JP3081288U - 障害電波防御用遮蔽室における横摺動型懸垂式開閉扉による遮蔽構造 - Google Patents

障害電波防御用遮蔽室における横摺動型懸垂式開閉扉による遮蔽構造

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JP3081288U
JP3081288U JP2001003463U JP2001003463U JP3081288U JP 3081288 U JP3081288 U JP 3081288U JP 2001003463 U JP2001003463 U JP 2001003463U JP 2001003463 U JP2001003463 U JP 2001003463U JP 3081288 U JP3081288 U JP 3081288U
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三男 菱倉
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シールドルーム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】障害電波防御用遮蔽室の開閉扉を押圧するエア
ーシリンダーの駆動装置による騒音問題とその付属装置
の設置問題並びに停電時に開閉扉を速やかに開放する手
段を考慮して障害電波の侵入や室内からの信号電波の漏
洩をあわせて遮蔽防御することにある。 【解決手段】障害電波防御用遮蔽室の入出口開口部を開
閉扉で押圧する駆動装置を圧搾空気によるエアーシリン
ダーから商用電源を動力源とするクラッチ機構を備えた
駆動モーターの採用により設置スペース及び騒音問題が
解決でき、停電時においても圧搾空気の減圧を待つこと
なく速やかに開閉扉を開放できる。尚、障害電波の遮蔽
手段は開閉扉を移動可能にするため伸縮する支持軸で開
閉扉を懸架し、該開閉扉に移動力を加える駆動モーター
の出力軸の設置角度を水平方向及び下方向に傾けて設置
し、障害電波を遮蔽する際、開閉扉の平面部に設けた係
止具と該駆動モーターの出力軸が係合して開閉扉を入出
口開口部方向と床面方向に移動させ入出口開口部を塞ぐ
ことにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
障害電波防御用の遮蔽室に関する。
【0002】
【従来の技術】
障害電波防御用遮蔽室の入出口開口部からの障害電波等の侵入を防ぐため、該 遮蔽室の入出口開口部を開閉扉が塞ぐように覆った後、開閉扉をエアーシリンダ ーによる駆動装置で押圧力を開閉扉に加えて入出口開口部を該開閉扉で電気的に 蜜接させて塞ぎ、障害電波の侵入並びに室内で発生する信号電波等の漏洩を遮蔽 防御している。このエアーシリンダーの作動力は圧搾空気により作動させるため 、停電時に開閉扉の開放に時間がかかり、また、エアーコンプレッサーの騒音問 題やコンプレッサーを設置するにあたり、設置スペースの問題が生じ施工できな いことがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は前記したエアーコンプレッサーによる騒音の問題やエアーコンプレ ッサーの設置スペースや停電等の非常事態が発生した場合に室内から開閉扉を開 扉して退避する際、開扉に時間がかかる問題を解決し、簡単な手段で障害電波の 侵入並びに漏洩を防御することを目的にしている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するため、横摺動型懸垂式の開閉扉を押圧する駆動装置に圧搾 空気を動力源とするエアーシリンダーから商用電源を動力源とするクラッチ機構 を備えた駆動モーターを採り入れたことにより圧搾空気を必要としないため騒音 問題が解決でき、またエアーコンプレッサー等の付属装置の設置スペースも必要 としなくなり、さらに非常事態が発生し、供給電源が停止しても開閉扉を速やか に開扉できる。 尚、障害電波を防御する手段は遮蔽室の入出口開口部を形成する外壁部と床面 を同体的に接続する金属性の導電部材を床部に張り付けて平坦な床面構造にする とともに入出口開口部及び開閉扉の下面部から障害電波の侵入や室内からの信号 電波等の漏洩に対する対応は開閉扉を入出口開口部方向と床面方向に移動させて 入出口開口部を覆うように塞ぎながら床部分も合わせて塞いで遮蔽防御できる。 よって、入出口開口部方向と床面方向に移動可能にする手段として横摺動型懸 垂式の開閉扉を伸縮自在な弾性部材で形成した保持軸で懸架し、さらに開閉扉に 移動力を加える手段を、入出口開口部方向と床面方向に移動可能にするため、ク ラッチ機構を備えた駆動モーターの出力軸の設置方向を水平配置する箇所と下方 向に傾けて配置する箇所を2通りの設置方法を設けている。 したがって横摺動型懸垂式の開閉扉が入出口開口部を覆い被さるように閉扉し た後、駆動装置が作動し、該駆動装置の駆動モーターの出力軸が開閉扉上の平面 部に備えた係止具に係合して開閉扉を押圧し、開閉扉は入出口開口部に向けて作 用する移動力と床面方向に作用する移動力により入出口開口部面と床部を塞ぐ構 造にしている。
【0005】
【作用】
障害電波防御用の遮蔽室の入出口開口部からの障害電波の侵入や室内からの信 号電波の漏洩を防御する手段において、入出口開口部を閉扉する開閉扉を駆動モ ーターの作動力で押圧する構造機構にしたことにより駆動モーターの設置にあた り大掛かりなスペースを必要とせず、動力源に商用電源仕様で作動できるため簡 単な構造で施工できる。さらに停電時おいても開閉扉の開扉が手動により簡単に 開放でき、圧搾空気を必要としない為機械的騒音も軽減できる特徴がる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案になる障害電波防御用遮蔽室の入室口開口部の主要部を斜視図で 示す1例。 図1、に示す1は金属部材で覆われた障害電波防御用遮蔽室(以下遮蔽室と称 する)で、1aは遮蔽室の壁部を示す。2は遮蔽室に出入りする三方枠状に形成 された入出口開口部である。3は金属部材で形成された横摺動型懸垂式開閉扉( 以下開閉扉と称する)で開閉扉の底面部に導電性の弾性部材で形成したシールド フインガー5を同体的に張り付けて設置している。3aは係止具で開閉扉の表側 の平面部に複数個備え、凹状に同体的に形成されている。なおこの係止具は周囲 を突起させた形状または中央部を凹状に形成しても良い。4は開閉扉を懸架する 支持軸で外部応力の加減により伸びたり、元の状態に復帰したりする伸縮自在な コイルスプリング状の弾性部材で形成されている。5aはシールドフインガーで 入出口開口部2を成す三方枠状の周囲に開閉扉の底面部に張り付けた弾性部材と 同様の部材を配設している。6は入出口開口部部分の床面に敷かれた金属部材で 遮蔽室の外壁部1aと同体的な構造に構成されている。シールドフインガー5、 5aは導電性の弾性部材をU字形で櫛状に形成したかまぼこ状の舌部が開閉扉の 平面部及び開閉扉の底面部(シールドフインガーが張り付けられている)が床面 に接触したときに電気的密接度を増すために施されている。7は開閉扉3を自動 開閉制御する開閉装置で物体が開閉扉3に近接することにより開扉したり、閉扉 途中で開閉扉3の一辺(感知器装着部)に物体が接触すると閉扉操作を開扉する 操作に制御するものである。開閉扉3は通常入出口開口部を閉扉しているが使い 勝手により開扉状態にすることもできる。8は支柱枠で柱状又は三方向に金属部 材で形成した支柱と梁部で構成され遮蔽室の入出口開口部の前面に設置されクラ ッチ機構を備えた駆動モーター(以下駆動モーターと称する)9を装着可能に備 えている。駆動モーター9は水平位置に設置したり水平位置より下方向に傾けて 設置し、支柱枠8に複数個埋設され開閉扉3が入出口開口部2を覆い被さるよう に閉扉後、設定した遅延時間の経過後に駆動モーター9が作動し該駆動モーター の出力軸が開閉扉3に備えらた係止具3aに係合して開閉扉を押圧し、入出口開 口部方向と床面方向に開閉扉を移動させて入出口開口部表面の周囲に配置された シールドフィンガー5aと接触すると同時に開閉扉の底面部に配置されたシール ドフィンガー5が床面に張られた金属部材6に接触し、それぞれが密接して室内 からの信号電波の漏洩並びに外部からの障害電波を防御遮蔽する。 支持軸4は開閉装置に制御される軌条(図示しない)に係着され軌条上を左右 に移動可能に作動する。また支持軸4に懸架された開閉扉は支持軸が左右に移動 する際、他の部分に触れない構造に懸架されている。
【0007】
【考案の効果】
障害電波防御用の遮蔽室における入出口開口部を構成する横摺動型懸垂式の開 閉扉を押圧する駆動装置はクラッチ機構を備えた駆動モーターを採り入れたこと により動力源に商用電源が使用できエアーシリンダーの動力源となる圧搾空気を 作り出す付属装置を必要とせず、またこの付属装置の設置スペースも必要としな いため簡単な構造にでき、さらに騒音問題の解消並びに停電時においても簡単に 手動で開閉扉を開放できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】障害電波防御用遮蔽室の主要部分を示す斜視
図。
【符号の説明】
1…障害電波防御用遮蔽室 1a…障害電波防
御用遮蔽室の壁部 2…入出口開口部 3…横摺動型懸
垂式開閉扉 3a…係止具 4…支持軸 5、5a…シールドフィンガー 6…金属板 7…開閉装置 8…支柱枠 9…クラッチ機構を備えた駆動モーター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出口開口部の床部に導電性金属部材で
    配設し、該開口部を閉扉する横摺動型懸垂式開閉扉の表
    面部に複数個の係止具を備え、伸縮可能な支持軸で懸架
    された該開閉扉を押圧する駆動装置を備えた障害電波防
    御用遮蔽室において、開閉扉を押圧する駆動装置の動力
    にクラッチ機構を備えた駆動モーターの出力軸が該係止
    具と係合して開閉扉を押圧し、電気的に入出口開口部を
    開閉扉で密接させて塞ぎ、障害電波の侵入並びに室内か
    らの信号電波等の漏洩を遮蔽防御することを特徴とする
    遮蔽構造。
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