JP3082934U - 新聞綴じ具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］一日の新聞を読みやすくするため、簡単に製本
化する為の道具を提供する。 ［解決手段］プラスチックの中空軸ステッキ（Ｂ）に、
頭部を球状にした円筒軸ステッキ（Ａ）の入る溝を掘
り、中空軸ステッキ（Ｂ）の中へ円筒軸ステッキ（Ａ）
を入れ、下部の支点（Ｃ）を金具で止め、中空軸ステッ
キ（Ｂ）から円筒軸ステッキ（Ａ）の出し入れが出来る
ようにした事を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［考案の属する技術分野］ この考案は、新聞の中央余白部分にステッキを挟み、ステッキごと他一方のス テッキに新聞を挟む、新聞綴じ具に関するものである。

【０００２】 ［従来の技術］ （イ） 従来の新聞綴じ具は金属製の物が多い。 （ロ） 散乱防止にホッチキスを使用して綴じてある。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ これは次のような欠点があった。 （イ）属製であり重く腕が疲れる。 （ロ）ホテル、官公庁、会社等来客のための設置向きであり、一般家庭向きでは ない。 （ハ）綴じ部分をしっかり挟まないと崩れてしまい、しっかり挟めば中央部分の 字が隠れてしまう。 （ニ）高価である。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ 頭部を球状にした円筒軸ステッキ（Ａ）と、円筒軸ステッキ（Ａ）の入る溝を 掘ったプラスチック中空軸ステッキ（Ｂ）の下部 支点（Ｃ）を金具で止める。 本考案は、以上のような構成よりなる新聞綴じ具である。

【０００５】 ［考案実施形態］ 以下本案の実施の形態について説明する。 （イ）円筒軸ステッキ（Ａ）の上部を球状にする。 （ロ）中空軸ステッキ（Ｂ）に、円筒軸ステッキ（Ａ）を挟む溝を設ける。 （ハ）中空軸ステッキ（Ｂ）の下端に、円筒軸ステッキ（Ａ）の下端をはめ込み 、支点（Ｃ）を金具で止める。 （ニ）支点（Ｃ）は、金具で止めることにより、円筒軸ステッキ（Ａ）と 中空 軸ステッキ（Ｂ）を広げても、常に円筒軸ステッキ（Ａ）の一点は、中空軸ステ ッキ（Ｂ）にはまっている。 本案を使用するときは、円筒軸ステッキ（Ａ）を新聞の中央に挟み、中空軸ス テッキ（Ｂ）で、新聞中央部の余白部分を円筒軸ステッキ（Ａ）ごと挟む。 円筒軸ステッキ（Ａ）の上部を球状にすることにより、中空軸ステッキ（Ｂ）へ の着脱が容易になる。

【０００６】 ［考案の効果］ 本案は以上のような構造で、プラスチックを使用することにより、大変軽く、 安価になる。ステッキを細くすることにより、中央部分の字が隠れない。ステッ キごと挟むため、綴じ部分が崩れず毎日の新聞が大変読みやすくなる。 製本化の状態にあれば、壁や食卓の側面に掛けておくことが出来、いつでも見易 くなり、整頓された状態である。又ホッチキスを使用する必要がないため、古紙 のリサイクルに支障をきたさない。 破損の修復も接着剤で簡単に出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の使用斜視図である。

【符号の説明】

１． 円筒軸ステッキ（Ａ） ２． 中空軸ステッ
キ（Ｂ） ３． 支点（Ｃ） ４． 新聞

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】プラスチックの中空軸（Ｂ）に、頭部を球
   状にした円筒軸（Ａ）の入る溝を掘り、中空軸（Ｂ）の
   中へ円筒軸（Ａ）を入れ、下部（Ｃ）を金具で止め、
   （Ｃ）を支点とし、中空軸（Ｂ）から円筒軸（Ａ）の出
   し入れが出来るようにした、新聞綴じ具。