JP3081580B2 - 巻おしぼり製造装置 - Google Patents

巻おしぼり製造装置

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JP3081580B2
JP3081580B2 JP1792398A JP1792398A JP3081580B2 JP 3081580 B2 JP3081580 B2 JP 3081580B2 JP 1792398 A JP1792398 A JP 1792398A JP 1792398 A JP1792398 A JP 1792398A JP 3081580 B2 JP3081580 B2 JP 3081580B2
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章二 古田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状に巻回し
たタオルロールからシート材を引き出して所定寸法長に
切断し、切断された1枚のシート材をロール状に巻き込
んで巻おしぼりを製造する自動巻おしぼり製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】各種飲食関連店舗等では、接客サービス
の一環として顧客に「おしぼり」を提供することが多
い。この「おしぼり」としては、従来一般的にタオル地
の「巻おしぼり」やシート材を折り畳んだ「折畳おしぼ
り」が使用されている。タオル地の巻おしぼりは繰り返
し使用が可能であって省資源という観点では好ましい
が、その反面、再生処理が不完全であると、汚れが残る
又は異臭がする等衛生面で問題を有していた。一方、折
畳おしぼりは1回限りの使い捨てであるため衛生的であ
る反面、個別包装されて業者より納入されるのでコスト
が比較的高かった。また、従来のタオル地の巻おしぼり
を使い慣れた顧客にとっては、平面的なおしぼりは使用
感に劣るものであった。
【0003】これに対し、安価で使い捨て可能な紙又は
不織布等のシート材から成る巻おしぼりを、必要に応じ
てその場で製造し供給する小型の巻おしぼり製造装置が
開発されている。例えば、実公平5−33321号公報
等に記載の巻おしぼり製造装置は、円筒状の紙芯にシー
ト材をロール状に巻回したタオルロールを略水平に回転
自在に保持するロール保持手段と、このタオルロールか
らシート材を前方に引き出し更に下方に送出する送給手
段と、引き出されたシート材におしぼりとしての湿り気
を与える加水手段と、湿り気を与えられたシート材を先
端部から所定寸法長の位置で切断する切断手段と、切断
された1枚のシート材をロール状に巻き込んで略円柱形
状のおしぼりを形作る成形手段と、を基本的な構成とし
ている。上記各手段の動作は自動的に連動して制御され
るので、使用者は外箱に設けられた操作部においておし
ぼり供給ボタンを押せば、上記成形手段の出口にてシー
ト材から成る巻おしぼりを得ることができる。
【0004】この種の巻おしぼり製造装置において使用
者が行なう通常のメンテナンス作業は、タオルロールの
シート材を使い切ったときに新しいタオルロールに交換
することと、加水用の水(一般には所定の消毒液を添加
した水)がなくなったときにこれを補充することであ
る。そこで、巻おしぼり装置には紙切れ検知手段や水切
れ検知手段が備えられ、表示ランプの点灯等によって上
記メンテナンス作業の必要性を使用者に報知するように
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記記載の従来の巻お
しぼり製造装置における紙切れ検知手段の構成は次の通
りである。すなわち、ロール保持手段と送給手段との間
においてシート材を所定間隙をもって上下両面から挟む
上部案内板及び下部案内板から成る送給路を設け、該下
部案内板においてシート材が通過する箇所の一部に小孔
を貫穿する。その小孔より可動片を上方に突出して、下
部案内板下側にスイッチが固設される。一方、上記小孔
より手前側の上部案内板には、シート材の浮き上がりを
防止するために下部案内板に向けて突出するリブを形成
する。これにより、その送給路を通過するシート材は下
部案内板上を摺動しスイッチの可動片を押圧する。従っ
て、小孔上にシート材が存在するときスイッチは閉成し
ている。シート材の終端部はタオルロールの中芯に接着
されていないので、シート材がなくなるとその終端部は
中芯から離れて送給路の小孔上を通過する。すると、可
動片を押圧する力が解除されスイッチは開成する。これ
により紙切れが検知される。
【0006】しかしながら、このような紙切れ検知手段
は送給路内において比較的大きな体積を占有する。ま
た、シート材が弾性に富む素材であると、スイッチの可
動片を押圧する力が不足して誤って紙切れを検知する恐
れがある。
【0007】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的とするところは簡単な構造でも
って確実に紙切れを検知することができる紙切れ検知手
段を備えた巻おしぼり製造装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明は、帯状のシート材の一端を中芯に接
着してロール状に巻回したタオルロールを回転自在に保
持するロール保持手段と、該ロール保持手段に保持され
たタオルロールからシート材を略水平又は斜め上方に引
き出す送給手段と、引き出されたシート材を先端部から
所定寸法長の位置で切断する切断手段と、切断された1
枚のシート材をロール状に巻き込んで巻おしぼりを成形
する成形手段とを具備する巻おしぼり製造装置におい
て、前記ロール保持手段は、 a)タオルロールの両端面の外側に、互いに対向して立設
する一対の支持板と、 b)該タオルロールの両端面より外側に突出した中芯又は
該中芯に嵌挿されたホルダを着脱自在に保持するべく前
記支持板に形成された一対の溝部と、 c)該溝部に対するタオルロールの中芯又はホルダの着脱
に連動してオン/オフするスイッチと、 を備え、該スイッチのオン/オフ動作に応じてタオルロ
ールのシート材が終端に達したことを検知することを特
徴としている。
【0009】上記本発明の巻おしぼり製造装置では、前
記スイッチは、少なくとも一方の溝部において中芯又は
ホルダとの接触面に可動片を突出して該溝部に埋設され
て成るものとすることができる。
【0010】また、上記本発明の巻おしぼり製造装置で
は、タオルロールのシート材が終端に達したことが検知
されたことを外部に報知する報知手段を更に備える構成
とすることができる。
【0011】更に、上記本発明の巻おしぼり製造装置で
は、タオルロールのシート材が終端に達したことが検知
されたとき、少なくとも前記送給手段の動作を停止する
構成とすることができる。
【0012】また、上記本発明の巻おしぼり製造装置で
は、前記支持板に、前記溝部よりも前記送給手段に近い
位置において該溝部に連なる補助溝を形成する構成とす
ることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の巻おしぼり製造装置で
は、送給手段がタオルロールからシート材を引っ張る
と、支持板の溝部に保持されている中芯又はホルダが回
転し、或いはホルダは回転せずに該ホルダが遊嵌されて
いる中芯が回転し、シート材が滑らかに送給される。シ
ート材の終端部は中芯に接着されているため、引き出さ
れたシート材が終端部に達すると、送給手段はシート材
を介して中芯(及びホルダ)を引き上げる。中芯(及び
ホルダ)は溝部から浮上し、それに連動してスイッチは
オフ又はオンする。これにより、シート材がなくなった
ことが検知される。
【0014】上記スイッチを、少なくとも一方の溝部に
おいて中芯又はホルダとの接触面に可動片を突出して該
溝部に埋設した構成においては、タオルロールを適切に
装着するとその自重によって中芯又はホルダが可動片を
押圧し、スイッチがオンする。シート材が終端部に達し
て中芯又はホルダが溝部から浮上すると、可動片が作動
しスイッチはオフする。この構成では、スイッチを溝部
の下側に配置することができるので場所をとらず、見栄
えもよい。
【0015】また、上記報知手段としてはランプやブザ
ー等を利用することができる。このような報知手段によ
りシート材がなくなったことを報知すれば、使用者は紙
切れを即座に認識し、迅速にタオルロールの交換を行な
うことができる。
【0016】また、シート材がなくなったことが検知さ
れると送給手段の動作が停止される構成では、シート材
がなくなって中芯又はホルダが溝部から浮上すると、そ
れらが送給手段迄引っ張られる前にその移動が停止され
る。このため、当該装置が不要に作動し続けることを防
止できる。
【0017】また、上記溝部に連ねて補助溝を形成する
構成とすれば、送給手段によりシート材を介して引上げ
られた中芯又はホルダが溝部から離れた後に補助溝に移
る。従って、例えば上述のように紙切れが検知された直
後にシート材の送給が停止された場合でも、中芯やホル
ダがシート材を介して中空に懸吊された状態ではなく、
補助溝に収容された状態で留まる。
【0018】
【発明の効果】本発明の巻おしぼり製造装置では、タオ
ルロールの着脱に連動して紙切れ検知用のスイッチがオ
ン又はオフされるので、シート材の素材等に拘らず確実
に紙切れを検知することができる。また、タオルロール
の保持に不可欠な溝部にスイッチを埋設する構成とすれ
ば、紙切れ検知手段の構造も簡単で且つそのためのスペ
ースもとらない。
【0019】
【実施例】以下、本発明の巻おしぼり製造装置の一実施
例を図面を参照して説明する。図1は本実施例の巻おし
ぼり製造装置の要部の構成を示す側面断面図、図2は本
実施例の巻おしぼり製造装置の外観斜視図、図3は図1
中のA線の端面図、図4は図1中のB部分の拡大側面
図、図5は図1中のC部分の拡大側面図、図6は該C部
分の動作を説明するための拡大側面図である。
【0020】まず、本実施例の巻おしぼり製造装置の概
略構成を図1及び図2により説明する。図1に示すよう
に、この巻おしぼり製造装置は、紙、不織布、化学繊維
パルプ等から成るシート材がロール状に巻回されたタオ
ルロール11を略水平且つ回転自在に保持するロール保
持手段10と、該ロール保持手段10に収納されたタオ
ルロール11の上部外周側からシート材を挟持して前方
に引き出し更に下方に送給する送給手段20と、ロール
保持手段10の後方に配置された水タンク31内に貯留
されている水を上記垂下されたシート材に噴射して該シ
ート材に湿り気を与えるノズル37を含む加水手段30
と、該垂下されたシート材を下縁端から所定寸法長の位
置において略水平に切断する切断手段40と、長方形状
に切断された1枚のシート材を上下両面から挟持して搬
送しつつロール状に巻き込んで略円柱形状に形作る成形
手段50と、から構成される。なお、上記各手段の動作
は、図示しない電気回路部から成る制御手段により制御
される。
【0021】図2に示すように、この巻おしぼり製造装
置の外箱の前面板1には複数のボタンや表示ランプが備
えられた操作部2が設けられている。その前面板1の下
方には、ほぼ最下端に幅方向に取り付けられた軸3aを
中心にして、受皿兼用前面蓋3が前方に蝶動自在に設け
られている。この受皿兼用前面蓋3は、当該装置を使用
するときのみ図1に示すように前方に倒しておしぼり供
給口5が開放されるようにすることができる。また、外
箱の上面蓋4は着脱可能に取り付けられており、タオル
ロール11の交換や水タンク31内の水の補充が使用者
によって容易に行なえるようになっている。
【0022】次いで、上記巻おしぼり製造装置の各手段
の構成をより詳細に説明する。 (I)ロール保持手段10 図1及び図3に示すように、外箱の両側面板6よりも内
側に対向して立設された両側方支持板12の間には、円
弧状に形成された底壁13aを有し且つ上面蓋4を取り
外した状態で上方が開放したタオルロール収納室13が
形成されている。タオルロール11は、帯状のシート材
11aの短手方向の一端が円筒形状の紙製の中芯11b
に接着され、その周囲に該シート材11aがロール状に
巻回された構成を有している。タオルロール11をタオ
ルロール収納室13に収納する際には、樹脂製のロール
ホルダ11cの内側突起部が上記中芯11bの両端開口
に回転自在に遊嵌される。このとき、ロールホルダ11
cの外側突起部はタオルロール11の両端面よりも外側
に突出する。
【0023】両側方支持板12には、それぞれ円弧状の
底面を有する略W字型の溝14が形成されており、前面
板1側の補助溝14bは後面側のホルダ支持溝14aよ
りも若干高い位置に設けられている。タオルロール11
は、その両端外側に突出したロールホルダ11cの外側
突起部がホルダ支持溝14aに嵌合するように装着され
る。一方の側方支持板12(本実施例では左側方支持
板)のホルダ支持溝14aの底面には小形のスイッチ1
5が埋設されている。該スイッチ15の可動片15aは
ホルダ支持溝14aの底面に形成された小孔よりも上方
に突出しており、図3(b)に示すようにタオルロール
11が装着されていないときには可動片15aは上方に
飛び出してスイッチ15の接点は開成している。図3
(a)に示すようにタオルロール11がホルダ支持溝1
4aに適切に装着されると、ロールホルダ11cの外側
突起部が可動片15aを押圧してスイッチ15の接点が
閉成する。また、タオルロール収納室13の前方壁は後
記送給ローラ21の近傍迄略水平に延びる延出部13b
となっており、タオルロール11から引き出されるシー
ト材11aが通過する送給路の一部を形成している。
【0024】(II)送給手段20 図1及び図4に示すように、延出部13b先端下方に
は、送給ローラ21が両側方支持板12の間に略水平に
架設されている。該送給ローラ21の回転軸22は、図
1及び図4に示されない送給用モータ及び歯車等の回転
伝達機構により反時計回り方向(図4中の矢印Eの方
向)に回転するようになっている。送給ローラ21には
径方向に突出してゴム製のリング21aが回転軸22の
延伸方向に所定間隔離れて複数周設されている。また、
送給ローラ21の上方及び前方を覆うように、両側方支
持板12に取り付けられた軸23aを中心として所定範
囲内で蝶動する樹脂製の押さえ部材23が配設されてい
る。この押さえ部材23は捻りコイルバネ23bにより
送給ローラ21方向に適度な力で付勢されており、これ
により押さえ部材23の下面は送給ローラ21のリング
21aに接してこれを軽く押圧している。また、送給ロ
ーラ21の前下方には前面板1側に下傾する固定案内板
24が設けられており、シート材が送給ローラ21の下
側に巻き込まれることなく垂下しつつ進むことを助けて
いる。
【0025】(III)加水手段30 図1に示すように、タオルロール収納室13の後方に
は、水タンク31を倒立状態で保持するための上方が開
放されたタンク収納室32が形成されている。水タンク
31が倒立して該タンク収納室32に装着されるとその
給水口31aが開口し、水タンク31内の水がタンク収
納室32の底部の凹所32aに排出されるようになって
いる。このとき、凹所32aの底面から起立する水位セ
ンサ32bによって凹所32a内の水位が検知される。
該凹所32aの底部にはポンプ33の吸入管33aが接
続されており、ポンプ33の吐出口は送水管34を介し
て温調ユニット35及び噴射量調節部36に接続されて
いる。温調ユニット35は所定量の水をその内部に保持
し、その水を加熱又は冷却することができる。また、噴
射量調節部36は手動バルブ等から成り、後記ノズル3
7から噴射される水量を調節できるようになっている。
後記固定刃用ホルダ41の下方には、垂直方向に延伸す
る複数の溝を形成した水受壁38が傾斜して配設されて
いる。また、水受壁38の前方には、該水受壁38に向
けて複数の噴射孔を有するノズル37が両側方支持板1
2の間に延伸して設けられており、そのノズル37には
上記噴射量調節部36を経て送水管34が接続されてい
る。
【0026】(IV)切断手段40 図1及び図4に示すように、上記送給ローラ21の直下
には固定刃用ホルダ41が両側方支持板12の間に架設
されており、該固定刃用ホルダ41にはシート材の幅よ
りも両側に長い固定刃42が前方に向かって取り付けら
れている。固定刃用ホルダ41は、両側方支持板12に
対し図示しないバネにより前面板1側に付勢されてい
る。一方、上記送給ローラ21より垂下するシート材を
挟んで上記固定刃42と対向する位置には、回転刃用ホ
ルダ43が両側方支持板12の間に略水平に回転自在に
架設されている。回転刃44は回転刃用ホルダ43の回
転軸に対し所定の角度をもって該軸方向に延伸して装着
されており、シート材の切断時に回転刃用ホルダ43を
回転させると、回転刃44は軸方向の一端から順次固定
刃42に当接しつつ他端側に進行するようになってい
る。これにより両者の間に挟まれたシート材はほぼ水平
な切断線をもって切断される。この際、固定刃42に回
転刃44が当接すると、固定刃用ホルダ41を付勢して
いるバネの力に打ち勝って該固定刃用ホルダ41は後方
に押されて僅かに後退する。これにより、回転刃44及
び固定刃42には必要以上に大きな力が加わらず刃の破
損を防止することができる。
【0027】一方の側方支持板12より外側に突出した
回転刃用ホルダ43の回転軸端部には所定形状のカム4
5及び一部が内周側に凹んだタイミングカム46が取り
付けられている。上記カム45の外周縁には上記押さえ
部材23の下端部が近接しており、回転刃用ホルダ43
が回転してカム45の突出部が上方に達すると押さえ部
材23の下端部に当接してこれを上方に押し上げる。す
ると、押さえ部材23は軸23aを中心に反時計回り方
向(図4中の矢印Gの方向)に僅かに回転する。これに
より、押さえ部材23の水平方向に延伸する下端縁は回
転前方に(図1及び図4では右側)に垂下しているシー
ト材に接触して、これを後上方に若干押し上げる。この
接触線は上記切断線よりも僅かに上に位置しており、シ
ート材を押すことによりその接触線より下側に垂下した
シート材に張りを与えるので切断がきれいに行なえる。
また、押さえ部材23が上述のように回転すると、送給
ローラ21のリング21aを押圧する力が解除されると
ともに、接触線よりも上側のシート材は逆に若干下側に
引っ張られる。このため、上記送給手段20にて左右方
向の送りのアンバランスによりシート材の送給に若干の
歪みが生じても、これを修正することができる。
【0028】また、タイミングカム46の外周縁にはス
イッチ47の可動片が接するように固設されており、回
転刃用ホルダ43が回転してタイミングカム46の凹部
がスイッチ47の可動片に達すると、可動片が作動して
スイッチ47の接点が開成するようになっている。これ
により、送給されたシート材が所定位置に達したことを
検知し、ノズル37からの水の噴射のタイミングを決定
することができる。
【0029】(V)おしぼり成形手段50 図1及び図5に示すように、水受壁38の下方には、両
側方支持板12の間に回転自在に設けられた2個のロー
ラ51、52に所定幅のゴム製のベルト53を巻掛けた
搬送コンベアが、前面板1側から後面側に向かって下傾
して設置されている。下側の主動ローラ51の回転軸は
図示せぬ搬送用モータ及び歯車等の回転伝達機構により
時計回り方向(図5中の矢印Hの方向)に回転駆動さ
れ、上側の従動ローラ52は主動ローラ51の回転に伴
いベルト53を介して同一方向に回転する。搬送コンベ
アの下方側のベルト53の外周側には、ベルト53と適
宜の間隙を保ってゴム製の固定ベルト54が設けられて
いる。この固定ベルト54の上端部にはその入口の高さ
を規制する規制板55が固定ベルト54の上端部を固定
するブランケットを兼用して設けられている。
【0030】固定ベルト54の内側(ベルト53との対
向面)には適宜の凹凸が形成されており、ベルト53と
固定ベルト54との間隙を移動するシート材11aに対
して適度な摩擦を与える。一方、固定ベルト54の終端
部付近には金属製の案内板56が、ベルト53と固定ベ
ルト54との間隙とほぼ同程度の間隙をベルト53との
間に保って配設されている。案内板56は、側方支持板
12に固定された支持部材57に対し、その四隅におい
てコイルバネ58によりベルト53側に付勢されて取り
付けられている。従って、案内板56とベルト53との
隙間にロール状に巻回されたおしぼりシートSが到達す
ると、該おしぼりシートSの重量や外周方向への圧力に
よって案内板56は下方向に押され、案内板56とベル
ト53との間隙が広がるようになっている。また、案内
板56の上端部(つまりベルト53の送り方向の出口
側)は、おしぼり供給口5に向けて斜め下方に折り曲げ
られている。
【0031】次に、上記構成を有する巻おしぼり製造装
置の動作を取り扱い順序に沿って説明する。まずタオル
ロール11を装着する際には、図3(a)に示すよう
に、タオルロール11の中芯11bに遊嵌した両側のロ
ールホルダ11cをホルダ支持溝14aに載置する。す
ると、可動片15aが押し込まれてスイッチ15の接点
が閉成し、タオルロール11が装着されたことが検知さ
れる。使用者は、そのタオルロール11からシート材1
1aの先端を引き出し、軸23aを中心に押さえ部材2
3を持ち上げて、そのシート材11aの先端部を送給ロ
ーラ21の上に置いて押さえ部材23を元の位置に戻
す。上述のように押さえ部材23は捻りコイルバネ23
bにより付勢されているので、シート材11aは押さえ
部材23の下面と送給ローラ21のリング21aとの間
に挟持される。一方、タンク収納室32内には、例えば
殺菌成分を含む水を充満した水タンク31を図1に示す
ように倒立して収納する。
【0032】このようにタオルロール11と水タンク3
1とを適切にセットした状態で、使用者が操作部2中の
おしぼり供給ボタン2aを押すと、図示しない送給用モ
ータが駆動されて送給ローラ21は図4中の矢印Eの方
向に回転される。シート材11aの先端部は送給ローラ
21のリング21aと押さえ部材23との間に挟持され
ており、押さえ部材23の下面は比較的滑らかであるの
に対しリング21aは比較的大きな摩擦力をシート材1
1aに与える。このため、送給ローラ21の回転に伴
い、シート材11aは水平前方から更に略垂直下方に送
られる。そして、押さえ部材23と固定案内板24との
間隙を通り抜け、更に固定刃42と回転刃用ホルダ43
との間隙に送られる。すなわち、タオルロール11の交
換時には、使用者はシート材11aの先端部を軽く引き
出して送給ローラ21の上に置くだけで適正な送給路に
シート材11aが自動的に送られる。このため、面倒な
シート材の装着作業が不要である。
【0033】1回のおしぼり供給ボタン2aの操作によ
り送給されるシート材の長さ、つまり送給ローラ21の
回転数は予め決められている。従って、シート材11a
の先端部は固定刃42と回転刃用ホルダ43との間隙を
通って垂下し、その送給ローラ21の回転数によって決
まる所定の位置迄達したときに停止する。なお、上述の
ようにタオルロール11を装着した後始めておしぼり供
給ボタン2aの操作を行なう際には、送給ローラ21の
上に置かれたシート材11aの先端から上記切断線に至
る迄の長さの分だけ送りが短くなるので、シート材11
aの送給が停止したときのその先端部の位置はそれ以降
の場合よりも若干高くなる。
【0034】上記のように送給ローラ21が回転される
とき、回転刃用ホルダ43は送給ローラ21の回転と同
期して時計回り方向(図4中の矢印Fの方向)に回転す
る。そして、シート材11aの先端部がノズル37の前
方に達する回転位置迄くると、タイミングカム46の凹
部がスイッチ47の可動片に達し、スイッチ47は開成
する。これによりポンプ33が駆動され、水タンク31
より吸引された水が送水管34を通して温調ユニット3
5に送出される。この水に押されて既に温調ユニット3
5内部に溜まっている水が噴射量調節部36を介してノ
ズル37に送られる。温調ユニット35内部に貯留され
た水は、使用者の設定に応じて予め加熱又は冷却されて
いるから、ノズル37の噴射孔から温水又は冷水がシー
ト材11aに向けて噴射される。シート材11aが送給
されるに伴い噴射された水のふりかかる位置が順次移動
するので、おしぼりを形成するための1枚のシート材全
体に満遍なく水が降りかかる。シート材11aにかから
なかった又はシート材11aから滴り落ちた水は水受壁
38に当たり、その溝に沿って流下して、下方のベルト
53の上に落ちる。更に、ベルト53を伝い落ちた水は
下方の水捕集皿7に集められる。
【0035】シート材11aの先端部が所定位置迄垂下
すると、ちょうどカム45の突出部が押さえ部材23を
押し上げる。これにより、上述のように押さえ部材23
が軸23aを中心に矢印Gの方向に僅かに回転し、シー
ト材11aを後方に押し上げる。その直後に、回転刃4
4はその一方の端部より他端に向かって順次固定刃42
に当接し、シート材11aがほぼ水平に切断される。
【0036】図5に示すように、所定寸法長さに切断さ
れたシート材11aはその下端部よりベルト53の上に
滑り落ち、ベルト53により搬送される。シート材11
aの先端部が規制板55とベルト53との狭い間隙を通
過する際、シート材11aの上表面は規制板55に接触
し、摩擦により搬送方向と逆方向への力が加えられる。
このため、シート材11aの先端部がその狭い間隙を通
り抜けた直後に、その先端部は上方に折り返される。ベ
ルト53は連続走行しており、一方固定ベルト54は適
度な摩擦力をシート材11aの上表面に与えるので、シ
ート材11aは先に折り返された部分を中芯としてロー
ル状に巻き込まれる。
【0037】固定ベルト54は適度な伸縮力を有するの
で、ロール状に巻回されたおしぼりシートSの自重及び
その機械的な押圧力により固定ベルト54とベルト53
との間隙は適度に広がり、その間隙を転がりながらおし
ぼりシートSは搬送される。図6(a)に示すように、
該おしぼりシート材Sが案内板56の下端部に達する
と、コイルバネ58が収縮して案内板56は適度に垂下
する。これにより、ベルト53と案内板56との間隙が
広がり、その直前迄強く巻かれていたおしぼりシートS
の巻きが緩む。図6(b)に示すように、おしぼりシー
トSは巻きが緩んだ状態で案内板56の上端部に達し下
方(図6(b)中の矢印J参照)に落下する。その下方
にはおしぼり供給口5が開口しているから、おしぼりシ
ートSはおしぼり供給口5を通って下方の受皿兼用前面
蓋3の上に落下する。従って、適度に緩んだ巻回状態を
有する、ふんわり感のある巻おしぼりを提供することが
できる。
【0038】以上の一連の動作により1本の巻おしぼり
が提供される。操作部2には、提供する巻おしぼりの本
数を設定するためのボタンが備えられており、該ボタン
操作により2本以上の巻おしぼりの提供が設定される
と、その本数に応じて上記動作が連続的に繰り返され、
所定本数の巻おしぼりができあがる。
【0039】このように巻おしぼりの製造を繰り返し、
始めに用意されたタオルロール11のシート材が終端に
達すると、送給ローラ21によりシート材を介して中芯
11bが牽引される。すると、図3(b)に示すよう
に、中芯11b及びロールホルダ11cが引き上げられ
て、スイッチ15の可動片15aは飛び出す。これによ
りスイッチ15は開成し、紙切れが検知される。これに
応じて、操作部2中の紙切れ表示ランプが点灯されるの
で、使用者は紙切れを即座に認識することができる。ま
た、紙切れの検知と同時に送給用モータの動作が停止さ
れる。このため、送給ローラ21の回転は停止し、牽引
されたロールホルダ11cは補助溝14bに収まった状
態に留まる。
【0040】なお、上記実施例は一例であって、本発明
の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行なえることは明らか
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である巻おしぼり製造装置
の要部の構成を示す側面断面図。
【図2】 本実施例の巻おしぼり製造装置の外観斜視
図。
【図3】 図1中のA線の端面図。
【図4】 図1中のB部分の拡大側面図。
【図5】 図1中のC部分の拡大側面図。
【図6】 図1中のC部分の動作を説明するための拡大
側面図。
【符号の説明】 10…ロール保持手段 11…タオルロール 11a…シート材 11b…中芯 11c…ロールホ
ルダ 12…側方支持板 13…タオルロー
ル収納室 13a…底壁 13b…延出部 14…溝 14a…ホルダ支
持溝 14b…補助溝 15…スイッチ 15a…可動片 20…送給手段 21…送給ローラ 21a…リング 22…回転軸 23…押さえ部材 23a…軸 23b…捻りコイ
ルバネ 30…加水手段 37…ノズル 38…水受壁 40…切断手段 41…固定刃用ホルダ 42…固定刃 43…回転刃用ホルダ 44…回転刃 45…カム 46…タイミング
カム 47…スイッチ 50…成形手段 51…主動ローラ 52…従動ローラ 53…ベルト 54…固定ベルト 55…規制板 56…案内板 57…支持部材 58…コイルバネ S…おしぼりシート

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のシート材の一端を中芯に接着して
    ロール状に巻回したタオルロールを回転自在に保持する
    ロール保持手段と、該ロール保持手段に保持されたタオ
    ルロールからシート材を略水平又は斜め上方に引き出す
    送給手段と、引き出されたシート材を先端部から所定寸
    法長の位置で切断する切断手段と、切断された1枚のシ
    ート材をロール状に巻き込んで巻おしぼりを成形する成
    形手段とを具備する巻おしぼり製造装置において、前記
    ロール保持手段は、 a)タオルロールの両端面の外側に、互いに対向して立設
    する一対の支持板と、 b)該タオルロールの両端面より外側に突出した中芯又は
    該中芯に嵌挿されたホルダを着脱自在に保持するべく前
    記支持板に形成された一対の溝部と、 c)該溝部に対するタオルロールの中芯又はホルダの着脱
    に連動してオン/オフするスイッチと、 を備え、該スイッチのオン/オフ動作に応じてタオルロ
    ールのシート材が終端に達したことを検知することを特
    徴とする巻おしぼり製造装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチは、少なくとも一方の溝部
    において中芯又はホルダとの接触面に可動片を突出して
    該溝部に埋設されて成ることを特徴とする請求項1に記
    載の巻おしぼり製造装置。
  3. 【請求項3】 タオルロールのシート材が終端に達した
    ことが検知されたことを外部に報知する報知手段を更に
    備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の巻おし
    ぼり製造装置。
  4. 【請求項4】 タオルロールのシート材が終端に達した
    ことが検知されたとき、少なくとも前記送給手段の動作
    を停止することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の巻おしぼり製造装置。
  5. 【請求項5】 前記支持板に、前記溝部よりも前記送給
    手段に近い位置において該溝部に連なる補助溝を形成す
    ることを特徴とする請求項1乃至4に記載の巻おしぼり
    製造装置。
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