JP3084121U - 果実搾り器 - Google Patents

果実搾り器

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JP3084121U
JP3084121U JP2001005407U JP2001005407U JP3084121U JP 3084121 U JP3084121 U JP 3084121U JP 2001005407 U JP2001005407 U JP 2001005407U JP 2001005407 U JP2001005407 U JP 2001005407U JP 3084121 U JP3084121 U JP 3084121U
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仁 小片
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株式会社ジェミコ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搾り出した果汁の保存が容易で、とくに、ペ
ットボトルなどの小さい口径の容器への保存にも適した
果汁搾り器を提供する。 【解決手段】 果汁を溜める椀体1と、椀体1の中央に
上方に向けて突設された、複数の突条2aを有する略円
錐形状の搾汁体2とからなり、椀体1の底部及び/又は
搾汁体2の周壁に少なくとも2つの果汁流入口3を設
け、椀体1の底部に保存容器への着脱機構を備えた果汁
流出部1cを下方に向けて突設してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は果汁搾り器に関し、さらに詳しくは、搾り出した果汁の保存が容易な 果汁搾り器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の果汁搾り器は、図5に示すように、果汁を溜めるための椀体1と、略円 錐形状の頭部を持つ搾汁体2とからなり、椀体1の開口周縁部には果汁注ぎ口1 aが設けられ、搾汁体2の周壁には頂部から裾部に向けて次第に高くなる多数の 略三角形状の突条2aが放射線状に形成されている。このような搾り器での果汁 搾り出し作業は、横半分に切った柑橘系果実をその切り口から搾汁体2に押し付 けるようにして行う。
【0003】 しかしながら、上記形態の果汁搾り器では、搾り出した果汁をすぐに飲みたい とき、又は後で飲むために保存しておきたいときのいずれの場合も、いったん別 の容器に移す必要があり、手間がかかっていた。
【0004】 また、椀体1の果汁注ぎ口1aを介して別の容器に移しかえるときに、搾り器 を傾け過ぎると、果実の搾りカスが果汁と一緒に容器に落ちてしまうという不都 合があった。これを恐れるがあまり、傾ける角度を小さくし過ぎると、こんどは 搾り出した果汁をすべて容器に移すことができないという不都合もあった。
【0005】 さらに、ペットボトルのような小さい口径の容器に果汁を入れて保存したい場 合には、漏斗などを使って果汁がこぼれないように工夫するなどして果汁を移し かえる必要があり、さらに手間がかかっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、搾 り出した果汁の保存が容易で、とくに、ペットボトルなどの小さい口径の容器へ の保存にも適した果汁搾り器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の果汁搾り器は、果汁を溜める椀体と、前記 椀体の中央に上方に向けて突設された、複数の突条を有する略円錐形状の搾汁体 とからなり、前記椀体の底部及び/又は前記搾汁体の周壁に少なくとも2つの果 汁流入口を設け、前記椀体の底部に保存容器への着脱機構を備えた果汁流出部を 下方に向けて突設してなることを特徴としている。
【0008】 以上の構成により、前記搾汁体の果汁流入口から流入した果汁が、前記椀体の 果汁流出部を介して保存容器に直接流れ込むようになっているので、従来のよう な果汁の移しかえ作業を行わないでよく、手間が大幅に省ける。
【0009】 また本考案においては、前記搾汁体及び前記椀体は別々に成型されており、前 記搾汁体は前記椀体に対して着脱自在である。このように両者が別々に成型され ることで、これらを一体に成型するよりも製造コストが低減される。また、前記 搾汁体を前記椀体から取り外して前記椀体を別の用途に用いることができる。
【0010】 また本考案において、前記搾汁体の下端に少なくとも2つの凸部が形成される とともに、前記椀体の底面に少なくとも2つの凹部が形成されており、これら前 記搾汁体の凸部と前記椀体の凹部とが嵌合することで前記搾汁体が前記椀体に装 着されているので、着脱が容易である。また、前記椀体の凹部は有底であるため 、ここから果汁が下に漏れることがない。
【0011】 さらに本考案において、前記搾汁体の凸部の縦寸法を前記椀体の凹部の縦寸法 よりも大きくすることで前記搾汁体と前記椀体との間に生じた隙間を前記果汁流 入口としているので、新たに孔を穿設するよりも構造が簡素である。
【0012】 なお、本考案において、前記保存容器をペットボトルとし、前記果汁流出部は 、前記ペットボトルのキャップ取付け用ネジに対応するピッチ及び口径のネジ溝 からなる前記着脱機構を備えるようにするのが好ましい。前記ペットボトルのネ ジ溝の寸法は規格で規定されているので、汎用性が高い。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の好適な一実施例の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0014】 図1は、果汁搾り器の概略を示した斜視図である。この果汁搾り器は、果汁を 溜める椀体1と、椀体1の中央に上方に向けて装着された、複数の突条2aを有 する略円錐形状の搾汁体2とからなっている。ここで突条2aは、上述した従来 のものと同様に形成されている。この構成により、果汁搾り出し作業は従来と同 様に、半切の果実をその切り口から搾汁体2に押し付けるようにして行う。
【0015】 また、搾汁体2には、図2(b)に示すように、その周壁下端に複数(8つ) の凸部2bが形成されている。これに対して、椀体1には、図2(a)に示すよ うに、その底面中央に搾汁体2の凸部2bの数と同数(8つ)の凹部1bが環状 に形成されている。すなわち、これら搾汁体2の凸部2bと椀体1の凹部1bと が嵌合することにより、搾汁体2が椀体1に対して着脱自在に装着されている。 なお、搾汁体2の椀体1に対する装着の形態はこれに限るものではない。
【0016】 ここで、図3に示すように、搾汁体2の凸部2bの縦寸法(h2)は、椀体1 の凹部1bの縦寸法(h1)よりも大きく、これにより搾汁体2と椀体1との間 に縦寸法h3の隙間が生じている。本実施例ではこれら複数(8つ)の隙間をそ れぞれ果汁流入口3としている。この果汁流入口3の大きさ・形状を適宜に調節 することで、果実の搾りカスが通らないようにすることができる。なお、果汁流 入口3の位置・数・大きさ・形状はこれに限るものではなく、例えば、椀体1の 底部又は搾汁体2の任意の箇所に適宜な数・大きさ・形状の孔を穿設してもよい 。
【0017】 さらに、図4に示すように、椀体1の底部中央には、略円筒形状の果実流出部 1cが下方に向けて突設され、この果実流出部1cの内側には、ペットボトル4 のキャップ取付け用ネジに対応するピッチ及び口径のネジ溝1dがある。このネ ジ溝1dとペットボトル側のネジとが螺着することにより、椀体1をペットボト ル4に対して着脱自在に装着できるようになっている。なお、保存容器の種類、 果実流出部1cの形状及び着脱機構の形態はこれに限るものではない。
【0018】 上記形態の果汁搾り器によれば、搾り出された果汁は、椀体1と搾汁体2との 間の果汁流入口3及び椀体1底部中央の果実流出部1cを介して、直接ペットボ トル4の内部に流れ込み貯留される。その様子を図4内の矢印で示す。そして搾 り出しが終わると、椀体1をペットボトル4から取り外してペットボトル4にキ ャップをし、そのまま冷蔵庫に保存できる。このように、果汁を搾り出してから 保存までの作業が、従来よりも迅速に行える。また、使用済みのペットボトルの 中に搾り出した果汁を直接貯留するので、従来のように漏斗などを介して別の保 存容器に移しかえるよりも衛生的である。
【0019】 また、椀体1の凹部1bは有底であり、ここから果汁が下に漏れることがない ため、搾汁体2を取り外せば、ペットボトル専用の漏斗として活用することがで きる。
【0020】 さらに、椀体1及び搾汁体2はいずれもプラスチック製で、それぞれ別々に成 型されている。よって、製造コストが安い。なお、材質はこれに限るものではな く、強度を強めるために金属製にしてもよい。また、上述のいくつかの利点は損 なわれるが、椀体1と搾汁体2とを一体に成型してもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の果汁搾り器は、果汁を溜める椀体と、前記椀体の 中央に上方に向けて突設された、複数の突条を有する略円錐形状の搾汁体とから なり、前記椀体の底部及び/又は前記搾汁体の周壁に少なくとも2つの果汁流入 口を設け、前記椀体の底部に保存容器への着脱機構を備えた果汁流出部を下方に 向けて突設してなる構成により、前記搾汁体の果汁流入口から流入した果汁が、 前記椀体の果汁流出部を介して保存容器に直接流れ込むこととなるので、従来の ような果汁の移しかえ作業を行わないでよく、手間が大幅に省ける。
【0022】 また、前記着脱機構を適宜に設計することで、ペットボトルなどの小さい口径 の容器にも対応できる。
【0023】 さらに、果汁を調理に使う場合において、搾った後すぐに使用する場合にも、 調理対象に向けて搾り器を傾ける必要がないので、従来のものよりも扱い易く便 利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る果汁搾り器の概略を示す斜視図で
ある。
【図2】(a)は、本考案に係る果汁搾り器の椀体の上
側平面図である。(b)は、本考案に係る果汁搾り器の
搾汁体の上側平面図である。
【図3】本考案に係る果汁搾り器の椀体と搾汁体との接
続形態を示す概略的な図2のA−A断面図である。
【図4】本考案に係る果汁搾り器と保存容器(ペットボ
トル)との接続形態、及び果汁の流れの様子(矢印)を
示す概略的な図1のB−B断面図である。
【図5】従来の果汁搾り器の概略を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 椀体 1a 果汁注ぎ口 1b 凹部 1c 果汁流出部 1d ネジ溝 2 搾汁体 2a 突条 2b 凸部 3 果汁流入口 4 ペットボトル

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 果汁を溜める椀体と、前記椀体の中央に
    上方に向けて突設された、複数の突条を有する略円錐形
    状の搾汁体とからなり、前記椀体の底部及び/又は前記
    搾汁体の周壁に少なくとも2つの果汁流入口を設け、前
    記椀体の底部に保存容器への着脱機構を備えた果汁流出
    部を下方に向けて突設してなることを特徴とする果実搾
    り器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記搾汁体及び前記
    椀体は別々に成型され、前記搾汁体は前記椀体に対して
    着脱自在であることを特徴とする請求項1に記載の果実
    搾り器。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記搾汁体の下端に
    少なくとも2つの凸部が形成されるとともに、前記椀体
    の底面に少なくとも2つの凹部が形成されており、これ
    ら前記搾汁体の凸部と前記椀体の凹部とが嵌合すること
    で前記搾汁体が前記椀体に装着されていることを特徴と
    する請求項2に記載の果実搾り器。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記搾汁体の凸部の
    縦寸法を前記椀体の凹部の縦寸法よりも大きくすること
    で前記搾汁体と前記椀体との間に生じた隙間を前記果汁
    流入口とすることを特徴とする請求項3に記載の果実搾
    り器。
  5. 【請求項5】 前記保存容器はペットボトルであり、前
    記果汁流出部は、前記ペットボトルのキャップ取付け用
    ネジに対応するピッチ及び口径のネジ溝からなる前記着
    脱機構を備えていることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載の果実搾り器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012161245A1 (ja) * 2011-05-24 2012-11-29 エスケーテクノス株式会社 キウイ絞り器

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