JP3079931B2 - 形状安定性繊維構造体の製造方法 - Google Patents

形状安定性繊維構造体の製造方法

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2067/00Use of polyesters or derivatives thereof, as moulding material

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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた形状安定性を有
する繊維構造体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ナイロンやポリエステルなど
の合成繊維は、高性能を有することから衣料用あるいは
産業用分野に広く用いられている。ナイロンやポリエス
テルからなる繊維シートを衣服用芯地、ブラジャー、胸
や肩のパットなど立体形状製品として多く用いられてい
る。また、最近ではポリエステルと木綿の混紡糸からな
るシャツの形態安定化がよく行われている。
【0003】しかし、ナイロンは水分を吸うと伸び、乾
燥すると収縮するという乾湿時における寸法安定性が著
しく劣り、寸法安定性を重視される分野には使いずらい
素材である。そのため、近年、衣服用繊維をしては、ほ
とんどがポリエステル系に置替わりつつある。
【0004】一方、ポリエステルは乾湿時の寸法安定性
が良好である反面、反発弾性が弱く繰り返し屈曲に対し
てヘタリやすい欠点を有している。そのため、ポリマコ
ストがナイロン6やナイロン66に比し安価にもかかわ
らずず歯ブラシや人工芝生、カーペットなどの用途には
殆ど使用されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、かかる従来
繊維では、良好な反発弾性と寸法安定性を兼ね備えかつ
優れた形状保持性を有する繊維構造体は得難いのが現状
である。特に、立体形状を有する繊維構造体においては
なおさらであった。
【0006】洋服の芯地に例をとるならば、芯地は洋服
の形態保持と体の線を美しく表現するために、その曲面
形成に平面的に製造した多くの繊維シートを重ねて縫製
し曲面を有する立体的形状となしているが、縫製加工が
繁雑なことや繊維は元の形状を記憶しており強制的に変
形を起こさせたものは、時間に伴い元の形状に戻り、耐
久的な形状付与は得難い。
【0007】また、最近、セルロースを架橋したり改質
してシャツの形態安定性を向上することがよく行われい
るが、形状安定化処理薬品の残留(特にホルマリンは肌
に触れるものは適さない)、強度低下あるいは形状安定
化効果が小さいなどの問題を有していた。
【0008】本発明は、上記の欠点を解決し、良好な反
発弾性と寸法安定性を兼ね備えかつ優れた形状保持性を
有する繊維構造体およびその製法を提供するものであ
る。
【0009】上述の目的を達成するために、本発明は、
次の通りの構成をとるものである。すなわち、本発明の
形状安定性繊維構造体の製造方法は、溶融紡糸におい
て、引取速度2500〜3500m/分で引取られた
糸繊度2.08〜200デニールのポリエステルからな
る繊維を、2次転移点以上の熱履歴を与えることなく布
帛化し、該布帛を三次元形状に維持した状態で、2次転
移点以上の雰囲気で処理することを特徴とするものであ
り、また、溶融紡糸において、引取速度2500〜35
00m/分で引取られた単糸繊度2.08〜200デニ
ールのポリエチレンテレフタレートからなる繊維を、2
次転移点以上の熱履歴を与えることなく布帛化し、該布
帛を三次元形状に維持した状態で、90〜230℃の蒸
熱または乾熱の雰囲気にさらすことを特徴とするもので
ある。
【0010】
【作用】以下、さらに詳しく本発明について説明をす
る。
【0011】本発明の構成要件は、溶融紡糸において、
引取速度2500〜3500m/分で引取られた単糸繊
度2.08〜200デニールのポリエステル系繊維を熱
処理が加わるプロセスを通すことなくして製糸し、それ
から布帛化し、さらに三次元の任意の形状に維持し、し
かる後該繊維重合体の2次転移点以上で雰囲気で処理す
ることにより、良好な反発弾性と寸法安定性を兼ね備え
かつ優れた形状保持性を有する繊維構造体を提供するこ
とができるという重大な知見を得たものである。
【0012】本発明はかかる構成要件においてのみ達成
できることを発見し応用するものであり、本発明者ら
は、例えば、ポリエチレンテレフタレートのような結晶
化しうるポリマーを用いての溶融紡糸において、引取速
2500〜3500m/分の条件で引取という制御さ
れた範囲にある繊維(第一次特定領域)とし、従来のよ
うな熱処理をしつつ撚りをかえたり(仮撚)、追加延伸
したりすることなくその繊維を任意の形状に固定し、さ
らなる結晶化が可能な温度で加熱することにより、任意
のある特定の形状を保たせ、しかる後結晶化を進ませ、
その後に制御された配向および結晶化の領域となる繊維
(第二次特定領域)となすことによって、本発明の目的
である良好な反発弾性と寸法安定性を兼ね備えかつ優れ
た形状保持性を付与することができることを発見し、そ
れを応用したものである。
【0013】かかる特定の引取速度で引取られ、熱の加
えられない履歴をもつ制御された繊維(第一次特定領
域)を得るには、繊維重合体はポリエステル系繊維であ
り、特に、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレートなどの芳香族ポリエステルまたはそれを
主体とした共重合体が好ましく用いられる。加えて、溶
融紡糸における引取速度(紡糸速度)は2500〜35
00m/分の条件において得られるものである。この引
取速度より低速度であっても高速度であっても、本発明
でいう第一次特定領域を得ることはできず効果も得られ
ない。特に、前者の効果は特異であり優れていて好まし
い。もちろん、上記の引取速度で得られた繊維をさらに
熱延伸されたもの、すなわち、従来公知の繊維では、決
して本発明の効果は得られるものではない。また、本発
明はポリエステル系繊維において実現できるものであ
り、ナイロンでは決して達成することはできない。特
に、注意を要するのは、従来この種の繊維はPOY(P
re−Oriented Yarn)として加熱下での
仮撚り加工や追加熱延伸が加えられ、すでに熱処理が加
えられた場合のみ活用されていた。かかる第一次特定領
域にある繊維を一部または全部を用いて織物、編物、不
織布、ネット類などの布帛化あるいは任意の形状に固定
し、その後その2次転移点以上の雰囲気で処理すること
により、良好な反発弾性と寸法安定性を兼ね備えかつ優
れた形状保持性を付与することができる。特に、好まし
くは瞬間的、衝撃的に熱を加えることである。
【0014】繊維が第一次特定領域から第二次特定領域
にシフトすることにより、ポリエステル系繊維でありな
がら、ナイロンのごとき高弾性と繰り返しの屈曲に対す
る耐屈曲性が抜群に良好となり、ポリエステル系繊維本
来の長所である乾湿における寸法安定性も兼ね備えるこ
とができる。すなわち、本発明の繊維構造体はナイロン
とポリエステルの長所を同時に有するというこれまでに
ない画期的な効果が得られるものである。
【0015】第一次特定領域から第二次特定領域にシフ
トさせるための処理は、該繊維重合体の2次転移点以上
で雰囲気で処理することにより達成されるが、好ましく
は2次転移点より20℃以上特に好ましくは40℃以上
の雰囲気で行うのがよい。ポリエチレンテレフタレート
の2次転移点は約72℃であるので、92℃以上雰囲気
で処理するのが好ましく、特に好ましくは120℃以上
である。従って、処理の温度領域は92〜230℃が好
ましく、120〜210℃が特に好ましい。また、加熱
手段は乾熱、湿熱のいずれでもかまわないし、雰囲気に
曝す速度および冷却速度は急激であっても緩やかであっ
てもかまわないが、特に、前者が好ましい結果を与え
る。
【0016】また、繊維の太さについても、単糸繊度
おいて2.08〜200デニール、トータル繊度におい
て20〜1000デニールの糸として用いるのが好まし
い。前述した布帛とは、通常の織物、編物、不織布、ネ
ット類などのシート類の形態のことである。また、任意
の形状とは、あらゆる物体の形状のことであり限定され
ないが衣服形態も含まれる。特に、本発明は衣服用芯
地、ブラジァー、胸や肩のパット類、襟芯などの立体形
状を保持するのに際だった効果を発揮し好ましく適用で
きる。通常、これらは目的の型にセットしてから加熱処
理の雰囲気に曝され行われる。
【0017】また、ネット類とは、特に限定するもので
はなく、従来公知の蛙又結節、二重蛙又結節などの漁網
類、捕虫用ネット類、洗濯ネット、布団カバーネット、
カーテン、帽子ネットなどであり、これらに適用するこ
とにより様々な立体形状の保持に有効であり、形状が安
定に保持されると非常に使いやすく効果が高い。
【0018】また、衣服用芯地は、つくり芯と言われる
ような芯地部材となした後、あるいは衣服として縫製し
た後、加熱処理を行うことにより形状保持性を付与する
ことができる。従来、芯地は洋服の形状保持と体の線を
美しく表現するために、多くの繊維シートを重ねて縫製
し立体的曲面形状となしているが、本発明を適用すれ
ば、多層構造としなくても形状が保持できるため、軽量
化や清涼化を図ることを可能とする。芯地の構造や組織
を問うものではないが、メッシュ編とか透かし目編と言
われる目の粗い編物が好ましく適用され本発明の効果を
さらに有効とする。その他、ブラジャー、胸や肩のパッ
ト類などの各種立体形状物においても特に限定されるも
のではない。
【0019】また、カーペット、人工芝生、モケットな
どの立毛布帛あるいは歯ブラシ、洗浄用ブラシなどのブ
ラシ成型品においても顕著な形状保持性と耐久屈曲性が
得られ、ヘタリにくい立毛品を得ることができる。
【0020】また、さらに、該ポリエステル繊維を単独
またはレーヨン、木綿、麻と混合または混紡し、不織
布、織物、編物した後、それを一部または全部を用いて
シャツを構成し、しかる後、ポリエステル繊維の2次転
移点以上で温度勾配が0.5〜10℃/秒のような急激
に熱処理してなることにより、好ましい形状保持性のシ
ャツとすることができる。従来のVP加工や各種樹脂加
工による形状安定化加工に比べて、ホルマリンのような
有毒な薬品が残留したり繊維が強度低下したりするなど
の問題がない。
【0021】通常、ポリエステル繊維/木綿の混紡品の
形態加工は、木綿のセルロース成分を架橋したり改質す
るものであるが、本発明はポリエステル繊維自身を形状
保持化するものであり、その効果は高く、繊維の贅化や
繁雑な加工を必要としない利点を有する。また、ポリエ
ステル繊維/木綿において、木綿側にも従来公知の形態
安定化加工を更に施すことによって、より高性能の形状
安定化が図れることは言うまでもない。
【0022】また、当然ながら、本発明で得られた繊維
構造体に対して染色や撥水加工あるいはラミネートやコ
ーチングなどの各種の仕上げ加工を施すことは、さらに
有効で好ましいことである。
【0023】
【実施例】本発明をさらに実施例により詳細に説明する
が、これらの実施例によって本発明を限定解釈されるこ
とはなく、むしろ本発明の構成を知った後の者にとって
は、本発明の技術を応用展開することは容易なことであ
ろう。
【0024】実施例1、比較例1、比較例2 原料としてポリエチレンテレフタレート(IV=0.7
2)を用い、紡糸温度285℃、引取速度3100m/
分で溶融紡糸し、160デニール、48フィラメントの
原糸を得た。その原糸の強度は3.0g/d、伸度16
5%であった。かかる原糸を使用し筒編み機で筒編物を
つくり、長方体の型枠の外周に装着固定し、180℃で
60秒乾熱処理し型枠形状の繊維構造体を作製した。
【0025】比較例1として、上記原料を用い紡糸温度
285℃、引取速度1200m/分で溶融紡糸した15
0デニール、48フィラメントの延伸糸を用い、比較例
2として、原料にナイロンを用い引取速度3000m/
分で溶融紡糸した200デニール、24フィラメント、
強度3.2g/d、伸度175%を用い実施例を同様の
処理を行った。
【0026】その結果、実施例1は長方体の型枠と同じ
形状を有するものが得られた。しかも、5回の水洗濯お
よびドライ洗濯後も長方体形状が崩れなかった。また、
20回の座屈テスト後もヘタリは認められなかった。一
方、比較例1および比較例2はいずれもクタクタの状態
であり、長方体形状をなすことはできなかった。
【0027】実施例2、3、4、比較例3、比較例4 原料としてポリエチレンテレフタレート(IV=0.6
8)を用い、紡糸温度285℃、引取速度3000m/
分で溶融紡糸し、200デニール、24フィラメントの
原糸を得た。その原糸の強度は2.8g/d、伸度17
5%であった。かかる原糸を使用し、18ゲージ、4枚
筬のラッセル編機により表組織が1/1の4コースダブ
ルアトラス、裏組織が1/3の4コースダブルアトラス
のメッシュ編物を編成した。この編物を用いて、(1) 洋
服の前見頃芯地(実施例2)、(2) ブラジャ−(実施例
3)、(3) 水着の胸パット(実施例4)を作製し、それ
ぞれ立体形状の型に固定して、180℃で30秒乾熱処
理し各型の形状の繊維構造体を作製した。
【0028】比較例3として、上記溶融紡糸したし原糸
にさらに加熱ロール150℃を通する1.7倍の延伸を
行った延伸糸を用い、比較例4として、原料にナイロン
を用い引取速度3000m/分で溶融紡糸した200デ
ニール、24フィラメント、強度3.2g/d、伸度1
75%を用いて、実施例2、実施例3および実施例4と
同じ型を用い同じ処理を行った。
【0029】その結果、本発明の繊維構造体はいずれも
形状保持性が極めて良好であり、(1) の洋服は体の線に
沿った美しい曲面を表現できる立体形状を有するもので
あった。さらに、かかる洋服は従来のものに比較して軽
量で通気性が高く快適性に富むものであった。また、5
回の水洗い洗濯およびドライ洗濯においてもその形状が
崩れなかった。(2) および(3) についても立体的な形状
保持性が良好であり、汗や水を含んでも寸法変化の点で
何ら問題は生じなかった。
【0030】一方、比較例1および比較例2とも形状保
持性が十分でなく、その目的の形状とすることはできな
かった。
【0031】実施例5 原料としてポリエチレンテレフタレート(IV=0.6
8)を用い、紡糸温度285℃、引取速度3000m/
分で溶融紡糸し、75デニール、36フィラメントの原
糸を得た。この原糸を合糸して約10万デニールとした
後クリンパーを通して捲縮を付与し、次いで繊維長51
mmにカットしてポリエチレンテレフタレート原綿(T)
を作製した。該原綿(T)と木綿の原綿(C)をT/C
=65/35となるように混綿機で混綿した。かかる混
綿原綿を用いて短繊維紡績を行い紡績糸とし、さらに平
織物としワイシャツに縫製した。しかる後、ボディに装
着固定して170℃で60秒熱風乾燥機内で処理した。
このようにして得られたワイシャツはシワになりにく
く、体の形状に沿った立体形状を有する程形状保持性が
極めて良好なものであった。洗濯後アイロン掛けも不要
であった。ホルマリン処理による市販の形状安定化シャ
ツに比べても遜色のないもので良好であった。
【0032】
【発明の効果】本発明は次の効果を有する。
【0033】(1) 良好な反発弾性と寸法安定性を兼ね備
えかつ優れた形状保持性を有する繊維構造体を提供する
ことができる。
【0034】(2) 特に、立体形状を有する繊維構造体が
得られ易く、その形状耐久性が良好である。
【0035】(3) 従来の形状保持加工に比べて薬品を使
用しないため、有毒な薬品が残留することなく、また、
強度も低下しない。
【0036】(4) 立毛布帛やブラシにおいては、立毛の
耐屈曲性が良好でありヘタリ難い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D03D 1/00 D03D 1/00 B 15/00 15/00 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06C 3/00 - 29/00 D03D 1/00 - 27/18

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融紡糸において、引取速度2500〜3
    500m/分で引取られた単糸繊度2.08〜200デ
    ニールのポリエステルからなる繊維を、2次転移点以上
    の熱履歴を与えることなく布帛化し、該布帛を三次元形
    状に維持した状態で、2次転移点以上の雰囲気で処理す
    ることを特徴とする形状安定性繊維構造体の製造方法。
  2. 【請求項2】溶融紡糸において、引取速度2500〜3
    500m/分で引取られた単糸繊度2.08〜200デ
    ニールのポリエチレンテレフタレートからなる繊維を、
    2次転移点以上の熱履歴を与えることなく布帛化し、該
    布帛を三次元形状に維持した状態で、90〜230℃の
    蒸熱または乾熱の雰囲気にさらすことを特徴とする形状
    安定性繊維構造体の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、該布帛が、不
    織布、織物または編物から選ばれ、該形状安定繊維構造
    体が芯地または表地であることを特徴とする形状安定性
    繊維構造体の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項3の芯地または表地を用いたシャ
    ツ。
  5. 【請求項5】請求項3の芯地または表地を用いたブラジ
    ャー。
  6. 【請求項6】請求項3の芯地または表地を用いたパッ
    ト。
  7. 【請求項7】請求項1〜3において、繊維が、レーヨ
    ン、木綿および麻から選ばれた少なくとも1種と混合ま
    たは混紡されたものである形状安定性繊維構造体の製造
    方法。
  8. 【請求項8】請求項1または2において、該布帛がネッ
    ト類である形状安定性繊維構造体の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1または2において、該布帛が立毛
    布帛ある形状安定性繊維構造体の製造方法。
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