JP3081792U - 調毛具 - Google Patents

調毛具

Info

Publication number
JP3081792U
JP3081792U JP2001000032U JP2001000032U JP3081792U JP 3081792 U JP3081792 U JP 3081792U JP 2001000032 U JP2001000032 U JP 2001000032U JP 2001000032 U JP2001000032 U JP 2001000032U JP 3081792 U JP3081792 U JP 3081792U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
covering
cover
raised
hair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001000032U
Other languages
English (en)
Inventor
鉄雄 福士
Original Assignee
鉄雄 福士
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鉄雄 福士 filed Critical 鉄雄 福士
Priority to JP2001000032U priority Critical patent/JP3081792U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3081792U publication Critical patent/JP3081792U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は調毛具に関し、調毛具に絡まった毛
を短時間に、且つ、絡まった毛の全部を一挙に除去でき
る極めて取り扱い易い調毛具を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 そのために、本体2と被覆体3を有し、
この被覆体3は本体2に嵌合できるよう形成してあり、
本体2の上面には適宜数の起毛状突起4を縦横に列設し
てあり、被覆体3の表面には起毛状突起4のそれぞれを
貫通させる穿孔5を形成してある調毛具1を構成する。
また、調毛具1は抗菌剤を混入させた合成樹脂で形成す
ることがある。更に、本体2と被覆体3はストッパ作用
によって起毛状突起4の長さを長短に選択可能にし、そ
れに応じて起毛状突起4の剛性を選択することができる
よう構成することもあり、そして、調毛具1は起毛状突
起4の先端が被覆体3から抜ける寸前の状態にて調毛具
1を掃除可能に構成することもある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は調毛具に関し、特に、犬や猫その他のペットのグルーミングの際に便 利に利用できる調毛具に係る。
【0002】
【従来の技術】
近年、犬、猫、小鳥、熱帯魚、爬虫類などの生き物をペットとして飼育する人 が多くなっている。しかし、ペットとしては、やはり、昔から人々に親しまれて いる犬や猫が圧倒的に多い。また、世界の貿易が盛んになるにつれて、犬や猫と いっても近頃では世界中から多種多様の種類のものが輸入されるようになった。
【0003】 ところで、飼い犬や飼い猫の清潔を保って健康を維持するためには、所謂、グ ルーミング、即ち、櫛やブラシで除毛或いは調毛し、毛玉ができるのを防いだり 、換毛期の不要な毛を除去するなどの世話が必要である。そして、従来、グルー ミング用具として、ブラシ、ラバーブラシ、櫛、スリッカー、蚤取り櫛といった ものが用いられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の調毛具、例えば、ブラシは除去された毛がブラシの植毛 或いは起毛状突起の間に絡まって、所謂、目詰まりを起こし、この目詰まりを解 消させるためには、ピンセットや毛抜きなどを使って絡まった毛を除去する必要 があり、これに、多大な労力と時間が掛かって面倒であるといった不都合があっ た。
【0005】 そこで、本考案は前述の不都合を考慮して、調毛具に絡まった毛を短時間に、 且つ、絡まった毛の全部を一挙に除去できる極めて取り扱い易い調毛具を提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、本体と被覆体を有し、この被覆体は前記本体に嵌合できるよう形成 してあり、前記本体の上面には適宜数の起毛状突起を縦横に列設してあり、前記 被覆体の表面には前記起毛状突起のそれぞれを貫通させる穿孔を形成してある調 毛具を構成する。また、前記本体と前記被覆体は抗菌剤を混入させた合成樹脂で 形成することがある。更に、前記本体と前記被覆体は少なくとも前記本体の上壁 と前記被覆体の上壁とが緊密に接近した状態と前記本体と前記被覆体とを上下方 向に引き離した状態とで安定状態が得られるよう構成し、前記起毛状突起の長さ を長短に選択可能にし、それに応じて前記起毛状突起の剛性を選択することがで きるよう構成することもあり、そして、前記本体と前記被覆体は前記起毛状突起 の先端が前記被覆体から抜ける寸前の状態にて安定状態が得られるよう構成する こともある。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本考案の実施の形態について詳細に説明する。 図1、図2、図3及び図4は、それぞれ本考案に係る調毛具の平面図、正面図 、左側面図及び底面図であり、図5は図1におけるA−A線にて切断して断面を 見た一部省略断面図である。各図を参照して、調毛具1は本体2(図2)と被覆 体3を有し、この被覆体3は前記本体2に嵌合できるよう形成してある。前記本 体2の上面には適宜数の起毛状突起4を縦横に列設してあり、図示のものでは横 に16本、縦に7本の計112本の起毛状突起を設けてある。前記被覆体3の表 面には前記起毛状突起4のそれぞれを貫通させる穿孔5(図5)を形成してある 。 前記本体2と前記被覆体3は合成樹脂で形成することができ、例えば、塩化 ビニールやポリエチレンを用いることができる。また、前記本体2と被覆体3を 抗菌剤を混入させた合成樹脂で形成することができ、そのように形成すると、黴 や細菌がはびこるのを防止することができ、衛生的な調毛具が得られる。なお、 前記起毛状突起4は前記本体2と一体的に形成することができるが、別体にして 、例えば、前記本体2に用いる合成樹脂よりも軟質の合成樹脂で形成し、前記本 体2に植設するようにしてもよい。
【0008】 前記本体2の側壁の一部は波形にうねる凹凸面に形成してあり、また、この凹 凸面に当接する前記被覆体3の内壁面は前記本体2の側壁の凹凸面を補完する同 様の凹凸面に形成してあり、前記被覆体3の上壁の裏面と前記本体2の上壁の表 面がほぼ接触する状態で、前記凹凸面の噛み合いによるストッパ作用によって一 安定状態が得られる。このとき、前記起毛状突起4は最大長になる。次に、前記 本体2と前記被覆体3とを上下方向に引き離して行くと前記凹凸面の噛み合いに よるストッパ作用によって次の安定状態が得られる。このとき、前記起毛状突起 4の長さは前記最大長よりも短くなる。このように、本考案の調毛具1は前記起 毛状突起4の長さを長短に選択することができ、それに応じて前記起毛状突起4 の剛性を選択することができる。即ち、前記起毛状突起4の長さが短いときには 硬い剛性となり、前記起毛状突起4の長さが長いときには軟らかい剛性となる。 なお、図5は一部省略断面図であるため、右側の側壁は示されていないが、当然 、右側の側壁にも左側の側壁と同様に波形にうねる凹凸面が形成され前記被覆体 3の内壁面の凹凸面が噛み合うようにしてある。
【0009】 図6は前記本体2の側壁の凹凸面と、この凹凸面に当接する前記被覆体3の内 壁面の凹凸面の別の例を示す、前記図5に相応する一部省略断面図である。この 例においては、前記本体2の側壁の一部は二つの凸条6を形成してあり、また、 この凸条に当接する前記被覆体3の内壁面には前記凸条6に係合する二つの凹条 7を形成してある。前記凸条6と前記凹条7の二つとも互に係合している際には 前記起毛状突起4は最大長になる。また、図6に示されるように、前記本体2と 前記被覆体3を上下方向に引き離されて一つの凸条6と一つの凹条7が係合して いる場合には、前記起毛状突起4の長さが前記最大長よりも短くなる。なお、前 記波形にうねる凹凸面や前記凸条6や凹条7を適宜に選択すれば、例えば、前記 起毛状突起4の先端が前記被覆体3から抜ける寸前、即ち、前記起毛状突起4の 先端は既に前記被覆体3の表面には出ていない状態で、ストッパ作用によって安 定状態が得られるようにすることもできる。このように構成すると、元の状態に 復旧させるのが容易になる。また、ストッパは前記波形にうねる凹凸面や前記凸 条6や凹条7の他に、例えば、前記被覆体3に切り溝を設け、この切り溝に臨む 前記本体2に固定されたビスを設け、このビスにローレット付きのナットをねじ 着して、任意の位置へ前記本体2を移動させて前記ナットを緊締しするようにし てもよい。そして、前記本体2の裏面側は蓋体で閉塞することもできる。なお、 前記被覆体3と前記本体2を合成樹脂で形成する場合、その厚みは約4mmくら いが適当であった。また、掌への当たりが穏やかになるように角々が丸みを帯び るように形成するとよい。
【0010】 以上のように構成された調毛具1を使用するには、掌に前記調毛具1の底面が 当たるように手に持って犬や猫その他のペットのグルーミングを行う。脱け毛が 起毛状突起4に絡まって具合が悪くなったら、前記被覆体3を前記本体から抜く か、前記起毛状突起4の先端が前記被覆体3から抜ける寸前の状態にして、ブラ シ、布或いは束子で掃除すれば、短時間に、且つ、前記起毛状突起4に絡まった 毛の全部を一挙に除去することができる。
【0011】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように、本考案によれば、調毛具の起毛状突起に絡まっ た毛の全部を一挙に除去することができ、また、起毛状突起の長さを選択して起 毛状突起の剛性の硬軟を変えることができ、便利な調毛具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る調毛具の平面図である。
【図2】本考案に係る調毛具の正面図である。
【図3】本考案に係る調毛具の左側面図である。
【図4】本考案に係る調毛具の底平面図である。
【図5】図1におけるA−A線にて切断して断面を見た
一部省略断面図である。
【図6】本体の側壁の凹凸面と、この凹凸面に当接する
被覆体の内壁面の凹凸面の別の例を示す、図5に相応す
る一部省略断面図である。
【符号の説明】
1 調毛具 2 本体 3 被覆体 4 起毛状突起 5 穿孔 6 凸条 7 凹条

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と被覆体を有し、該被覆体は前記本
    体に嵌合できるよう形成してあり、前記本体の上面には
    適宜数の起毛状突起を縦横に列設してあり、前記被覆体
    の表面には前記起毛状突起のそれぞれを貫通させる穿孔
    を形成してある調毛具。
  2. 【請求項2】 本体と被覆体を有し、該被覆体は前記本
    体に嵌合できるよう形成してあり、前記本体の上面には
    適宜数の起毛状突起を縦横に列設してあり、前記被覆体
    の表面には前記起毛状突起のそれぞれを貫通させる穿孔
    を形成してあり、且つ、前記本体と前記被覆体は抗菌剤
    を混入させた合成樹脂で形成してある調毛具。
  3. 【請求項3】 本体と被覆体を有し、該被覆体は前記本
    体に嵌合できるよう形成してあり、前記本体の上面には
    適宜数の起毛状突起を縦横に列設してあり、前記被覆体
    の表面には前記起毛状突起のそれぞれを貫通させる穿孔
    を形成してあり、前記本体と前記被覆体は少なくとも前
    記本体の上壁と前記被覆体の上壁とが緊密に接近した状
    態と前記本体と前記被覆体とを上下方向に引き離した状
    態とで安定状態が得られるよう構成し、前記起毛状突起
    の長さを長短に選択可能にし、それに応じて前記起毛状
    突起の剛性を選択することができるよう構成した調毛
    具。
  4. 【請求項4】 本体と被覆体を有し、該被覆体は前記本
    体に嵌合できるよう形成してあり、前記本体の上面には
    適宜数の起毛状突起を縦横に列設してあり、前記被覆体
    の表面には前記起毛状突起のそれぞれを貫通させる穿孔
    を形成してあり、前記本体と前記被覆体は前記起毛状突
    起の先端が前記被覆体から抜ける寸前の状態にて安定状
    態が得られるよう構成した調毛具。
JP2001000032U 2001-01-09 2001-01-09 調毛具 Expired - Fee Related JP3081792U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001000032U JP3081792U (ja) 2001-01-09 2001-01-09 調毛具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001000032U JP3081792U (ja) 2001-01-09 2001-01-09 調毛具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3081792U true JP3081792U (ja) 2001-11-22

Family

ID=43214537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001000032U Expired - Fee Related JP3081792U (ja) 2001-01-09 2001-01-09 調毛具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3081792U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005388A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Masaki Miyahara 櫛に付いたペットの抜け毛取り(用具)部品。
JP3183147U (ja) * 2013-01-15 2013-05-09 美雪 加々美 絡み付いた毛を簡単に除去できるヘアーブラシ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005388A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Masaki Miyahara 櫛に付いたペットの抜け毛取り(用具)部品。
JP3183147U (ja) * 2013-01-15 2013-05-09 美雪 加々美 絡み付いた毛を簡単に除去できるヘアーブラシ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5502873A (en) Pet grooming device
US8336558B2 (en) Direct application brush having flow regulator assembly
CA2923323C (en) Reversible two-headed brush
US8322307B2 (en) Pet grooming device
CA2697242C (en) Multi-function nipper device
US5930862A (en) Rug rake
US5009195A (en) Animal grooming device and process
JP6700271B2 (ja) 動物の被毛の手入れ用ブラシのためのコーム
CN206933724U (zh) 动物梳理刷
JP2011524168A (ja) ブラシ
US4040390A (en) Animal grooming tool
JP3081792U (ja) 調毛具
KR200494212Y1 (ko) 애완동물용 브러쉬
US6378462B1 (en) Cat massaging and grooming device
US6230659B1 (en) Grooming device and method of using
KR101986121B1 (ko) 다기능 실리콘 크리너 패드
CN109418173B (zh) 内层毛去除器具
JP7125381B2 (ja) 湾曲コーム
US20240147960A1 (en) Facial Scrubbing Device or Beauty Brush
CN219762203U (zh) 一种梳理宠物用手套
KR200334196Y1 (ko) 혼용 브러시
JP3052700U (ja) ペット用ブラシ
JP3034189U (ja) 歯ブラシ
CN210124705U (zh) 一种马桶刷
JP3078177U (ja) 毛抜き付きブラシ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees