JP3081790U - 食卓用保温具 - Google Patents

食卓用保温具

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JP3081790U JP2000008311U JP2000008311U JP3081790U JP 3081790 U JP3081790 U JP 3081790U JP 2000008311 U JP2000008311 U JP 2000008311U JP 2000008311 U JP2000008311 U JP 2000008311U JP 3081790 U JP3081790 U JP 3081790U
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亀夫 田島
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有限会社アステック
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で食卓上の調理品を所定の温度範
囲内に保持できるようにする。 【解決手段】 食卓2上に載置された調理品5を外部か
ら覆い当該食卓2と協働して当該調理品5を外部から隔
離する閉鎖空間Sを形成可能なカバー10と、このカバ
ー10の一部に閉鎖空間Sと連通するように設けられか
つ外部から開閉可能な保温材収容部15と、この保温材
収容部15に収容された保温材(保冷材20,発熱材2
1)とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食卓上の調理品を所定温度範囲内に保持する食卓用保温具に関する 。
【0002】
【従来の技術】
我が国においては、家庭のありようが以前とは大きく変化している。その一例 として、家庭構成員(父、母、子供等)が、家庭外の団体(勤め先、パート先、 学校、学習塾等)に拘束される時間が長くなるとともに、その拘束時間帯がばら ばらとなり、一家団欒の時間が非常に少なくなっている。
【0003】 そのため、家庭構成員全員で食事(夕食等)をすることは少なくなり、例えば 料理担当者である母親が夕食用に調理した品々を食卓に並べ終えてからパート先 へ行った後に、学校から帰ってきた子供たちが自分たちだけで食事をとったり、 夜遅く会社から帰宅した父親が食卓に用意された調理品を一人で食べることが多 くなっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、暑い夏場では、食卓上に用意された調理品(刺身等)が変質しやす く、短時間で食べられなくなってしまうことがある。
【0005】 かかる不都合が生じるのを防止する一方策として、調理品を冷蔵庫の中に入れ ておくことが考えられる。しかし、これでは、冷えすぎてしまい、硬くなって食 感が悪くなってしまうなどの新たな不都合が生じる。また、冷蔵庫に収容されて いるもののうち、どれを食べてよいか判断しにくい。
【0006】 また、別の方策として、食卓がある部屋をエアコンで冷やしておくことが考え られる。しかし、これでは電気代が嵩むことになる。
【0007】 一方、寒い冬場では、食卓上の調理品(おでん等)が冷たくなりすぎてしまい 、温め直しをするなど余分な手間がかかることになる。
【0008】 本考案の目的は、簡単な構成で食卓上の調理品を所定の温度範囲内に保持する ことができる安価な食卓用保温具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、食卓上に載置された調理品を外部から覆い当該食卓と協働 して当該調理品を外部から隔離する閉鎖空間を形成可能なカバーと、このカバー の一部に閉鎖空間と連通するように設けられかつ外部から開閉可能な保温材収容 部と、この保温材収容部に収容された保温材とから成る食卓用保温具である。
【0010】 かかる考案の場合、保温材収容部に保温材が入れられたカバーで食卓上の調理 品を覆えば、当該保温材によってカバー内部の閉鎖空間が所定の温度範囲内に保 持される。
【0011】 請求項2の考案は、前記保温材が、繰り返し使用可能な保冷材からなる食卓用 保温具である。
【0012】 かかる考案の場合、食卓上の調理品を覆うカバー内部の閉鎖空間が保冷材〔例 えば、アイスノン(株式会社白元の登録商標)〕で冷却される。したがって、暑 い夏場でも、調理品の変質を防止できる。なお、保冷材は、使用後に例えば冷蔵 庫の冷凍室内に入れて冷却すれば再使用できるので、経済的である。
【0013】 請求項3の考案は、前記保温材が、発熱材からなる食卓用保温具である。
【0014】 かかる考案の場合、食卓上の調理品を覆うカバー内部の閉鎖空間が発熱材で温 められる。したがって、寒い冬場でも、調理品を温め直しするなどの余分な手間 をかける必要がなくなる。
【0015】 請求項4の考案は、前記カバーが折りたたみ可能な食卓用保温具である。
【0016】 かかる考案の場合、使用後はカバーを折りたたんで容積を大幅に減少できる。 したがって、請求項1,2又は3の考案の場合と同様な作用・効果を奏し得る他 、収容に場所を取らず保管に便利である。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を、図面に基き説明する。
【0018】 本考案に係る食卓用保温具は、図1および図2に示すように、食卓2上の調理 品5を覆い可能なカバー10と、このカバー10の保温材収容部15に収容され た保温材(20,21)とからなり、調理品5を所定温度範囲内に保持可能に構 成されている。
【0019】 具体的には、カバー10は、食卓2上に載置された調理品5を外部から覆い当 該食卓2と協働して当該調理品5を外部から隔離する閉鎖空間Sを形成できるよ うに構成されている。このカバー10の一部には、閉鎖空間Sと連通しかつ外部 から開閉可能な保温材収容部15が設けられている。なお、調理品とは、料理さ れた食べ物を意味し、料理された場所は家庭内、家庭外を問わない。
【0020】 この実施形態では、カバー10は、透明の合成樹脂製とされており、4つの側 壁板部11と天板部12とから形成されている。このカバー10の天板部12の 中央部分には、当該カバー10内部へ向けて出っ張った保温材収容部15が一体 的に形成されている。この保温材収容部15の底部には、多数の孔17が貫通穿 設されている。前記各孔17を通して保温材収容部15と内部空間(閉鎖空間S )とが連通している。このカバー10の保温収容部15は、蓋18で開閉可能と されている。
【0021】 なお、上記カバー10を、図3〜図5に示すように、保管に便利なように、折 りたたみ可能に形成してもよい。すなわち、カバー10を、各端部が蝶番部13 を介してヒンジ結合された4つの側壁板11Aと、隣接する各側壁板11Aのな す角度を直角に保持した状態で当該各側壁板11Aの上面に係止部(係止用凹部 19A、係止用凸部19B)を介して接続された天板12Aとから形成されてい る。したがって、図6に示すように、カバー10の天板12Aを各側壁板11A から外し、当該各側壁板11Aを折りたたんで容積を大幅に減少できる。
【0022】 保温材は、カバー10の保温材収容部15に収容されている。暑い夏場には、 保温材として、繰り返し使用可能な保冷材20〔この実施形態では、アイスノン (株式会社白元の登録商標)〕がカバー10の保温材収容部15に収容される。 また、寒い冬場には、発熱材21〔この実施形態では、ホカロン(株式会社ロッ テの登録商標)〕がカバー10の保温材収容部15に収容される。
【0023】 上記構成の食卓用保温具では、保温材収容部15に保冷材15が入れられたカ バー10で食卓2上の調理品5を覆えば、当該保冷材20から発した冷気が各孔 部17を介して閉鎖空間Sへ入り込む。これにより、カバー10内部の閉鎖空間 Sが冷やされて調理品5が所定の温度範囲内に保持される。したがって、調理品 5の変質を防止できる。
【0024】 なお、保冷材20(アイスノン)は、使用後に例えば冷蔵庫の冷凍室内に入れ て冷却すれば再使用できるので、経済的である。また、カバー10の保温収容部 15へ収容する保冷材20のサイズおよび個数で、上記温度や保冷時間の調節も でき便利である。
【0025】 一方、保温材として発熱材21を使用することにより、寒い冬場でもカバー1 0内部の閉鎖空間Sを温めて調理品5を所定の温度範囲内に保持できる。したが って、調理品5を温め直しするなどの余分な手間をかける必要がなくなる。
【0026】 また、カバー10が折りたたみ可能であるので、使用後はカバー10を折りた たんで容積を大幅に減少できる。したがって、収容に場所を取らず保管に便利で ある。
【0027】 また、カバー10が透明であるので、当該カバー10を開けることなく内部に 収容された調理品を目視でき使い勝手がよい。
【0028】 なお、上記実施形態では、カバー10の天板部12に保温材収容部15を設け たが、これに限定されず、例えば側壁板部11や側壁板11Aに設けてもよい。
【0029】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、食卓上の調理品を覆って外部から隔離する閉鎖空間 を形成可能なカバーと、このカバーの保温材収容部に収容された保温材とから成 るので、簡単な構成で保温材によって食卓上の調理品を所定の温度範囲内に保持 できる。また、安価に製造できる。
【0030】 請求項2の考案によれば、保温材が繰り返し使用可能な保冷材からなるので、 暑い夏場でも、カバー内部の閉鎖空間を冷やして調理品を所定の温度範囲内に保 持でき、調理品の変質を防止できる。なお、保冷材は、繰り返し使用可能である ので経済的である。
【0031】 請求項3の考案によれば、保温材が発熱材からなるので、寒い冬場でもカバー 内部の閉鎖空間を温めて調理品を所定の温度範囲内に保持できる。したがって、 調理品を温め直しするなどの余分な手間をかける必要がなくなる。
【0032】 請求項4の考案によれば、カバーが折りたたみ可能であるので、使用後はカバ ーを折りたたんで容積を大幅に減少できる。したがって、請求項1,2又は3の 考案の場合と同様な効果を奏し得る他、収容に場所を取らず保管に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態を説明するための斜視図であ
る。
【図2】同じく、食卓上の調理品をカバーで覆った図で
ある。
【図3】同じく、カバーの変形例を説明するための斜視
図である。
【図4】同じく、カバーの変形例を示す分解斜視図であ
る。
【図5】同じく、側壁板部と天板部とを接続するための
係止部を説明するための図である。
【図6】同じく、カバーを折りたたんだ状態を説明する
ための図である。
【符号の説明】
2 食卓 5 調理品 10 カバー 11 側壁板部 11A 側壁板 12 天板部 12A 天板 15 保温材収容部 20 保冷材(保温材) 21 発熱材(保温材)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食卓上に載置された調理品を外部から覆
    い当該食卓と協働して当該調理品を外部から隔離する閉
    鎖空間を形成可能なカバーと、このカバーの一部に閉鎖
    空間と連通するように設けられかつ外部から開閉可能な
    保温材収容部と、この保温材収容部に収容された保温材
    とから成る食卓用保温具。
  2. 【請求項2】 前記保温材が、繰り返し使用可能な保冷
    材からなる請求項1記載の食卓用保温具。
  3. 【請求項3】 前記保温材が、発熱材からなる請求項1
    記載の食卓用保温具。
  4. 【請求項4】 前記カバーが折りたたみ可能な請求項
    1,2又は3記載の食卓用保温具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015100598A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 ジャパン・イマジネーション・フーズ株式会社 食物用保冷カバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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