JP3080566U - ペット用リードの引き手カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案はリードの引き手部分に筒状のカバー
を取付け手の保温をする。 【解決手段】 本考案は本体１の開口部２をリードの太
さに調節して、そこからリードを差し入れ、腕の太さに
調節した開口部３より手先をいれて本体１の内部でリー
ドを操る事で手の保温を保つことに役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、リードの引き手部分に取り付けるカバーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

寒い季節に犬などを散歩に連れて行く場合、通常リードを保持する手を保温す るためには手袋を用いていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

手袋をした手でリードを操ると、素手でリードを持った場合と比べて動物との 微妙なコミニュケーションが取りずらくなる。また、手袋をした手でペットの排 泄物の処理をすることは指先が利かず非常に困難をともなう。そのうえ片手は常 にペットのリードを保持している為、手袋の着脱も容易では無い。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

リードの引き手部分を持った手の上から、筒状のカバーを用いて覆うことで、 素手でリードを操りながら手を保温できる。また、カバーの着脱もリードを保持 したままで容易に行えるため課題の問題点を解決している。

【０００５】

【考案の実施の形態】

筒状の本体１の片側の開口部２を絞り、リードの太さにあわせた穴を設ける。 反対側の手を入れる開口部３には、腕に固定する為にゴムかマジックテープなど を用いて腕の太さに合わせる調節装置を設ける。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実例を説明する。素材は布やビニールなど適宣素材 を使用した本体１の開口部２から取り入れたリードの引き手部分を、開口部３よ り差し入れた手で掴み、本体１を袖の上から被せて固定することで、素手を露出 すること無く保温する。

【０００７】 本考案の一実例は上述の如き構成からなるものであるから、本体１が手を覆い 隠し保温することは勿論であるが、ペットの排泄物の処理などが発生した場合に は、本体１をリード側に引き下げることで、リードを保持したまま指先が使える 為、ペットの逃走等を未然に防ぎながら排泄物の処理をする事ができる。

【０００８】

【考案の効果】

上述の様に、本考案のペット用リードの引き手カバーを寒期における犬等のペ ット散歩時に使用すると、常に外気に晒されるリードを保持した状態の手を筒状 のカバーで覆い包む事で、リードに伝わる動物の微妙な挙動の触感を遮る事なく 、リードの引き手部分を保持している手を保温する事に役立つ。また、突起のあ る指輪をはめた手では、従来の技術である手袋の使用は困難であるが、本考案に おいては指輪が極端な形状の場合を除き、指輪を装着した状態でもリードの引き 手部分を保持している手を保温する事に役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のペット用リードの引き手カバーの実施
例を示す参考図である。

【図２】本ペット用リードの引き手カバーの全体図であ
る。

【図３】本ペット用リードの引き手カバーの実施例を示
す一部切欠断面図である。

【符号の説明】

１ 本体 ２ リードの差し入れ開口 ３ 腕の差し入れ開口 ４ 腕の太さに合わせる調節装置 Ｈ 手 Ｌ リード

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 リードの手でもつ部分に取り付けるカバ
   ーで、筒状のカバー内部にリードを引き込み、リードの
   引き手部分を覆い隠すことを特徴とする、リードに取り
   付けて手を保温することを目的としたペット用リードの
   引き手カバー。