JP3082521B2 - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
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- JP3082521B2 JP3082521B2 JP05180946A JP18094693A JP3082521B2 JP 3082521 B2 JP3082521 B2 JP 3082521B2 JP 05180946 A JP05180946 A JP 05180946A JP 18094693 A JP18094693 A JP 18094693A JP 3082521 B2 JP3082521 B2 JP 3082521B2
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- Japan
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- hatch
- oil type
- oil
- refueling
- loading arm
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローリに目的の油種の
燃料油を供給するための給油装置に関する。
燃料油を供給するための給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ローリは通常、仕切りにより複数のタン
クに分割されていて、各タンクに異なる油種の燃料油を
搭載するように構成されていて、油槽所でローデングア
ームによりタンク毎に定められた油種の燃料油を一定量
搭載して目的の場所に運ぶ車両である。
クに分割されていて、各タンクに異なる油種の燃料油を
搭載するように構成されていて、油槽所でローデングア
ームによりタンク毎に定められた油種の燃料油を一定量
搭載して目的の場所に運ぶ車両である。
【0003】このためローリへの給油に当たっては、コ
ンタミを防止するためにタンク毎の燃料油の種類を、ま
たオーバフローを防止するためにその量を管理する必要
がある。油槽所では通常、タンク毎に供給すべき燃料油
の種類と、給油量を記憶させたICカード等の記憶媒体
からデータを読み出して、このデータに基づいて給油す
ることがおこなわれている。しかしながら、このように
各ローリ毎の油種や油量が管理されているとしても、ロ
ーデングアームを挿入するハッチの位置を誤まると、誤
った油種の燃料が充填されてコンタミを生じたり、また
誤った量の給油を行ってオーバフローを生じる等の問題
がある。このような問題を解消するために、特開平4-29
4790号公報に見られるように、ハッチを特定するデータ
を格納したハッチカードをハッチ毎に設け、またローデ
ングアームにハッチカードリーダを設け、ハッチへの注
油に際してハッチカードをカードリーダに装填するよう
に構成した装置も提案されているが、、油種の確認に際
してはハッチカードのカードリーダへの挿脱操作を必要
として作業が繁雑化するばかりでなく、ハッチカードの
紛失や、落下による破損事故が生じるという問題があ
る。
ンタミを防止するためにタンク毎の燃料油の種類を、ま
たオーバフローを防止するためにその量を管理する必要
がある。油槽所では通常、タンク毎に供給すべき燃料油
の種類と、給油量を記憶させたICカード等の記憶媒体
からデータを読み出して、このデータに基づいて給油す
ることがおこなわれている。しかしながら、このように
各ローリ毎の油種や油量が管理されているとしても、ロ
ーデングアームを挿入するハッチの位置を誤まると、誤
った油種の燃料が充填されてコンタミを生じたり、また
誤った量の給油を行ってオーバフローを生じる等の問題
がある。このような問題を解消するために、特開平4-29
4790号公報に見られるように、ハッチを特定するデータ
を格納したハッチカードをハッチ毎に設け、またローデ
ングアームにハッチカードリーダを設け、ハッチへの注
油に際してハッチカードをカードリーダに装填するよう
に構成した装置も提案されているが、、油種の確認に際
してはハッチカードのカードリーダへの挿脱操作を必要
として作業が繁雑化するばかりでなく、ハッチカードの
紛失や、落下による破損事故が生じるという問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろはハッチカードの挿脱操作等の繁雑な作業を必要とす
ることなく、ローデングアームとハッチとの油種を簡単
に確認する機能を備えた給油装置を提供することにあ
る。
題に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろはハッチカードの挿脱操作等の繁雑な作業を必要とす
ることなく、ローデングアームとハッチとの油種を簡単
に確認する機能を備えた給油装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、ローリの複数のタンクの各
ハッチの近傍に敷設され、前記ハッチを特定する信号を
発信するトランスポンダと、前記トランスポンダの1つ
だけを通信可能エリアとするように電磁波を送るエネル
ギ放射手段及び前記トランスポンダからの信号を受信す
る受信手段とからなるデータ読出手段と、前記エネルギ
放射手段を作動させるスタートスイッチと、前記データ
読出手段と前記スタートスイッチとが先端近傍に設けら
れたローデングアームと、前記各タンクに給油する油種
を記憶する記憶手段と、前記データ読出手段からの信号
に基づいて前記記憶手段に格納されている当該タンクの
油種と、前記ローデングアームの油種との一致を判別す
る判定手段と、油種が一致した場合に当該ローデングア
ームからの給油を許可する制御手段と、を備えるように
した。
るために本発明においては、ローリの複数のタンクの各
ハッチの近傍に敷設され、前記ハッチを特定する信号を
発信するトランスポンダと、前記トランスポンダの1つ
だけを通信可能エリアとするように電磁波を送るエネル
ギ放射手段及び前記トランスポンダからの信号を受信す
る受信手段とからなるデータ読出手段と、前記エネルギ
放射手段を作動させるスタートスイッチと、前記データ
読出手段と前記スタートスイッチとが先端近傍に設けら
れたローデングアームと、前記各タンクに給油する油種
を記憶する記憶手段と、前記データ読出手段からの信号
に基づいて前記記憶手段に格納されている当該タンクの
油種と、前記ローデングアームの油種との一致を判別す
る判定手段と、油種が一致した場合に当該ローデングア
ームからの給油を許可する制御手段と、を備えるように
した。
【0006】
【作用】ローデングアームを給油対象となるハッチに挿
入してスタートスイッチを操作するという簡単な作業
で、ローデングアームのデータ読取手段から電波が発射
され、給油対象とするハッチのトランスポンダからだけ
信号が発信され、この信号により給油対象とするタンク
の油種とローデングアームの油種との一致性が判定され
る。
入してスタートスイッチを操作するという簡単な作業
で、ローデングアームのデータ読取手段から電波が発射
され、給油対象とするハッチのトランスポンダからだけ
信号が発信され、この信号により給油対象とするタンク
の油種とローデングアームの油種との一致性が判定され
る。
【0007】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図2は、本発明が適用された給油
装置を設備した油槽所の概要を示すものであって、油槽
所AのゲートGの近傍に事務所Oが配置され、また所定
数の給油装置P1、P2‥‥がローリの停車が可能な間
隔を設けて配置されている。これら給油装置P1、P2
には異なる油種の燃料油を供給できるように複数のロー
デングアーム1、1、1‥‥が設けられ、各ローデング
アームには給油開始を指令するためのスタートスイッチ
10、10、10‥‥が設けられ、また各ローデングア
ームの近傍には油種や給油量を表示するためのデイスプ
レイD,D,D,D‥‥が設けられ、制御装置35によ
り油種や給油量を管理するように構成されている。
に基づいて説明する。図2は、本発明が適用された給油
装置を設備した油槽所の概要を示すものであって、油槽
所AのゲートGの近傍に事務所Oが配置され、また所定
数の給油装置P1、P2‥‥がローリの停車が可能な間
隔を設けて配置されている。これら給油装置P1、P2
には異なる油種の燃料油を供給できるように複数のロー
デングアーム1、1、1‥‥が設けられ、各ローデング
アームには給油開始を指令するためのスタートスイッチ
10、10、10‥‥が設けられ、また各ローデングア
ームの近傍には油種や給油量を表示するためのデイスプ
レイD,D,D,D‥‥が設けられ、制御装置35によ
り油種や給油量を管理するように構成されている。
【0008】図3は前述の給油装置を構成している1台
のローデングアーム1についての構成を示すものであっ
て、図中符号1は、前述のローデングアームで、図示し
ない送油ポンプから流量計2、制御弁3を介して特定の
燃料油の供給を受けており、立ち上がり管4の先端には
ジョイント5、5、5により揺動可能にドロッパパイプ
6が取り付けられていて、ローリ20の所定のハッチ2
4、25、26に挿入可能に構成されている。
のローデングアーム1についての構成を示すものであっ
て、図中符号1は、前述のローデングアームで、図示し
ない送油ポンプから流量計2、制御弁3を介して特定の
燃料油の供給を受けており、立ち上がり管4の先端には
ジョイント5、5、5により揺動可能にドロッパパイプ
6が取り付けられていて、ローリ20の所定のハッチ2
4、25、26に挿入可能に構成されている。
【0009】ドロッパパイプ6の先端近傍には、図4に
示したようにスタートスイッチ10と、後述するローリ
20の給油対象となるタンク21、22、23のハッチ
24、25、26の近傍に設けられたトランスポンダ2
7、28、29の1つだけを通信可能エリアとするデー
タ読出手段11が設けられている。
示したようにスタートスイッチ10と、後述するローリ
20の給油対象となるタンク21、22、23のハッチ
24、25、26の近傍に設けられたトランスポンダ2
7、28、29の1つだけを通信可能エリアとするデー
タ読出手段11が設けられている。
【0010】データ読出手段11は、図1に示したよう
にスタートスイッチ10により起動するエネルギ放射手
段Bと、受信手段Cとにより構成されており、またハッ
チ24、25、26の近傍に設けられているトランスポ
ンダ27、28、29は、エネルギ放射手段Bからの電
磁波を受けてこれを駆動電力に変換する発電手段Eと、
この電力により作動して予め格納されているハッチ番号
を特定するためのコード信号で変調された電磁波を発射
する発信手段Fとにより構成されている。
にスタートスイッチ10により起動するエネルギ放射手
段Bと、受信手段Cとにより構成されており、またハッ
チ24、25、26の近傍に設けられているトランスポ
ンダ27、28、29は、エネルギ放射手段Bからの電
磁波を受けてこれを駆動電力に変換する発電手段Eと、
この電力により作動して予め格納されているハッチ番号
を特定するためのコード信号で変調された電磁波を発射
する発信手段Fとにより構成されている。
【0011】再び図3に戻って、図中符号35は、制御
装置で、各ローデングアーム1、1、1、1‥‥に設け
られているデータ読出手段11、11、11‥‥からの
信号によりローリ20のハッチ24、25、26の油種
を判定して、ハッチの油種とローデングアームとの油種
の一致が確認された場合にはそのローデングアーム1の
電磁弁3を開放してプリセット量の燃料油を供給し、ロ
ーデングアーム1、1、1、1に付属するデイスプレイ
Dに給油量を表示するように構成されている。
装置で、各ローデングアーム1、1、1、1‥‥に設け
られているデータ読出手段11、11、11‥‥からの
信号によりローリ20のハッチ24、25、26の油種
を判定して、ハッチの油種とローデングアームとの油種
の一致が確認された場合にはそのローデングアーム1の
電磁弁3を開放してプリセット量の燃料油を供給し、ロ
ーデングアーム1、1、1、1に付属するデイスプレイ
Dに給油量を表示するように構成されている。
【0012】この制御装置35にはタンクローリ20毎
に付属するICカード37を読み取るためのICカード
リーダライタ45と、報知器38が設けられている。
に付属するICカード37を読み取るためのICカード
リーダライタ45と、報知器38が設けられている。
【0013】図1は、前述の制御装置の一実施例を示す
ものであって、図中符号40は、制御手段で、データ記
憶手段41、ローデングアームデータ記憶手段42、及
びハッチ油種判定手段43とにより構成されている。デ
ータ記憶手段41には、ローリ毎に備えられているIC
カード37を読み書きするためのICカードリーダライ
タ45と、表示器36が接続されていて、ICカード3
7の配送データを一時記憶し、表示器36と、ハッチ油
種判定手段43に出力するように構成されている。
ものであって、図中符号40は、制御手段で、データ記
憶手段41、ローデングアームデータ記憶手段42、及
びハッチ油種判定手段43とにより構成されている。デ
ータ記憶手段41には、ローリ毎に備えられているIC
カード37を読み書きするためのICカードリーダライ
タ45と、表示器36が接続されていて、ICカード3
7の配送データを一時記憶し、表示器36と、ハッチ油
種判定手段43に出力するように構成されている。
【0014】油種判定手段43はローデングアーム毎の
油種を格納したローデングアームデータ記憶手段42か
らの当該油種と、データ読出手段11からの信号とデー
タ記憶手段41に記憶されている信号53よりローデン
グアームの挿入されたハッチ番号、及び当該ハッチに給
油される油種を判定し、油種が一致した場合には給油制
御手段39に信号を出力して給油を開始させ、また油種
が異なる場合には報知器38を作動させて油種の確認を
促すメッセージを出力するように構成されている。
油種を格納したローデングアームデータ記憶手段42か
らの当該油種と、データ読出手段11からの信号とデー
タ記憶手段41に記憶されている信号53よりローデン
グアームの挿入されたハッチ番号、及び当該ハッチに給
油される油種を判定し、油種が一致した場合には給油制
御手段39に信号を出力して給油を開始させ、また油種
が異なる場合には報知器38を作動させて油種の確認を
促すメッセージを出力するように構成されている。
【0015】図5は、前述したICカードに記憶されて
いる配送データを模式的に示すものであって、ハッチ番
号52、ハッチに取り付けられているトランスポンダの
発信信号53、及びハッチの容量54の固定データ群
と、ハッチに給油する油種55、量56と給油終了信号
記憶57との可変データ群とにより構成されている。次
にこのように構成した装置の動作を図6に示したフロー
チャートに基づいて説明する。給油ステーションに燃料
油を配送するべく、油槽所Aの事務所Oでローリに付属
しているICカード37を提出して、輸送すべき油種と
その量を、タンク毎に割り当てたデータとしてICカー
ドに書き込んでもらう(図5)。
いる配送データを模式的に示すものであって、ハッチ番
号52、ハッチに取り付けられているトランスポンダの
発信信号53、及びハッチの容量54の固定データ群
と、ハッチに給油する油種55、量56と給油終了信号
記憶57との可変データ群とにより構成されている。次
にこのように構成した装置の動作を図6に示したフロー
チャートに基づいて説明する。給油ステーションに燃料
油を配送するべく、油槽所Aの事務所Oでローリに付属
しているICカード37を提出して、輸送すべき油種と
その量を、タンク毎に割り当てたデータとしてICカー
ドに書き込んでもらう(図5)。
【0016】このICカード37を給油装置P1、P2
に付属する制御装置35のICカードリーダライタ45
に装填すると(ステップ イ)、これに記録されているデ
ータが読み出され、これに格納されている給油データが
表示器36に表示され(図7)、データ記憶手段41に
記憶される(ステップ ロ)。すなわち、ハッチ番号欄
60に対応して設けられている油種欄61、給油量欄6
2にそれぞれ所要のデータが表示される。
に付属する制御装置35のICカードリーダライタ45
に装填すると(ステップ イ)、これに記録されているデ
ータが読み出され、これに格納されている給油データが
表示器36に表示され(図7)、データ記憶手段41に
記憶される(ステップ ロ)。すなわち、ハッチ番号欄
60に対応して設けられている油種欄61、給油量欄6
2にそれぞれ所要のデータが表示される。
【0017】表示器36の表示内容にしたがって対応す
るハッチ25にローデングアーム1を挿入して、スター
トスイッチ10を押下すると(ステップ ハ)、データ
読出手段11からローデングアーム1が挿入されたハッ
チ25のトランスポンダ28にだけ受信可能な程度の微
弱な電磁波が放射される。
るハッチ25にローデングアーム1を挿入して、スター
トスイッチ10を押下すると(ステップ ハ)、データ
読出手段11からローデングアーム1が挿入されたハッ
チ25のトランスポンダ28にだけ受信可能な程度の微
弱な電磁波が放射される。
【0018】これによりローデングアーム1が挿入され
ているハッチ25に付属するトランスポンダ28だけが
電磁波を受信し、このハッチ25に割り当てられている
コード信号により変調された電波を発信する(ステップ
ニ)。この電波はローデングアーム1に設けられてい
るデータ読出手段11により受信され(ステップ
ホ)、制御手段40のハッチ油種判定手段43に出力さ
れる。ハッチ油種判定手段43は、データ読出手段11
からのコード信号と記憶手段41に記憶されたデータに
基づいて、ローデングアーム1の挿入されたハッチ番
号、さらに給油される油種を判定し、この油種とローデ
ングアーム1との油種の一致性を判断する(ステップ
ヘ)。
ているハッチ25に付属するトランスポンダ28だけが
電磁波を受信し、このハッチ25に割り当てられている
コード信号により変調された電波を発信する(ステップ
ニ)。この電波はローデングアーム1に設けられてい
るデータ読出手段11により受信され(ステップ
ホ)、制御手段40のハッチ油種判定手段43に出力さ
れる。ハッチ油種判定手段43は、データ読出手段11
からのコード信号と記憶手段41に記憶されたデータに
基づいて、ローデングアーム1の挿入されたハッチ番
号、さらに給油される油種を判定し、この油種とローデ
ングアーム1との油種の一致性を判断する(ステップ
ヘ)。
【0019】比較の結果、油種が一致した場合には、ハ
ッチ油種判定手段43はデータ記憶手段41に記憶され
ている給油量をプリセット量として給油制御手段39に
設定して制御弁3を開放して給油を開始し、当該ハッチ
の給油中表示欄63に給油中である旨を表示し、かつデ
イスプレイDに給油データを表示する(ステップ
ト)。
ッチ油種判定手段43はデータ記憶手段41に記憶され
ている給油量をプリセット量として給油制御手段39に
設定して制御弁3を開放して給油を開始し、当該ハッチ
の給油中表示欄63に給油中である旨を表示し、かつデ
イスプレイDに給油データを表示する(ステップ
ト)。
【0020】給油量がプリセット量に一致した時点で
(ステップ チ)給油制御手段39は、制御弁3を閉弁
させ、同時に給油終了信号を制御装置35に出力して表
示器36の当該タンクの給油終了欄64を表示せて1つ
のタンクについての給油が終了した旨の表示を行わせる
(ステップ り)。
(ステップ チ)給油制御手段39は、制御弁3を閉弁
させ、同時に給油終了信号を制御装置35に出力して表
示器36の当該タンクの給油終了欄64を表示せて1つ
のタンクについての給油が終了した旨の表示を行わせる
(ステップ り)。
【0021】一方、スタートスイッチ10が押下されて
油種判定が行われた結果、油種が一致しない場合には
(ステップ リ)、報知器38を作動させてハッチの油
種を確認を促すメッセージを報知する(ステップ
ヌ)。
油種判定が行われた結果、油種が一致しない場合には
(ステップ リ)、報知器38を作動させてハッチの油
種を確認を促すメッセージを報知する(ステップ
ヌ)。
【0022】このようにして1つのハッチについての給
油が終了すると、次のハッチに同一、若しくは別のロー
デングアーム1のドロッパパイプ6を挿入してローデン
グアーム1のスタートスイッチ10が押下すると(ステ
ップ ル、オ)、前述と同様の処理Aにより油種の判
定、プリセット給油が実行される(ステップ ワ、
カ)。このような動作を全てのハッチについての給油が
終了するまで繰り返し(ステップ ヨ)、全て給油が終
了しなければICカードリーダーライタ45に出力して
給油終了信号記憶部57に「済」を記録する(ステップ
タ)。このようにしてコンタミやオーバフローを引き
起こすことなく1台のローリに対して正確な給油を行う
ことができる。。
油が終了すると、次のハッチに同一、若しくは別のロー
デングアーム1のドロッパパイプ6を挿入してローデン
グアーム1のスタートスイッチ10が押下すると(ステ
ップ ル、オ)、前述と同様の処理Aにより油種の判
定、プリセット給油が実行される(ステップ ワ、
カ)。このような動作を全てのハッチについての給油が
終了するまで繰り返し(ステップ ヨ)、全て給油が終
了しなければICカードリーダーライタ45に出力して
給油終了信号記憶部57に「済」を記録する(ステップ
タ)。このようにしてコンタミやオーバフローを引き
起こすことなく1台のローリに対して正確な給油を行う
ことができる。。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、ローリの複数のタンクの各ハッチの近傍に敷設さ
れ、ハッチを特定する信号を発信するトランスポンダ
と、トランスポンダの1つだけを通信可能エリアとする
ように電磁波を送るエネルギ放射手段及びトランスポン
ダからの信号を受信する受信手段とからなるデータ読出
手段と、エネルギ放射手段を作動させるスタートスイッ
チと、データ読出手段とスタートスイッチとが先端近傍
に設けられたローデングアームと、各タンクに給油する
油種を記憶する記憶手段と、データ読出手段からの信号
に基づいて記憶手段に格納されている当該タンクの油種
と、ローデングアームの油種との一致を判別する判定手
段と、油種が一致した場合に当該ローデングアームから
の給油を許可する制御手段とを備えたので、ローデング
アームを給油対象となるハッチに挿入してスタートスイ
ッチを操作するという簡単な作業で、特定のハッチの油
種と、ローデングアームの油種との一致性を判定して給
油を行うことができ、またハッチカードのカードリーダ
への挿脱操作を不要として作業の簡素化を図ることがで
き、さらには、ハッチカードの紛失や、落下による破損
事故を防止することができる。
は、ローリの複数のタンクの各ハッチの近傍に敷設さ
れ、ハッチを特定する信号を発信するトランスポンダ
と、トランスポンダの1つだけを通信可能エリアとする
ように電磁波を送るエネルギ放射手段及びトランスポン
ダからの信号を受信する受信手段とからなるデータ読出
手段と、エネルギ放射手段を作動させるスタートスイッ
チと、データ読出手段とスタートスイッチとが先端近傍
に設けられたローデングアームと、各タンクに給油する
油種を記憶する記憶手段と、データ読出手段からの信号
に基づいて記憶手段に格納されている当該タンクの油種
と、ローデングアームの油種との一致を判別する判定手
段と、油種が一致した場合に当該ローデングアームから
の給油を許可する制御手段とを備えたので、ローデング
アームを給油対象となるハッチに挿入してスタートスイ
ッチを操作するという簡単な作業で、特定のハッチの油
種と、ローデングアームの油種との一致性を判定して給
油を行うことができ、またハッチカードのカードリーダ
への挿脱操作を不要として作業の簡素化を図ることがで
き、さらには、ハッチカードの紛失や、落下による破損
事故を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す装置のブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の給油装置を設備した油槽所の概要を示
す図である。
す図である。
【図3】本発明に使用するローデングアームの一実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】ローデングアームを拡大して示す図である。
【図5】ローリに搭載されているICカードに格納され
るデータの一実施例を模式的に示す図である。
るデータの一実施例を模式的に示す図である。
【図6】同上装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】給油中における表示器の表示内容を示す図であ
る。
る。
P1、P2 給油装置 1 ローデングアーム 2 流量計 3 制御弁 6 ドロッパパイプ 10 スタートスイッチ 11 データ読出手段 20 ローリ 24、25、26 ハッチ 27、28、29 トランスポンダ 35 制御装置 36 表示器 37 ICカード 38 報知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 5/32
Claims (1)
- 【請求項1】 ローリの複数のタンクの各ハッチの近傍
に敷設され、前記ハッチを特定する信号を発信するトラ
ンスポンダと、 前記トランスポンダの1つだけを通信可能エリアとする
ように電磁波を送るエネルギ放射手段及び前記トランス
ポンダからの信号を受信する受信手段とからなるデータ
読出手段と、前記 エネルギ放射手段を作動させるスタートスイッチ
と、 前記データ読出手段と前記スタートスイッチとが先端近
傍に設けられたローデングアームと、 前記各タンクに給油する油種を記憶する記憶手段と、 前記データ読出手段からの信号に基づいて前記記憶手段
に格納されている当該タンクの油種と、前記ローデング
アームの油種との一致を判別する判定手段と、 油種が一致した場合に当該ローデングアームからの給油
を許可する制御手段と、 を備えた給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05180946A JP3082521B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05180946A JP3082521B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 給油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710194A JPH0710194A (ja) | 1995-01-13 |
JP3082521B2 true JP3082521B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=16092045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05180946A Expired - Fee Related JP3082521B2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3082521B2 (ja) |
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1993
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