JP3240715U - 衣服 - Google Patents

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【課題】全身の保温性を高めるような衣服を提供する。【解決手段】衣服10は、人間が着用するワンピース形式のものであって、人間の肩から足先まで覆う長さを有する大略筒状の身頃12と、一対の袖20とを含み、身頃12に、裾14を閉口させる閉口機構40と、裾14を外側に折り返した状態で保持する保持機構50とが設けられている。従って、閉口機構40により裾14が閉口されることで、裾14を介した空気の出入を抑制することができるため、特に冷えやすい着用者の足先を、毛布やひざ掛けなどを別途使用することなく保温することができ、着用者の全身の保温性を高めることが可能となる。しかも、保持機構50は、身頃12の裾14を外側に折り返した状態で保持するものであるため、必要に応じて裾14の長さを短く調整することができ、例えば歩行時などに着用者の可動性を問題なく確保することができる。【選択図】図1

Description

実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り ウェブサイトの掲載日 令和4年9月1日 ウェブサイトのアドレス https://item.rakuten.co.jp/low-ya/2mb1k/ https://item.rakuten.co.jp/lala-sty/2mb1k/ https://item.rakuten.co.jp/sumica/2mb1k/ https://item.rakuten.co.jp/luxze/2mb1k/ https://store.shopping.yahoo.co.jp/low-ya/4mbbn.html https://www.amazon.co.jp/dp/B0BCP4GZC7 https://www.low-ya.com/goods/PG757
本考案は、人間が着用する衣服に関するものである。
家の中や部屋で使用されるパジャマやルームウェアなどの衣服には、ゆっくりくつろげるような快適さに加えて、冬場には保温性なども求められている。このため、パジャマなどに用いられるズボンの裾を、ファスナーや紐などで閉じられるようにすることで、より保温性を高めるような衣服が発案されている(例えば特許文献1、2参照)。
特許第3848359号公報 実用新案登録第3181404号公報
しかしながら、上述した従来の衣服は、上衣とズボンとが別体のものであるため、下半身の保温性は向上するものの、全身の保温性を高めるものではなかった。
本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、全身の保温性を高めるような衣服を提供することにある。
(考案の態様)
以下の考案の態様は、本考案の構成を例示するものであり、本考案の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本考案の技術的範囲を限定するものではなく、考案を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本考案の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)人間が着用するワンピース形式の衣服であって、人間の肩から足先まで覆う長さを有する大略筒状の身頃と、一対の袖と、を含み、前記身頃に、裾を閉口させる閉口機構と、前記裾を外側に折り返した状態で保持する保持機構と、が設けられている衣服。
本項に記載の衣服は、人間が着用するワンピース形式のものであって、身頃と一対の袖とを含んでいる。身頃は、大略筒状を成すものであって、人間の肩から足先までを覆う長さを有し、このような身頃に一対の袖が接続されている。このため、人間に着用されると、着用者の肩から手及び足先までの全身が一体的に包み込まれるものとなる。更に、身頃には、閉口機構及び保持機構が設けられており、閉口機構は、身頃の裾を閉口させるものである。従って、必要に応じて、人間に着用された状態で閉口機構により身頃の裾が閉口されることで、裾を介した空気の出入が抑制される。これにより、特に冷えやすい着用者の足先が、毛布やひざ掛けなどが別途使用されることなく保温されるものとなり、延いては、着用者の肩から手及び足先までを一体的に包み込む構成と相まって、着用者の全身の保温性が高められるものである。しかも、保持機構は、身頃の裾を外側に折り返した状態で保持するものであるため、必要に応じて裾の長さが短く調整されるものである。これにより、例えば着用者の歩行時などに、裾が引き摺られることや裾が歩行の妨げになることが防止されるため、着用者の保温性を高める構成でありながらも、着用者の可動性が問題なく確保されるものである。
(2)上記(1)項において、前記閉口機構が、前記裾の縁に沿って形成された紐通し、該紐通しに挿通された紐、及び紐止めで構成されている衣服。
本項に記載の衣服は、身頃に設けられた閉口機構が、身頃の裾の縁に沿って形成された紐通しと、この紐通しに挿通された紐と、紐を任意の位置で留めるような紐止めとで構成されたものである。すなわち、裾を閉口させる際には、紐通しの一部分で露出する紐が引っ張られることで裾が絞られ、その状態で紐通しから引っ張られた紐の長さが紐止めによって固定されて、裾が閉口した状態が維持されるものである。このように、紐通しが裾の縁に沿って形成される構成により、衣服の外観が損なわれることなく、また、裾が絞られていないときの可動性が損なわれることなく、裾を閉口させる閉口機構が実現されるものである。
(3)上記(1)項において、前記保持機構が、前記身頃の両側部の、前記裾の縁近傍と、前記裾を外側に折り返した前記状態のときに前記縁近傍に対向する位置と、に設けられたスナップボタンで構成されている衣服。
本項に記載の衣服は、身頃に設けられた保持機構がスナップボタンで構成されたものであり、スナップボタンは、身頃の両側部に2箇所ずつ設けられる。すなわち、身頃の両側部の裾の縁近傍に、オス側及びメス側の1組で使用されるスナップボタンの一方(例えばオス側)が設けられ、身頃の両側部の、裾が外側に折り返された状態における、スナップボタンの一方が設けられた裾の縁近傍に対向する位置に、スナップボタンの他方(例えばメス側)が設けられる。
このような構成により、保持機構による折り返した状態の裾の保持及び解除が、スナップボタンの押し込み及び取り外しという単純な動作で、大きな力を要することなく容易に行われるものとなる。更に、裾が外側に折り返された状態では、スナップボタンのオス側とメス側との接合部分が、裾により覆い隠されて視認されなくなるため、衣服の外観が損なわれることなく、裾を保持する保持機構が実現されるものである。また、身頃の裾の全周を折り返した状態で保持するためには、互いに間隔を空けて少なくとも2組のスナップボタンを使用する必要があるが、本項に記載の衣服は、2組のスナップボタンが身頃の両側部に設けられているため、着用者によるスナップボタンの着脱が容易に行われるものとなる。
(4)上記(1)項において、前記身頃に、その前方部に設けられたファスナーの閉操作により立ち上がる立ち襟が設けられている衣服。
本項に記載の衣服は、身頃に立ち襟が設けられたものであって、この立ち襟は、身頃の前方部に設けられたファスナーの閉操作によって立ち上がるようになっている。すなわち、身頃の前方部に設けられたファスナーは、スライダーが上方向に移動されると閉じられ、ファスナーの上端部分が立ち襟の前方側を閉じる態様になっている。これにより、ファスナーが閉じられると、立ち襟が立ち上がると共に閉じられるため、着用者の首元が立ち襟で包まれることになり、より保温性が向上するものとなる。また、ファスナーの少なくとも上端側が開かれると、立ち襟が折れ曲がって開いた状態になるため、着用者の首元が開放され、体温調整が容易に行われるものとなる。
(5)上記(1)項において、マイクロファイバー製のボア生地で形成されている衣服。
本項に記載の衣服は、マイクロファイバー製のボア生地で形成されているものであって、マイクロファイバーは、繊維の隙間が多く、その隙間に多くの空気が含まれることから、軽さと保温性とが両立するものとなる。加えて、ボア生地により、暖かみのある肌触りが実現されると共に、ファッション性が向上するものである。
本考案は上記のような構成であるため、全身の保温性を高めるような衣服を提供することが可能となる。
本考案の実施の形態に係る衣服の正面図である。 本考案の実施の形態に係る衣服の背面図である。 本考案の実施の形態に係る衣服の左側面図である。 本考案の実施の形態に係る衣服の右側面図である。 本考案の実施の形態に係る衣服の平面図である。 本考案の実施の形態に係る衣服の底面図である。 本考案の実施の形態に係る衣服の、身頃の裾の縁近傍を拡大した拡大図である。 本考案の実施の形態に係る衣服の、人間に着用されて裾が弛んだ状態のイメージ図である。 本考案の実施の形態に係る衣服の、人間に着用されて裾が閉じられた状態のイメージ図である。 本考案の実施の形態に係る衣服の、人間に着用されて裾が折り返された状態のイメージ図である。
以下、本考案を実施するための形態を、添付図面に基づき説明する。なお、図面の全体にわたって、同一部分又は対応する部分は、同一符号で示している。
図1~図6は、本考案の実施の形態に係る衣服10の六面図を示している。本考案の実施の形態に係る衣服10は、特にルームウェアなどとして好適に人間H(図8~図10参照)に着用されるものであって、図示のように、大略筒状の身頃12及び一対の袖20を備えたワンピース形式のものである。身頃12は、人間Hの肩から足先までを覆う十分な長さを有しており、一対の袖20の各々も、人間Hの肩から手先までを覆う十分な長さを有している。このような衣服10は、これに限定されるものではないが、例えばマイクロファイバー製のボア生地によって形成される。
身頃12には、立ち襟30、ファスナー32、2つのファスナー付きポケット36、閉口機構40、及び保持機構50が設けられている。立ち襟30は、身頃12の上端から連続して設けられ、ファスナー32は、身頃12の上端側から立ち襟30までにかけて、それらを開閉するようにそれらの前方部に設けられている。図1には、ファスナー32が最後まで閉じられて、立ち襟30が立ち上がった状態が図示されている。2つのファスナー付きポケット36は、身頃12の両側部の、やや前方側の位置に設けられ、上下方向については、衣服10を着用した状態の人間H(以下、「着用者H」とも言う。)が、無理なく手を出し入れできるような位置に設けられている。
閉口機構40は、身頃12の裾14を閉口させるためのものであって、本実施形態では、図7に示すように、紐通し42、紐44、及び紐止め46で構成されている。紐通し42は、裾14の縁14aに沿って筒状に形成されており、その紐通し42の内部に紐44が挿通されている。そして、紐通し42の一部分から紐44が露出しており、その紐44の露出部分に、紐通し42から露出する紐44の長さを固定するように、紐止め46が取り付けられている。すなわち、紐44及び紐止め46は、所謂ドローコードを形成している。このような構成の閉口機構40の使用方法については後述する。なお、図1~図6では、閉口機構40の紐44及び紐止め46を、明確化のために僅かに誇張して図示している。
保持機構50は、身頃12の裾14を外側に折り返した状態で保持するためのものであって、本実施形態では、図1に示すように、オス側スナップボタン52a及びメス側スナップボタン52bを1組とした2組のスナップボタン52で構成されている。すなわち、1組目のスナップボタン52は、図3にも示すように、身頃12の左側部に設けられ、そのオス側スナップボタン52aが、裾14の縁14a近傍に設けられている。また、メス側スナップボタン52bは、身頃12の左側部の、袖20の先端から僅かに下側の部分に設けられている。これに対し、2組目のスナップボタン52は、図4にも示すように、身頃12の右側部に設けられ、そのオス側スナップボタン52aが、裾14の縁14a近傍に設けられている。また、メス側スナップボタン52bは、身頃12の右側部の、袖20の先端から僅かに下側の部分に設けられている。このような構成の保持機構50の使用方法については後述する。
続いて、図8~図10を参照して、人間Hに着用された状態の衣服10の使用例について説明する。まず、図8を参照すると、身頃12の裾14が折り返されることなく、また、裾14が閉じられることもなく、衣服10が立った状態の人間Hに着用された様子が示されている。すなわち、この状態では、閉口機構40及び保持機構50の双方が利用されておらず、着用者Hの足先までを覆う十分な長さを有する身頃12の裾14が、弛んだ状態で人間Hが立つ床に接しており、着用者Hの足先のみが裾14の隙間から僅かに露出していることが分かる。
次に、図9を参照すると、身頃12の裾14が閉じられた状態で、衣服10が座った状態の人間Hに着用された様子が示されている。すなわち、この状態では、図7に示した閉口機構40が使用されて、着用者Hの足が裾14の内側に収まった状態で裾14が閉じられている。より具体的には、紐44の、紐通し42から露出して紐止め46が取り付けられている部分が引っ張られることで、紐通し42が設けられた裾14の縁14aが閉口するように絞られ、その状態で紐通し42から露出している紐44の長さが紐止め46により固定されている。閉口機構40の解除は、紐止め46による紐44の固定が解除された状態で、裾14の縁14aの開口が広げられることで行われる。
更に、図10を参照すると、身頃12の裾14が外側に折り返された状態で、衣服10が立った状態の人間Hに着用された様子が示されている。すなわち、この状態では、図1に示した保持機構50を構成する2組のスナップボタン52が使用されて、着用者Hのふくらはぎから足先までが露出するように、身頃12の裾14が外側に折り返されて上側に捲られた状態で保持されている。より具体的には、図3に示されるような身頃12の左側部の、裾14の縁14a近傍に設けられたオス側スナップボタン52aが、裾14が捲り上げられることで上方へ移動されて、身頃12の左側部の、袖20の先端から僅かに下側の部分に設けられたメス側スナップボタン52bに対して、押し込まれて固定されている。同様に、図4に示されるような身頃12の右側部の、裾14の縁14a近傍に設けられたオス側スナップボタン52aが、裾14が捲り上げられることで上方へ移動されて、身頃12の右側部の、袖20の先端から僅かに下側の部分に設けられたメス側スナップボタン52bに対して、押し込まれて固定されている。保持機構50の解除は、身頃12の両側部のメス側スナップボタン52bの各々から、オス側スナップボタン52aが取り外されて、身頃12の裾14が下ろされることで行われる。
さて、上記構成をなす本考案の実施の形態によれば、次のような作用効果を得ることが可能である。すなわち、本考案の実施の形態に係る衣服10は、人間H(図8~図10参照)が着用するワンピース形式のものであって、図1~図6に示すように、身頃12と一対の袖20とを含んでいる。身頃12は、大略筒状を成すものであって、人間Hの肩から足先までを覆う長さを有し、このような身頃12に一対の袖20が接続されている。このため、人間Hに着用されると、図8に示すように、着用者Hの肩から手及び足先までの全身を一体的に包み込むことができる。更に、身頃12には、閉口機構40及び保持機構50が設けられており、閉口機構40は、身頃12の裾14を閉口させるものである。従って、必要に応じて、図9に示すように、人間Hに着用された状態で閉口機構40により身頃12の裾14が閉口されることで、裾14を介した空気の出入を抑制することができる。
これにより、特に冷えやすい着用者Hの足先を、毛布やひざ掛けなどを別途使用することなく保温することができ、延いては、着用者Hの肩から手及び足先までを一体的に包み込む構成と相まって、着用者Hの全身の保温性を高めることが可能となる。しかも、保持機構50は、図10に示すように、身頃12の裾14を外側に折り返した状態で保持するものであるため、必要に応じて裾14の長さを短く調整することができる。これにより、例えば着用者Hの歩行時などに、裾14を引き摺することや裾14が歩行の妨げになることを防止することができるため、着用者Hの保温性を高める構成でありながらも、着用者Hの可動性を問題なく確保することができる。
また、本考案の実施の形態に係る衣服10は、身頃12に設けられた閉口機構40が、図7に示すように、身頃12の裾14の縁14aに沿って形成された紐通し42と、この紐通し42に挿通された紐44と、紐44を任意の位置で留めるような紐止め46とで構成されたものである。すなわち、裾14を閉口させる際には、紐通し42の一部分で露出する紐44を引っ張ることで裾14を絞り、その状態で紐通し42から引っ張られた紐44の長さを紐止め46によって固定して、裾14が閉口した状態を維持させるものである。このように、紐通し42が裾14の縁14aに沿って形成される構成により、衣服10の外観を損なうことなく、また、裾14が絞られていないときの可動性を損なうことなく、裾14を閉口させる閉口機構40を実現することが可能となる。
更に、本考案の実施の形態に係る衣服10は、図1に示すように、身頃12に設けられた保持機構50がスナップボタン52で構成されたものであり、スナップボタン52は、身頃12の両側部に2箇所ずつ設けられている。すなわち、身頃12の両側部の裾14の縁14a近傍に、オス側及びメス側の1組で使用されるスナップボタン52のオス側スナップボタン52aが設けられる。また、身頃12の両側部の、裾14が外側に折り返されて上方に持ち上げられた状態における、オス側スナップボタン52aが設けられた裾14の縁14a近傍に対向する位置に、メス側スナップボタン52bが設けられる。
このような構成により、保持機構50による折り返した状態の裾14の保持及び解除を、スナップボタン52の押し込み及び取り外しという単純な動作で、大きな力を要することなく容易に行うことができる。更に、裾14を外側に折り返した状態では、図10に示すように、オス側スナップボタン52aとメス側スナップボタン52bとの接合部分が、裾14により覆い隠されて視認されなくなるため、衣服10の外観を損なうことなく、裾14を保持する保持機構50を実現することが可能となる。また、身頃12の裾14の全周を折り返した状態で保持するためには、互いに間隔を空けて少なくとも2組のスナップボタン52を使用する必要があるが、本考案の実施の形態に係る衣服10は、2組のスナップボタン52が身頃12の両側部に設けられているため、着用者Hによるスナップボタン52の着脱を容易に行うことができる。
また、本考案の実施の形態に係る衣服10は、図1~図4に示すように、身頃12に立ち襟30が設けられたものであって、この立ち襟30は、身頃12の前方部に設けられたファスナー32の閉操作によって立ち上がるようになっている。すなわち、身頃12の前方部に設けられたファスナー32は、スライダーが上方向に移動されると閉じられ、ファスナー32の上端部分が立ち襟30の前方側を閉じる態様になっている。これにより、ファスナー32が閉じられると、立ち襟30が立ち上がると共に閉じられるため、着用者Hの首元を立ち襟30で包むことができ、より保温性を向上させることができる。また、例えば図10に示すように、ファスナー32の少なくとも上端側が開かれると、立ち襟30が折れ曲がって開いた状態になるため、着用者Hの首元を開放することができ、体温調整を容易に行うことが可能となる。
しかも、本考案の実施の形態に係る衣服10は、マイクロファイバー製のボア生地で形成されているものであって、マイクロファイバーは、繊維の隙間が多く、その隙間に多くの空気が含まれることから、軽さと保温性とを両立させることができる。加えて、ボア生地により、暖かみのある肌触りを実現することができると共に、ファッション性を向上させることが可能となる。
なお、図1~図10に示した衣服10の構成は一例であって、本考案の実施の形態に係る衣服10の構成を限定するものではない。例えば、閉口機構40は、図7の構成に限定されるものではなく、身頃12の裾14を閉口させるものであれば、ファスナーやボタンを利用したものなど任意の構成であってよい。同様に、保持機構50も、身頃12の裾14を外側に折り返した状態で保持するものであれば、任意の構成を取り得るものであり、スナップボタン52を利用する場合であっても、図1とは数量や取り付け位置が異なっていてもよい。また、衣服10は、マイクロファイバー製のボア生地以外の任意の生地で形成されていてもよく、複数種類の生地が組み合わされて形成されていてもよい。
10:衣服、12:身頃、14:裾、14a:縁、20:袖、30:立ち襟、32:ファスナー、40:閉口機構、42:紐通し、44:紐、46:紐止め、50:保持機構、52:スナップボタン、H:人間(着用者)

Claims (5)

  1. 人間が着用するワンピース形式の衣服であって、
    人間の肩から足先まで覆う長さを有する大略筒状の身頃と、
    一対の袖と、を含み、
    前記身頃に、裾を閉口させる閉口機構と、前記裾を外側に折り返した状態で保持する保持機構と、が設けられていることを特徴とする衣服。
  2. 前記閉口機構が、前記裾の縁に沿って形成された紐通し、該紐通しに挿通された紐、及び紐止めで構成されていることを特徴とする請求項1記載の衣服。
  3. 前記保持機構が、前記身頃の両側部の、前記裾の縁近傍と、前記裾を外側に折り返した前記状態のときに前記縁近傍に対向する位置と、に設けられたスナップボタンで構成されていることを特徴とする請求項1記載の衣服。
  4. 前記身頃に、その前方部に設けられたファスナーの閉操作により立ち上がる立ち襟が設けられていることを特徴とする請求項1記載の衣服。
  5. マイクロファイバー製のボア生地で形成されていることを特徴とする請求項1記載の衣服。
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