JP3084112B2 - 回転処理装置 - Google Patents

回転処理装置

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JP3084112B2 JP35994091A JP35994091A JP3084112B2 JP 3084112 B2 JP3084112 B2 JP 3084112B2 JP 35994091 A JP35994091 A JP 35994091A JP 35994091 A JP35994091 A JP 35994091A JP 3084112 B2 JP3084112 B2 JP 3084112B2
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久美男 森田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接着剤塗布等の処理を
施すために、円形外周面を有する対象物品を保持して回
転させることができる回転処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】図4(a) 、
(b) におけるcは、円形外周壁dを有する椀形部材であ
る。このような円形外周壁dを有する物品の環状部分、
例えば円形外周壁dの内周面に、接着剤塗布等の処理を
施す場合、次のように行っていた。
【0003】接着剤塗布を例にとるならば、図4(a) 、
(b) に示されるように、ターンテーブルe上に物品を載
置し、定位置にて例えば接着剤吐出器f・gにより接着
剤hを吐出させながらターンテーブルeを回転させるこ
とにより、内周面iの全周に亙って接着剤hを塗布して
いた。
【0004】この場合において、図4(a) に示すように
ターンテーブルeの回転軸線を傾斜状態とした場合、椀
形部材cをターンテーブルeにセットした後、接着剤吐
出器fを下降させて定位置にて保持し、ターンテーブル
eの回転及び接着剤hの吐出を行えばよい。ところが、
ターンテーブルeを傾斜状態としているため、椀形部材
cがターンテーブルeから脱落し易くなることがあり、
また、ターンテーブルeが傾斜状態であるため、自動機
による椀形部材cのセットが煩雑になりがちである。
【0005】一方、図4(b) に示すようにターンテーブ
ルeの回転軸線を直立状態とした場合、椀形部材cをタ
ーンテーブルeにセットした後、接着剤吐出器gを下降
させ、次いで水平方向に移動させて保持しなければなら
ず、接着剤吐出器gの動きが複雑化する。特に、各種の
物品における塗布位置に対応させる作業は、煩雑となら
ざるを得ない。
【0006】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、対象物品のセットが容易であり、回転軸線が傾
斜状態であっても対象物品を安定保持して回転させるこ
とができる回転処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の回転処理装置は、円形外周面を有する対象
物品における円形外周面に垂直な被支持面を支持するた
めの低摩擦性の支持面と、回転軸線の位置が固定されて
いる第1ローラ及び第2ローラと、第1ローラ及び第2
ローラとの間に、底部が支持面上に支持された状態の対
象物品の円形外周面を挟持し得るように回転軸線の位置
を移動させ得る第3ローラとを有してなり、前記第1ロ
ーラ、第2ローラ及び第3ローラのうち少なくとも1つ
が駆動ローラであるものとしている。
【0008】
【作用】第3ローラを対象物品挟持位置よりも後退させ
た状態で、対象物品の被支持面を支持面に当接させた
後、第3ローラを前進させて対象物品の円形外周面を第
1ローラ、第2ローラ及び第3ローラによって挾持させ
ることにより、対象物品のセットが完了する。
【0009】駆動ローラを回転させることにより、対象
物品は、被支持面が低摩擦性の支持面上に支持され、円
形外周面が第1ローラ、第2ローラ及び第3ローラによ
って弾性的に挾持された状態で円形外周面の軸線を中心
に回転する。
【0010】第3ローラを移動させることにより、第1
ローラ、第2ローラ及び第3ローラによって挾持するも
のであるから、対象物品を支持面に当接させる位置の許
容範囲が比較的大きく、また、円形外周面の半径が異な
る種々の対象物品について、各ローラの位置等のセッテ
ィングを変更することを必ずしも要しない。また第1ロ
ーラ、第2ローラ及び第3ローラによって挾持するもの
であるから、回転軸線が傾斜状態であっても対象物品を
安定保持して回転させることができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を、図1乃至図3を参照しつ
つ説明する。図1乃至図3は、本発明回転処理装置の1
実施例としての接着剤塗布装置についてのものであっ
て、そのうち図1は平面図、図2は、図1におけるII−
O−P−II線要部断面図、図3は平面図である。
【0012】10は、上面12(支持面)がポリテトラ
フルオロエチレン樹脂、すなわち低摩擦係数の樹脂にて
形成されている基盤である。この基盤10は、図2に示
されるように、図1及び図2における下辺に向かって下
向きに傾斜している。
【0013】14は、基盤10に対する回転軸線の位置
が固定されている駆動ローラ、16は、その駆動ローラ
14の駆動軸である。駆動軸16は、基盤10を貫通し
て、その下方にて適宜の駆動手段によって回転駆動され
る。
【0014】18は、基盤10に対する回転軸線の位置
が固定されている固定従動ローラ、20はその固定従動
ローラ18の回転軸である。22は可動アーム、24
は、その可動アーム22の揺動軸である。可動アーム2
2は、揺動軸24を中心として基盤10の上面12に平
行に揺動し、それに伴って、可動アーム22の先端部上
に設けられた可動従動ローラ26が基盤10の上面12
に平行に移動する。28は、可動従動ローラ26の回転
軸である。
【0015】駆動ローラ14、固定従動ローラ18及び
可動従動ローラ26の位置関係は、それらの間に対象物
品の円形外周面を挟持し得るものであればよい。ただ
し、可動従動ローラ26の位置は、駆動ローラ14と固
定従動ローラ18の各外周面からの最短距離が等しい点
の軌跡になるべく沿うことが、対象物品の円形外周面の
挟持を確実にする上で望ましい。
【0016】駆動ローラ14、固定従動ローラ18及び
可動従動ローラ26の回転軸線は、基盤10の上面12
に垂直であり、また各ローラの外周面も、基盤10の上
面12に垂直である。もっとも、各回転軸線及び各ロー
ラの外周面は、必ずしも基盤10の上面12に垂直であ
ることを要しない。
【0017】30は空圧シリンダである。この空圧シリ
ンダ30のロッド32と可動アーム22の中間部との間
には、コイルばね34が架設されている。ロッド32が
伸張すると、コイルばね34を介して可動アーム22が
図1及び図3における反時計回りに回動し、ロッド32
が退縮すると、コイルばね34を介して可動アーム22
が時計回りに回動する。コイルばね34が介在すること
によって、直線的に動くロッド32と回動する可動アー
ム22とのフレキシブルな連結が可能となっている。
【0018】36は、スピンドルモータのロータハブ
(対象物品)である。このロータハブ36は椀形状をな
し、円形外周面38を有している。またこのロータハブ
36の図2における下面40(被支持面)が円形外周面
38に垂直であり、この下面40において基盤10の上
面12上に支持される。
【0019】42は、下端部に開口する吐出孔から接着
剤44を吐出する接着剤吐出器であって、上下動自在に
支持されている。
【0020】図3に示されるように、ロッド32を伸張
させて可動従動ローラ26をロータハブ36を挟持すべ
き位置よりも後退させた状態で、自動機によりロータハ
ブ36をその下面40において基盤10の上面12上に
載置した後、ロッド32を退縮させると、可動アーム2
2が時計回りに回動してロータハブ36の円形外周面3
8を押し、図1に示されるように、コイルばね34の引
張力により、ロータハブ36の円形外周面38を駆動ロ
ーラ14、固定従動ローラ18及び可動従動ローラ26
によって弾性的に挾持してロータハブ36のセットが完
了する。
【0021】可動従動ローラ26を移動させることによ
り、駆動ローラ14、固定従動ローラ18及び可動従動
ローラ26によって挾持するものであるから、対象物品
であるロータハブ36を基盤10の上面12上に載置す
る位置の許容範囲が比較的大きく、また、円形外周面3
8の半径が異なる種々の対象物品について、各ローラの
位置等のセッティングを変更することを必ずしも要しな
い。また、駆動ローラ14、固定従動ローラ18及び可
動従動ローラ26によって挾持するものであるから、ロ
ータハブ36の回転軸線が傾斜状態であるにもかかわら
ず、それを安定保持して回転させることができる。而
も、コイルばね34の弾性力を介してロータハブ36の
円形外周面38を挾持するという構成であるから、様々
な対象物品における円形外周面38の寸法に対し、一層
適応性に富むものとなっている。
【0022】駆動ローラ14を図1における時計回りに
回転させると、ロータハブ36は、その下面40が基盤
10の上面12上に支持され、円形外周面38が駆動ロ
ーラ14、固定従動ローラ18及び可動従動ローラ26
によって弾性的に挾持された状態で、円形外周面38の
軸線を中心に反時計回りに回転する。この時、固定従動
ローラ18及び可動従動ローラ26は、ロータハブ36
の回転に従って時計回りに回転する。この状態で、接着
剤吐出器42を例えば図2に示すような位置に下降させ
て保持し、接着剤44を吐出させれば、ロータハブ36
の内周面46における一定の円周上に接着剤44を塗布
することができる。ロータハブ36の内周面46が傾斜
状態であるため、接着剤吐出器42の動きは上下方向だ
けで足りる。
【0023】接着剤44の塗布を終えたならば、接着剤
吐出器42を上昇させ、駆動ローラ14の回転を停止
し、且つ、空圧シリンダのロッド32を伸張させて可動
従動ローラ26を後退させる。その後、塗布済のロータ
ハブ36を取り除いて未塗布のロータハブ36を基盤1
0の上面12上に載置し、上記工程を繰り返すことによ
り、次々と接着剤塗布処理を行うことができる。
【0024】なお、上記実施例においては、駆動ローラ
14を1つとしているが、2以上にすることもできる。
また、対象物品の円形外周面を挾持するローラが4以上
あってもよい。軸線は必ずしも基盤10の上面12に垂
直でなくともよい。
【0025】また、可動従動ローラ26の移動は、可動
アーム22を利用しなくとも勿論可能であり、例えば直
線的に前後動する構成とすることもできる。コイルばね
34以外の弾性手段を介して対象物品の円形外周面を弾
性的に挾持するよう構成することも可能である。更に、
本発明の回転処理装置を接着剤以外の流動体の塗布や、
塗布処理以外の様々な処理にも利用し得る。
【0026】
【発明の効果】本発明の回転処理装置は、対象物品を支
持面に当接させる位置の許容範囲が比較的大きく、対象
物品のセットが容易であるため、自動化に適しており、
円形外周面の半径が異なる種々の対象物品に対しても容
易に対応し得、而も、軸線が傾斜状態であっても対象物
品を安定保持して回転させることができるので、例えば
接着剤吐出器を用いた接着剤塗布等の様々な処理も容易
に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面図である。
【図2】図1におけるII−O−P−II線要部断面図であ
る。
【図3】平面図である。
【図4】従来の接着剤塗布態様を示す破砕断面図であ
る。
【符合の説明】
10 基盤 12 上面 14 駆動ローラ 18 固定従動ローラ 22 可動アーム 26 可動従動ローラ 30 空圧シリンダ 34 コイルばね 36 ロータハブ 38 円形外周面 40 下面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 13/00,13/02 B05C 5/00 - 5/02 B05C 7/00,7/02,7/06 B05D 3/00,7/22 B23Q 3/15

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形外周面を有する対象物品における円形
    外周面に垂直な被支持面を支持するための低摩擦性の支
    持面と、回転軸線の位置が固定されている第1ローラ及
    び第2ローラと、第1ローラ及び第2ローラとの間に、
    底部が支持面上に支持された状態の対象物品の円形外周
    面を挟持し得るように回転軸線の位置を移動させ得る第
    3ローラとを有してなり、前記第1ローラ、第2ローラ
    及び第3ローラのうち少なくとも1つが駆動ローラであ
    ることを特徴とする回転処理装置。
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