JP3082839U - 壁面灯の化粧板取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】壁面灯における化粧板等の取り付けを容易に効
率よく行えることを課題とした。 【解決手段】上記の課題を解決するために、化粧板の上
端下方に複数の突起部を一体形成させて、該突起部を壁
面灯前面枠の溝に挿入嵌合させて、突起部を前面枠に吊
下し当接させた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、壁面灯における化粧板の取付構造に係るものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、壁面灯などに取り付ける化粧板は、取り付け部分にねじ孔を設けて該部 をねじ止めしたり、或いは接着剤等を使用したり、その取り付けに当っては何等 かの工程を必要とした。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、かかる従来の化粧板の取り付けに要する工程を一切省略して、何等 の工程を加えることなく、化粧板の簡単な取り付けを可能とすることを課題とし た。

【０００４】

【課題を解決するための手段】」 上記の課題を解決するために、化粧板に複数の突起部を一体に形成させ、該突 起部を壁面灯の前面枠の溝に嵌合させて化粧板を前面枠に取り付けるようにした 。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の壁面灯に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。 図１は、本考案に係る壁面灯（１）の全体を示す斜視図、図２は、その前面枠 （２）の裏面の斜視図を示し、そして図３の前面枠（２）の裏面図と、化粧板（ ３）、透光樹脂板（４）、ゴム枠（５）、及び押え板（６）が本考案の実施の形 態を示すための分解図で、その取り付けの工程は、先ず化粧板（３）の上端の短 い屈折部（３）ａの下方の複数の突起部（３）ｂを、前面枠（２）の突出部（２ ）ａに設けた溝（２）ｂに、挿入嵌合して、図４の如く前面枠（２）に化粧板（ ３）を吊下して当接させる。 次には、透光樹脂板（４）にゴム枠（５）を、ゴム枠（５）が下方となるよう 装着嵌合させて、その一端を前面枠（２）の突出部（２）ａに設けた溝（２）ｃ に図４の如く挿入嵌合させると共に、前記化粧板（３）ａの上面を被覆してゴム 枠（５）は化粧板（３）を押え、更に押え板（６）を、これも図４に示す如く、 その一端を溝（２）ｃに挿入嵌合して前記の透光樹脂板（４）を上方より被覆さ せた後、押え板（６）のねじ孔（６）ａを、前面枠（２）のねじ孔（２）ｄに合 わせてねじ（７）を挿入してねじ止めするものである。

【０００６】

【考案の効果】

以上の構成からなる本考案は、壁面灯内部の化粧板は、上面に短い屈折部を一 体形成してそれに複数の突起部を形成するのみでよく、そして化粧板の取り付け は、単に突起部を溝に嵌合するだけの工程ですみ、接着やねじ止めの必要もなく 簡単な工程によって化粧板の取り付けを可能とし、手間もコストもかからないも のである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 壁面灯の全体の斜視図

【図２】 壁面灯の前面枠の裏面斜視図

【図３】 壁面灯の前面枠の裏面斜視図及び化粧板、透
光樹脂板、ゴム枠、押え板の各分解図

【図４】 壁面灯の前面枠を示す一部断面図、及びその
拡大断面図

【符号の説明】

（１） 壁面灯 （２） 壁面灯の前面枠 （２）ａ 突出部
（２）ｂ 溝 （２）ｃ 溝 （２）ｄ ねじ孔 （３） 化粧板 （３）ａ 屈折部
（３）ｂ 突起部 （４） 透光樹脂板 （５） ゴム枠 （６） 押え板 （６）ａ ねじ孔 （７） ねじ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】壁面灯の前面枠に化粧板、透光樹脂板、押
   え板等を取り付ける場合において、前面枠に突出部を形
   成して溝を設け、該溝に化粧板の上端の短い屈折部に形
   成した複数の突起部を挿入嵌合して吊下し、その上方に
   下方にゴム枠を装着嵌合した透光樹脂板の一端を前面枠
   における他方の溝に挿入嵌合して化粧板を上方から被覆
   し、更にその上方に押え板を被覆して、該押え板を前面
   枠にねじ止め固定してなる壁面灯。