JP3081410U - テレビジョン、テレビジョン設定用データ入力装置およびテレビジョン設定用データ出力装置 - Google Patents

テレビジョン、テレビジョン設定用データ入力装置およびテレビジョン設定用データ出力装置

Info

Publication number
JP3081410U
JP3081410U JP2001002558U JP2001002558U JP3081410U JP 3081410 U JP3081410 U JP 3081410U JP 2001002558 U JP2001002558 U JP 2001002558U JP 2001002558 U JP2001002558 U JP 2001002558U JP 3081410 U JP3081410 U JP 3081410U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
television
setting
setting data
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001002558U
Other languages
English (en)
Inventor
秋雄 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2001002558U priority Critical patent/JP3081410U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3081410U publication Critical patent/JP3081410U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者がモデル番号およびバージョン番号を
目視して確認しているため、確認作業に間違いが起こり
易い。このとき、間違った設定用データがEEPROM
に書き込まれてしまうといった課題があった。 【解決手段】 コンピュータ20にテレビジョン10に
配設されるマイコン30のモデル番号DT1およびバー
ジョン番号DT2に対応した設定用データDT3を格納
させ、コンピュータ20とテレビジョン10とをIIC
バスインターフェースにて接続し、テレビジョン10の
EEPROM40に格納されているマイコン30のモデ
ル番号DT41およびバージョン番号DT42をコンピ
ュータ20にて入力するとともに、自動判別し、所定の
設定用データDT3をテレビジョン10に出力、EEP
ROM40に格納させることによって、作業者による作
業ミスを無くすことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、テレビジョン、テレビジョン設定用データ入力装置およびテレビジ ョン設定用データ出力装置に関し、特に、所定の基準データに基づいた設定用デ ータを外部機器を介して入力して格納することが可能なテレビジョン、テレビジ ョン設定用データ入力装置およびテレビジョン設定用データ出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョンには、マイコンが内蔵されており、このマイコンの制御に基づい てテレビジョン全体の各動作が実行されている。このテレビジョンにて所定の動 作を実行するに際しては、動作内容を設定するための設定用データが必要になる 。従って、この設定用データをテレビジョン内部のEEPROMに書き込み格納 させなければならない。このEEPROMに対する書き込みは、テレビジョンに 接続されるコンピュータによって行われている。ここで、この設定用データは上 述したマイコンのモデル番号およびバージョン番号に対応するものである。すな わち、設定用データはテレビジョンに内蔵されるマイコンのモデルおよびバージ ョンごとに異なる。
【0003】 このとき、上述したコンピュータにはマイコンの各モデルおよびバージョンに 対応する各設定用データが格納されている。そこで、作業者は、設定用データを EEPROMに書き込むに際して、先ずテレビジョンに配設されているマイコン のパッケージ表面に印刷されているモデル番号およびバージョン番号を目視して 確認する。そして、上記コンピュータに格納されている各設定用データから目視 して確認したモデル番号およびバージョン番号に対応する設定用データを選択し 、この選択した設定用データをテレビジョンに出力してEEPROMに格納する 。
【0004】 また、EEPROMに所定データを外部から書き込む技術として特開平10− 93854号公報に開示されているものがある。同公報においては、テレビジョ ンカメラ内に配設されているDSPおよびEEPROMの既存のパラメータを外 部に出力するためのDSP制御パラメータ送信部およびパラメータ出力端子を備 える構成を採用している。そして、テレビジョンカメラの画質を外部から設定す る場合に、テレビジョンカメラ内のDSPおよびEEPROMの既存のパラメー タを当該テレビジョンカメラ外部へ出力するとともに、この出力された既存のパ ラメータに基づいてパラメータを変更可能とすることにより、テレビジョンカメ ラの画質調整を容易にしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のテレビジョンにおいては、次のような課題があった。 すなわち、前者においては、作業者がモデル番号およびバージョン番号を目視 して確認しているため、確認作業に間違いが起こり易い。このとき、間違った設 定用データがEEPROMに書き込まれてしまうといった課題があった。また、 作業者による作業工程が介在することによって、生産効率が低下するといった課 題があった。一方、後者の特開平10−93854号公報に開示された技術は、 テレビジョンカメラについての技術を開示するものであるとともに、パラメータ の内容を修正することを前提しており、テレビジョンの設定用データを当該テレ ビジョンに対して書き込むことについては何等示唆していない。
【0006】 本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、モデル番号等を自動判別し て設定用データをテレビジョンに入力して格納させることによって、間違いを無 くすことができるとともに、設定用データの格納作業効率を向上させることが可 能なテレビジョン、テレビジョン設定用データ入力装置およびテレビジョン設定 用データ出力装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案は、外部機器と接続して同外 部機器と相互に所定データの送受信を可能にするIICバスインターフェースと 、内蔵する各機器の制御処理を実行するマイコンと、予め上記マイコンの製造情 報に対応した基準データが格納され、上記外部機器から上記IICバスインター フェースを介して同基準データが読み込まれるとともに、同外部機器から上記I ICバスインターフェースを介して同読み込まれた基準データに基づいて選択さ れた設定用データを書き込まれるEEPROMと、上記マイコンによって上記設 定用データに基づく所定の設定処理を実行される映像音声回路と、上記映像音声 回路にて映像が出力されるディスプレイと、上記映像音声回路にて音声が出力さ れるスピーカとを具備する構成としてある。
【0008】 上記のように構成した請求項1にかかる考案においては、ディスプレイについ て設定可能な設定用データを外部機器から自動書込みされるテレビジョンを提供 する。このとき、テレビジョンにIICバスインターフェースと、マイコンと、 EEPROMと、映像音声回路と、ディスプレイと、スピーカとを備えさせる。 このIICバスインターフェースは、外部機器とテレビジョンとを接続し、この 外部機器とテレビジョンとにおいて相互に所定データの送受信を可能にする。ま た、テレビジョンにはマイコンが内蔵されており、このマイコンは、当該テレビ ジョン内部に配設されている各機器の制御処理を実行する。
【0009】 ここで、マイコンは設定用データに基づいて映像音声回路に対して所定の設定 処理を実行する。この設定用データはマイコンの態様に応じて異なり、この態様 を識別するために、EEPROMには予めマイコンの製造情報に対応した基準デ ータを格納してある。この基準データはマイコンの態様から必要な設定用データ を一義的に決定できるものであれば良く、特に限定されない。例えば、マイコン のモデル番号やバージョン番号であっても良いし、製造シリアル番号であっても 良い。
【0010】 そして、このEEPROMに格納されている基準データは、外部機器からII Cバスインターフェースを介して読み込まれる。このとき、外部機器は、この読 み込んだ基準データに基づいて設定用データを選択し、IICバスインターフェ ースを介してこの選択した設定用データをテレビジョン内のEEPROMに書き 込む。そして、マイコンは、この外部機器からEEPROMに書き込まれた当該 マイコンに対応している設定用データに基づいて映像音声回路に対して所定の設 定処理を実行する。そして、設定処理が行われると、この設定処理の結果に基づ いてディスプレイに映像が出力されたり、スピーカから音声が出力される。この ように、EEPROMに予め格納されている基準データに基づいて外部機器より 適宜対応する設定用データを当該EEPROMに書き込むことができるため、作 業者は何等介入する必要がなくなる。これにより、作業者による誤作業を防止す ることが可能になるとともに、EEPROMへの設定用データの書き込み作業効 率を向上させることが可能になる。
【0011】 上述してきた構成によって外部機器から基準データに基づく設定用データをテ レビジョンのEEPROM等の書き込み可能なメモリに格納し、映像音声に関す る所定の設定処理を実行可能な具体的機器構成としてのテレビジョンを提供する ことが可能になる。一方、かかる技術的思想はその技術を適用する具体的機器に 限定されるものでなく、外部機器から基準データに基づくテレビジョンの設定用 データを入力して格納するテレビジョン設定用データ入力装置としても成立し得 ることは言うまでもない。
【0012】 そこで、請求項2にかかる考案は、単独で格納可能であるとともに予め所定の 基準データが格納されるデータ格納手段と、接続される外部機器からの上記基準 データの読み出しに応じて同基準データを同外部機器に対して出力するデータ出 力手段と、上記外部機器にて上記基準データに基づいて選択されたテレビジョン についての設定用データを入力し上記データ格納手段に格納させるデータ入力手 段とを具備する構成としてある。
【0013】 上記のように構成した請求項2にかかる考案においては、データ格納手段に予 め所定の基準データを格納しておく。このデータ格納手段は単独で格納可能に形 成されている。ここで、データ出力手段は接続される外部機器からの基準データ の読み出しに応じて同基準データを同外部機器に対して出力する。そして、デー タ入力手段は外部機器にてこの基準データに基づいて選択され出力されたテレビ ジョンについての設定用データを入力しデータ格納手段に格納する。
【0014】 データ入力手段によるデータ格納手段に対する設定用データの格納を許容する 条件の一例として、請求項3にかかる考案は、上記請求項2に記載のテレビジョ ン設定用データ入力装置において、上記データ入力手段による上記データ格納手 段に対する上記設定用データの格納を許可するモードを設定するモード設定手段 を備え、上記データ入力手段は、上記モード設定手段にて上記モードが設定され た場合に上記入力した設定用データを上記データ格納手段に格納させる構成とし てある。 上記のように構成した請求項3にかかる考案においては、モード設定手段を備 えさえ、このモード設定手段にてデータ入力手段によるデータ格納手段に対する 設定用データの格納を許可するモードを設定可能とする。そして、データ入力手 段は、このモード設定手段にて上記モードが設定された場合に、外部機器から入 力した設定用データをデータ格納手段に格納する。
【0015】 さらに、請求項4にかかる考案は、上記請求項3に記載のテレビジョン設定用 データ入力装置において、上記モード設定手段は、上記モードとして工場におけ る検査工程にて設定される工場モードを設定する構成としてある。 上記のように構成した請求項4にかかる考案においては、上記モード設定手段 は、上記モードとして工場における検査工程にて設定される工場モードを設定す る。 外部機器において設定用データのデータ格納手段に対する格納状態を認識でき ると好適である。そこで、請求項5にかかる考案は、上記請求項2〜請求項4の いずれかに記載のテレビジョン設定用データ入力装置において、上記データ入力 手段は、上記入力した設定用データの上記データ格納手段への格納が完了した場 合に上記外部機器に通知する構成としてある。 上記のように構成した請求項5にかかる考案において、データ入力手段は入力 した設定用データのデータ格納手段への格納が完了した場合に、外部機器に対し て格納完了を通知する。
【0016】 データ格納手段に格納された設定用データの内容を視覚的に把握できると好適 である。そこで、請求項6にかかる考案は、上記請求項2〜請求項5のいずれか に記載のテレビジョン設定用データ入力装置において、上記データ入力手段にて 入力した設定用データを視認可能に表示するデータ表示手段を備える構成として ある。 上記のように構成した請求項6にかかる考案においては、データ入力手段にて 入力した設定用データを視認可能に表示するデータ表示手段を備えさせ、当該デ ータ表示手段は、上記設定用データを表示し、どのような設定用データを外部機 器から入力したかを認識することを可能にする。
【0017】 このように外部機器から入力して格納された設定用データに基づいてテレビジ ョンの設定を行うことができると好適である。そこで、請求項7にかかる考案は 、上記請求項2〜請求項6のいずれかに記載のテレビジョン設定用データ入力装 置において、上記データ入力手段にて上記データ格納手段に格納された設定用デ ータに基づいて所定の調整処理を実行する調整処理実行手段を備える構成として ある。 上記のように構成した請求項7にかかる考案においては、調整処理実行手段を 備えさせ、この調整処理実行手段にてデータ入力手段がデータ格納手段に格納し た設定用データに基づいて所定の調整処理を実行する。
【0018】 一方、上述してきたテレビジョン設定用データ入力装置に対して基準データに 基づく設定用データを出力して格納させるテレビジョン設定用データ出力装置と しても考案が成立することは言うまでもない。そこで、請求項8にかかる考案は 、接続されるテレビジョンを設定するための設定用データを格納するデータ格納 手段と、上記接続されるテレビジョンから同テレビジョンのEEPROMに格納 されている同テレビジョンに配設されたマイコンの製造情報に対応した基準デー タを取得するデータ取得手段と、上記データ取得手段にて取得した基準データを 判別するとともに上記データ格納手段から同基準データに対応する設定用データ を読み出すデータ読出手段と、上記データ読出手段にて読み出した設定用データ を上記テレビジョンのEEPROMに書き込むデータ書込手段とを具備する構成 としてある。
【0019】 上記のように構成した請求項8にかかる考案においては、テレビジョンのEE PROMに対して所定の設定用データを出力して格納するテレビジョン設定用デ ータ出力装置を提供する。このとき、データ格納手段には接続されるテレビジョ ンを設定するための設定用データを予め格納しておく。そして、データ取得手段 がこの接続されるテレビジョンから同テレビジョンのEEPROMに格納されて いる同テレビジョンに配設されたマイコンの製造情報に対応した基準データを取 得すると、データ読出手段はこの取得された基準データを判別するとともにデー タ格納手段から同基準データに対応する設定用データを読み出す。そして、デー タ書込手段はこのデータ読出手段が読み出した設定用データをテレビジョンのE EPROMに書き込む。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、EEPROMに予め格納されている基準データ に基づいて外部機器より適宜対応する設定用データを当該EEPROMに書き込 むことによって、作業者による何等介入を除去し、作業者による誤作業を防止す るとともに、EEPROMへの設定用データの書き込み作業効率を向上させるこ とが可能なテレビジョンを提供することができる。 また、請求項2にかかる考案によれば、外部機器が予め格納されている基準デ ータに基づいて選択した設定用データを入力することによって、基準データに対 応した正確な設定用データを格納することが可能なテレビジョン設定用データ入 力装置を提供することができる。 さらに、請求項3にかかる考案によれば、所定の状況においてのみ設定用デー タを格納可能とするため、誤ってデータ格納手段に他のデータを書き込んでしま うことを防止することができる。 さらに、請求項4にかかる考案によれば、工場での検査工程にて工場モードが 設定されたときに設定用データを入力させるとともにデータ格納手段に格納させ ることができる。
【0021】 さらに、請求項5にかかる考案によれば、設定用データの格納が完了したこと を外部機器から認識することが可能になる。 さらに、請求項6にかかる考案によれば、データ格納手段に格納された設定用 データの内容を視認することが可能になる。 さらに、請求項7にかかる考案によれば、格納された設定用データに基づいた 調整処理を行うことが可能になる。 さらに、請求項8にかかる考案によれば、テレビジョンに予め格納されている 基準データに基づいて選択した設定用データを出力することによって、基準デー タに対応した正確な設定用データを格納させることが可能なテレビジョン設定用 データ出力装置を提供することができる。
【0022】
【考案の実施の形態】
ここでは、下記の順序に従って本考案の実施形態について説明する。 (1)システムの外観について: (2)テレビジョンの構成について: (3)コンピュータの構成について: (4)テレビジョン設定用データテーブルの構成について: (5)コンピュータにて実行される設定用データ出力処理について: (6)テレビジョンにて実行される設定用データ入力処理について: (7)テレビジョンにて実行される調整処理について: (8)テレビジョンにて実行される他の調整処理について: (9)まとめ: 以下、図面にもとづいて本考案の実施形態を説明する。
【0023】 (1)システムの外観について: 図1は本考案の一実施形態にかかるテレビジョンに対して設定用データを設定 するシステムの外観を示している。 同図において、このテレビジョン10はアンテナを介して受信するテレビジョ ン放送信号に基づいて受像管11にテレビジョン放送内容を映し出す。また、同 テレビジョン10の前面には電源ボタンや操作パネルが配設され、電源の投入操 作やチャンネルアップ/ダウン操作を実施可能になっている。テレビジョン10 の内部においては、IICバスにマイコンやチューナ,1チップIC,EEPR OMといった内部機器が接続されており、マイコンの制御によりチューナや1チ ップICが双方向通信を行って正常に機能することによりテレビジョン画面にテ レビジョン放送が映し出され、また、チャンネルアップ/ダウン等の処理が行わ れる。
【0024】 このテレビジョン10は当該テレビジョン10内部に配設されている所定の基 板10a上にIICバスインターフェース51を備えており、このこのIICバ スインターフェース51を介してIICバスケーブル10bにより設定装置とし てのコンピュータ20に接続されている。従って、コンピュータ20とIICバ スケーブル10bをIICバスインターフェースに接続する場合は、テレビジョ ン10のリアキャビネット10cを取り外してから基板10a上のIICバスイ ンターフェース51にIICバスケーブル10bを接続する。IICバスインタ ーフェース51はテレビジョン10内のIICバスに接続されており、同コンピ ュータ20はいわゆる工場モードにおいてテレビジョン10に対して諸設定を行 うに際し、上記EEPROMに対して所定の設定用データを書き込むことが可能 となっている。このような工場モードの設定は、図示しないリモコンによって行 うことが可能になっている。また、上述したコンピュータ20には、出力デバイ スとしてのディスプレイ20aと、入力デバイスとしてのキーボード20b,マ ウス20cとが接続されている。
【0025】 (2)テレビジョンの構成について: 図2は、同テレビジョン10内部の概略構成を示したブロック図である。 同図において、IICバス80はマイコン30,EEPROM40,通信I/ O50,チューナ60,1チップIC70に接続されており、所定のデータ通信 を行うようになっている。同IICバス80は図示しないデータラインDTとク ロックラインCLKを有しており、データラインDTを介して通信データが送受 信され、クロックラインCLKにおいては各内部機器が所定の制御を行うタイミ ングを制御するための所定周波数のクロック信号が送信されている。
【0026】 上記EEPROM40〜1チップIC70は、マイコン30によって送受信さ れるシリアルデータにて所定の機能を行い、また、マイコン30がこのシリアル データの送受信にかかる双方向通信によって全体を制御することによりテレビジ ョンとして機能している。すなわち、チューナ60はマイコン30から送信され る選局信号に応じてアンテナ61を介して所望チャンネルのテレビジョン放送信 号を選択受信するようになっている。さらに、同チューナ60は1チップIC7 0と接続されており、同選択受信したテレビジョン放送信号から中間周波信号が 生成され、1チップIC70に出力されてる。
【0027】 1チップIC70は上記チューナ60が選択受信した中間周波信号に対する信 号処理回路を1チップのICで構成したものであり、内部には映像中間波増幅回 路,音声信号処理回路,カラー信号処理回路,映像信号処理回路,偏向信号処理 回路などが備えられている。また、1チップIC70は受像管11およびスピー カ12と接続されており、マイコン30がIICバス80を介して1チップIC 70の映像中間波増幅回路等を制御することにより、中間波信号が映像信号と音 声信号とに復調されて受像管11に映像が映し出され、スピーカ12から音声が 出力される。
【0028】 通信I/O50は外部機器を接続して、同外部機器との信号の送受信を可能に する通信インタフェースである。ここで、本実施形態においては、上記コンピュ ータ20はIICバスインターフェース51を介して同通信I/O50に接続さ れ、同コンピュータ20から所定のデータがIICバス80にて送受信されて、 テレビジョン10の設定が実施される。
【0029】 また、EEPROM40は電気的に情報の書き込みが可能な不揮発メモリであ り、コンピュータ20から送出されるデータによってその記憶内容が書き換えら れるようになっている。同EEPROM40には、上記設定用データが書き込ま れるようになっており、マイコン30はこの設定用データを使用して1チップI C70等を駆動制御するようになっている。
【0030】 (3)コンピュータの構成について: 図3はコンピュータ20の概略構成を示した概略構成図である。 同図において、コンピュータ20は、概略、内部バス26を介してCPU21 と、ROM22と、RAM23と、IICバスコントローラ24と、補助記憶デ バイス25とが相互に接続される構成となっている。このIICバスコントロー ラ24にはIICバスインターフェース27が接続されている。かかる構成にお いて、CPU21はROM22に書き込まれている制御プログラムを実行し、ワ ークエリアとしてRAM23を使用しつつ、IICバスコントローラ24,II Cバスインターフェース27と、このIICバスインターフェース27に接続さ れるIICバスケーブル28を介してテレビジョン10に接続できるようになっ ている。また、テレビジョン10には上述したようにIICバスインターフェー ス51が備えられており、このIICバスケーブル28を接続可能になっている 。
【0031】 ここで、コンピュータ20は、補助記憶デバイス25が配設されており、この 補助記憶デバイス25として、CD−ROMドライブ25aやフレキシブルディ スクドライブ25bやハードディスクドライブ25cなどを備えている。かかる CD−ROMドライブ25aやフレキシブルディスクドライブ25bには、CD −ROM25a1やフレキシブルディスク25b1などの情報記録媒体が挿入さ れ、この情報記録媒体に格納されているプログラムやデータあるいはドライバな どがハードディスクドライブ25cにインストールされることになる。
【0032】 ここで、インストールされるプログラムは、上述したようにハードディスクド ライブ25cに格納されるとともに、通常は、CPU21がこのハードディスク ドライブ25cからRAM13の所定の領域に適宜読み込んで実行する。そして 、このようなコンピュータシステムを使用してコンピュータ20からテレビジョ ン10に設定用データを出力する場合、コンピュータ20内では所定のプログラ ムが実行されることになる。この所定のプログラムはハードディスクドライブ2 5cに格納されている。ここで、このハードディスクドライブ25cに格納され ているプログラムの構成を図4に示す。
【0033】 同図において、プログラムのうち、基本プログラムとして稼働しているのはオ ペレーティングシステム25c1であり、このオペレーティングシステム25c 1にはディスプレイ20aでの表示を行わせるディスプレイドライバ25c2と 、テレビジョン10に設定用データを出力する際に起動されるIICバスドライ バ25c3が組み込まれている。また、ハードディスクドライブ25cには種々 のアプリケーション25c4が格納されており、基本プログラムとしてのオペレ ーティングシステム25c1上で、このアプリケーション25c4が実行される 。
【0034】 このアプリケーション25c4の処理内容は様々であり、入力デバイスとして のキーボード20bやマウス20cの操作を監視し、操作された場合には各種の 内部機器を適切に制御して対応する演算処理などを実行したり、ディスプレイド ライバ25c2を介して処理結果をディスプレイ20aに表示する。また、アプ リケーション25c4には、上述したIICバスドライバ25c3を介してテレ ビジョン10に設定用データを出力する場合に作業者が起動実行するテレビジョ ン設定用データ管理プログラム25c41が含まれている。
【0035】 ここで、ハードディスクドライブ25cには、テレビジョン10に出力するた めの設定用データを備えるテレビジョン設定用データテーブルが格納されている 。そして、テレビジョン設定用データ管理プログラム25c41は、この設定用 データが格納されているテレビジョン設定用データ管理テーブルから適宜所定の 設定用データを読み出して、テレビジョン10に出力する。このとき、この設定 用データは、IICバスドライバ25c3にてIICバスデータフォーマットに 変換され、IICバスコントローラ24を経由してIICバスインターフェース 27からテレビジョン10に出力される。
【0036】 (4)テレビジョン設定用データテーブルの構成について: 図5は、ハードディスクドライブ25cに格納されているテレビジョン設定用 データ管理テーブルの構成を示したテーブル構成図である。 同図において、テレビジョン10に出力する設定用データは、テレビジョン1 0に配設されるマイコン30のモデル番号およびバージョン番号に対応させる必 要がある。従って、本実施形態においては、テレビジョン設定用データ管理テー ブルTBLにフィールドとしてモデル番号DT1と、バージョン番号DT2と、 設定用データDT3とを備えさせる。ここで、モデル番号DT1およびバージョ ン番号DT2は、上述したようにテレビジョン10に配設されるマイコン30の モデル番号およびバージョン番号を表示している。ここで、このモデル番号DT 1およびバージョン番号DT2はマイコン30の製造情報に対応しているもので あることから本考案にかかる基準データを構成する。また、上述してきた設定用 データDT3はテレビジョン10に出力され、当該テレビジョン10にて適宜設 定処理に利用されるものであることから本考案にかかる設定用データを構成する 。
【0037】 また、設定用データDT3には、ユーザーモード設定用データDT31と、工 場モード設定用データDT32とがあり、テレビジョン10には、このユーザー モード設定用データDT31と工場モード設定用データDT32とが工場出荷時 に設定される。すなわち、テレビジョン10のEEPROM40に格納される。 本実施形態においては、ユーザーモード設定用データDT31を「LAST P OWER」「CURENT CH」「RETURN CH」「画質データ」「音 量データ」「V−CHIPの設定」「CAPTIONの設定」にて構成するとと もに、工場モード設定用データDT32を「画質データOFFSET値」「ホワ イトバランス用データ」「各モデル毎の設定データ(例えば、ステレオ有無)」 にて構成する。むろん、ユーザーモード設定用データDT31および工場モード 設定用データDT32はこれらに限定されるものではなく、テレビジョン10の 仕様等に応じて適宜変更可能である。
【0038】 本実施形態においては、マイコン30がモデル番号「1」であって、バージョ ン番号「A」の場合に、設定用データ「U−DATA1A,F−DATA1A」 を設定し、バージョン番号「B」の場合に、設定用データ「U−DATA1B, F−DATA1B」を設定し、バージョン番号「C」の場合に、設定用データ「 U−DATA1C,F−DATA1C」を設定することを示している。ここで、 本実施形態では「U−DATA**」はユーザーモード設定用データを示し、「 F−DATA**」は工場モード設定用データを示している。同様に、マイコン 30がモデル番号「2」であって、バージョン番号「A」の場合に、設定用デー タ「U−DATA2A,F−DATA2A」を設定し、バージョン番号「B」の 場合に、設定用データ「U−DATA2B,F−DATA2B」を設定し、バー ジョン番号「C」の場合に、設定用データ「U−DATA2C,F−DATA2 C」を設定することを示している。
【0039】 そして、マイコン30がモデル番号「3」であって、バージョン番号「A」の 場合に、設定用データ「U−DATA3A,F−DATA3A」を設定し、バー ジョン番号「B」の場合に、設定用データ「U−DATA3B,F−DATA3 B」を設定し、バージョン番号「C」の場合に、設定用データ「U−DATA3 C,F−DATA3C」を設定し、バージョン番号「D」の場合に、設定用デー タ「U−DATA3D,F−DATA3D」を設定することを示しているととも に、マイコン30がモデル番号「4」であって、バージョン番号「A」の場合に 、設定用データ「U−DATA4A,F−DATA4A」を設定し、バージョン 番号「B」の場合に、設定用データ「U−DATA4B,F−DATA4B」を 設定することを示している。
【0040】 このように、コンピュータ20にはモデル番号DT1およびバージョン番号D T2に対応した設定用データDT3が格納される。そして、コンピュータ20は この設定用データDT3をテレビジョン10に出力してEEPROM40に格納 させる。ここで、コンピュータ20が設定用データDT3をテレビジョン10に 出力するに際しては、テレビジョン10に配設されたマイコン30のモデル番号 およびバージョン番号を判別しなければならない。本実施形態においては、図6 に示すように、EEPROM40に予めマイコン30のモデル番号およびバージ ョン番号を格納しておく。同図においては、EEPROM40のアドレス0にモ デル番号DT41格納され、アドレス1にバージョン番号DT42が格納されて いることを示している。そして、コンピュータ20にて適宜このモデル番号DT 41およびバージョン番号DT42を読み出し、読み出したモデル番号DT41 およびバージョン番号DT42に対応した設定用データDT3をテレビジョン1 0に出力する。
【0041】 (5)コンピュータにて実行される設定用データ出力処理について: 図7は、テレビジョン10に対して設定用データを出力するにあたり、コンピ ュータ20にて実行される設定用データ出力処理の処理内容を示したフローチャ ートである。 同図において、最初に、IICバスコントローラ24およびIICバスインタ ーフェース27を介してテレビジョン10のEEPROM40のアドレス0およ びアドレス1に格納されているモデル番号DT41,バージョン番号DT42を 読み出す(ステップS100)。このモデル番号DT41,バージョン番号DT 42の読み出しが完了すると(ステップS105)、このモデル番号DT41, バージョン番号DT42に基づいてテレビジョン設定用データテーブルTBLの モデル番号DT1,バージョン番号DT2を検索する(ステップS110)。そ して、読み出したモデル番号DT41,バージョン番号DT42が格納されてい るとともに、対応した設定用データDT3が格納されていれば(ステップS11 5)、この設定用データDT3を取得する(ステップS120)。
【0042】 そして、この設定用データDT3をIICバスコントローラ24,IICバス インターフェース27を介してテレビジョン10に出力する(ステップS125 )。ここで、テレビジョン10は入力した設定用データDT3をEEPROM4 0に格納すると、正常完了通知をコンピュータ20に対して出力する。コンピュ ータ20はこの正常完了通知の入力を検出すると(ステップS130)、ディス プレイ20aに所定の通知画面を表示してEEPROM40に対する設定用デー タDT3の格納が終了したことを作業者に通知する(ステップS135)。一方 、ステップS115にてテレビジョン設定用データテーブルTBLにモデル番号 DT41,バージョン番号DT42あるいはこれに対応する設定用データDT3 が格納されていない場合、あるいは、ステップS130にてテレビジョン10か らの正常完了通知を入力しなかった場合には、ディスプレイ20aに所定のエラ ー表示を行い作業者にその旨を通知する(ステップS140)。
【0043】 (6)テレビジョンにて実行される設定用データ入力処理について: 図8は、コンピュータ20から設定用データが出力されるに際して、テレビジ ョン10にて実行される設定用データ入力処理の処理内容を示したフローチャー トである。 同図において、最初に、図示しないリモコン等によって実施され、EEPRO M40に格納される工場モード情報を取得し(ステップS200)、工場モード の設定が行われているか否かを判別する(ステップS205)。そして、工場モ ードが設定されていれば、コンピュータ20によるEEPROM40に格納され ているモデル番号DT41,バージョン番号DT42の読み出しがあるか否かを 判別する(ステップS210)。ここで、コンピュータ20によるモデル番号D T41,バージョン番号DT42の読み出しがあると、EEPROM40のアド レス0に格納されている上記モデル番号DT41とアドレス1に格納されている バージョン番号DT42とをコンピュータ10に対して出力する(ステップS2 15)。
【0044】 そして、コンピュータ20にて実行されている上述した設定用データ出力処理 のステップS125にて出力され、通信I/O50を介して入力される設定用デ ータDT3の有無を判別し(ステップS220)、設定用データDT3が入力さ れればEEPROM40の所定の領域に格納する(ステップS225)。本実施 形態においては、図9に示すようにEEPROM40のアドレス100以降に設 定用データDT3のうち、ユーザーモード設定用データDT31をユーザーモー ド設定用データDT43として格納するとともに、アドレス200以降に工場モ ード設定用データDT32を工場モード設定用データDT44として格納する。 そして、EEPROM40に対してユーザーモード設定用データDT43および 工場モード設定用データDT44の格納が正常に行われたか否かを判別する(ス テップS230)。格納が正常に行われた場合は、コンピュータ20に対して、 正常完了通知を出力する(ステップS235)。
【0045】 一方、格納が正常に行われなかった場合は、コンピュータ20に対して、異常 完了通知を出力する(ステップS240)。このときコンピュータ20では、こ のステップS235,S240にて出力される正常完了通知および異常完了通知 を上述した設定用データ出力処理のステップS130にて入力し、所定の表示を 行うことになる。ステップS235にてコンピュータ20に対して正常完了通知 を出力すると、受像管11に設定用データDT3のユーザーモード設定用データ DT43と工場モード設定用データDT44の内容を表示する(ステップS24 5)。これによって、作業者はテレビジョン10のEEPROM40に格納され たユーザーモード設定用データDT43および工場モード設定用データDT44 の内容を目視にて確認することが可能になる。
【0046】 一方、ステップS240にてコンピュータ20に対して異常完了通知を出力す ると、受像管11にエラー表示を行い(ステップS250)、作業者にその旨を 通知する。上述した実施形態によって、テレビジョン10のEEPROM40の 所定領域には当該テレビジョン10に配設されるマイコン30に対応したユーザ ーモード設定用データDT43および工場モード設定用データDT44が格納さ れる。そして、テレビジョン10においては、このように格納されたユーザーモ ード設定用データDT43および工場モード設定用データDT44に基づいて所 定の処理が行われる。例えば、テレビジョン10は、ユーザーモード設定用デー タDT43に基づいて所定の処理を行うことによって出荷状態となり、また、工 場で出荷調整が行われる場合に、工場モード設定用データDT44に基づいて所 定の処理が行われる。
【0047】 (7)テレビジョンにて実行される設定処理について: 図10は、工場モード設定用データDT44に基づいて出荷調整が行われる場 合の調整処理の概略処理内容を示したフローチャートである。 同図において、最初に、図示しないリモコン等によって実施され、EEPRO M40に格納される工場モード情報を取得し(ステップS300)、工場モード の設定が行われているか否かを判別する(ステップS305)。そして、工場モ ードが設定されていれば、EEPROM40のアドレス200以降から工場モー ド設定用データDT44を読み出す(ステップS310)。そして、読み出した 工場モード設定用データDT44(画質データOFFSET値,ホワイトバラン ス用データ,例えば、ステレオ有無等の各モデル毎の設定データ)に基づいて調 整値の初期値をセットする(ステップS315)。このように、工場モード設定 用データDT44に基づいて調整値の初期値がセットされると、所定の調整処理 を実行し(ステップS320)、工場での出荷調整が行われることになる。
【0048】 このように工場モード設定用データDT44を使用することによって、工場で の出荷調整が行われる。一方、ユーザーモード設定用データDT43に基づいて 所定の処理を行うことによりテレビジョン10は出荷設定の状態となる。すなわ ち、利用者が電源プラグを電源に差し込んだときに、当該ユーザーモード設定用 データDT43に基づいて所定の処理を実行し、テレビジョン10を電源スタン バイ状態とするとともに、電源投入した時に、所定の処理を実行し、初期チャン ネルにて立ち上がるようにする。また、このユーザーモード設定用データDT4 3に基づいて所定の処理を実行することによって、全ての画質値をセンター値と するとともに、音量源を標準値にする。さらに、全てのV−CHIPおよびCA PTIONの設定をOFFにする。
【0049】 (9)まとめ: このように、コンピュータ20にテレビジョン10に配設されるマイコン30 のモデル番号DT1およびバージョン番号DT2に対応した設定用データDT3 を格納させ、コンピュータ20とテレビジョン10とをIICバスインターフェ ースにて接続し、テレビジョン10のEEPROM40に格納されているマイコ ン30のモデル番号DT41およびバージョン番号DT42をコンピュータ20 にて入力するとともに、自動判別し、所定の設定用データDT3をテレビジョン 10に出力、EEPROM40に格納させることによって、作業者による作業ミ スを無くすことができるとともに、設定用データDT3のEEPROM40に対 する格納作業効率を向上させることを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態にかかるテレビジョンに対
して設定用データを設定するシステムの外観を示した外
観図である。
【図2】テレビジョン内部の概略構成を示したブロック
図である。
【図3】コンピュータの概略構成を示した概略構成図で
ある。
【図4】ハードディスクドライブに格納されるプログラ
ムの構成を示した構成図である。
【図5】ハードディスクドライブに格納されているテレ
ビジョン設定用データ管理テーブルの構成を示したテー
ブル構成図である。
【図6】EEPROMのデータ構成を示したデータ構成
図である。
【図7】設定用データ出力処理の処理内容を示したフロ
ーチャートである。
【図8】設定用データ入力処理の処理内容を示したフロ
ーチャートである。
【図9】EEPROMのデータ構成を示したデータ構成
図である。
【図10】調整処理の処理内容を示したフローチャート
である。
【符号の説明】
10…テレビジョン 10a…基板 10b…IICバスケーブル 10c…リアキャビネット 20…コンピュータ 21…CPU 22…ROM 23…RAM 24…IICバスコントローラ 25…補助記憶デバイス 25a…CD−ROMドライブ 25a1…CD−ROM 25b…FDD 25b1…フレキシブルディスク 25c…HDD 26…バス 27…IICバスインターフェース(コンピュータ側) 51…IICバスインターフェース(テレビジョン側)

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器と接続して同外部機器と相互に
    所定データの送受信を可能にするIICバスインターフ
    ェースと、 内蔵する各機器の制御処理を実行するマイコンと、 予め上記マイコンの製造情報に対応した基準データが格
    納され、上記外部機器から上記IICバスインターフェ
    ースを介して同基準データが読み込まれるとともに、同
    外部機器から上記IICバスインターフェースを介して
    同読み込まれた基準データに基づいて選択された設定用
    データを書き込まれるEEPROMと、 上記マイコンによって上記設定用データに基づく所定の
    設定処理を実行される映像音声回路と、 上記映像音声回路にて映像が出力されるディスプレイ
    と、 上記映像音声回路にて音声が出力されるスピーカとを具
    備することを特徴とするテレビジョン。
  2. 【請求項2】 単独で格納可能であるとともに予め所定
    の基準データが格納されるデータ格納手段と、 接続される外部機器からの上記基準データの読み出しに
    応じて同基準データを同外部機器に対して出力するデー
    タ出力手段と、 上記外部機器にて上記基準データに基づいて選択された
    テレビジョンについての設定用データを入力し上記デー
    タ格納手段に格納させるデータ入力手段とを具備するこ
    とを特徴とするテレビジョン設定用データ入力装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載のテレビジョン設定
    用データ入力装置において、 上記データ入力手段による上記データ格納手段に対する
    上記設定用データの格納を許可するモードを設定するモ
    ード設定手段を備え、 上記データ入力手段は、上記モード設定手段にて上記モ
    ードが設定された場合に上記入力した設定用データを上
    記データ格納手段に格納させることを特徴とするテレビ
    ジョン設定用データ入力装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載のテレビジョン設定
    用データ入力装置において、 上記モード設定手段は、上記モードとして工場における
    検査工程にて設定される工場モードを設定することを特
    徴とするテレビジョン設定用データ入力装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項2〜請求項4のいずれかに記
    載のテレビジョン設定用データ入力装置において、 上記データ入力手段は、上記入力した設定用データの上
    記データ格納手段への格納が完了した場合に上記外部機
    器に通知することを特徴とするテレビジョン設定用デー
    タ入力装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項2〜請求項5のいずれかに記
    載のテレビジョン設定用データ入力装置において、 上記データ入力手段にて入力した設定用データを視認可
    能に表示するデータ表示手段を備えることを特徴とする
    テレビジョン設定用データ入力装置。
  7. 【請求項7】 上記請求項2〜請求項6のいずれかに記
    載のテレビジョン設定用データ入力装置において、 上記データ入力手段にて上記データ格納手段に格納され
    た設定用データに基づいて所定の調整処理を実行する調
    整処理実行手段を備えることを特徴とするテレビジョン
    設定用データ入力装置。
  8. 【請求項8】 接続されるテレビジョンを設定するため
    の設定用データを格納するデータ格納手段と、 上記接続されるテレビジョンから同テレビジョンのEE
    PROMに格納されている同テレビジョンに配設された
    マイコンの製造情報に対応した基準データを取得するデ
    ータ取得手段と、 上記データ取得手段にて取得した基準データを判別する
    とともに上記データ格納手段から同基準データに対応す
    る設定用データを読み出すデータ読出手段と、 上記データ読出手段にて読み出した設定用データを上記
    テレビジョンのEEPROMに出力して書き込むデータ
    出力手段とを具備することを特徴とするテレビジョン設
    定用データ出力装置。
JP2001002558U 2001-04-26 2001-04-26 テレビジョン、テレビジョン設定用データ入力装置およびテレビジョン設定用データ出力装置 Expired - Lifetime JP3081410U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001002558U JP3081410U (ja) 2001-04-26 2001-04-26 テレビジョン、テレビジョン設定用データ入力装置およびテレビジョン設定用データ出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001002558U JP3081410U (ja) 2001-04-26 2001-04-26 テレビジョン、テレビジョン設定用データ入力装置およびテレビジョン設定用データ出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3081410U true JP3081410U (ja) 2001-11-02

Family

ID=43214176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001002558U Expired - Lifetime JP3081410U (ja) 2001-04-26 2001-04-26 テレビジョン、テレビジョン設定用データ入力装置およびテレビジョン設定用データ出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3081410U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE40325E1 (en) Device and method for repeatedly updating the function of a monitor
US20080147248A1 (en) On-vehicle system
US20060071921A1 (en) Display apparatus and control method thereof
US20120169931A1 (en) Presenting customized boot logo on tv display
US20080021668A1 (en) Apparatus and method for inspection of electronic devices
JP3861915B1 (ja) 画像送受信装置
US20080141109A1 (en) OSD system for achieving user-defined display mode and method for controlling the same
US8704894B2 (en) Display device, television receiver, and method for starting up display device
JP3081410U (ja) テレビジョン、テレビジョン設定用データ入力装置およびテレビジョン設定用データ出力装置
JP2000357930A (ja) オーディオ装置、制御装置、オーディオシステム及びオーディオ装置の制御方法
JP2007065758A (ja) 情報処理装置およびシステム制御方法
US20040101144A1 (en) Sound card, computer system using the sound card and control method thereof
JP5558703B2 (ja) 映像処理装置及び方法
JP2892609B2 (ja) ファクトリモードセッティング装置
JP2865379B2 (ja) テレビジョン受信機
US6625666B1 (en) Operation-recording type system for a DDC monitor and related method
EP2085876A2 (en) Method for writing data and display apparatus for the same
JP2005135260A (ja) 製品機能設定方法及び製品機能設定システム
JP3381796B2 (ja) 表示制御装置
JP2008154172A (ja) 放送信号受信装置
KR960015179B1 (ko) 터치패널식 리모콘의 기능입력장치와 그 방법
JP3500100B2 (ja) 表示装置のプログラム書き換え方法
CN101309371A (zh) 电视机共用静音静像的控制方法及装置
JPH1027136A (ja) 不揮発性メモリの容量確認装置
JP2008078782A (ja) デバイス自動判別装置及びデバイス自動判別方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070815

Year of fee payment: 6