JP3079827U - 液体充填機 - Google Patents

液体充填機

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JP3079827U
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filling
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filling nozzle
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JP2001000925U
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Inventor
真樹人 金川
Original Assignee
みづほ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多品種少量生産に適合し、容器の変更やメン
テナンス時の充填ノズルの洗浄作業を容易にすることが
できる液体充填機を提供する。 【解決手段】 充填ノズルユニットと該充填ノズルユニ
ットを昇降させる昇降手段を少なくとも備える液体充填
機であって、前記充填ノズルユニットが、充填ノズル
と、該充填ノズルに挿通されているガイド部材と、充填
ノズルの頂部に接続されるノズル継手と、ノズル継手を
保持する保持部材と、保持部材を載置するノズル台座か
らなり、前記ガイド部材が分割されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は液体充填機に関する。さらに詳しくは、医薬品、化粧品または食品な どの液体製品を容器に充填させる液体充填機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コンベアにより順次搬送される容器を一旦停止させたのち、充填ノ ズルを前記容器の注入部に挿入して液体製品を充填する液体充填機がある。たと えば図5に示されるように、充填ノズルユニット100の前方位置に上流コンベ ア101と下流コンベア102とのあいだに設置されるタイミングスクリュー1 03を配置する液体充填装置Aがある。この装置Aでは、前記充填ノズルユニッ ト100の4本の充填ノズル104の間隔(ピッチ)P1に合わせてタイミング スクリュー103のねじ溝103aのピッチが設定されているとともに、該タイ ミングスクリュー103のねじ溝103aの形状が容器105の外形に合わせら れている。また、装置Aにおける充填ノズルユニット100は、前記充填ノズル 104と、該充填ノズル104の頂部に接続されるノズル継手106を固定する 上部基板107と、前記充填ノズル104の下部の間隔を保持し、前記充填ノズ ル104の先端部を容器105の注入部105aに案内するガイド部材108を 有する下部基板109と、該下部基板109に立設するとともに、前記上部基板 107に設けられるガイド部110に挿通されて、該下部基板109に対する上 部基板107の昇降を案内するガイドシャフト111とからなる。前記上部基板 107は液体充填装置本体112に内蔵される昇降手段に連結されている。また 、前記充填ノズル104の先端部は前記ガイド部材108の挿通孔108aより も大径にされており、下部基板109が抜け落ちないようにされている。
【0003】 この装置Aでは、上流コンベア101により順次搬送される容器105を4個 だけ回転する前記タイミングスクリュー103のねじ溝103aに送り込んだの ち、容器105を該ねじ溝103aの位置に一旦停止させる。ついで前記上部基 板107を降下させて、ガイド部材108を容器105の注入部105aに装着 させつつ、充填ノズル104の先端部を容器105の底部位置付近まで挿入する 。ついで前記上部基板107および充填ノズル104を上昇させつつ該充填ノズ ル104から液体製品を容器105に充填する。そして、充填を完了したのち、 タイミングスクリュー103の回転により充填済の容器105を順次下流コンベ ア102側へ送り出すとともに、未充填の容器をタイミングスクリュー103の ねじ溝103aに送り込み、充填作業を繰り返している。
【0004】 また、図6に示されるように、前記充填ノズル104を1本備える充填ノズル ユニット120の前方位置に上流コンベア101と下流コンベアー102とのあ いだに設置されるスターホイール121を配置する液体充填装置Bがある。この 装置Bでは、上流コンベア101側のスターホイール121の外周切欠き部12 2に容器105を1個係止したのち、スターホイール121を90度間欠駆動さ せて該容器105を前記充填ノズルユニット120の位置まで搬送する。ついで 前記上部基板107および充填ノズル104を下降させて、充填ノズル104の 先端部を容器105に挿入したのち、該充填ノズル104から液体製品を容器1 05に充填する。そして、充填を完了したのち、スターホイール121の間欠駆 動により充填済の容器105を下流コンベア102側へ送り出すとともに、未充 填の容器をスターホイールの切欠き部122に係止される容器105を充填ノズ ルユニット120の位置に送り込み、充填作業を繰り返している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記液体充填装置A、Bでは、充填ノズル104の先端部が容器105の注入 部105aに合うようにガイド部材108を取り付け、容器105の充填口に充 填ノズル104が入りやすくしている。
【0006】 しかしながら、前記液体製品を充填させる容器を変更すると、注入部の形状も 変わるので、容器ごとにガイド部材を変更しなければならないが、ガイド部材1 08が下部基板109に固定されているため、ガイド部材の取替えに時間がかか り、多品種の充填作業には適さない。また、ガイド部材が下部基板に固定されて いるため、容器の変更または液体製品の変更のときの充填ノズルの洗浄作業やメ ンテナンス時の充填ノズルの洗浄作業が面倒になるという問題がある。
【0007】 また、下部基板に固定されたガイド部材の場合、容器の注入部が少しでもズレ ていた場合、融通がきかず、そのまま充填ノズルが下降し、容器または充填ノズ ルの先端部分が破損する惧れがある。
【0008】 本考案は、叙上の事情に鑑み、多品種少量生産に適合し、容器の変更やメンテ ナンス時の充填ノズルの洗浄作業を容易にすることができる液体充填機を提供す ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の液体充填機は、充填ノズルユニットと該充填ノズルユニットを昇降さ せる昇降手段を少なくとも備える液体充填機であって、前記充填ノズルユニット が、充填ノズルと、該充填ノズルに挿通されているガイド部材と、充填ノズルの 頂部に接続されるノズル継手と、ノズル継手を保持する保持部材と、保持部材を 載置するノズル台座からなり、前記ガイド部材が分割されてなることを特徴とす る。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本考案の液体充填機を説明する。
【0011】 図1は本考案の液体充填機の一実施の形態を示す正面図、図2は図1の液体充 填機の平面図、図3は液体充填機の要部正面図、図4はガイド部材の断面図であ る。
【0012】 本考案の液体充填機は、自動搬送される容器に、化粧品、医薬品または食品な どの液体製品を充填する液体充填作業を行なう液体充填作業装置に用いられる。 容器に充填される液体製品は、とくに限定されるものではないが、たとえば化粧 品では乳液、化粧水またはシャンプーなど、医薬品では飲薬、育毛剤または目薬 など、食品では飲料水またはジュースなどである。
【0013】 前記液体充填作業装置は、たとえば容器をターンテーブルやポッパーなどによ り供給する供給手段、容器を搬送させるとともに、容器を位置決めする位置決め 手段を備える搬送手段、当該位置決めされた容器に液体製品を充填する液体充填 機から構成されている。液体製品が充填された容器は、そののち自動または人力 によりキャップを装着し、回収される。前記容器は、本考案においてとくに限定 されるものではないが、たとえば円筒形状の容器ではなく、底部がホットエアシ ール方式、ヒートシール方式、高周波シール方式、超音波シール方式などにより シールされたチューブなどの自立できない形状の容器の場合は、専用ホルダーに 載せて搬送される。この場合、充填が完了すると、専用ホルダーを回収する作業 が行なわれる。
【0014】 本実施の形態にかかわる液体充填機は、図1〜3に示されるように、充填機本 体1の前端部に配置される充填ノズルユニット2およびコントロールパネル3と 、充填機本体1の後端部に配置される液体製品の供給機構4と、前記充填ノズル ユニット2における充填ノズル5の昇降手段(図示せず)から構成されている。 該昇降手段は充填機本体1に内蔵されており、たとえばボールねじなどの直線往 復駆動装置、駆動モータおよびタイミングベルトなどの駆動伝達部材とすること ができる。
【0015】 前記充填ノズルユニット2は、長尺の充填ノズル5と、該充填ノズル5に挿通 されているガイド部材6と、前記充填ノズル5の頂部に接続されるノズル継手7 と、ノズル継手7を保持する保持部材8と、保持部材8を載置するノズル台座9 を備えており、該ノズル台座9が前記昇降手段に連結されている。本実施の形態 では、充填ノズル5の数が4本にされているが、該充填ノズル5の数については 、とくにこれに限定されるものではなく、後工程の能力に応じて増減することが できる。前記供給機構4とノズル継手7とは配管Hにより接続されている。
【0016】 前記ガイド部材6は、図3〜4に示されるように、容器10の上部に装着され ると、充填ノズル5の先端部と容器10の注入部10aとの位置決めを行なう。 そして、容器10に液体製品を充填させる場合、液体製品の充填時に泡立つ液体 が多いので、充填ノズル5を容器10の底部まで下降させ、注入される液体製品 の液面に追従させながら充填ノズル5を上昇させて充填するのが好ましい。前記 充填ノズル5は、容器10の注入部10aより小径ではあるが、その先端部には 、前記ガイド部材6の挿通孔11の径よりも大径にされた突起部5aが形成され ているので、ガイド部材6が充填ノズル5の先端部に係止し、抜け落ちないよう にされている。
【0017】 また、前記ガイド部材6が、テフロン製の樹脂部材6aと容器10に密着した 際の重石の働きをするステンレス製のカラー6bとから構成されている。そして 、該樹脂部材6aを2分割することによって、ガイド部材6と充填ノズル5とを 分解することができる。すなわちガイド部材6を充填ノズル5の先端部から持ち 上げてから、前記樹脂部材6aをカラー6bから抜き取ると、カラー6bの内径 6cは前記突起部5aよりも大きいので該カラー6bを充填ノズル5から抜き取 ることができる。また逆の手順でガイド部材6を充填ノズル5に挿入することが できる。したがって、ガイド部材6を充填ノズル5に着脱自在にできるため、容 器の種類を変更するときの洗浄が容易に行なうことができるとともに、メンテナ ンスの簡素化を図ることができる。また、前記2分割された樹脂部材6aの分割 面同士のあいだに隙間12を設けることにより、2つの樹脂部材6aをカラー6 bから容易に抜き取ることができる。なお、樹脂部材6aの開口部には、ガイド 部材6が容器10の注入口10aに装着したときの位置決めをしやすいようにす るためのテーパー面6dが加工されている。
【0018】 前記搬送手段は、たとえば4個の容器10を充填ノズルユニット2の位置に位 置決めするために、コンベア13上を順次搬送される容器10を一対のサイドガ イド14により整列させたのち、充填ノズル5の数と同数の容器10を一旦停止 させる位置決め手段15を備えている。一対のサイドガイド14には、容器10 または専用ホルダーの外径寸法に応じて通過幅を調整できるようにエアシリンダ ーまたはソレノイドなどのアクチュエータ16が連結されている。また、前記位 置決め手段15は、容器10の通過を感知する非接触型または接触型、たとえば 光センサ17またはリミットスイッチなどの検知器と、該光センサ17により容 器10を感知すると、内蔵するソレノイドまたはエアシリンダーなどのアクチュ エータにより、先端がV字形状のストッパー18を前進させて搬送中の容器10 を停止させるストッパー部材19から構成することができる。この一対の位置決 め手段15の間隔は、容器10または専用ホルダーの外径寸法に応じて調整でき るようにされている。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したとおり、本考案によれば、液体充填機で液体製品を容器に充填す る際、容器を変更する際のガイド部材の交換を容易にすることができる。ガイド 部材の脱着が容易なため、多品種生産に適合するとともに、容器の変更やメンテ ナンス時の充填ノズルの洗浄作業を容易にすることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の液体充填機の一実施の形態を示す正面
図である。
【図2】図1の液体充填機の平面図である。
【図3】液体充填機の要部斜視図である。
【図4】ガイド部材の断面図である。
【図5】従来の液体充填装置の一例を示す要部斜視図で
ある。
【図6】従来の液体充填装置の他の例を示す要部斜視図
である。
【符号の説明】
1 充填機本体 2 充填ノズルユニット 3 コントロールパネル 4 供給機構 5 充填ノズル 5a 突起部 6 ガイド部材 6a 樹脂部材 6b カラー 6c 内径 6d テーパー面 7 ノズル継手 8 保持部材 9 ノズル台座 10 容器 10a 注入部 11 挿通孔 12 隙間 13 コンベア 14 サイドガイド 15 位置決め手段 16 アクチュエータ 17 光センサ 18 ストッパー 19 ストッパー部材 H 配管

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填ノズルユニットと該充填ノズルユニ
    ットを昇降させる昇降手段を少なくとも備える液体充填
    機であって、前記充填ノズルユニットが、充填ノズル
    と、該充填ノズルに挿通されているガイド部材と、充填
    ノズルの頂部に接続されるノズル継手と、ノズル継手を
    保持する保持部材と、保持部材を載置するノズル台座か
    らなり、前記ガイド部材が分割されてなる液体充填機。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材が、樹脂部材と該樹脂部
    材の外周に嵌着されるカラーからなり、該樹脂部材が2
    分割にされてなる請求項1記載の液体充填機。
  3. 【請求項3】 前記2分割された樹脂部材の分割面同士
    のあいだに隙間が設けられてなる請求項2記載の液体充
    填機。
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