JP3080189U - ツナギ作業服 - Google Patents
ツナギ作業服Info
- Publication number
- JP3080189U JP3080189U JP2001001265U JP2001001265U JP3080189U JP 3080189 U JP3080189 U JP 3080189U JP 2001001265 U JP2001001265 U JP 2001001265U JP 2001001265 U JP2001001265 U JP 2001001265U JP 3080189 U JP3080189 U JP 3080189U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide fastener
- workwear
- hem
- fastener
- crotch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ツナギ作業服において、上衣部を脱がずに用
便を可能にする。 【解決する手段】 股下から両裾に向けて裾に達しない
範囲で一連にスライドファスナー3が取り付けられ、該
ファスナー3の全長は、ファスナーを開いて着用者がし
ゃがんだ状態で着用者の尻が露出する程度以上である。
便を可能にする。 【解決する手段】 股下から両裾に向けて裾に達しない
範囲で一連にスライドファスナー3が取り付けられ、該
ファスナー3の全長は、ファスナーを開いて着用者がし
ゃがんだ状態で着用者の尻が露出する程度以上である。
Description
【0001】
本考案は、上衣部とズボン部が一体となったツナギ作業服に関するものである 。
【0002】
従来のツナギ作業服は、用便の際に上衣部から脱がねばならず、不便であった 。 そこで出願人は以前に、図4に示す如く、ズボン部(2)の一方の裾(22)から股 部(20)を通って他方の裾(22)までの全長に亘ってスライドファスナー(3)を取り 付けたツナギ作業服を提案した(実願平2000−8951号)。 上記ツナギ作業服を着用すれば、用便の際は、スライドファスナー(3)を開い て尻を露出させ、上衣部(1)を脱ぐことなく用を足すことが出来て便利であった 。
【0003】 しかし、スライドファスナー(3)の始端はズボン部(2)の裾(22)に位置してい るため、開閉の際には裾(22)まで手を伸ばさねばならない。又、スライドファス ナー(3)を下止め(図示せず)が離れるまで全開してしまうと、スライドファスナ ー(3)を閉じる際は、スライダー(31)に下止めを嵌めねばならず、作業者に前屈 み姿勢を強いることになり、作業者にとって面倒であり、身体的な負担を感じる 。 着用者の股下長さに合わせるために、ツナギ作業服を裾上げしようとしても、 スライドファスナーが邪魔になって出来ない。 従って、ズボン部の裾を捲って着用しなけばならず、この場合、捲った裾を下 ろしてからでなければ、スライドファスナーの開閉ができず不便である。又、捲 った裾にゴミが溜まる問題も有る。 本考案は、上記問題を解決したツナギ作業服を明らかにするものである。
【0004】 本考案のツナギ作業服は、上衣部(1)とズボン部(2)が繋がっているツナギ作 業服において、股部(20)から両裾(22)(22)に向けて裾(22)に達しない範囲で一連 にスライドファスナー(3)が取り付けられ、該ファスナー(3)の全長は、ファス ナーを開いて着用者がしゃがんだ状態で少なくとも着用者の尻を露出できる長さ であることを特徴とする。 スライドファスナー(3)の両終端は、ズボン部(2)の股部(20)から40〜60 cmの位置にあることが望ましい。
【0005】
スライドファスナー(3)を開き、しゃがむと尻を露出させることができるので 、上衣部(1)を脱ぐことなく用便ができる。 スライドファスナー(3)の両端部はズボン部(2)の裾(22)(22)に達していない ので、該ファスナーの開閉の際に前屈みになる程度が小さくてすみ、楽に開閉出 来る。 又、スライドファスナー(3)の両端はズボン部(2)の裾に達していないので、 該ファスナーに邪魔されることなく着用者の股下長さに合わせてズボン部(2)の 裾上げが出来る。従って、ズボン部(2)の裾を捲り上げて着用した場合の様に、 スライドファスナー(3)の開閉毎に、捲り上げた裾を下ろさねばならない不便や 、捲り上げた裾にゴミが溜まる問題も生じない。
【0006】 又、スライドファスナー(3)は股部(20)を通過しているため、前屈み姿勢やし ゃがみ姿勢での作業でも、スライドファスナー(3)に対してスライダー(31)のス ライド方向と直交する方向に無理に開く力が作用し難いため、スライドファスナ ーが破損することはない。
【0007】
図1に示す如く、ツナギ作業服は、上衣部(1)とズボン部分(2)が繋がってい る。 上衣部(1)とズボン部(2)との境界部には、切替用のベルト布(10)が施されて いる。 ツナギ作業服の前側には、上衣部(1)の襟からズボン部(2)の股部近傍に伸び るファスナー(4)が設けられている。
【0008】 本考案の特徴は、ズボン部(2)において、股部(20)から両裾(22)(22)に向けて 該裾に達しない範囲で一連にスライドファスナー(3)が取り付けられている点で ある。 スライドファスナー(3)の全長は、該ファスナーを開いて着用者がしゃがんだ 状態で着用者の尻が露出する程度以上である。
【0009】 スライドファスナー(3)の全長を必要以上に長くすると、該ファスナーが長い 分だけコスト高になるため、実施例では、ズボン部(2)の股下長さを76cmとし た場合、スライドファスナー(3)の両終端を股部(20)から40〜60cmとした。 これは着用した際に膝よりも少し下位置となる。スライドファスナー(3)の全長 は80〜120cmとなる。
【0010】 スライドファスナー(3)は、両端が股部(20)から40cm以下の長さ、全長で8 0cm以下であっても、着用者によっては尻を露出することができるが、通常のズ ボンを着用し、その上からツナギ作業服を着ることも多く、その場合、用便の際 は、通常のズボンも下ろす必要があり、実施例のスライドファスナーの両終端位 置を股下(20)から40〜60cmとしたのは、そのための余裕を持たせているため である。
【0011】 又、実施例のスライドファスナー(3)は、スライダー(31)を2つ具えており、 ズボン部(2)の両裾(22)(22)側の何れからでも開閉出来る。
【0012】 図1、図2において、スライドファスナー(3)は外部に露出している様に表し たが、実際は、図3に示す如く、ファスナーテープ(32)をズボンの布地に縫着す る際、布地の縁部(23)(23)でスライドファスナー(3)が隠れる様にしている。
【0013】 然して、用便の際は、スライドファスナー(3)を開いて、上衣部(1)を脱ぐこ となく用を足すことが出来る。
【0014】 ツナギ作業服を着用して、前屈み姿勢やしゃがみ姿勢で作業を行う場合、作業 服の尻部に引っ張り力が作用するが、股部にはさほどの引っ張り力は作用しない 。本考案では、ズボン部(2)のスライドファスナー(3)は、股部(20)を通過して いるため、スライドファスナー(3)に対する作業姿勢による引っ張り力の影響は 小さく、股部(20)のスライドファスナー(3)に対して特に補強の必要はない。
【0015】 スライドファスナー(3)に2つのスライダー(31)(31)を具えた場合、スライド ファスナーの両側を所望の範囲で開いて風通しを良くして着用出来る。
【図1】ツナギ作業服の斜面図である。
【図2】ズボン部のファスナーを全開した状態のツナギ
作業服の斜面図である。
作業服の斜面図である。
【図3】図1A−A線に沿う断面図である。
【図4】出願人が以前に提案したツナギ作業服の斜面図
である。
である。
(1) 上衣部 (2) ズボン部 (20) 股部 (22) 裾 (3) スライドファスナー (31) スライダー
Claims (2)
- 【請求項1】 上衣部(1)とズボン部(2)が繋がってい
るツナギ作業服において、股部(20)から両裾に向けて裾
に達しない範囲で一連にスライドファスナー(3)が取り
付けられ、スライドファスナー(3)の全長は、少なくと
も該ファスナーを開いて着用者がしゃがんだ状態で着用
者の尻が露出できる長さであるツナギ作業服。 - 【請求項2】 スライドファスナー(3)の両終端はズボ
ン部の股下から40〜60cmの位置にある請求項1に記
載のツナギ作業服。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001001265U JP3080189U (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | ツナギ作業服 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001001265U JP3080189U (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | ツナギ作業服 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3080189U true JP3080189U (ja) | 2001-09-14 |
Family
ID=43213033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001001265U Expired - Lifetime JP3080189U (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | ツナギ作業服 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3080189U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018044262A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | 文次 露木 | 股下内側全開雨具ズボン |
-
2001
- 2001-03-12 JP JP2001001265U patent/JP3080189U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018044262A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | 文次 露木 | 股下内側全開雨具ズボン |
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