JP3080700U - 玩 具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 叩打用として使用しても、対象物を衝撃によ
って損傷や破壊することがないと共に、人体に当たって
も痛みを伴う程の衝撃もなく、怪我の恐れがないのでス
トレス解消用の叩打具として使用できるのみならず、ス
ポーツ観戦時の応援に使用でき、又パーティ等のゲーム
で相手を叩打する時等にも使用できる等、バラエティー
に富んだ使用を可能とした玩具とする。 【解決手段】 軟質ポリウレタンフォームから成り、棒
状の握り部２と、握り部２の一端に握り部２と一体に形
成した握り部２より太くて長い頭部３から成り、頭部３
を握り部２側の端部から先端部にかけ同一太さの短い略
柱形状に形成する。頭部３の周側面に文字、図形、模様
等を表示４する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、受験勉強や仕事等でストレスがたまった時に気分転換に目の前にあ る物を力を込めて叩く叩打具として使用したり、野球やサッカー等のスポーツ観 戦に振り回す応援グッズとして使用したり、或いはパーティ等のゲームで相手を 叩打する時等、バラエティーに富んだ使用ができる玩具に関し、詳しくは叩打し ても対象物が損傷や破壊することがなく、又身体に当たっても痛みを感じる程の 衝撃を受けることがなく、怪我の恐れのない玩具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、叩打する玩具として合成樹脂製の長い持手と、持手の先端に軟質合成樹 脂製の中空の蛇腹体を設けた槌形状のものは存在する。 又、野球やサッカー等のスポーツ観戦で振り回して使用する応援グッズとして 合成樹脂製のメガホン形状のものは存在する。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

受験勉強や仕事等でストレスがたまった時等、気分転換を図らなければならな いが、ストレス解消手段としてショッピングや飲酒等では経済的損失が伴い、受 験生は不可能である。又大声を発する方法もあるが、時と場所によっては人の迷 惑となる。 そこで、簡単にストレスを発散する手段として、目の前にある物、受験生であ れば机上におかれている照明具や本等に力を込めて叩打し、又社会人であればパ ソコン等を力を込めて叩打することができればある程度のストレス解消になる。 又、自分の力が及ばない時は自分の身体を叩打する方法もある。

【０００４】 しかし、上記従来の槌形状の叩打用玩具は、強く叩打すると対象物はその衝撃 によって損傷や破壊を受けることになり、又身体に強く当たると、その衝撃によ って痛みも感じ怪我する恐れもあり、使用は不可能である。

【０００５】 上記点より本考案は、叩打用として使用しても対象物を衝撃によって損傷や破 壊することがないと共に、身体に当たっても痛みを伴う程の衝撃もなく、怪我の 恐れがないのでストレス解消用の叩打具として使用できるのみならず、スポーツ 観戦時の応援に使用でき、又パーティ等のゲームで相手を叩打する時等にも使用 できる等、バラエティーに富んだ使用を可能とした玩具を提供しようとするもの である。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため本考案玩具は、柔軟材から成り、棒状の握り部と、こ の握り部の一端に握り部と一体に形成された握り部より太くて長い頭部から成る ことを特徴とするものである。 又、請求項１の玩具に於いて、頭部の周側面に文字、図形、模様等の表示がさ れていることが好ましい。 又、請求項１又は２の玩具に於いて、頭部は握り部側の端部から先端部にかけ 同一太さに形成された短い略柱形状でもよく、又請求項１又は２の玩具に於いて 、頭部は握り部側の端部から先端部にかけて先太のテーパー形状に形成された略 逆錐台形状でもよい。 又、請求項１、２、３又は４の玩具に於いて、柔軟材は軟質ポリウレタンフォ ームであることが好適である。

【０００７】 上記構成を有する本考案は、握り部を握って頭部で対象物を叩打したり、振り 回わしたりして使用するが、全体が柔軟材から成るため握り部を握ると力を入れ 具合に応じて手にフィットし、非常に持ち易く、又頭部が対象物に当たっても衝 撃は緩衝作用で吸収され、対象物の損傷や破壊が防止される。 又、身体に当たっても痛みを感じる程の衝撃を受けることはなく、怪我の恐れ もない。よって、受験勉強や仕事等でストレスがたまった時に、この玩具で目の 前にある物を力一杯に叩打することによりストレスが発散され、その解消に役立 つ。 又、柔軟材として軟質ポリウレタンフォームを使用すれば、上記作用はより著 しいものとなる。 又、軽くて扱い易く、スポーツ観戦時に振り回す応援グッズとしても好適で、 かつ安価に製造ができる。

【０００８】 又、頭部は短い略柱形状や略逆錐台形状の何れでもよいが、頭部の周側面に使 用目的にふさわしい言葉の文字、図形、模様等の表示をすれば、使用目的をはっ きりさせることができる。

【０００９】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の一実施の形態を図面に基づき説明する。 図１は本考案玩具の斜視図、図２は同上の断面図である。 而して、図中１は握り部２と、握り部２の一端に握り部２と一体に形成した頭 部３から成る玩具である。

【００１０】 玩具１の材質は柔軟材を使用し、柔軟材として軟質ポリウレタンフォームを使 用する。 握り部２は片手で握る程度の短い丸棒状に図面では表されているが、棒状であ れば断面が四角形、多角形でもよいことは当然である。

【００１１】 次に、頭部３は握り部２より太くて長ければよいが、図１及び図２は握り部２ 側の端部から先端部にかけ同一太さに形成された短い略円柱形状の場合を示して いる。勿論、柱形状であれば円柱に限らず、断面が四角形、多角形でよいことは 当然である。 又、図３は頭部３が握り部２側の端部から先端部にかけて先太のテーパーに形 成された略逆円錐台形状の場合を示している。勿論、逆錐台形状であれば逆円錐 台形状に限らず、断面が四角形、多角形でもよいことは前同様である。

【００１２】 又、頭部３の周側面に文字、図形、模様等が印刷により表示４されている。こ の表示４は受験用であれば、「合格」「祈願棒」等の文字を表し、又仕事用であ れば、「ストレス解消棒」等の文字を表し、又応援グッズであれば、「必勝」等 の文字を表すことができる。勿論、文字だけでなく、図形や模様も文字と一緒に 表すこともでき、又図形や模様だけを表すこともできる。 又、会社名、商品名等の広告を入れ、ノベルティ商品として提供することもで きる。

【００１３】

【考案の効果】

本考案によれば、受験勉強や仕事等でストレスがたまった時に、本考案玩具で 目の前のある物を力を込めて叩いても、対象物が損傷や破壊されることがないか らストレスの発散に好適である。 又、応援グッズとして使用すれば、軟質ポリウレタンフォームは軽いので振り 回し易く、又スポーツ観戦時に興奮して玩具が人に当たっても怪我の恐れがない ので安全である。

【００１４】 又、パーティ等の罰ゲームで相手を叩打する時等のゲームグッズとしての使用 もでき、子供から大人まで楽しめるものである。 又、材料も軟質ポリウレタンフォームであれば安価に製造可能であるため、会 社等がノベルティ商品として提供することもできる等、バラエティーに富んだ使 用ができる有用な考案である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案玩具の一実施の形態を示す斜視図であ
る。

【図２】本考案玩具の一実施の形態を示す断面図であ
る。

【図３】本考案玩具の一実施の形態を示す斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ 玩具 ２ 握り部 ３ 頭部 ４ 表示

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 柔軟材から成り、棒状の握り部と、この
   握り部の一端に握り部と一体に形成された握り部より太
   くて長い頭部から成ることを特徴とする玩具。
2. 【請求項２】 頭部の周側面に文字、図形、模様等の表
   示がされていことを特徴とする請求項１記載の玩具。
3. 【請求項３】 頭部は握り部側の端部から先端部にかけ
   同一太さに形成された短い略柱形状であることを特徴と
   する請求項１又は２記載の玩具。
4. 【請求項４】 頭部は握り部側の端部から先端部にかけ
   て先太のテーパー形状に形成された略逆錐台形状である
   ことを特徴とする請求項１又は２記載の玩具。
5. 【請求項５】 柔軟材は軟質ポリウレタンフォームであ
   ることを特徴とする請求項１、２、３又は４記載の玩
   具。