JP3083832U - 下水道用itパイプ - Google Patents

下水道用itパイプ

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JP3083832U JP2001005454U JP2001005454U JP3083832U JP 3083832 U JP3083832 U JP 3083832U JP 2001005454 U JP2001005454 U JP 2001005454U JP 2001005454 U JP2001005454 U JP 2001005454U JP 3083832 U JP3083832 U JP 3083832U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光ファイバーの敷設作業が容易な下水道用IT
パイプを提供することにある。 【構成】太いパイプ(1)内に細いパイプ(2)を設
け、太いパイプ(1)の内壁上部に細いパイプ(2)を
接着してなり、太いパイプ(1)及び細いパイプ(2)
は、塩化ビニル製又はABS製であり、太いパイプ
(1)は、断面が円形の円形パイプであり、細いパイプ
(2)は、断面が半円形の半円形パイプ(3)である下
水道用ITパイプである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、下水道パイプに光ファイバーケーブルを収納するための下水道用I Tパイプである。
【0002】
【従来技術】
従来技術には、下水用の太いパイプの中に、必要に応じて後から細いパイプを 挿入していた。細いパイプが太いパイプ中を流れる排水に浸かり不都合が生ずる ので、適宜な支持具で細いパイプを支えていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように細いパイプを支持具で支持するのは手数が多く掛かという欠点が あった。それ故に、製造時点で、太いパイプの内壁上部に細いパイプを接着し製 作したものが要望されていた。
【0004】 本考案の目的は、光ファイバーの敷設作業が容易で、製作容易な下水道用IT パイプを提供することにある。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】
即ち本考案は、太いパイプ(1)内に細いパイプ(2)を設け、太いパイプ( 1)の内壁上部に細いパイプ(2)を接着してなることを特徴とする下水道用I Tパイプである。 又、太いパイプ(1)及び細いパイプ(2)は、塩化ビニル製又はABS製で ある。 更に、太いパイプ(1)は、断面が円形の円形パイプであり、細いパイプ(2 )は、断面が半円形の半円形パイプ(3)である。 或いは、細いパイプ(2)は、断面が円形の丸パイプ(4)である。 或いは又、細いパイプ(2)は、断面が矩形の角パイプ(5)であり、角パイ プ(5)の上側面が太いパイプの内面に添うような曲面である。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の下水道用ITパイプを用いて光ファイバーを敷設する。 太いパイプ1には一般家庭の下水を流す。太いパイプ1の内に細いパイプ2を設 ける。太いパイプ1の内壁上部に細いパイプ2を接着する。細いパイプ2内に光 ファイバーを敷設する。
【0007】 太いパイプ1及び細いパイプ2は、塩化ビニル製又はABSを原料にして製作し ており、安価であり加工容易である。
【0008】 太いパイプ1は、断面が円形の円形パイプとし、細いパイプ2は、断面が半円 形の半円形パイプ3とし、太いパイプ1の内壁上部に半円形パイプ3の縦断方向 の端縁を適宜な接着剤で接着する。半円形パイプ3と太いパイプ1の一部とで囲 まれて形成される管路部9へ光ファイバー6を通す。
【0009】 或いは、細いパイプ2は、断面が円形の丸パイプ4であり、該丸パイプ4を太 いパイプ1内に通し、太いパイプ1及び丸パイプ4を共に縦方向(=長手方向) に添わせ、太いパイプ1の内壁上部に前記丸パイプ4を適宜な接着剤で接着する 。
【0010】 或いは、細いパイプ2は、断面が矩形の角パイプ5であり、角パイプ5を太い パイプ1内に通す。角パイプ5の上側面形状は太いパイプ1の内面形状に添うよ うに丸味をもった形状である。太いパイプ1及び角パイプ5を共に縦方向(=長 手方向)に添わせ、太いパイプ1の内壁上部に前記角パイプ5を適宜な接着剤で 接着する。
【0011】
【実施例】
図1に示す第1実施例は、太いパイプ1内に細いパイプ2を設け、太いパイプ 1の内壁上部に細いパイプ2を接着してなる。 更に詳しくは、太いパイプ1は、断面が円形の円形パイプであり、細いパイプ 2は、断面が半円形の半円形パイプ3である。 太いパイプ1及び細いパイプ2は、塩化ビニル製である。
【0012】 他の例では、太いパイプ1及び細いパイプ2はABS製である。 第1実施例の太いパイプ1は土地8(=道路下)に埋設される下水管であり、 太いパイプ1から分岐した太いパイプ1は各家庭に至たる。
【0013】 実施例は、半円形パイプ3と太いパイプ1の一部とで囲まれて形成される管路 部9へ、通信用の光ファイバー6を通して用いる。
【0014】 図2に示す第2実施例は、第1実施例の半円形パイプ3を丸パイプ4に代えた ものである。 丸パイプ4は太いパイプ1内に挿入された上、該太いパイプ1の内壁上部へ接 着される。第2実施例では丸パイプ4の管路内に通信用の光ファイバー6を通し て用いる。
【0015】 図3に示す第3実施例は、第1実施例の半円形パイプ3を、横断方向の断面が 略矩形の角パイプ5に代えたものである。 角パイプ5の上側面は、太いパイプ1の内面に添う弧形面に形成され、当該上 側面は太いパイプ1の内壁上部に接着される。 第3実施例では角パイプ5の管路内に通信用の光ファイバー6を通して用いる 。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、下水用の太いパイプ1内に細いパイプ2を設け、太いパイプ1の内 壁上部に細いパイプ2を接着して作成するものであるから、製作が容易であり、 本考案に光ファイバー6を挿入し該光ファイバー6を太いパイプ1の内壁上部に 好適に保持でき、好都合である。
【0017】 本考案は、太いパイプ1及び細いパイプ2は、塩化ビニル製又はABS製であ るから、該両パイプ1、2を土地8中に埋めて、複数家庭に配管し、太いパイプ 1に下水を流すと共に、細いパイプ2で光ファイバー6を複数家庭に配線した場 合、太いパイプ1及び細いパイプ2は、共に柔軟性に富んでおり地震災害等で切 断する心配はない。切断部位を接続できない光ファイバー6にとっては、好都合 である。
【0018】 本考案に係る太いパイプ1は、横断方向の断面が円形の丸パイプ4であり、細 いパイプ2は、横断方向の断面が半円形の半円形パイプ3であるから、両パイプ 材1、3は、入手が容易であり且つ比較的安価である。又、半円形パイプ3は、 加工は容易であり、太いパイプ1の内壁上部への接着作業も容易であり、好都合 である。
【0019】 本考案に係る細いパイプ2は、横断方向の断面が円形の丸パイプ4であるから 、太いパイプ1及び丸パイプ4の両パイプ1、4は、入手が容易であり且つ比較 的安価である。又、丸パイプ4は、太いパイプ面の内壁上部への接着作業も容易 であり、好都合である。
【0020】 本考案に係る細いパイプ2は、横断方向の断面が矩形の角パイプ5であり、角 パイプ5の上側面が太いパイプ1の内面に添うような弧形曲面であるから、該弧 形曲面を太いパイプ1の上側壁に接着する場合、両部材1、5は、その接合面が 添うので接着効力が良好であり、離脱することはなく、接着作業も容易であり、 好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の断面図である。
【図2】本考案の第2実施例の断面図である。
【図3】本考案の第3実施例の断面図である。
【図4】本考案の第1実施例の太いパイプの外観斜視図
である。
【符号の説明】
1 太いパイプ 2 細いパイプ 3 半円形パイプ 4 丸パイプ 5 角パイプ 6 光ファイバー 7 家 8 土地 9 管路部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】太いパイプ(1)内に細いパイプ(2)を
    設け、太いパイプ(1)の内壁上部に細いパイプ(2)
    を接着してなることを特徴とする下水道用ITパイプ。
  2. 【請求項2】太いパイプ(1)及び細いパイプ(2)
    は、塩化ビニル製又はABS製であることを特徴とする
    請求項1記載の下水道用ITパイプ。
  3. 【請求項3】太いパイプ(1)は、断面が円形の円形パ
    イプであり、細いパイプ(2)は、断面が半円形の半円
    形パイプ(3)であることを特徴とする請求項1記載の
    下水道用ITパイプ。
  4. 【請求項4】細いパイプ(2)は、断面が円形の丸パイ
    プ(4)であることを特徴とする請求項1記載の下水道
    用ITパイプ。
  5. 【請求項5】細いパイプ(2)は、断面が矩形の角パイ
    プ(5)であり、角パイプ(5)の上側面が太いパイプ
    の内面に添うような曲面であることを特徴とする請求項
    1記載の下水道用ITパイプ。
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