり、または、管上に物を落下したりすることよるポリブテン管31の破損や傷 付きを保護することができる。
【0034】 万一、ポリブテン管31が凍結し、ポリブテン管31が半径方向に膨張したり破 損してもポリブテン管31の外周面とさや管33との間に設けた第2空間部36 により突出部分を吸収することができるので、破損したポリブテン管31の交換 作業が容易であるという利点もある。
【0035】 本考案に係る第3の実施の形態である第3保温管を図11、12、13に基づい て説明すると、図11は第3保温管の断面図、図12は第2さや管の一部破断し た側面図、図13は第3保温管の一部破断した斜視図である。
【0036】 第3保温管40は、ポリブテン管41とヒーター線48、該ポリブテン管41と ヒーター線48とを挿通する第2さや管43と、断熱管49とにより構成される ものである。第3保温管40で使用されるポリブテン管41、ヒーター線48お よび断熱管49は、前記第1、2保温管20、30のそれと同様であるため、そ れぞれの説明は省略する。
【0037】 ここで、第2さや管43は、全体を、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン又 はナイロンを主素材とする合成樹脂材により、長手方向に凹凸を設けて蛇腹状に 形成され十分な可撓性を有するものである。 第2さや管43では、大径な管体44の外周に小径な管部46を長手方向に接合 し、該管体44と管部46の接合部分を開口し、連通口47を長手方向に形成し てある。
【0038】 そして、前記管体44内には、ポリブデン管41を、前記管部46内には、ヒー ター線48をそれぞれ挿通し、該管体44と該管部46との表面を、発泡樹脂材 により形成した断熱管49で被覆してある。
【0039】 第3保温管40においては、管部46内の空気と管体44内の空気が連通口47 を介して通じているため、ヒーター線48で暖められた管部46の空気が直接管 体44内に流入する。そのため、第2さや管43内の空気層をきわめて効率良く 暖めることができる。したがって、冬季における寒冷地の夜間などでも、ポリブ テン管41の凍結をほぼ完全に防止することができる。
【0040】 第3保温管40において、暖められた第2さや管43内の空気による保温効果も 発揮できること、第2さや管43によりポリブテン管41の破損や傷付きを保護 することができこと、万一、ポリブテン管41が凍結しても、ポリブテン管41 の交換作業が容易であるという点は、第2保温管50と同様である。
【0041】 第2さや管43は、管体46と管部46の射出一体成型が可能であり、その製造 はきわめて容易なものである。もちろん、管体46に管部46を接合し、該接合 部分を切開することにより連通口47を形成することもできる。 なお、連通口47の形状は、図示されたレール状のものに限定されることはなく 、長手方向に間隔を置いた複数の開口部を連続して形成するようなものであって も良い。
【0042】 以上の如く、本発明をいくつかの実施形態によって説明したが、それらを以っ て本発明を前記実施形態のみに限定するものではなく、この発明の精神を逸脱し ない限り種々の改変を加えて、多種多様の変更ができることはいうまでもない。
【0043】
【考案の効果】 【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、ポリブデン管とヒーター線を挿通したヒーター管とを断熱管 で被覆することで、ヒーター線でポリブデン管を暖め、断熱管で冷気遮断をする ことにより、冬季における寒冷地の流水管の凍結を防止できる。
【0044】 請求項2の考案は、さや管によりポリブデン管を衝撃から保護し、施工上の安全 性が図れると共に、さや管内の第1、2空間部の存在により、ポリブデン管の保 温効果に優れ、また、万一ポリブデン管が凍結した場合の修理作業が容易である との利点がある。したがって、冬季における寒冷地の流水管の凍結を防止できる 共に、凍結に対する対策も十分である。
【0045】 請求項3の考案は、ポリブデン管(流水管)がさや管により保護されて施工上の 安全性が図れると共に修理、交換対策も万全であり、管部のヒーター線による加 熱空気が管体内に直接流入することで流水管をより加熱する効果を発揮し、断熱 管の保温効果と相俟って、冬季における寒冷地の流水管の凍結をほぼ完全に防止 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】さや管を使用して床スラブにポリブテン管を配
管した状態を示す説明図である。
【図2】従来のA保温管の一部破断した斜視図である。
【図3】従来のB保温管の一部破断した斜視図である。
【図4】断熱管を装着したポリブテン管が膨張した状態
を示す断面図である。
【図5】ポリブテン管の一部切断した側面図である。
【図6】本考案の第1保温管の一部破断した斜視図であ
る。
【図7】第1保温管の断面図である。
【図8】さや管にポリブテン管を挿通した状態の一部破
断した側面図である。
【図9】本考案の第2保温管の一部破断した斜視図であ
る。
【図10】第2保温管の断面図である。
【図11】本考案の第3保温管の断面図である。
【図12】第2さや管の一部破断した側面図である。
【図13】本考案の第3保温管の一部破断した斜視図で
ある。
【符号の説明】
20 第1保温管 21 ポリブテン管 25 ヒーター線 27 ヒーター管 29 断熱管 30 第2保温管 31 ポリブテン管 33 さや管 34 凹凸部 35 第1空間部 36 第2空間部 37 ヒーター線 38 ヒーター管 39 断熱管 40 第3保温管 41 ポリブテン管 43 第2さや管 44 管体 45 凹凸部 46 小径管部 47 連通口 48 ヒーター線 49 断熱管

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材により形成した流水管の外周
    に、内部にヒーター線を挿通したヒーター管を並置し、
    該ヒーター管と前記流水管の表面を、発泡樹脂材により
    形成した断熱管で被覆したことを特徴する給水管又は給
    湯管の凍結防止構造。
  2. 【請求項2】 長手方向に凹凸部を設けて蛇腹状に形成
    されるさや管の内部に、合成樹脂材により形成した流水
    管を挿通し、前記さや管の外周に、内部にヒーター線を
    挿通したヒーター管を並置し、該ヒーター管と前記さや
    管の表面を、発泡樹脂材により形成した断熱管で被覆し
    たことを特徴とする給水管又は給湯管の凍結防止構造。
  3. 【請求項3】 長手方向に凹凸部を設けて蛇腹状に形成
    される大径な管体の外周に、同様に長手方向に凹凸部を
    設けて蛇腹状に形成される小径な管部を一体的に形成
    し、前記管体の内部には合成樹脂材により形成した流水
    管を、前記管部の内部にはヒーター線をそれぞれ挿通
    し、該管体と該管部との接合部分には一部開口して連通
    口を設けると共にその表面を発泡樹脂材により形成した
    断熱管で被覆したことを特徴とする給水管又は給湯管の
    凍結防止構造。
  4. 【請求項4】 前記流水管は、ポリブテン又は架橋ポリ
    エチレンを主素材とする合成樹脂材により形成されるも
    のであることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の
    給水管又は給湯管の凍結防止構造。
  5. 【請求項5】 前記ヒーター管及び前記管部は、ポリエ
    チレン、ポリプロピレン又はナイロンを主素材とする合
    成樹脂材により形成されると共に、前記ヒーター線は自
    己制御型ヒーターであることを特徴とする請求項1乃至
    請求項3記載の給水管又は給湯管の凍結防止構造。
  6. 【請求項6】 前記断熱管は、ポリウレタン、ポリエチ
    レン、ポリプロピレン又はEPDMを主素材とする発泡
    樹脂材により、3mmから10mmの肉厚で形成される
    ものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載
    の給水管又は給湯管の凍結防止構造。
  7. 【請求項7】 前記さや管及び前記管は、ポリエチレ
    ン、ポリプロピレン又はナイロンを主素材とする合成樹
    脂材により形成されるものであることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3記載の給水管又は給湯管の凍結防止構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005232960A (ja) * 2005-03-07 2005-09-02 Bridgestone Tire Nagano Hanbai Kk 給水・給湯管
JP2009236317A (ja) * 2008-03-05 2009-10-15 Bridgestone Tire Nagano Hanbai Kk 接続継ぎ手及びこれを用いた配管の施工方法

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