JP3082029B2 - 圧力の変化に依り作動する増圧機構を持ったシリンダー装置 - Google Patents

圧力の変化に依り作動する増圧機構を持ったシリンダー装置

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JP3082029B2 JP09031065A JP3106597A JP3082029B2 JP 3082029 B2 JP3082029 B2 JP 3082029B2 JP 09031065 A JP09031065 A JP 09031065A JP 3106597 A JP3106597 A JP 3106597A JP 3082029 B2 JP3082029 B2 JP 3082029B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1にあっては、
負荷が小さいときは低圧力の供給された液を利用し仕事
をする、そして負荷が大となれば自動的に高圧力の液に
変換して供給して仕事をするシリンダー装置である。そ
して既設或は新設の低圧の油圧ポンプ設備に本装置を組
み込むことに依り、高圧の油圧ポンプ設備として使用で
きる。
【0002】 請求項2にあっては、負荷が小さいとき
は低圧力の供給された液に依る出力を出し、負荷が大と
なれば自動的に高圧力に変換された液に依る高出力を出
すシリンダー装置である。そして低圧の油圧ポンプ設備
に本装置を用いれば、高出力の出せる油圧シリンダーと
なる。又供給流体がエアーの場合、エアー圧を油圧に変
える変換槽を用いることに依り、負荷が大となったとき
自動的に高出力の出せる、空油圧シリンダーとなる。
【0003】
【0004】
【従来の技術】従来の増圧機構を持ったシリンダー装置
では、リミットスイッチ、光センサー等で必要位置を感
知し電磁弁の組合せに依り或はタイマーに依り一定時間
ごとに電磁弁を作動させて、低圧液体から高圧液体への
切替を行い、低圧力の液と高圧力の液を供給し、或は低
出力と高出力を得ていた。また前記のセンサー等を使用
しないものにあては、低圧液体に依る作業中の最終工程
の定められた位置で、低圧力の液への切替を行う構造と
なっている。
【0005】以上説明したように、従来の増圧機構を持
ったシリンダー装置では、リミットスイッチ、光センサ
ー、タイマー等と電磁弁を組合せて行っている、このた
めの新たな計装設備を含んだ電気設備を必要とした、そ
してそれ等の設備のための設備費と、設備工事を行うた
めの時間が必要であった。又高圧液体を必要とする位置
が任意に変化する場合には上記センサーでの対応は不能
であり、そしてセンサーを使用しない場合は、低圧液体
から高圧液体への切替位置が最終工程の定められた位置
であり、任意に変化させることはできない、それぞれの
問題があった。次に既設の低圧の油圧ポンプ設備から高
圧の油圧ポンプ設備に改造するには多額の設備費を必要
とし設備工事を行うための時間が必要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、請求項1
にあっては、負荷が小さいときは低圧力の供給液を、負
荷が大となり高圧力の液を必要とする任意のときに高圧
力の液を供給できる。又請求項2にあっては負荷が小さ
いときは低出力を出し、負荷が大となり高出力を必要と
する任意のときに高出力を出すことができる。即ち、低
圧液体から高圧液体への切替に、リミットスイッチ、光
センサー、タイマー、電磁弁等を必要とせず、それに伴
う計装設備を含む電気設備は不要である、又電気設備が
ないので短時間で容易に設置できる、そして設備費は安
価となる、次に低圧液体から高圧液体への切替を必要と
する任意の時点で自動的にできるので、上記の問題は解
決する。また本発明の装置を既設の低圧の油圧ポンプ設
備に組込む事に依り、簡単に安価に短時間で高圧の油圧
設備となり必要な時に高圧のオイルを供給することが出
来る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に於いては、ピストンの嵌装したシリン
ダーとカバーと前記ピストンと仕切りブロックに依り形
成される第1室と第2室を持つ、第1室は下記の弁機構
ブロックを介して作動用管路に連通している、第2室は
復帰用管路に連通する、前記の仕切りブロツクと液室ブ
ロックで形成される第3室は、作動用管路の連通した通
路と連通している通路に依り第2室に連通する、そして
更に負荷に連通している通路を持つ。装置の作動前は前
記のピストンと一体化したピストンロッドは、作動用管
路と連通した前記の通路が開となる状態で、第2室と第
3室を連通する通路を閉とする。次に作動時は、前記の
ピストンロッドは作動用管路と連通した前記の通路を閉
とし、第3室に突出する。又ピストンロッドの加圧面積
はピストンの受圧面積より小とする。
【0008】 請求項2に於いては、請求項1の液室ブ
ロックのシェル部を第2シリンダーとし、ロッドと一体
化した第2ピストンを嵌装したもので、仕切りブロック
と第2ピストンを嵌装した第2シリンダーと、ロッドと
一体化した前記第2ピストンと、前記ロッドの貫通した
カバーに依り、第3室と第4室を形成する、そして第4
室は復帰用管路に連通する。
【0009】請求項1、2に於ける弁機構ブロックは、
作動用管路に連通した通路に依り加圧される弁体を持
ち、弁機構ブロックの作動前は前記通路が閉となるよう
に弁体に力を加えるスプリングを取り付ける、そして供
給された流体圧が定められた圧力以上になると、開とな
る様にスプリングの強度を定める。次に復帰用管路に連
通したシリンダー室を持ち、前記の弁体と一体化した弁
用ピストンが嵌装する、そして復帰用管路よりの加圧に
依りスプリングの力に抗してピストンが作動し前記通路
が開となるように、弁用ピストンの受圧面積を定める。
【0010】 供給流体が、例えばエアーの場合、実施
例の“図3”“図4”に示すごとく、請求項1、2に於
ける作動用管路と、第3室に連通した通路の間に変換槽
を設ける、そして供給されたエアー圧力を変換槽内の液
に伝え第3室に供給する。
【0011】 上記の様に構成された本発明の作動につ
いて説明する、一般に使用流体はオイルとエアーである
ので、以下の説明では気体をエアー液体はオイルとす
る。そして必要な所にはオイルを満たしておくものとす
る。
【0012】請求項1に於いては、作動用管路よりオイ
ルを供給する、このとき復帰用管路は、大気圧である、
供給されたオイル圧が定められた圧力以下である場合
は、弁機構ブロックは作動しないので、第1室へのオイ
ルの流入はない、しかし第3室にはオイルが流入する、
そして供給されたオイルはそのまま外部の負荷に供給さ
れる。次に負荷が大となったときは負荷の増大に伴いオ
イル圧は上昇する、そして定められた圧力以上になる
と、弁機構ブロックの弁体がスプリングの力に抗して作
動し弁機構ブロックは開となる、そしてオイルは第1室
に流入しピストンとピストンロッドは移動して、作動用
管路と第3室を連通する通路を閉とする、そしてピスト
ンロッドは第3室に突出する、第3室が密封状態である
ので、供給オイル圧に比しピストンの受圧面積をピスト
ンロッドの加圧面積で除した数値に比例する高圧力を発
生させることができる。
【0013】請求項2に於いては、“0012”で説明
したように供給されたオイルが定められた圧力以下であ
る場合は、第1室にはオイルは流入せず、第3室のみオ
イルは供給される、そして第2シリンダーに嵌装したロ
ッドと一体化したピストンを供給されたオイルで加圧し
外部に仕事を行う。負荷が大となったときは、内部で発
生した高圧オイルに依り前記のロッドと一体化したピス
トンを加圧し、大きな力で外部に仕事を行うことができ
る。
【0014】 実施例“図3”に於いては、作動用管路
より変換槽の上部にエアーを供給する、変換槽内のオイ
ルは、エアー圧に依り押し出され第3室に流入する。実
施例“図4”では、変換槽の内部に遊動ピストンを嵌装
させて、エアーとオイルを分離させたものである。
【0015】 実施例“図5”に於いては、オイルの流
動抵抗に依る圧力の増大のための誤作動を防止するた
め、第3室に近い所よりオイルを取り出し、連絡通路で
弁機構ブロックに供給することを目的としている。
【0016】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する、図
1は請求項1に示す本発明の装置の例を示したものであ
る。図1に於いて、作動用管路6と復帰用管路8はシリ
ンダー用切替弁26に連通する、そして作動用管路6に
オイルを供給するときは復帰用管路8は大気圧となり、
復帰用管路8にオイルを供給するときは作動用管路6は
大気圧となっている。
【0017】カバー3とシリンダー2と仕切りブロック
4とシリンダー2に嵌装したピストン1に依り第1室7
と第2室9が形成される、次に仕切りブロック4と液室
ブロック10で第3室11が形成される。そして第1室
7は通路24に依り下記に説明する弁機構ブロック5を
介して作動用管路6に連通する、次に第2室9は通路2
3に依り復帰用管路8に連通する、更に第2室9は通路
13に依り第3室11に連通する、第3室11は通路1
4に依り外部の負荷に連通するものとする、又通路13
には作動用管路6の連通した通路12が連通している。
ピストンロッド15はピストン1と一体化し、作動前は
通路12が開の状態で通路13に嵌装し第2室9と第3
室11の連通を遮断する。以上が図1の装置の作動前の
状態である。
【0018】弁機構ブロック5は、作動用管路6に連通
した通路16に依り加圧される弁体17を持つ、そして
弁機構ブロック5の作動前は通路16が閉となるように
弁体17に力を加えるスプリング21を取り付ける、そ
して管路6より供給されたオイルが定められた圧力以上
になると通路16が開となるようにスプリング21の強
度を定める。次に復帰用管路8に連通したシリンダー室
20をもつ、そして弁体17と一体化した弁用ピストン
19を嵌装する、そして復帰用管路8よりのオイル圧に
依り、スプリング21の力に抗して弁用ピストン19が
作動し通路16が開となるように弁用ピストン19の受
圧面積を定める。25はエアー抜きである。又本図では
弁機構ブロック5がカバーブロック3に固着しているが
必要があれば切離し連絡管等に依り連通させることもで
きる。
【0019】尚本図では、スプリング21を通路18に
取り付けてあるが、シリンダー室20のエアー抜き25
側に取り付けることもできる。弁機構ブロック5の作動
時のオイル圧を高く設定する場合、弁体17が変わらな
いときはスプリング21の強度を強くすればよい、しか
し弁機構ブロック5の大きさによっては一つのスプリン
グでは必要強度が得られない場合がある、この場合には
通路18とシリンダー室20のエアー抜き25側にスプ
リングを取り付ければよい、又それでもスプリングの強
度が不足する場合は一個所に複数のスプリングを付ける
ことも可能である。
【0020】図1の装置の作動について説明する、作動
用管路6にオイルを供給する、供給されたオイルが定め
られた圧力以下である場合、弁機構ブロック5は作動し
ないので通路16は閉となっている、そのため第1室7
へのオイルの流入はないのでピストン1は作動しない。
第3室11には通路12、13を通りオイルは供給され
る、そして通路14を通り外部の負荷に供給される。こ
のときのオイル圧は弁機構ブロック5のスプリング21
の設定強度に依り任意に定めることができる。これが低
圧力でオイルが供給されている状態である。
【0021】次にオイル圧が、負荷の増大に伴い上昇し
定められた圧力以上になれば、弁機構ブロック5の弁体
17が移動し通路16は開となる、そして作動用管路6
のオイルは通路16、18、24を通り第1室7に流入
しピストン1を移動させる、ピストンロッド15も移動
し通路12を閉とし、更に第3室11に突出する。第3
室11は負荷との間で密封されるので、第1室7に供給
されたオイル圧にピストン1の受圧面積をピストンロッ
ド15の加圧面積で除した数値を乗じた高圧力が第3室
11に発生する、そして負荷に供給される。これが高圧
力でオイルが供給されている状態である。
【0022】 次に図1の装置の復帰について説明す
る、シリンダー用切替弁26を切替て、復帰用管路8に
オイルを供給する、作動用管路6は大気圧となる、弁機
構ブロック5の弁体17は、スプリング21に依り移動
して通路16は閉又は閉となろうとするが、復帰用管路
8よりシリンダー室20にオイルが供給され加圧される
ので、弁用ピストン19と弁体17は逆移動して通路1
6は開となりそして開の状態を保つ、又第2室9にも通
路23を通りオイルは供給される、ピストン1とピスト
ンロッド15は移動する、第1室7のオイルは通路2
4、18、16と作動用管路6とシリンダー用切替弁2
6を通り流出し、ピストン1とピストンロッド15は元
の位置に復帰する、そして通路12が開となり負荷より
の背圧に依り、第3室11と負荷に連通したオイルは通
路13、12と作動用管路6とシリンダー用切替弁26
を通り流出する。
【0023】図2は請求項2に示す本発明の装置の例を
示したものである。本図は、図1の液室ブロック10の
シェル部を第2シリンダー28とし、ロッド29と一体
化したピストン27を嵌装させ仕切りブロック4とロッ
ド29の貫通したカバー30で、通路13に連通した第
3室11aと、復帰用管路8に連通した通路32を持っ
た第4室31を形成したものである。その他については
図1と同様である。
【0024】 次に図2の装置の作動について説明す
る、これまでに図1により説明したように低圧力で供給
されたオイルは第3室11aを加圧する、第2ピストン
27は移動する、カバー30を貫通しているロッド29
も移動して低出力で外部に仕事をする、そしてロッド2
9にかかる負荷が大となったとき、負荷の増大に対応し
て第3室11aのオイル圧も上昇する、同時に作動用管
路6のオイル圧も上昇させる、そして弁機構ブロック5
の弁体17が移動し、第1室7にオイルを供給して第3
室11aに高圧力を発生させる、そしてロッド29と一
体化した第2ピストン27を加圧し、高出力で外部に仕
事をすることが出来る。
【0025】図2の装置の復帰について説明する、復帰
用管路8より供給されたオイルは第2室9と第4室31
に流入する、そしてこれまでに図1により説明したよう
にピストンロッド15は元の位置に復帰し通路12は開
となる、ロッド29と一体化した第2ピストン27も加
圧され移動する、そして第3室11aのオイルは通路1
3、12を通り作動用管路6に流出し、ロッド29と第
2ピストン27は元の位置に復帰する。
【0026】図3について説明する、変換槽34は上方
に作動用管路6の連通する通路35と下方に通路36を
持ち連絡管37に連通する、そして連絡管37は通路1
2に連通する、38、39はバッフルで、エアーを分散
して供給しオイルのエアーに依る泡立ち防止のために設
けた。上方より供給されたエアーはバッフル38に依り
分散して供給され変換槽34内のオイルの油面を加圧す
る、オイルは押し出され通路36、連絡管37、通路1
2、13を通り第3室11に供給される。そして装置の
復帰時は第3室11のオイルは通路13、12、連絡管
37を通り変換槽34に入り内部のエアーは作動用管路
6に流出する。
【0027】図4について供給流体をエアーとして説明
する、本図の変換槽34aは遊動ピストン40を嵌装
し、作動用管路6に連通した通路41と連絡管37に連
通した通路42を持つ、連絡管37は通路12に連通す
る。エアーとオイルは遊動ピストン40に依り分離され
る、エアーの流入に依り遊動ピストン40は自由に移動
しエアー圧をオイル圧に変換する。次に本図では変換槽
34は連絡管37に依り連通しているが、変換槽34を
仕切りブロック4に固着させることもできる。尚変換槽
のオイル量が小のものは、シリンダー装置本体に変換槽
を組み込むことも可能で、例えば第1シリンダー或は第
2シリンダーの外側に同芯のシリンダーを設けドーナツ
状の遊動ピストンを嵌装することに依って、小型の装置
にまとめることができる。
【0028】 図5について説明する、連絡通路43
依り通路16と通路12aを連通したもので、弁体17
の作動のためのオイル圧を、第3室11のオイル圧に近
似にするためと、供給流体の流動抵抗のための圧力の変
動に依る誤動作を防止するために設けられた。
【0029】請求項1に於ける実際の作業例について説
明する、鉄板に穴をあける打ち抜き用油圧シリンダーに
オイルを供給するものとする。打ち抜き作業に入る前の
ピストンの移動時、油圧シリンダーに供給されるオイル
圧は負荷が小さいので負荷に対応する低圧の状態で供給
される、これは、装置の低圧でオイルが供給されている
状態を示す。次に打ち抜き作業に入ると負荷は増大し、
負荷に対応してオイル圧は上昇する、そして定められた
圧力以上になると、本装置の内部で作られた高圧力のオ
イルが供給され、打ち抜き作業が完了する、そしてこの
打ち抜き作業を行う位置は任意に変更できる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に説明するような効果を得る。
【0031】既設の低圧の油圧ポンプ設備に、請求項1
に依る本発明の装置を組み込むことに依り、任意の必要
なときに高圧のオイルを供給できる高圧の油圧ポンプ設
備となる。又組込に際しては、装置をボルト固定し既設
の配管にチューブ等で接続することに依り完了する、又
電気設備を必要としないので簡単に短時間で安価に設備
ができる。
【0032】新設の低圧の油圧ポンプ設備に於いても、
本発明の装置を組み込むことに依り簡単にそして安価
に、任意の必要なときに高圧のオイルを供給できる、高
圧の油圧設備となる。
【0033】 又請求項2に依る本発明の装置では、低
圧力のオイルを用い、負荷の小さいときは低出力で作業
を行い、負荷が大となり高出力を必要とする時は、リミ
ットスイッチ、タイマー、電磁弁等を必要とせず自動的
に高出力を出して作業を行うことが出来る。そして計装
を伴う電気設備を必要としないので簡単に短時間に安価
に設置できる、そして高圧用油圧シリンダーとなる、
た供給流体がエアーの場合は、エアー圧をオイル圧に変
える変換槽を用いることに依り、空油圧シリンダーとす
ることが出来る。
【0034】
【0035】
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1のシリンダー装置の実施例を示した
縦断面図。
【図2】 請求項2のシリンダー装置の実施例を示した
縦断面図。
【図3】 変換槽を取り付けた実施例を示した部分縦断
面図。
【図4】 遊動ピストンを持った変換槽を取り付けた実
施例を示した部分縦断面図。
【図5】 連絡通路を取り付けた実施例を示した部分縦
断面図。
【符号の説明】
1 ピストン 2 シリンダー 3、30 カバー 4 仕切りブロック 5 弁機構ブロック 6 作動用管路 7 第1室 8 復帰用管路 9 第2室 10 液室ブロック 11 第3室 12、13、14、16、18、22、23、24、 32、35、36、41、42 通路 15 ピストンロッド 17 弁体 19 弁用ピストン 20 シリンダー室 21 スプリング 25 エアー抜き 26 シリンダー用切替弁 27 第2ピストン 28 第2シリンダー 29 ロッド 31 第4室 33 ナット 34 変換槽 37 連絡管 38、39 バッフル 40 遊動ピストン43 連絡通路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストン(1)の嵌装したシリンダー
    (2)と前記ピストン(1)とカバー(3)と仕切りブ
    ロック(4)に依り下記の弁機構ブロック(5)を介し
    て作動用管路(6)に連通した第1室(7)と復帰用管
    路(8)に連通した第2室(9)を形成する、前記仕切
    りブロック(4)と液室ブロック(10)に依り形成さ
    れる第3室(11)は前記作動用管路(6)に連通した
    通路(12)の連通している通路(13)に依り前記第
    2室(9)に連通する更に負荷に連通した通路(14)
    を持つ、ピストンロッド(15)は前記ピストン(1)
    と一体化し更に前記ピストン(1)の受圧面積より小さ
    い加圧面積を持つそして作動前は前記通路(12)が開
    の状態で前記通路(13)を閉とする次に作動時は前記
    通路(12)を閉とし前記第3室(11)に突出する、
    そして前記作動用管路(6)に連通した通路(16)は
    弁体(17)を介して前記第1室(7)に連通するそし
    て前記復帰用管路(8)に連通したシリンダー室(2
    0)に嵌装した弁用ピストン(19)と一体化した前記
    弁体(17)は前記通路(16)の圧力の上昇に依りス
    プリング(21)に坑して作動し前記シリンダー室(2
    0)の加圧に依り戻り作動する前記弁機構ブロック
    (5)を持ったことを特徴とする、圧力の変化に依り作
    動する増圧機構を持つたシリンダー装置。
  2. 【請求項2】 ピストン(1)の嵌装したシリンダー
    (2)と前記ピストン(1)とカバー(3)と仕切りブ
    ロック(4)に依り下記の弁機構ブロック(5)を介し
    て作動用管路(6)に連通した第1室(7)と復帰用管
    路(8)に連通した第2室(9)を形成する、そして仕
    切りブロック(4)と第2シリンダー(28)とカバー
    (30)と前記第2シリンダー(28)に嵌装し前記カ
    バー(30)を貫通したロッド(29)と一体化したピ
    ストン(27)とに依り第2室(9)に通路(13)に
    依り連通した第3室(11a)と前記復帰用管路(8)
    に連通した第4室(31)を形成する、ピストンロッド
    (15)は前記ピストン(1)と一体化し更に前記ピス
    トン(1)の受圧面積より小さい加圧面積を持つそして
    作動前は前記通路(12)が開の状態で前記通路(1
    3)を閉とする次に作動時は前記通路(12)を閉とし
    前記第3室(11a)に突出する、そして前記作動用管
    路(6)に連通した通路(16)は弁体(17)を介し
    て前記第1室(7)に連通するそして前記復帰用管路
    (8)に連通したシリンダー室(20)に嵌装した弁用
    ピストン(19)と一体化した前記弁体(17)は前記
    通路(16)の圧力の上昇に依りスプリング(21)に
    坑して作動し前記シリンダー室(20)の加圧に依り
    り作動する前記弁機構ブロック(5)を持ったことを特
    徴とする、圧力の変化に依り作動する増圧機構を持った
    シリンダー装置。
JP09031065A 1996-05-03 1997-01-07 圧力の変化に依り作動する増圧機構を持ったシリンダー装置 Expired - Fee Related JP3082029B2 (ja)

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