JP3079889B2 - 風呂給湯落し込み装置 - Google Patents

風呂給湯落し込み装置

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JP3079889B2
JP3079889B2 JP06087470A JP8747094A JP3079889B2 JP 3079889 B2 JP3079889 B2 JP 3079889B2 JP 06087470 A JP06087470 A JP 06087470A JP 8747094 A JP8747094 A JP 8747094A JP 3079889 B2 JP3079889 B2 JP 3079889B2
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water
water flow
circulation
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽湯水をポンプによ
り強制的に循環させる循環路と、給湯用熱交換器から循
環路に接続する落し込み給湯路とを有する風呂給湯落し
込み装置における浴槽湯水の湯量不足を防止せんとする
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種風呂給湯落し込み装置にあ
っては図4に示すように自動給湯スイッチを投入するこ
とにより(S31)、浴槽の残水状態を検出するため循
環路に設けたポンプを駆動し(S32)、循環路に設け
た水流スイッチがONしなければポンプをOFFしたの
ち(S39)、給湯用湯沸器から一定湯量の湯を落し込
み(S40)、水流スイッチがONすれば循環アダプタ
ー位置まで少なくとも湯が存在することが判明するの
で、ポンプをOFFしたのち(S34)水位検出器によ
って浴槽の水位を検知しこの水位を水位基準値として記
憶させ(S35)、その後一定量の湯量を落し込み(S
36)、増加した水位と落し込み湯量との関係から浴槽
の底面積を演算し(S37)、この底面積に水位基準値
から設定水位までの水位差を演算した湯量を落し込んで
いた(S38)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、循環水
流を検知する水流スイッチがゴミ等によってスイッチO
N状態のままで故障していた場合には、自動給湯スイッ
チをONすれば水流スイッチはON状態であるのでポン
プはON後直ちに停止し(S34)、その時点での浴槽
水位を圧力センサ等の水位検出器が測定してその水位を
水位基準値として記憶してしまう。
【0004】この結果、浴槽湯水が空の状態で水流スイ
ッチがON状態で故障していたときには循環アダプター
位置よりも低い水位を水位基準値として湯が落し込まれ
るため、設定水位にまで至らない間に自動給湯が停止し
てしまうという問題を有していた。
【0005】そこで、本発明は上記従来の技術の欠点を
解消し、浴槽湯水をポンプにより強制的に循環させる循
環路と、給湯用熱交換器から循環路に接続する落し込み
給湯路とを有する風呂給湯落し込み装置における浴槽湯
水の湯量不足を防止せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、浴槽湯水をポンプにより強制的に循環
させる循環路と、給湯用熱交換器から循環路に接続する
落し込み給湯路と、前記循環路には水流スイッチを設け
たものであって、ポンプ駆動による水流スイッチのON
作動により浴槽水の有無を判定する循環判定手段を有
し、循環判定手段による循環判定後浴槽へ落し込みを行
う給湯モードを有するものにおいて、循環判定手段によ
る循環判定前に水流スイッチの導通の有無をチェックす
る水流スイッチ点検手段を設け、水流スイッチが非導通
のときのみ給湯モードに移行する制御手段を設けたこと
を特徴とする風呂給湯落し込み装置の提供にある。
【0007】
【作用】循環判定手段による循環判定後浴槽へ落し込み
を行う給湯モードを有するものにおいて、循環判定手段
による循環判定前に水流スイッチの導通の有無をチェッ
クする水流スイッチ点検手段を設け、水流スイッチが非
導通のときのみ給湯モードに移行する制御手段を設けた
ので、水流スイッチがON状態で故障しているときは常
に自動給湯に移行することがなくなり、浴槽湯水の給湯
湯量の不足が生じることもなくなる。
【0008】
【実施例】図1は風呂給湯落し込み装置の全体を示す図
であり、1は浴槽、2は浴槽湯水をポンプ3により強制
的に循環させる循環路である。この循環路2には、浴槽
水温度を検出する温度センサ4、循環水流を検出する水
流スイッチ5、バーナ7によって加熱される風呂用熱交
換器6、浴槽の水位を検出する半導体圧力センサ等の水
位検出器Dを設けてある。8はバーナ7へのガス供給用
の電磁弁である。9は給湯用熱交換器19から循環路2
に接続する落し込み給湯路であり、途中には水電磁弁1
1と水量センサ10を設けている。
【0009】12はマイクロコンピュータを内蔵したコ
ントローラであり、13は遠隔位置に設けたリモコンで
ある。リモコン13には、追焚きスイッチ14と、浴槽
水の温度設定を行う温度設定器15と、自動給湯用の自
動給湯スイッチ16と、浴槽水の水位設定を行う水位設
定器17と、運転状況や故障箇所等の表示を行わせる表
示部18とを設けている。
【0010】図2は本発明の制御フローを示すフローチ
ャート、図3は水流スイッチの点検手段を示す作動説明
図であり、以下図2、図3を用いて本発明の制御を説明
する。
【0011】入浴に際しては、給湯用熱交換器19から
落し込み給湯路9、循環路2を介して浴槽1に希望する
水位まで湯を落し込む。
【0012】本発明では、自動給湯スイッチ16をON
すると(S31)直ちに、水流スイッチ5の導通の有無
をチェックすることとしている(S14)。この水流ス
イッチ5の導通の有無をチェックする水流スイッチ点検
手段Aを図3に示す。図3において、5は循環路2に設
けた水流スイッチ、20はマイクロコンピュータ(以下
マイコンという)である。水流スイッチ5はフラッパー
5aと、フラッパー5aに取り付けたマグネット5b
と、磁気近接スイッチ5cとから構成される。Pはマイ
コンのポートである。
【0013】今、Vcc電源を加えると未だ水流は生じ
ていないので水流スイッチ5が正常の場合には、フラッ
パー5aのマグネット5bは図面に示すとおり磁気近接
スイッチ5cから離れた位置にあり、従って磁気近接ス
イッチ5cは非導通状態にあり、マイコン20のポート
Pには電圧は加わらない。ところが、水流スイッチ5の
フラッパー5aがゴミづまり、毛づまり等により図中上
位置にあり磁気近接スイッチ5cに接近したままの状態
に保持され続けている場合には、磁気近接スイッチ5c
はマグネット5bにより磁力の作用で接点が閉じて導通
されるので、マイコン20のポートPには電圧が加わ
る。従って、水流スイッチ5の磁気近接スイッチ5cに
接続されたマイコン20のポートPの信号を読み取るこ
とにより、水流スイッチ5の導通の有無をチェックする
ことができる。
【0014】この水流スイッチ点検手段Aによる水流ス
イッチ5の導通有無の点検後、水流スイッチ5がONし
ているときには、水流スイッチ5が故障しているものと
して以後の動作を終了させると共にリモコンの表示部1
8に故障表示を行う。この故障点検は自動給湯スイッチ
16投入後、1〜2秒間に行えば充分である。又、コン
トローラ内のマイコンには水流スイッチ5が非導通のと
きのみ給湯モードに移行する制御手段21が設けてあ
る。
【0015】水流スイッチ5の導通有無の点検後、水流
スイッチ5がOFFであればポンプ3を駆動する(S3
2)。ポンプ3の駆動により浴槽1に水がない場合に
は、水流スイッチ5はONしないのでポンプ3を停止し
(S39)、その後一定量の湯水を落し込む(S4
0)。この動作は水位スイッチ5がONするまで、すな
わちバスアダプター位置まで浴槽湯水が落し込まれるま
で繰り返される。このようなポンプ駆動による水流スイ
ッチのON作動により浴槽水の有無を判定する手段を循
環判定手段と称する。
【0016】循環判定により、水流スイッチ5がONす
るとポンプ5を停止する(S34)。この時点で浴槽水
位を圧力センサ等の水位検出器Dにより測定してその水
位を水位基準値として記憶させる(S35)。この後の
フローは従来と同様であり、一定湯量を落し込んだ後
(S36)、落し込み湯量と増加した水位との関係から
浴槽の底面積を演算し(S37)、この底面積に水位基
準値から設定水位までの水位差分の湯量を演算した湯量
を落し込めばよい。
【0017】尚、本発明は水流スイッチがON状態で故
障している場合について述べたが、水流スイッチがOF
F状態で故障していた場合には自動給湯スイッチの投入
により、ポンプの駆動停止と湯の一定量落し込みとが繰
り返される結果、浴槽水の湯あふれの問題を生ずる。
【0018】そこで、この湯あふれを防ぐため、循環判
定を行う時間を一定時間(例えば30分間)としてお
き、一定時間経過しても水流スイッチがONしなければ
給湯動作を終了させるようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、ポンプ駆動によ
る水流スイッチのON作動により浴槽水の有無を判定す
る循環判定手段を有し、循環判定手段による循環判定後
浴槽へ落し込みを行う給湯モードを有するものにおい
て、循環判定手段による循環判定前に水流スイッチの導
通の有無をチェックする水流スイッチ点検手段を設け、
水流スイッチが非導通のときのみ給湯モードに移行する
制御手段を設けたので、水流スイッチがON状態で故障
していたとしても自動給湯に移行することがなく浴槽湯
水の湯不足を防ぐことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体構成図である。
【図2】本発明の制御例を示すフローチャートである。
【図3】水流スイッチの点検手段の作動説明図である。
【図4】従来技術の制御例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 浴槽 2 循環路 3 ポンプ 5 水流スイッチ 7 バーナ 9 落し込み給湯路 19 給湯用熱交換器 A 水流スイッチ点検手段 21 制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽湯水をポンプにより強制的に循環さ
    せる循環路と、給湯用熱交換器から循環路に接続する落
    し込み給湯路と、前記循環路には水流スイッチを設けた
    ものであって、ポンプ駆動による水流スイッチのON作
    動により浴槽水の有無を判定する循環判定手段を有し、
    循環判定手段による循環判定後浴槽へ落し込みを行う給
    湯モードを有するものにおいて、循環判定手段による循
    環判定前に水流スイッチの導通の有無をチェックする水
    流スイッチ点検手段を設け、水流スイッチが非導通のと
    きのみ給湯モードに移行する制御手段を設けたことを特
    徴とする風呂給湯落し込み装置。
JP06087470A 1994-03-31 1994-03-31 風呂給湯落し込み装置 Expired - Lifetime JP3079889B2 (ja)

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JP06087470A JP3079889B2 (ja) 1994-03-31 1994-03-31 風呂給湯落し込み装置

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JPH07269956A JPH07269956A (ja) 1995-10-20
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