JP3084047U - 携帯電話の指掛けホルダー - Google Patents

携帯電話の指掛けホルダー

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JP3084047U
JP3084047U JP2001005309U JP2001005309U JP3084047U JP 3084047 U JP3084047 U JP 3084047U JP 2001005309 U JP2001005309 U JP 2001005309U JP 2001005309 U JP2001005309 U JP 2001005309U JP 3084047 U JP3084047 U JP 3084047U
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玄也 相沢
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 小形の携帯電話のキー操作面の下方隅部
に位置したキーであっても、携帯電話を持っている手の
親指によって楽にかつ安定にキー操作を行うことができ
る指掛けホルダーを提供すること。 【解決手段】 携帯電話Hの裏面の下部に、当該電話を
持つ手の薬指又は中指が入る環状部Rを有する帯状乃至
は紐状部材3を設けたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は携帯電話のキー操作を行い易くする指掛けホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話は短期間で爆発的に普及し、今や国民の2人に1人、即ち約6000万人 が携帯電話を利用しており、また、携帯電話の機能も、年々、多様化並びに高度 化している。
【0003】 このような携帯電話に関しては、様々なアタッチメントパーツ、例えば、スト ラップやハンドフリー通話のためのホルダーなどが、多数提案されており、実用 に供されているものもある。
【0004】 このような状況下、携帯電話からインターネットを経由した通話(eメール) が可能な機種が販売され始めると、若者を中心に更に普及度合が高まった。しか し乍ら、小型軽量化が進んだ機種においては、片手で文字変換を行うキーボード 操作の際、キー操作面の隅部に位置したキーは操作し難いことがあることが判っ た。
【0005】 即ち、携帯電話を片手に持ち、その片手の親指で電話を持ったまま電話番号な どの入力キーである10個のテンキー、シャープキー、米印キー、及び、ファン クションキーなどを連続的に操作することにより文書を作成して送信する場合、 キー操作面の下方、特に携帯電話を平面から見たときキー操作面の下方の右側に 位置したシャープキーや9や0の数値キーは、親指の付け根に近いため、この親 指によってはきわめて操作し難く、操作するためその親指の先から当該キー(シ ャープキー、9,0のキー)が遠のくようにこの携帯電話を持ち直すと、保持力 が弱まって不安定になってしまい、却って安定な操作感が得られなかったり、ひ いては携帯電話を手から落としてしまうとう問題があるのである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案では、小形の携帯電話のキー操作面の下方隅部に位置したキーで あっても、携帯電話を持っている手の親指によって楽にかつ安定にキー操作を行 うことができる指掛けホルダーを提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案指掛けホルダーの構成は 、携帯電話の裏面の下部に、当該電話を持つ手の薬指又は中指が入る環状部を有 する帯状乃至は紐状部材を設けたことを特徴とするものである。
【0008】 上記構成において、携帯電話は折畳みタイプ又は非折畳みタイプのいずれであ ってもよい。また、指を挿入する環状部の内径を調節可能に形成することにより 、携帯電話使用者の指の太さに合せることが出来る。指を入れる環状部は、携帯 電話本体のケースに直接形成するか、又は、両面テープや吸着盤などの取付部材 を介して着脱できる形態とすることができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
次に、本考案指掛けホルダーの実施の形態例について、図を参照しつつ説明す る。図1は本考案指掛けホルダーの一例を装着した折畳みタイプ携帯電話の裏面 側斜視図、図2は別例の側面図、図3は他の例の側面図である。
【0010】 図1において、Hは折畳み式の携帯電話で、そのケースの上半部Uの表側には 図1には表われない液晶表示部が設けられており、該ケースの下半部Bの表側に はこの図1には表われないテンキーやファンクションキー、電源スイッチなど、 通常の携帯電話に必要なキーが設けられたキー操作面が形成されている。なお、 Aはケース上半部Uの一側に配置された繰出式のアンテナである。
【0011】 本考案指掛けホルダーは、図1の携帯電話Hに、次のような態様で設けられて いるので、以下に説明する。図1のケース下半部Bの裏面において、1はその裏 面に両面テープなどにより前記ケース下半部Bの裏面に着脱可能に設けられた平 板状のベース部材、2は該ベース部材1の上面に、図1の上下方向でスライド自 在かつ位置決め可能に架装したスライダー部材、3は該スライダー部材2に上端 を止着すると共に下端を前記ベース部材1の下端部に固定した柔軟性の指掛けベ ルトで、ベース部材1との間に指を挿入するための環状部Rを形成するためのも のである。
【0012】 上記スライダー部材2は、ベース部材1の上下方向における左右両側に形成さ れたガイド溝1aに、当該スライダー部材2の左右の翼片2aが摺動可能に保持され ていることにより、前記溝1aに案内されガイド溝1aの上端から下端まで任意にス ライド可能に架装されている。
【0013】 また、スライダー部材2は、図示した例では、ベース部材1のセンターに縦方 向に列設した複数の位置決め穴1bのいずれかに、この穴1bに対向してこのスライ ダー部材2の裏面に形成した係止凸部(図に表われず)が嵌合することにより、 その位置で位置決めされるように形成されている。
【0014】 従って、スライダー部材2を仮想線で示すガイド溝1aの上端に位置付けている ときは、指掛けベルト3は仮想線で示す直線状に伸びた状態にあるが、スライダ ー部材2を実線で示すようにガイド溝1aの下方側にスライドさせて位置決めする と、前記ベルト3はその下端がベース部材1に固定されているので、中指又は薬 指を挿入するための環状部Rが形成される。環状部Rの大きさは、この携帯電話 Hを使用する人の中指や薬指の太さに合せて、使用者がスライダー部材2のガイ ド溝1a上での位置を選択して決めることにより、任意に設定することができる。
【0015】 上記のような構成による本考案指掛けホルダーは、次のような作用効果を奏す る。携帯電話Hを使用する者は、その電話本体を図1のような使用状態に開き、 スライダー部材2を所要の位置にスライドさせて指掛けベルト3に中指又は薬指 を挿入する環状部Rを形成し、この電話本体の裏面を使用者の右手の掌側に向け 、前記環状部Rに使用者の右手(又は左手)の中指又は薬指を図1の環状部Rの 左側(又は右側)から挿入した状態で、残りの指で軽くこの携帯電話Hを保持す る。
【0016】 携帯電話Hを上記のような態様で保持すると、この電話Hを使用者の右手の掌 における親指を除いた各指の付け根近傍に載せた状態で安定に保持することが出 来る。これは、右手の中指又は薬指が指掛けベルト3により形成した環状部Rに 挿入されていることにより、電話Hは右手の4本の指の付け根近傍に載せた態様 になるため、そこから滑落などすることなく保持することができるからである。
【0017】 この結果、使用者の右手の親指は、この携帯電話Hのキー操作面の下方の隅部 特に親指の付け根に近い側に位置したキーも、当該親指によって迅速かつ正確な キー操作ができることになるのである。因みに、指掛けホルダーを有しない携帯 電話では、上記のような位置にあるキーのキー操作は、携帯電話の保持を優先す るときわめて行い難いため、操作中に指や携帯電話Hを保持している手全体が疲 れ易く、また、キー操作を楽にするために携帯電話を手の掌の指の部分だけで保 持すると、操作時にその電話を取り落としてしまうことが多いという問題があっ た。
【0018】 本考案指掛けホルダーの一例は、上述の通りであるが、基本的考え方は、図2 に例示するように、携帯電話Hのケース本体の裏面下方に、電話使用者の手(右 手でも左手でもよい)の中指又は薬指を挿入できる環状部Rをテープ等の指掛け 部材31により形成し、この環状部Rに携帯電話Hを保持する手の中指又は薬指を 入れて携帯電話Hを保持することにより、親指で操作し難いキー操作面の下方に 位置したキーを安定に操作できるようにしたものである。図2の例では、環状部 Rの径を調整するため、指掛け部材31の始端側31a(環状部Rの反対側)をター ンさせて二重に形成し、ケース下半部Bに固定された部分の外面と、この面に対 向した面とに、面ファスナの雌,雄部材4a,4bを対向して設け、二重に重なる部 分の長さを調整することにより、環状部Rの径を調整している。
【0019】 本考案において、環状部Rを形成する指掛け部材は、図1に例示した柔軟性の ベルト3のほか、紐やテープなどを指掛け部材として用い環状部Rを形成するよ うにしてもよい。また、テープなどの指掛け部材による環状部Rは、携帯電話H のケース下半部Bを製造するとき、当該ケース下半部Bと一体になるように同時 に設けるようにしてもよい。
【0020】 本考案指掛けホルダーにおける、環状部Rの内径の変更は、先に例示した変更 形態のほか、伸縮性のベルトやテープ或は紐などの指掛け部材を先のベルト3や 指掛け部材31の代わりに使用し、環状部Rは使用者が指を挿入すれば形成される 形態を採用することもできる。このようにすると使用者の指の太さに多少の違い があっても、いちいち環状部Rの大きさを使用の度に調節する必要がないので使 い易くなり、また、凡用性も高まって指掛けホルダーとしての構造も簡潔になる 。
【0021】 また、本考案指掛けホルダーは、図3に例示するように、負圧式の吸着盤11を ベース部材とし、該吸着盤11の頂部11aに、指輪状の柔軟な指掛け部材32を設け た形態とすることもできる。図3の指掛けホルダーは、不使用時にはリング状の 指掛け部材32を図示しないストラップに係止しておき、使用時にストラップから 外して吸着盤11を携帯電話Hのケース下部の裏面に吸着させて、上記例の指掛け ホルダーと同様に利用することができる。
【0022】
【考案の効果】
本考案は以上の通りであって、小形の携帯電話のキー操作面の下方隅部に位置 している故に、親指では操作しづらいキーであっても、携帯電話を持っている片 手の親指によって楽にかつ安定にキー操作を行うことを可能にするため、携帯電 話の裏面の下部に、当該電話を持つ手の薬指又は中指が入る環状部を有する帯状 乃至は紐状部材を取付けたることにより指掛けホルダーを形成したので、使用者 の、例えば右手の親指は、携帯電話のキー操作面の下方隅部、特に親指の付け根 に近い側に位置したキーであっても、当該親指によって迅速かつ正確なキー操作 ができるのみならず、このような操作態様をとっても使用している携帯電話が手 の掌から滑落するようなおそれは、全くといってよいほどない。また、携帯電話 を保持している手、及び、キーを操作する指が疲れ難くなる。
【0023】 更に、本考案指掛けホルダーは、不使用時に環状部を平坦にできるものでは携 帯電話を衣服のポケットなどへ収納するとき邪魔にならない。しかも、本考案指 掛けホルダーは、携帯電話のケースに、その製造時に設けるタイプと、ベース部 材を後から両面テープや吸着盤などによりケースに着脱可能に設けるタイプとを 選択できるので、製造時に携帯電話ケースの一部をなすパーツの一つとして作製 することもできれば、後付け部品として作製することにより既存の携帯電話に後 から取付けて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案指掛けホルダーの一例を装着した折畳み
タイプ携帯電話の裏面側斜視図。
【図2】本考案指掛けホルダーの別例の側面図。
【図3】本考案指掛けホルダーの他の例の側面図。
【符号の説明】
H 携帯電話 1 ベース部材 2 スライダー部材 3 指掛けベルト 31,32 指掛け部材 R 環状部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話の裏面の下部に、当該電話を持
    つ手の薬指又は中指が入る環状部を有する帯状乃至は紐
    状部材を設けたことを特徴とする携帯電話の指掛けホル
    ダー。
  2. 【請求項2】 携帯電話は折畳みタイプ又は非折畳みタ
    イプのいずれかである請求項1の携帯電話の指掛けホル
    ダー。
  3. 【請求項3】 環状部を有する帯状乃至は紐状部材は、
    取付部材を介して携帯電話のケースに設けるか、又は、
    前記ケースに直接設けた請求項1又は2の携帯電話の指
    掛けホルダー。
  4. 【請求項4】 指を挿入する環状部は、その内径を調節
    可能に形成することにより、携帯電話使用者の指の太さ
    に合せることが出来るようにした請求項1〜3のいずれ
    かの携帯電話の指掛けホルダー。
  5. 【請求項5】 帯状乃至は紐状部材の材質は、柔らかな
    プラスチック,ゴム,天然皮革,金属,織布,編布,不
    織布のいずれか、又は、前記の中の少なくとも2つを組
    合せたものである請求項1〜4のいずれかの携帯電話の
    指掛けホルダー。
  6. 【請求項6】 帯状乃至は紐状部材は、伸縮性材料を使
    用した請求項5の携帯電話の指掛けホルダー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011050110A (ja) * 2010-11-30 2011-03-10 Doshisha 携帯端末用ベルト
JP2014527335A (ja) * 2011-07-29 2014-10-09 キム ヨン スン 携帯用端末機の持ち手構造
KR101963517B1 (ko) 2017-11-29 2019-03-28 한진환 휴대 단말기용 핑거 홀더

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