JP3081772U - 押し入れ整理棚 - Google Patents

押し入れ整理棚

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の押し入れ整理棚を一枚板のように安定
して連結する。 【解決手段】 押し入れ内に装着されて物を整理して空
間の有効利用を図る押し入れ整理棚1である。棚板部2
を合わせたとき互いに整合する縁部に設けられた嵌合穴
12と、整合した2つの嵌合穴12に嵌合して隣り合う
棚板部2を互いに連結する連結具4とを備えた。嵌合穴
12は、2つ棚板部2の嵌合穴が合わさって連結具4が
埋め込まれる1本の連続した溝を形成する溝部13と、
溝部13の底部に形成され連結具4の突起板部21がは
まり込む固定穴部14とからなる。連結具4は、各固定
穴部14にまり込み各棚板部2を固定する2つの突起板
部21と、この2つの突起板部21と一体的に成形され
て各棚板部2を支持すると共に嵌合穴12の溝部13に
埋め込まれる連結板部22とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、押し入れ内の整理に用いる押し入れ整理棚に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、押し入れ整理棚は、棚板部と脚部とから構成されている。棚板部は、 その上側面に載置された物を支持する。脚部は、棚板部の下側に取り付けられて 押し入れ内の床面と棚板部との間に物を収納する空間を作る。これにより、棚板 部の上側及び下側に、隙間なくかつ安定して物を収納でき、押し入れ内の空間を 効率的に利用することができる。
【0003】 押し入れ整理棚は、押し入れの大きさ等の条件に応じて、1個又は複数個が押 し入れ内に装着される。これらは、通常棚板部を突き合わせて並べた状態で装着 されて広い棚板を形成し、その上側に種々の物を載置したり、下側に挿入したり して、押し入れ内の空間を有効利用している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記構成の押し入れ整理棚では、複数個の押し入れ整理棚を押し入 れに装着するときは互いに並べて設置するだけなので、ぐらついて安定せず、積 み上げた物が崩れてしまうことがある。
【0005】 本考案は以上述べたような不具合を解消するためになされたもので、押し入れ 内に複数個装着された場合にぐらつかずに安定して物を支持することができる押 し入れ整理棚を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために第1の考案に係る押し入れ整理棚は、押し入れ 内に装着され上側面で物を支持する棚板部を備えた押し入れ整理棚において、上 記棚板部を複数並べて突き合わせたとき互いに整合する棚板部の縁部の位置にそ れぞれ設けられた嵌合穴と、整合した2つの上記嵌合穴に嵌合して隣り合う上記 棚板部を互いに連結する連結具とを備えて構成されたことを特徴とする。
【0007】 上記構成により、複数の押し入れ整理棚を並べて突き合わせた状態で互いに整 合した2つの嵌合穴に連結具をはめ込む。これにより、並べた押し入れ整理棚の 棚板部が隣同士で一体的に連結されて一枚板のように安定した押し入れ整理棚に なり、その上側に載置される物も安定する。
【0008】 第2の考案に係る押し入れ整理棚は、第1の発明に係る押し入れ整理棚におい て、上記嵌合穴が、縁端部まで延ばして形成されることで隣接の棚板部の嵌合穴 と合わさって1本の連続した溝を形成して上記連結具が表面に突出しないように 埋め込まれる溝部と、この溝部の底部に形成され上記連結具がはまり込むことで 当該連結具を上記棚板部側に固定する固定穴部とからなり、上記連結具が、整合 した2つの上記嵌合穴の各固定穴部にそれぞれはまり込むことで隣り合う棚板部 にそれぞれ固定される2つの突起板部と、この2つの突起板部と一体的に成形さ れて各棚板部を互いにずれないように支持すると共に上記嵌合穴の溝部に埋め込 まれる連結板部とから構成されたことを特徴とする。
【0009】 上記構成により、押し入れ整理棚を複数並べることで、隣り合う棚板部の嵌合 穴が合わさって1本の連続した溝部が形成される。この溝部に連結具の連結板部 を埋め込んで、各押し入れ整理棚の固定穴部に連結具の2つの突起板部をそれぞ れはめ込む。これにより、連結具の2つの突起板部が隣り合う押し入れ整理棚を 離れないように支持すると共に、嵌合穴の溝部に連結具の連結板部が埋め込まれ ることで各押し入れ整理棚の接触面方向のずれを防止する。
【0010】 第3の考案に係る押し入れ整理棚は、第1又は第2の発明に係る押し入れ整理 棚において、上記棚板部の下側に取り付けられて、押し入れ内の床面と棚板部と の間に物を収納する空間を作る脚部を備えたことを特徴とする。
【0011】 上記構成により、棚板部の上側に物を載置すると共に、下側の脚部でできた空 間にも物を収納して、空間の有効利用を図る。
【0012】 第4の考案に係る押し入れ整理棚は、第1乃至第3の発明のいずれかの発明に 係る押し入れ整理棚において、上記棚板部が伸縮するように構成されたことを特 徴とする。
【0013】 上記構成により、棚板部が伸縮することで、押し入れの大きさに応じて最適な 整理棚を構成することができる。
【0014】 第5の考案に係る押し入れ整理棚は、第1乃至第4の発明のいずれかの発明に 係る押し入れ整理棚において、上記連結具の連結板部の上端中央に、連結具を抜 き取る際のつまみ部を設けたことを特徴とする。
【0015】 上記構成により、押し入れから取り出すため等で押し入れ整理棚を分離すると きは、つまみ部を摘んで連結具を抜き取る。これにより、押し入れ整理棚を容易 に分離することができる。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本実 施形態に係る押し入れ整理棚の嵌合穴及び連結具を示す要部斜視図、図2は本実 施形態に係る連結具を示す正面図、図3は本実施形態に係る連結具を示す底面図 、図4は本実施形態に係る連結具を示す側面図、図5は嵌合穴12に連結具4が 嵌合した状態を示す断面図、図6は嵌合穴12に連結具4が嵌合した状態を示す 底面図、図7は嵌合穴12に連結具4が嵌合した状態を示す側面図、図8は押し 入れ整理棚を示す斜視図、図9は押し入れ整理棚を裏面から示す分解斜視図であ る。
【0017】 本実施形態に係る押し入れ整理棚1は、押し入れ内の空間を有効に利用し、物 を整理して効率的に収納するための棚である。この押し入れ整理棚1は主に、棚 板部2と、脚部3と、連結具4とから構成されている。
【0018】 棚板部2は、その上側面で物を支持するための部材である。この棚板部2は、 長方形板状に形成され、公知の伸縮機構(図示せず)により、その長さを調整で きるようになっている。棚板部2の下側面の四隅には、脚部3がはめ込まれる脚 部支持穴11が形成されている。
【0019】 棚板部2の縁部には、図1及び図5〜図8に示すように、嵌合穴12が設けら れている。この嵌合穴12は、棚板部2の長手方向両側の縁部に一定間隔をおい て複数個設けられている。これらの嵌合穴12は、2つの棚板部2を並べて突き 合わせたときに互いに整合する位置にそれぞれ設けられている。
【0020】 嵌合穴12は、溝部13と、固定穴部14とから構成されている。溝部13は 、棚板部2の縁端部まで延ばして形成され、隣接の棚板部2の嵌合穴12と合わ さって1本の連続した溝を形成する。この溝に連結具4が棚板部2の表面から突 出しないように埋め込まれる。固定穴部14は溝部13の底部に形成されている 。1つの溝部13に1つの固定穴部14が形成されている。この固定穴部14は 、後述する連結具4の突起板部21とほぼ同じ形状の穴として形成されている。 固定穴部14の位置は、2つの棚板部2が突き合わされて2つの嵌合穴12が整 合した状態で、2つの固定穴部14の間隔が連結具4の2つの突起板部21の間 隔よりも僅かに広くなるように設定されている。これにより、連結具4が嵌合穴 12に取り付けられた状態で2つの棚板部2を互いに引き寄せて支持するように なっている。
【0021】 脚部3は、図8及び図9に示すように、棚板部2の下側に取り付けられて、押 し入れ内の床面と棚板部2との間に物を収納する空間を作る部材である。この脚 部3は、支柱部16と、足部17とから構成されている。支柱部16は、円形の プラスチックパイプで構成され、棚板部2の脚部支持穴11にはめ込まれる。支 柱部16の長さは必要に応じて適宜設定される。本実施形態ではほぼ30cm程 度に設定している。足部17は、支柱部16の先端にはまり込む2つの嵌合部1 8と、各嵌合部18を一体的につなぐ連結棒部19とからなり、隣接する2つの 支柱部16の先端に取り付けられている。これにより、2本の支柱部16の先端 を互いにつないで脚部3の強度を向上させている。
【0022】 連結具4は2つの棚板部2を固定する部材である。即ち、2つの棚板部2を並 べて突き合わされた状態で整合する2つの各嵌合穴12にはめ込んで2つの棚板 部2を互いに連結するための部材である。この連結具4は、図1〜図7に示すよ うに、2つの突起板部21と、連結板部22とから構成されている。
【0023】 突起板部21は嵌合穴12の固定穴部14に嵌合する部分である。突起板部2 1は固定穴部14に合わせた寸法に形成されている。2つの突起板部21が2つ の嵌合穴12の各固定穴部14にそれぞれはまり込むことで、連結具4が隣り合 う棚板部2にそれぞれ固定される。これにより、2つの棚板部2が互いに離れな いように支持される。突起板部21の先端部には、係止爪が形成され、固定穴部 14から不用意に抜け落ちないようになっている。この係止爪は、突起板部21 の先端部を拡大して形成され、固定穴部14から下方へ突出した状態で固定穴部 14の下端縁部に引っかかって抜け落ちないようになっている。
【0024】 連結板部22は、2つの棚板部2をずれないように支持するための部材である 。連結板部22は、2つの突起板部21と一体的に成形されて、2つの突起板部 21を設定間隔で支持している。これにより、連結板部22は、各固定穴部14 にはまり込んだ2つの突起板部21を支持することで、隣り合う棚板部2を互い に離れないように支持すると共に、溝部13にはまり込むことで棚板部2の接触 面方向(図1中の矢印方向)のずれを防止する。また、連結板部22は、棚板部 2の表面から突出しないように溝部13に埋め込まれることで、めだたず、邪魔 にならないようになっている。即ち、棚板部2に載置された物に引っかからない ようになっている。
【0025】 連結板部22の上端中央にはつまみ部23が設けられている。このつまみ部2 3は、連結具4を棚板部2から抜き取る際に手で摘む部分である。つまみ部23 を摘んで連結具4を抜き取ることで、棚板部2(押し入れ整理棚1)を容易に分 離することができるようになっている。
【0026】 [動作] 以上のように構成された押し入れ整理棚1は、次のようにして使用される。
【0027】 まず、押し入れ整理棚1の棚板部2を押し入れの寸法に合わせて調整し、押し 入れないに挿入する。棚板部2の寸法は、使用態様に応じて押し入れの横幅寸法 又は奥行き寸法に合わせる。
【0028】 棚板部2の寸法を合わせた押し入れ整理棚1を1つだけ挿入する場合は、合わ せた寸法に応じて縦又は横にして押し入れ内に挿入する。そして、棚板部2の上 側及び下側に物を効率的に挿入する。
【0029】 押し入れ整理棚1を複数挿入するときは、挿入された複数の押し入れ整理棚1 を横方向に並列に並べて、棚板部2の長手方向両側面を突き合わせる。これによ り、各棚板部2の複数の嵌合穴12が互いに整合して1本の長溝を形成する。こ の複数の長溝に連結具4をそれぞれ挿入する。連結具4は、その突起板部21が 嵌合穴12の固定穴部14に嵌合し、連結板部22が溝部13に嵌合する。これ により、棚板部2の上側表面から突出することなく、2つの棚板部2を互いに結 合する。即ち、連結具4の2つの突起板部21が固定穴部14に嵌合して2つの 棚板部2が互いに離れないように支持すると共に、連結板部22が各嵌合穴12 の溝部13に嵌合して2つの棚板部2の接触面方向のずれを防止する。この結果 、複数の棚板部2が一枚板のように、堅固に連結される。
【0030】 この状態で、広い棚板部2の上側及び下側に物を効率的に挿入する。
【0031】 複数連結した押し入れ整理棚1を押し入れから取り出すときは、各押し入れ整 理棚1を分離する。この場合は、連結具4のつまみ部23を摘んで引き抜く。こ れにより、連結具4を嵌合穴12から容易に引き抜くことができる。そして、分 離した押し入れ整理棚1を個別に押し入れから取り出す。
【0032】 [効果] (1) 以上にように、嵌合穴12と、連結具4とを設けたので、複数並べられ た押し入れ整理棚1の各棚板部2を隣同士で一体的に連結して一枚板のように安 定した押し入れ整理棚にすることができる。この結果、棚板部2の上側に多数の 物を安定して載置することができ、押し入れ内の空間を有効利用することができ る。
【0033】 (2) 嵌合穴12を溝部13と固定穴部14とから構成すると共に、連結具4 を突起板部21と連結板部22とから構成したので、嵌合穴12の固定穴部14 に連結具4の突起板部21が嵌合することで、隣り合う押し入れ整理棚1を離れ ないように支持することができると共に、嵌合穴12の溝部13に連結具4の連 結板部22が埋め込むことで各押し入れ整理棚1の接触面方向のずれを防止する ことができる。この結果、複数の棚板部2が一枚板のように確実に結合されて安 定した押し入れ整理棚にすることができる。これにより、棚板部2の上側に多数 の物を安定して載置することができ、押し入れ内の空間を有効利用することがで きる。
【0034】 (3) 棚板部2の下側に脚部3を取り付けたので、押し入れ内の床面と棚板部 2との間に物を収納する空間を作ることができ、押し入れ内の空間を有効に利用 することができる。
【0035】 (4) 棚板部2を伸縮する構成にしたので、押し入れの大きさに応じて最適な 整理棚を構成することができる。
【0036】 (5) 連結具4の連結板部22の上端中央につまみ部23を設けたので、連結 具4を容易に抜き取ることができ、押し入れ整理棚1を容易に分離することがで きる。
【0037】 [変形例] (1) 上記実施形態では、30cm程度の脚部3を設けたが、この脚部3は必 要に応じてその長さを設定する。短くしたり、長くしたり、脚部3を設けなかっ たりすることができる。これらの場合も、上記実施形態同様の作用、効果を奏す ることができる。
【0038】 (2) 上記実施形態では、嵌合穴12を棚板部2の長手方向両側にのみ設けた が、長手方向両端の縁部に設けてもよい。これにより、上記実施形態にように横 方向に並列でなく、縦方向に長くつなげることができる。このとき、嵌合穴12 の位置や形状等は前記実施形態の嵌合穴12と同様の態様で設ける。また、嵌合 穴12を棚板部2の全周に設けてもよい。
【0039】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように本考案によれば、次のような効果を奏することが できる。
【0040】 (1) 棚板部を複数並べて突き合わせたとき互いに整合する棚板部の縁部の位 置にそれぞれ設けられた嵌合穴と、整合した2つの上記嵌合穴に嵌合して隣り合 う上記棚板部を互いに連結する連結具とを備えて構成されたので、複数の押し入 れ整理棚を並べて突き合わせた状態で互いに整合した2つの嵌合穴に連結具をは め込むことで、並べた押し入れ整理棚の棚板部が隣同士で一体的に連結すること ができる。これにより、複数の押し入れ整理棚を組み合わせて一枚板のように安 定した押し入れ整理棚にすることができる。この結果、棚板部の上側に多数の物 を安定して載置することができ、押し入れ内の空間を有効利用することができる 。
【0041】 (2) 嵌合穴を、縁端部まで延ばして形成されることで隣接の棚板部の嵌合穴 と合わさって1本の連続した溝を形成して上記連結具が表面に突出しないように 埋め込まれる溝部と、この溝部の底部に形成され上記連結具がはまり込むことで 当該連結具を上記棚板部側に固定する固定穴部とから構成し、連結具を、整合し た2つの上記嵌合穴の各固定穴部にそれぞれはまり込むことで隣り合う棚板部に それぞれ固定される2つの突起板部と、この2つの突起板部と一体的に成形され て各棚板部を互いにずれないように支持すると共に上記嵌合穴の溝部に埋め込ま れる連結板部とから構成したので、隣り合う押し入れ整理棚を離れないように支 持すると共に、各押し入れ整理棚の接触面方向のずれを防止する。即ち、隣り合 う棚板部の嵌合穴が合わさって形成された1本の連続した溝部に連結具の連結板 部を埋め込んで、各固定穴部に2つの突起板部がはまり込み、隣り合う押し入れ 整理棚を離れないように支持することができると共に、溝部に連結具の連結板部 が埋め込むことで各押し入れ整理棚の接触面方向のずれを防止することができる 。
【0042】 (3) 棚板部の下側に、押し入れ内の床面と棚板部との間に物を収納する空間 を作る脚部を備えたので、空間の有効利用を図ることができる。
【0043】 (4) 棚板部が伸縮するように構成されたので、押し入れの大きさに応じて最 適な整理棚を構成することができる。
【0044】 (5) 連結具の連結板部の上端中央に、連結具を抜き取る際のつまみ部を設け たので、押し入れ整理棚を分離するときは、つまみ部を摘んで連結具を抜き取る ことで、押し入れ整理棚を容易に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る押し入れ整理棚の嵌合穴及び連結
具を示す要部斜視図である。
【図2】本考案に係る押し入れ整理棚の連結具を示す正
面図である。
【図3】本考案に係る連結具を示す底面図である。
【図4】本考案に係る連結具を示す側面図である。
【図5】本考案に係る連結具を棚板部の嵌合穴に嵌合し
た状態を示す断面図である。
【図6】本考案に係る連結具を棚板部の嵌合穴に嵌合し
た状態を示す底面図である。
【図7】本考案に係る連結具を棚板部の嵌合穴に嵌合し
た状態を示す側面図である。
【図8】本考案に係る押し入れ整理棚を示す斜視図で
る。
【図9】本考案に係る押し入れ整理棚を裏面から示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
1:押し入れ整理棚、2:棚板部、3:脚部、4:連結
具、11:脚部支持穴、12:嵌合穴、13:溝部、1
4:固定穴部、16:支柱部、17:足部、18:嵌合
部、19:連結棒部、21:突起板部、22:連結板
部、23:つまみ部。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押し入れ内に装着され上側面で物を支持
    する棚板部を備えた押し入れ整理棚において、 上記棚板部を複数並べて突き合わせたとき互いに整合す
    る棚板部の縁部の位置にそれぞれ設けられた嵌合穴と、 整合した2つの上記嵌合穴に嵌合して隣り合う上記棚板
    部を互いに連結する連結具とを備えて構成されたことを
    特徴とする押し入れ整理棚。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の押し入れ整理棚におい
    て、 上記嵌合穴が、縁端部まで延ばして形成されることで隣
    接の棚板部の嵌合穴と合わさって1本の連続した溝を形
    成して上記連結具が表面に突出しないように埋め込まれ
    る溝部と、この溝部の底部に形成され上記連結具がはま
    り込むことで当該連結具を上記棚板部側に固定する固定
    穴部とからなり、 上記連結具が、整合した2つの上記嵌合穴の各固定穴部
    にそれぞれはまり込むことで隣り合う棚板部にそれぞれ
    固定される2つの突起板部と、この2つの突起板部と一
    体的に成形されて各棚板部を互いにずれないように支持
    すると共に上記嵌合穴の溝部に埋め込まれる連結板部と
    から構成されたことを特徴とする押し入れ整理棚。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の押し入れ整理棚
    において、 上記棚板部の下側に取り付けられて、押し入れ内の床面
    と棚板部との間に物を収納する空間を作る脚部を備えた
    ことを特徴とする押し入れ整理棚。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    押し入れ整理棚において、 上記棚板部が伸縮するように構成されたことを特徴とす
    る押し入れ整理棚。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    押し入れ整理棚において、 上記連結具の連結板部の上端中央に、連結具を抜き取る
    際のつまみ部を設けたことを特徴とする押し入れ整理
    棚。
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