JP3080236U - 集積物の散乱防止装置 - Google Patents

集積物の散乱防止装置

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武夫 吉田
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有限会社リョウケ鉄工
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ごみ等の集積物を鳥や猫等の害から保護して
散乱を防止する。 【構成】 ケース本体12が、前後に場所をとらないよ
うに薄い鞄型形状を有し、かつ本体部15と開閉部16
とを上下に開放可能に結合したもので、開閉部16は、
ネット体11を収める受け止め部20を内側に設けて構
成された装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ごみ、その他の集積物の散乱を防止するため、所定量の集積物を覆 える大きさ、形状を有するネット体と、使用時にはネット体を外部へ引き出し、 使用後畳んだネット体を収納可能なケース体とから成る装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
毎日出されるごみは所定の集積場所に、取り決めにしたがって集積され回収を 待つ訳であるが、生ごみの場合には、烏その他の鳥類や猫などが餌をあさって散 乱させるという問題が頻発している。これに対して回収側では鳥が活動を開始し ない早朝暗い時間帯に回収するとかごみをシートで覆っておくなどの対策を講じ ている。しかし早朝の回収には種々制限があり、またごみをシートで覆う場合シ ートの調達や保管等が問題となる。
【0003】 このため実用新案登録第3050062号や、同第3051360号などがネ ット体でごみを覆うための装置として提案されている。しかし、これらは、高い 位置にあり、扱いにくく、立方体に近い箱型であるため歩道を占領して邪魔にな るとか、或いは巻き取り用のハンドル操作が煩しいというような問題点が指摘さ れた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の点に着目してなされたものであり、その課題は、集積物を鳥や 猫等の害から効果的に保護して散乱を防止することにある。
【0005】 また本考案の課題は、街角その他任意の集積場所に設置したときに邪魔になら ず、しかも操作が簡単で使い易い集積物の散乱防止装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、本考案の集積物の散乱防止装置は、ケース体が、 前後に場所をとらないように薄い鞄型形状を有し、かつ本体部と開閉部とを上下 に開放可能に結合したもので、開閉部は、ネット体を収める受け止め部を内側に 設けて構成するという手段を講じたものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案に係る集積物の散乱防止装置は、集積場に置かれたごみ又はその他の集 積物を鳥害等から守り、散乱を防止するためのものである。この装置は、集積物 をネット体で覆ってしまい、外部から鳥や猫などが触れられないようにする。
【0008】 ネット体は集積物を覆うことができる大きさ、形状を有し、また鳥の嘴や猫の 爪などによって破損しにくい強靭な材料によって形成される。集積物を覆うため の構造として、平面的なもの、或いは立体的だが偏平に畳めるものなどを使用す ることができる。図3参照。平面的なものの例は単なるシート状のネット体であ り立体的なものの例は予め函状、袋状等に形成されたネット体である。
【0009】 このようなネット体を使用時に外部へ引き出し、使用後に収納しておくため、 ケース体が組み合わされる。ケース体は本体部と開閉部とを有する。またケース 体は前後に突出して場所を取らないように、薄い鞄型形状を有するものとし、前 後に薄い分、左右或いは上下に拡がった扁平な形状を有し、これを鞄型と称して いる。この薄い鞄型の形状により、例えばガードレールや塀の笠木に掛け止める 設置法を取っても歩道に突出し過ぎることがない。
【0010】 そのように薄型のケース体は、本体部と開閉部とを、上下に開閉可能に結合し た構成を有する。本体部と開閉部とは、上方に対する下方の位置関係にあり、固 定か開閉かで区別される。本体部は取り付けのために固定される方であるが、固 定手段は、例えば道路際のガードレールに上方から掛け止め可能なフック部であ る。開閉部は本体部に対して動かされる方であり、その方向が上又は下となる。 その理由は、例えば真下や真上に開閉部を回転して配置させれば、左右に電柱や 支柱が存在しても影響がないからである。
【0011】 他方、開閉部には、ネット体を収める受け止め部を内側に設ける。受け止め部 は開放状である方が凹状であるよりもよりベターである。例えば、ネット体を保 持可能な間隔で配置された複数の横桟は受け止め部として望ましい形態である。
【0012】
【実施例】
以下図示の実施例に基づき本考案をより詳細に説明する。図1に示した散乱防 止装置10は、ネット体11の一端部をケース体12の下部に固定したものであ る。図3に示すようにネット体11は袋状の、立体的な形状を有しており、その 袋口を囲むロープ、ワイヤーの延長部分にてケース本体12につながれて使用さ れる。
【0013】 符号13はネット体11をケース体12に取り付けるための部分、14は同部 分13を引き出すための引き出し口である。立体的なネット体11は集積物をす っぽりと包み易くしたもので、集積物の収め口を下にして引き出すと使い易くな る(図3)。
【0014】 ケース体12は、本体部15と開閉部16とから成り、開閉部16は、不使用 時本体開口部分17を塞ぐように設けられている。ケース体12は前後に薄く左 右に幅広に形成され、そのために鞄型形状となっているもので、本体部15と開 閉部16とは、本体部15の下部にて回転可能に軸支されている。18はその支 軸を示す。本体部15は開閉部16を内側に収めるように一回り大型に形成され ており、かつ頑丈にできていて本装置取り付け台としての役割を果たす。開閉体 16は、ネット体11を収める受け止め部20として、複数の横桟19から成る 篭状の部分を有し横桟19の間隔の広い部分21をネット体11の出し入れ部と する。
【0015】 装置を取り付けるための固定手段22として、実施例では、ガードレール23 に上方から掛け止められるフック部を本体部15の背面側に設けた例を示してい る。固定手段22はガードレール23に掛けたのち、抜け止めを施すことができ る。開閉部16の上部立ち上がり24と本体部15の立ち下がり25は、無荷重 のときは通過可能であり、提げ手26を持って持ち上げようとすると引っ掛かっ て開かなくなる程度に位置が変化する。図中27は雨水の排水のための水抜き穴 を示す。
【0016】 このように構成された集積物の散乱防止装置10は、歩車道を分けるガードレ ール29に本考案に係る装置10を掛け止めるようにして取り付けることができ る。この場合、フック状の固定手段22を用いて複数のレール構成杆に夫々固定 する。ケース体12は前後の寸法が短く、場所を取らないので電信柱などの設置 物28の出っ張りよりもはるか内側に収まり全く邪魔にならない。
【0017】 このような構成を有するから、例えば集積場所に堆積したひとかたまりのごみ などの集積物29をケース体12から引き出したネット体11によって覆うこと ができ、それにより、鳥や猫などはごみに外部から触れられないか触れても外部 へ殆ど出せず、散乱を防止することができる。
【0018】 本考案に係る散乱防止装置10は、集積場所等の近くへ本装置を予め設置して おいたり、集積場所まで移動することが可能であるからネット体11を引き出し て集積物29を覆い、用済み後はケース体内へ収めておく作業を容易に行なうこ とができ、ネット体11の受け止め部20からの出し入れが大変手軽に行える。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであり、開閉部を開いた状態で も閉じた状態でも薄型のため邪魔にならず、集積物を鳥や猫等の害から効果的に 保護して散乱を防止することができ、その際集積物を覆う作業及びごみ回収の際 に集積物から外し、ネット体をケース体内に収納する作業を能率良く煩雑でなく 行うことができるとともに、提げ手を有することにより持ち運びが可能になり、 大変使い勝手が良く、防護効果も確実である等顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る集積物の散乱防止装置を示す実施
例の外観の斜視図。
【図2】(a)図1のものの中央部縦断面図。 (b)同じく正面右下部の部分断面図。
【図3】同じく使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
10 散乱防止装置 11 ネット体 12 ケース体 15 本体部 16 開閉部 19 横桟 20 受け止め部 22 固定手段 23 ガードレール 26 提げ手

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみその他の集積物の散乱を防止するた
    め、所定量の集積物を覆える大きさ、形状を有するネッ
    ト体と、使用時にはネット体を外部へ引き出し、使用後
    畳んだネット体を収納可能なケース体とから成り、ケー
    ス体は、前後に場所をとらないように薄い鞄型形状を有
    し、かつ本体部と開閉部とを上下に開放可能に結合した
    もので、開閉部は、ネット体を収める受け止め部を内側
    に有することを特徴とする集積物の散乱防止装置。
  2. 【請求項2】 ケース体は、道路際のガードレールに上
    方から掛け止め可能なフック部を本体部の背面側に有す
    る請求項1記載の集積物の散乱防止装置。
  3. 【請求項3】 ケース体は、ネット体を保持可能な間隔
    で、配置された複数の横桟を受け止め部として有してい
    る請求項1又は2記載の集積物の散乱防止装置。
  4. 【請求項4】 ケース体は、雨水の排水のための水抜き
    穴を底部に有している請求項1ないし3のいずれかに記
    載の集積物の散乱防止装置。
  5. 【請求項5】 ケース体は、持ち運ぶためのハンドルを
    有している請求項1ないし4のいずれかに記載の集積物
    の散乱防止装置。
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