JP3083779U - ゼロ挿入力電気コネクタ端子 - Google Patents

ゼロ挿入力電気コネクタ端子

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JP3083779U
JP3083779U JP2001005823U JP2001005823U JP3083779U JP 3083779 U JP3083779 U JP 3083779U JP 2001005823 U JP2001005823 U JP 2001005823U JP 2001005823 U JP2001005823 U JP 2001005823U JP 3083779 U JP3083779 U JP 3083779U
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insertion force
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zero insertion
pin
arm
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南宏 林
芳竹 ▲リョウ▼
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Hon Hai Precision Industry Co Ltd
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Hon Hai Precision Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 チップモジュールのピンとを接触し、チップ
モジュール及びプリントボードの間で電気接続するゼロ
挿入力電気コネクタ端子を提供する。 【解決手段】 本考案のゼロ挿入力電気コネクタ端子1
は、電気コネクタの端子グルーブに係止する当接アーム
11と、接続部により前記当接アームに接続される挟持
部14と、一端部が前記挟持端部と滑らかな円弧線で接
続され、他端部では外側に曲げ、拡張してフリー端にな
るガイド端15とを具え、このガイド端によってピンが
順調に挟持端14に摺入するため、ピンが摺動した際に
受けられる摩擦抗力を低減する。また、ガイド端15が
当接アーム11のトップに位置し、当接アームと水平方
向に所定の距離を離れるため、チップモジュールのピン
とガイド端のフリー端150とを衝突し干渋することを
防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一種ゼロ挿入力電気コネクタ端子に関し、特に、チップモジュールと プリントボードとの電気的通路を提供するゼロ挿入力電気コネクタ端子に関する 。
【0002】
【従来の技術】
通常、チップモジュールを承接し、プリントボードに組付けるための電気コネ クタにゼロ挿入力端子が設けられている。この端子は前記チップモジュールとプ リントボードとの電気的通路を提供することができる。この種類の端子について は、例えば台湾の意匠出願第86302100号、実用新案の出願第83214 436号及びUSP第4,498,725号などに記載される公知の技術を参照 されたい。
【0003】 ここで、USP第4,498,725号の端子構造が図1に示すようなものが ある。この端子5は当接アーム50と、該当接アーム50の両側から前方向へ曲 げられた両曲げアーム51とを含み、該当接アーム50は電気コネクタ端子のグ ルーブに当接し端子を係止することができる。前記曲げアーム51の何れも当接 アーム50の上方向に斜めに延伸した傾斜部52が設けられ、各傾斜部52の最 上部に側縁53を設置し、該側縁53から二度曲げして前方向へ延伸した挟持端 54を設置する。前記端子5の両対向した側縁部53の間に収納空間531が形 成され、また両対向した挟持端54の間には挟持空間541が形成される。チッ プモジュールを電気コネクタの上に組付ける際に、まずチップモジュールのピン を前記端子5の収納空間531に挿入した後、駆動装置によりチップモジュール を移動してピンを端子5の挟持空間541へ連動して摺動させる。挟持空間54 1の両側に位置した両挟持端54が、それぞれの反対方向へ移動され、適切な挟 持力を生じピンを挟持して電気的接続に形成する。
【0004】 ところが、前記部材が寸法公差の関係で電気コネクタの端子グルーブとチップ モジュールのピンとの間に偏移が生じ、正確に一致することができないので、チ ップモジュールのピンが挿入された場合、端子5の収納空間531の中心線位置 に一致し得ないものになる。このようにして、ピンが前記収納空間531の両側 の側縁部53と直接に抵触し干渉し合っているため、端子5が潰してしまう虞が あるので、ピンが挿入できず信号の伝送が有効に行えないものである。
【0005】 他に、正常な位置に組付けていないピンはたとえ無理にして挿入しても、端子 5の挟持空間541へ移動する時、僅か一挟持端54と接触しているので不安定 な接触現象になる。また、端子5の側縁部53、傾斜部52及び曲げ部51は同 一鉛直面に位置され、かつ側縁部53と挟持端54の間は所定の角度で曲げられ 滑らかな接続ではない。前記のような設計は、端子5全体の側縁53、傾斜部5 2及び曲げ部51の剛性を増加させるため、前記挟持端54の弾性機能が低下す る。チップモジュールのピンが端子5の挟持空間541に摺動された際に、挟持 端54が外側への拡張しにくいため、端子5とピンとの間の摩擦抗力が増加され ているので、相乗効果により挟持端54に挟持されたチップモジュールのピンと の抵抗力が大きくなるので、操作便利性の要求に合致しない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的として、一種のゼロ挿入力電気コネクタ端子を提供し、端子が不 当に受力した場合、座屈して崩れてしまう虞がなく、端子が接する時の安全性が 保たれる。 また、本考案は、さらに一種のゼロ挿入力電気コネクタ端子を提供し、チップ モジュールのピンが摺動した際に受けられる摩擦抗力を低減する目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的に基づいて、本考案におけるゼロ挿入力電気コネクタ端子は、電気 コネクタの端子グルーブに設置し、チップモジュールのピンと接触し、チップモ ジュールとプリントボードとの間に、電気的通路を提供する。なお、当接アーム と、挟持端部とガイド端とを備え、前記当接アームは垂直状に形成し電気コネク タの端子グルーブに係止することができる。前記挟持端部は接続部によって前記 当接アームに接続され、またその間に形成された挟持空間はチップモジュールの ピンを電気的通路を提供し収納するためのものである。ガイド端の一端部が挟持 端と滑らかな円弧線で接続され、他端部は外方向に曲がって拡張するフリー端に なっていたため、ピンが順調に挟持端部に挿入され、ピンを挿入時の摩擦抗力が 低減できる目的とする。
【0008】 前記ガイド端が当接アームのトップ端に位置し、かつそのフリー端の端部が当 接アームとは水平方向に所定の距離を隔てて、当接アームの上方に収納空間を形 成することによって、チップモジュールのピンとガイド端のフリー端とを衝突し 干渋することを防止できる。
【0009】 前記の特徴においては、当接アームの両側縁部から水平方向へ曲げ延伸した一 対の曲げアームを有し、かつこれらの曲げアームの前端から上方向へ曲げて延在 した「ハ」字形に形成した挟持アームを有しているので、前記曲げアーム及び前 記挟持アームを互いに連結し「L」字形の接続部を構成することによって、挟持 端部の弾性を向上することができる。
【0010】
【実施例】
次に,本考案の実施例について,図面を参照して本考案の実施例となるゼロ挿 入力電気コネクタ端子について詳細に説明する。
【0011】 図2、図3と図4を参照すると、本考案のゼロ挿入力電気コネクタ端子1は、 垂直した当接アーム11と、チップモジュールのピン2を挟持し電気的通路を提 供するための両挟持端14と、ピン2を順調に挟持端部14に挿入するための両 ガイド端15とが設置される。前記当接アーム11の中両側縁部から電気コネク タ端子グルーブ(図示せず)に係止する係止部110を突設し、当接アーム11 の下端部に当接アーム11の高度を増加するためのネック部112を設置し、こ のネック部112の下方向から水平に前方向へ延出したプリントボードと接触で きる熔接パッド16が設けられている。
【0012】 両挟持端14は、いずれも曲げアーム12と挟持アーム13とからなる「L」 字形の接続部により前記の当接アーム11に連接し、両挟持端14の間に挟持空 間140を形成する。
【0013】 前記曲げアーム12は当接アーム11の頂端の両側縁部から水平方向に90度 に湾曲して前方向へ延出してなるもので、また、両挟持アーム13は曲げアーム 12の前端から上方向に曲げ延在した「ハ」字形に構成される。
【0014】 前記注意すべきものは、前記ガイド端15の一端部が滑らかな円弧線により挟 持端14と接続され、他端が外方向に曲げ拡張してフリー端150になり、ガイ ド端15が拡張して形成された空間はチップモジュールのピン2のガイド空間1 51であって、該ガイド端15が当接アーム11の頂端位置に定位され、またガ イド端15のフリー端150の端部が当接アーム11と水平方向に所定距離Dを 隔てて、当接アーム11の端部に収納空間111を形成する。
【0015】 チップモジュールを電気コネクタ上に組付けた場合、端子1の当接部の上方に 収納空間111が形成されているため、チップモジュールのピン2を順調に挟持 端部14に挿入し端子1何れの部分にも当接せず干渋し合わないので、ピン2及 び端子1を損傷することが避けられる。駆動装置(図示せず)によりチップモジ ュールを移動してピン2を連動し端子1のガイド空間151の方へ摺動する。更 にガイド端15の滑らかな円弧線を介して挟持空間140に順調に摺入されるこ とにより、前記ピン2は、前記挟持空間140の両側の挟持端14を押しそれぞ れの反対方向へ運動させ、当該ピン2を挟持するための適切な挟持力を生じ、電 気的通路を形成する。
【0016】 本考案の端子1は収納空間111により順調に挿入され、またガイド端15と 挟持端14の円弧線接続することでピン2を順調に摺動するとともに、前記両挟 持アーム13により形成された「ハ」字形構造は挟持部の弾性を向上することで 、ピン2が順調に挟持空間140に進入し端子1の挟持端14と電気的に接続す ることができる。
【0017】 図5および図6に示すように、本考案における端子1’の第2実施例を示すも のである。第1実施例との違いは主に端子1’において、その当接アーム11’ のネック部112’の高さを低くすることで、端子1’の当接アーム11’の全 体高度が低くなり、端子1’の挟持アーム13’及び挟持端14’が高度方向へ の延伸により、より長いピンを挿入することができ、ピンの頭部が端子1’の当 接アーム11’に触れることなく、端子1’及びピンを保護できる。
【0018】 前記を総じて、本考案は実用新案登録の要件を備えてているので、法により登 録すべきである。また、前記は単なる本考案の実施例にすぎず、その請求範囲を 限定するものではなく、また本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは変更は、 いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のゼロ挿入力電気コネクタの導電端子の構
造立体図。
【図2】本考案の導電端子の立体図。
【図3】図2に示す導電端子の右側面図。
【図4】本考案の端子にチップモジュールを挿入した後
の平面見取り図。
【図5】本考案の導電端子の他の実施例の立体図。
【図6】図5に示す導電端子の右側面図。
【符号の説明】
1 端子 11、11’ 当接アーム 110 係止部 111 収納空間 112、112’ネック部 12 曲げアーム 13、13’ 挟持アーム 14、14’ 挟持端 140 挟持空間 15 ガイド端 150 フリー端 151 ガイド空間 16 熔接パッド 2 ピン

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気コネクタの端子グルーブに係止さ
    れ、チップモジュールのピンとを接触し、チップモジュ
    ール及びプリントボードの間で電気接続するゼロ挿入力
    コネクタ端子であって、 電気コネクタの端子グルーブに係止する当接アームと、 接続部により前記当接アームに接続し、その間に電気接
    続するためのチップモジュールを収納し挟持する挟持空
    間を形成する挟持端部と、 一端部が前記挟持端部と滑らかな円弧線で接続され、他
    端部では外側に曲げし拡張してフリー端になることによ
    ってピンを挟持端部に順調に摺入するガイド端と、を含
    み、 前記ガイド端が当接アームの頂端部に位置され、且つそ
    のフリー端の端部は前記当接アームと水平方向において
    所定距離を隔てって、当接アームの上方に収納空間を形
    成することを特徴とするゼロ挿入力電気コネクタ端子。
  2. 【請求項2】 前記当接アームの頂端部の両側縁部から
    水平方向に一対の曲げアームが曲げられ延伸し、かつ該
    等曲げアームの前端から上方向に「ハ」字形の挟持アー
    ムが曲げられ延在しているので、前記の曲げアームおよ
    び挟持アームにより前記接続部を構成することを特徴と
    する請求項1記載のゼロ挿入力電気コネクタ端子。
  3. 【請求項3】 前記挟持端、ガイド端及び接続部は、何
    れも対に設置することを特徴とする請求項2記載のゼロ
    挿入力電気コネクタ端子。
  4. 【請求項4】 前記両ガイド端の間にガイド空間を形成
    し、チップモジュールのピンが収納空間からガイド空間
    へ移入できることを特徴とする請求項3記載のゼロ挿入
    力電気コネクタ端子。
  5. 【請求項5】 前記両挟持端の間に挟持空間が形成さ
    れ、前記ピンはガイド空間から挟持空間に摺入すること
    を特徴とする請求項4記載のゼロ挿入力電気コネクタ端
    子。
  6. 【請求項6】 前記当接アームの中間の両側縁部から係
    止部を突設し、該当接アームの下にネック部を設置する
    ことを特徴とする請求項1又は5記載のゼロ挿入力電気
    コネクタ端子。
  7. 【請求項7】 前記ピンと前記当接アームの上端部との
    衝突を防ぐためには、前記ネック部の高さがピンの長さ
    により決められることを特徴とする請求項6記載のゼロ
    挿入力電気コネクタ端子。
  8. 【請求項8】 前記プリントボードを接合する熔接パッ
    ドが前記ネック部の下から水平に前方向へ延在したこと
    を特徴とする請求項7記載のゼロ挿入力電気コネクタ端
    子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011096368A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Panasonic Electric Works Co Ltd コンセント

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