JP3080146U - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JP3080146U
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JP
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blower
air
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里佳 佐々木
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手軽に冷風又は温風を楽しむことができる送風
装置の提供。 【解決手段】以下の要件を備えたこと。 (イ)冷媒又は熱媒を収納する収納部2と空気の取り込
み口4と送風口5とが設けられた送風体の内部に送風手
段6を設けてなること (ロ)上記収納部2は上記取り込み口4と送風口5との
間に設けられ、上記送風手段6は取り込み口4から取り
込まれた空気を上記送風口5から吐出するように取り付
けられていること

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は冷風又は温風を送る送風装置に関する。
【0002】
【従来技術】
現在ではエアコンが普及し、各家庭には1台又はそれ以上の台数のエアコンが 設置されているから、夏も冬も部屋内を快適な温度に保って生活することができ る。
【0003】
【課題を解決するための手段】
しかしながら、エアコンで部屋を快適な温度にするまでには多少時間がかかる ほか、光熱費も無視できない。
【0004】 手軽さでいえば、エアコンでなく扇風機を用いることもあるが、夏場では単に 温風を送出するだけなので、必ずしも快適とはいえない。
【0005】 本考案は手軽に冷風又は温風を楽しむことができる送風装置を提供することを その課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係る送風装置は、以下の要件を備えたこと を特徴とする。 (イ)冷媒又は熱媒を収納する収納部と空気の取り込み口と送風口とが設けられ た送風体の内部に送風手段を設けてなること (ロ)上記収納部は上記取り込み口と送風口との間に設けられ、上記送風手段は 取り込み口から取り込まれた空気を上記送風口から吐出するように取り付けられ ていること
【0007】 なお、前記送風体の収納部は断熱性の高い材料により構成すればよい。
【0008】 また、前記送風体は人形又は動物を模してなり、前記送風口は人形又は動物の 口部に形成するように構成するのがよい。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1は本考案に係る送風装置を示し、図2はその縦断面図を示す。
【0010】 同図において符号1は送風体を示す。送風体1は人形の形を模してなるもので 、ウレタン樹脂のように断熱性の高い材料により構成されている。胴部1aには 冷媒又は熱媒を収納する収納部2が設けられ、背部には空気の取り込み口4が形 成され、さらに頭部1bの口部には送風の送風口5が設けられている。上記収納 部2は上記取り込み口4と送風口5との間に設けられるように構成されている。 なお、冷媒としてはドライアイス、氷6など、また熱媒としては携帯用の温熱カ イロを使用すればよい。
【0011】 頭部の内部には送風手段6が設けられている。送風手段6は、箱状の取付部材 7の内部に電池8とモータ9とファン10とを配置してなるもので、取付部材7 においてファン10を取り付けた部分は送風体1の口部に対応するように配置さ れ、開口している。取付部材7の下部には突起11が形成されている。取付部材 7は送風体1の首の部分に設けられた円環状の台座12上に配置され、突起11 は台座12の凹部13に嵌合している。モータ9のスイッチは送風体1の適宜の 部位(例えば背中)に配置すればよい。
【0012】 なお、ファン10は環状体14の中心から複数の羽根15を放射状に設け、各 羽根を環状体半径方向に対して斜めに形成した送風ファン10であればよい。フ ァン10の下端周縁から中心に向かって3〜4本の細長の板部16が形成され、 その中心の孔にモータ9の回転軸17が固定されている。
【0013】 上記構成の送風装置の送風体1の収納部2の内部に氷6を入れ、部屋のデスク 等の上に置いてスイッチを入れると、ファン10が回転するので、取り込み口4 から空気が送風体1の胴体内部に取り込まれる。空気は氷に接触するので温度が 低下する。温度が低下した空気はさらにファン10の内部を通って送風口5から 外部に送風される。送風口5から吐き出された風は涼風である。したがって、送 風口5に嵌合を近づければ涼しい風を受けることができる。
【0014】 これに対し、送風体1の内部に携帯用の温熱カイロを入れれば、送風口からは 温風が送風されるので、冬には手をかざせば暖かくなる。
【0015】 送風体1の収納部2は断熱性の高い材料により構成されているから、内部に入 れた氷は溶けにくい。送風体1自体を断熱性の高い材料で構成するほか、送風体 1の胴部1aの内面に断熱材を貼着したものも含まれる。
【0016】 なお、送風体1の形状は必ずしも人の形に限定されない。ロボットや動物の形 状を模したものであってもよい。
【0017】
【考案の作用、効果】
請求項1に係る考案によれば、送風手段を作動させると、取り込み口から空気 が送風体の胴体内部に取り込まれる。空気は冷媒又は熱媒に接触するので温度が 低下し又は上がる。温度が低下し又は上がった空気はさらに送風口から外部に送 風される。送風口から吐き出された風は涼風又は温風である。したがって、送風 口に嵌合を近づければ涼しい風又は温かい風を受けることができる。
【0018】 このように、請求項1に係る考案によれば、デスクの上に置けるような手軽で 低コストの送風装置を提供することができる。
【0019】 請求項2に係る考案によれば、送風体の収納部は断熱性の高い材料により構成 されているから、例えば内部に入れた氷は溶けにくい。
【0020】 請求項3に係る考案によれば、送風体は人形又は動物を模してなり、送風口は 人形又は動物の口部に形成されるものであるから、より身近で親しみが持てる送 風装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る送風装置の斜視図
【図2】上記送風装置の縦断面図
【符号の説明】
1 送風体 5 送風口 6 送風手段

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要件を備えたことを特徴とする送
    風装置。 (イ)冷媒又は熱媒を収納する収納部と空気の取り込み
    口と送風口とが設けられた送風体の内部に送風手段を設
    けてなること (ロ)上記収納部は上記取り込み口と送風口との間に設
    けられ、上記送風手段は取り込み口から取り込まれた空
    気を上記送風口から吐出するように取り付けられている
    こと
  2. 【請求項2】 前記送風体の収納部は断熱性の高い材料
    により構成されている、請求項1記載の送風装置
  3. 【請求項3】 前記送風体は人形又は動物を模してな
    り、前記送風口は人形又は動物の口部に形成された、請
    求項1又は2に記載の送風装置。
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