JP3079776B2 - 燃料ポンプの制御装置 - Google Patents

燃料ポンプの制御装置

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JP3079776B2
JP3079776B2 JP04136772A JP13677292A JP3079776B2 JP 3079776 B2 JP3079776 B2 JP 3079776B2 JP 04136772 A JP04136772 A JP 04136772A JP 13677292 A JP13677292 A JP 13677292A JP 3079776 B2 JP3079776 B2 JP 3079776B2
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料ポンプの制御装
置、特に車両に搭載されたエンジンに燃料を供給するポ
ンプを制御する機能を有する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば図10に示したよう
に、燃料ポンプ101のアース側に接続されたFET
(電界効果トランジスタ)102を含む制御装置103
によって、燃料ポンプ101の端子電圧を切り替えてエ
ンジンへ供給される燃料流量を制御する能力切替機能
と、エンジン停止時に燃料ポンプ101の電力供給線1
04に直列に接続したリレー105をオフすることによ
って、確実に燃料供給を停止させるポンプ停止機能とを
持つ燃料ポンプの制御装置100が提案されている。
【0003】なお、制御装置103およびリレー105
は、いずれもコンピュータ100からスロットル開度信
号や車速信号等の車両の運転状態の情報に基づいて発信
される制御信号か、あるいはリレー105のみエアフロ
メータ(図示せず)からエンジンの吸入空気量に基づい
て発進される制御信号により制御されている。なお、1
09はバッテリ、110はメインリレースイッチ、11
1は入力判定回路、112は駆動回路である。
【0004】また、特開平1−255497号公報に
は、この燃料ポンプの制御装置100において、装置の
小型化、信号出力線107、108の簡略化、および装
置の静粛性を向上させるために、作動音の大きなリレー
105を装置から取り外し制御装置103によってエン
ジン停止時に燃料ポンプ101を停止させるようにした
燃料ポンプの制御装置が開示されている。
【0005】特開平3−60214号公報には、半導体
素子の保護回路において、FET素子の使用状態をカレ
ントミラーMOSFETを利用して電流を検出し、また
パワーMOSFETと熱的に結合したダイオードの順方
向電圧を検知することによりFETの温度を検出して、
半導体素子を保護する装置が開示されている。しかし、
この装置は単に半導体素子の異常を検出し、半導体素子
を保護するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、半導体素子に
より制御される負荷の特性に従って、異常を除去するよ
うに半導体素子を制御することができなかった。従っ
て、比較的軽微な異常でも、それが連続すると半導体素
子などが損傷してしまうので、半導体素子をオフして燃
料ポンプの作動を停止させる必要があり、特に、車両に
搭載されたエンジンでは、エンジンの停止により車両の
走行が不能になるという問題があった。そこで本発明
は、比較的軽微な異常の場合にはそれを除去することの
できる燃料ポンプ制御装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、電源
から電力の供給を受けることにより動作する燃料ポンプ
と、前記燃料ポンプに供給される電力を制御するための
駆動信号を信号出力線に出力する信号制御手段と、電力
端子と制御端子を有し、該電力端子を介して前記電源及
び燃料ポンプと直列に接続され、該制御端子が前記信号
出力線に接続されて、該制御端子に供給される前記駆動
信号に応じて所定周期で断続動作する半導体素子と、を
備える燃料ポンプの制御装置において、前記信号制御手
段は、前記燃料ポンプや前記半導体素子の軽微な異常を
検出する検出手段と、この検出手段により軽微な異常が
検出されると前記半導体素子を実質的に全導通させるた
めの全導通手段とを備える燃料ポンプの制御装置を提供
するものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、燃料ポンプへの電源配線や駆
動回路に軽微な異常が生じた場合やポンプ内や配管の詰
まりが発生した場合などには、それを検出手段により検
出して全導手段によって半導体素子を実質的に全導通さ
せて、異常状態が継続しないようにする。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば比較的
軽微な異常の場合には半導体素子を実質的に全導通させ
て、それを除去することができ、従って例えば車両に搭
載されているエンジンに用いた場合でも、車両の走行不
能を未然に防止することができるという優れた効果があ
る。
【0010】
【実施例】本発明の燃料ポンプの制御装置の基本構成を
図1ないし図3に基づき説明する。図1ないし図3は乗
用車用燃料ポンプ制御装置を示した図である。
【0011】乗用車用燃料ポンプ制御装置1は、バッテ
リ2、メインリレースイッチ3、燃料ポンプ4、コンピ
ュータ5および駆動制御装置6を備える。バッテリ2
は、燃料ポンプ4に電力を供給するもので、マイナス電
極がボディ7に接続されている。メインリレースイッチ
3は、並列接続されたイグニッションスイッチ(図示せ
ず)が閉じられてリレーコイル(図示せず)がオンされ
ると閉じる。燃料ポンプ4は、メインリレースイッチ3
および電力供給線8を介してバッテリ2のプラス電極に
接続され、電力が供給されると燃料をエンジン(図示せ
ず)に圧送する。燃料ポンプ4の他の電極端子はボディ
に接続されている。なお、電力供給線8は、1組のワイ
ヤリングハーネスにより構成されている。
【0012】コンピュータ5は、スロットル開度信号、
車速信号、エンジン回転数信号、イグニッションスイッ
チのオンオフ信号およびスタータの作動信号等の乗用車
の運転状態に基づいて、信号出力線9に制御信号を供給
する。制御信号は第2図に示すようなハイレベル信号、
ローレベル信号またはオフ信号からなる。なお、オフ信
号は、ボディ7のアース電位(0V)と同電位の信号で
ある。また、ハイレベル信号およびローレベル信号は、
オフ信号より電位の高い信号である。なお、信号出力線
9は、1組のワイヤリングハーネスにより構成されてい
る。
【0013】駆動制御装置6は、入力判定回路10、駆
動回路11およびFET12から構成されている。入力
判定回路10は、信号出力線9から入力するコンピュー
タ5の制御信号を判定する回路である。駆動回路11
は、入力判定回路10の判定結果に応じた信号をFET
12のゲートに出力する。FET12は、本発明の半導
体素子であって、例えばN型チャネルの二重拡散型電界
効果トランジスタが使用されている。このFET12
は、ドレインが電力供給線8のバッテリ2側配線13に
接続され、ソースが電力供給線8の燃料ポンプ4側配線
14に接続されており、ゲートが駆動回路11に接続さ
れている。ゲートの入力信号に応じてドレイン−ソース
間電圧を制御する。
【0014】このため、駆動制御装置6は、コンピュー
タ5からオフ信号を入力すると燃料ポンプ4の端子電圧
を0Vに切り替え、コンピュータ5からローレベル信号
を入力すると燃料ポンプ4の端子電圧をαVに切り替
え、コンピュータ5からハイレベル信号を入力すると燃
料ポンプ4の端子電圧をβVに切り替える。これらの端
子電圧の関係は、0V<αV<βVである。
【0015】よって、駆動制御装置6は、燃料ポンプ4
の端子電圧を切り替える能力切替機能と、オフ信号を入
力することにより燃料ポンプ4の通電を停止するポンプ
停止機能とを備える。
【0016】図3はコンピュータ5の作動を示したフロ
ーチャートである。まず、イグニッションスイッチがオ
ンか否かを判定する(ステップS1)。オフの(No)
時、オフ信号を信号出力線9に発信し(ステップS
2)、フラグを0にし(ステップS3)、リターンす
る。
【0017】ステップS1において、オンの(Yes)
時、スタータが作動中か否かを判定する(ステップS
4)。スタータが作動中の(Yes)時、フラグFを1
にし(ステップS5)、エンジン始動に対応するハイレ
ベル信号を信号出力線9に発信し(ステップS6)、リ
ターンする。
【0018】ステップS4において、スタータが作動後
の(No)時、フラグが1(F=1)か否かを判定する
(ステップS7)。F=1ではない(No)時、ステッ
プS2の制御を行う。
【0019】ステップS7において、F=1の(Ye
s)時、エンジン回転数(NE)が設定値(NS:例え
ば100rpm)より大きい(NE>NS)か否かを判
定する(ステップS8)。エンジン回転数NEが設定値
NSより大きくない(No)時、ステップS2の制御を
行う。
【0020】NEがNSより大きい(Yes)時、エン
ジンの定常回転に対応するローベル信号を信号出力線9
に発信し(ステップS9)、リターンする。この乗用車
用燃料ポンプ制御装置1の作用を図1および図2に基づ
き説明する。イグニッションスイッチがオンされると、
メインリレースイッチ3が閉じられ、さらにスタータが
作動してエンジンが回されると、コンピュータ5からハ
イレベル信号が信号出力線9に発信される。このため、
駆動制御装置6の入力判定回路10にハイレベル信号が
入力されることによって、駆動回路11がFET12の
ゲートにハイレベル信号に応じた信号を供給する。した
がって、FET12によってバッテリ2と燃料ポンプ4
とを導通させることにより電力供給線8から燃料ポンプ
4に、端子電圧がβVの電力が供給される。このため、
燃料ポンプ4は高速回転するためエンジンに多量の燃料
が圧送される。
【0021】そして、エンジンが始動を始めると、スタ
ータが停止し、このときエンジン回転数が設定値(例え
ば100rpm)より大きければ、コンピュータ5から
ローレベル信号が信号出力線9に発信される。このた
め、駆動制御装置6にローレベル信号が入力されること
によって燃料ポンプ4の端子電圧がαVに切り替えられ
る。こうして、燃料ポンプ4は低速回転するためエンジ
ンに所定量の燃料が圧送される。
【0022】なお、乗用車を運転中に操作ミスあるいは
事故等によりエンジンが停止したときは、コンピュータ
5からボディ7のアース電位と同電位のオフ信号が信号
出力線9に発信される。このため、駆動制御装置6の入
力判定回路10にオフ信号が入力されることによって、
駆動回路11がFET12のゲートにオフ信号に応じた
電圧(=0V)を供給する。したがって、FET12に
よってバッテリ2と燃料ポンプ4との導通が遮断される
ため、燃料ポンプ4の端子電圧が0Vとなる。このた
め、燃料ポンプ4は停止するためエンジンへの燃料の圧
送が止まる。
【0023】ここで、例えば電力供給線8のバッテリ2
側配線13がボディ7に接触するか、あるいは噛み込ん
でしまいアース電位となってもコンピュータ5の出力の
如何に拘わらず燃料ポンプ4は通電されないので停止す
る。また、例えば電力供給線8の燃料ポンプ4側配線1
4が同様にアース電位となっても燃料ポンプ4は通電さ
れないので停止する。そして、例えば信号出力線9が同
様にアース電位となって駆動制御装置6にアース電位が
入力されても、燃料ポンプ4のオフ信号をボティ7の電
位、すなわち、アース電位と同電位としているので、必
ずFET12がオフされ燃料ポンプを停止させることが
できる。このため、乗用車用燃料ポンプ制御装置1は、
安全性および信頼性に優れる。
【0024】また、この乗用車用燃料ポンプ制御装置1
は、燃料ポンプ4の端子電圧の切り替えでエンジンへ供
給される燃料流量を制御する能力切替機能と、エンスト
時に確実に燃料供給を停止するポンプ停止機能とを有し
1本(1組のワイヤリングハーネス)の信号出力線9だ
けで能力切替機能とポンプ停止機能とを制御できる1個
の駆動制御装置6にて構造が簡易となる。
【0025】したがって、コンピュータと能力切替機能
を持つ回路およびポンプ停止機能を持つ回路からなる2
つの回路とを2本の信号出力線でそれぞれ接続する必要
がなくなるため、部品点数も減少することからコスト低
減を図れる。さらに、組み付け工数も大幅に減少させる
ことができ、リレーを廃止したことによって、リレーの
作動音もなくなり、搭載場所も自由度が増加する。
【0026】次に、本発明の一実施例を第4図から第9
図を参照して説明する。該実施例においては図1におけ
る駆動制御装置6がさらに診断機能を有して、燃料ポン
プ系の異常事態における駆動制御装置6の保護と、異常
状態をコンピュータ5に報知するものである。
【0027】本実施例の駆動制御装置6は、第4図に示
すように、入力判定回路10と駆動回路11に加えて、
負荷ショート検出回路15と、過電流検出回路16と、
オープン検出回路17と、温度検出回路18と、診断出
力回路19を備える。
【0028】駆動制御装置6は、さらにバッテリ2の電
圧を昇圧して駆動回路11に供給する昇圧回路26と、
バッテリ2出力が低電圧の時に駆動制御装置6か誤作動
するのを防ぐ低電圧補償回路27と、過電圧から駆動制
御装置6を保護する過電圧保護回路28を備える。
【0029】入力判定回路10は、入力信号線9の断線
を検出したときに断線信号を出力する信号線21と、上
記異常検出回路の検出する異常状態に従って、動作モー
ドを選択するための入力信号線22および23と、コン
ピュータ5から入力する制御信号のレベルを示す信号を
出力する出力線24と、ポンプ4が作動しているときに
高い電圧信号を出力する出力線25を備え、かつこれら
入力信号に従った処理をする回路を有する。
【0030】負荷ショート検出回路15は、負荷4の内
部のショートまたは配線14とボディ7とのショートを
検出するもので、FET12のドレインとソースの間の
電位差を差動増幅器OP1で検出し、ショート判定回路
41によりショートを判定し、遅延回路29でショート
を確認し、さらにショートを確認するための条件の成立
をAND回路42、インバータ43、フリップフロップ
30を含む論理回路で判別して、入力判定回路10と診
断出力回路19に出力する。
【0031】ショート検出は、FET12がON状態で
のFET12のドレイン−ソース間電圧、すなわちON
電圧がFET12を流れる電流に比例して増加すること
を利用する。
【0032】すなわち、負荷4がショートすると、FE
T12のドレインのソースの間の電位が大きくなるの
で、第5A図に示すように、差動増幅器OP1の出力a
を、演算増幅器で構成されるショート判定回路41で所
定の値VT と比較することにより、検出出力bが得られ
る。
【0033】ただし、FET12がスイッチングしてデ
ューティー比制御を行っている場合(以下、PWM制御
と呼ぶ)、OFF時の検出電圧は、上記ショートの場合
と同様高い電圧となる為、図5Bのaに示す様な波形と
なる。そこで図5Bのb,cに示すように、判定する上
では遅延回路29によりPWM制御周期Tより長い所定
の時間td1 の間aの電位が継続して電圧VT を越える
場合にショートと判定する。
【0034】また、負荷ショートの判定は、上記ON電
圧検出によるとFET12がOFF時にも同様の信号を
発する為、図6に示す様な条件の確認をする。すなわち
第1に駆動制御装置6の入力信号が、ポンプ作動モード
であることが要求される。これは、図4におけるように
入力判定回路10からの出力25がハイレベルであるこ
とで判定される。第2にFET12を流れる電流が過電
流であることが要求される。これは後述する過電流検出
回路16の出力により判定される。以上2点の条件も共
に成立することにより負荷ショート判定した場合、入力
判定回路10に信号線22を介して判定信号を与える
と、入力判定回路10は強制OFF信号を送り、FET
12をOFFさせる。この状態はフリップフロップ30
によって、保持され、入力信号がOFFされるか、又は
イグニッションスイッチ3がOFFして、バッテリ2の
電圧が駆動制御装置6に接続されなくなった時に出力2
5の逆転により解除される。
【0035】過電流検出回路16は、FET12の一部
のセルを利用したカレントミラーによりFET12に流
れる電流を測定して、負荷4の異常を監視するものであ
る。燃料ポンプ4がロック、又はハーフロック(完全停
止していないが、回転が鈍ったり、止まりそうになった
りする状況)となった場合、又は、ポンプの配管がつま
って、燃料圧力が異常に高まった様な場合、ポンプ電流
値が増加する現象が生ずる。したがって、FET12の
過電流を監視することによりポンプの異常が検出でき
る。過電流検出回路16はFET12の電流を表す電圧
を増幅する演算増幅器44と、過電流判定回路45を備
え、さらにポンプ作動時に出力される信号を信号線25
から入力し過電流判定回路45の出力と論理和をとるA
ND回路46と、ポンプ始動時の突入電流を区別するた
めの遅延回路31とを備える。遅延回路31の遅延時間
はショート検出のための遅延時間td1より長く設定され
る。
【0036】そして、過電流検出をした場合には、前記
のショート検出の様にFET12を強制OFFさせるこ
とはせずにFET12を完全ONさせるモード(Hモー
ドと呼ぶ)となる様強制Hモード信号を信号線23によ
って入力判定回路10に送る。そうすることによって、
燃料ポンプ4は、可能な最大トルクを得、ポンプの流量
も最大とでき、ロック,ハーフロックの原因であるポン
プ内部のつまり、引っかかり、又は、配管のつまり等を
除去する様に働く。
【0037】Hモードとした後、FET12に流れる電
流値が正常に戻った場合は、駆動制御装置6は、再び入
力信号に従って正常に作動する。また、過電流検出回路
16の出力は診断出力回路19を介してコンピュータ5
に送られて駆動制御装置等の制御に用いられる。
【0038】ここでショート検出回路15と過電流検出
回路16との検出する電流設定値の関係を示す。例とし
て、普通乗用車に使用されている燃料ポンプについて示
すと、そのロック時の電流は図7に示す様にバッテリ2
を12V系を使用したとして最大30〜35Aである。
よってショート検出は、完全ロック状態の30〜35A
より大きい40A程度に設定するのが妥当であると言え
る。
【0039】また、過電流検出は、動作モードによりポ
ンプへの電圧が異なる為、ポンプの異常時より経験的に
10〜20Aぐらいの設定が適当であり、その場合の遅
延回路31の遅延時間は、約100mSにとる。
【0040】出力線14のオープン回路事故を検出する
オープン検出回路17は、前記の過電流検出回路16で
用いたFET12の電流検出回路において、FET12
の電流を監視し電流が流れない場合を出力オープン判定
回路47により検出している。当然のことながら、信号
線25による入力信号が作動モードであることが条件で
あり、AND回路48を介して得られる。検出出力は診
断出力回路19を介してコンピュータ5に供給される。
【0041】温度検出回路18は、温度センサをなす検
出用ダイオード33の順方向電圧の温度特性によってF
ET12の発熱による温度上昇を検出する。温度は2つ
のコンパレータCP1,CP2によりしきい値T1 ,T
2 (T1 <T2 )とそれぞれ比較される。T1 ,T2
各々、入力判定回路10の出力24と抵抗34によって
Hモード時には、T1 ´(>T1 ),T2 ´(>T2
となる。通常の動作温度であるT1 以下では、フリップ
フロップ32は、信号線25とコンパレータCP1との
各信号を論理回路49によりとることによって、常にリ
セット状態である。
【0042】第8図は、温度検出回路18によるポンプ
を制御する場合の信号変化を示した信号波形図である。
入力信号が作動モードになり、FET12の温度が上昇
しT 1 を越えるとコンパレータCP1が動作して論理回
路49の出力が低レベルになってフリップフロップ32
はスタンバイされ、軽微異常温度T2 を越えるとコンパ
レータCP2より入力信号が入り、フリップフロップ3
2がセットされて信号線23を通じて強制Hモードへ切
り替わり、燃料ポンプ4はフル回転となる。この状態は
フリップフロップ32によって保持されている。
【0043】ここでFET12による発熱が増加して温
度上昇する原因は、第1に、過電流検出と同様、燃料ポ
ンプ4のロック又はハーフロックが考えられ、この場合
には強制Hモードにするのは前述した様に有効である。
【0044】第2には、図4の昇圧回路26の能力低下
が考えられる。昇圧電圧の負荷はFET12のゲート駆
動であり、Hモードの方が、スイッチングをしているP
WMモードより消費電流が少なく、昇圧回路26の能力
も小さくて済む為、この場合にも強制Hモードとするこ
とによって昇圧電圧低下が防がれる。
【0045】また、FET12にはON電圧の低いN−
チャネルパワーMOSFETを用いている。FET12
の直流的な損失はもともと少なく、スイッチング損失の
方が大きい為、強制Hモードとすることは、FET12
にとっても発熱を減らす方向になる。
【0046】図8の温度変化(C)が示すように、温度
検出後、強制Hモードになってもなお温度上昇する場合
は信号線24よりの信号がインバータ50を介して抵抗
34に供給されることにより完全異常温度T2 ´となっ
た時点で、コンパレータCP2よりの信号と信号線24
よりの信号とのANDがAND回路51によりとられて
駆動制御装置6は信号線22を通じて強制OFFとな
る。ただし、強制OFF信号はラッチされずその後T2
´よりも温度が下がれば、エンストしない限り再び作動
する。また、図9に示す様に、強制Hモードにした後、
前述の効果等によって温度が下がった場合には、温度が
1 ´を下回った時点でフリップフロップ32がリセッ
トされて通常動作に戻る。T2 ´の値は、半導体素子の
保持のため150℃程度にとる。
【0047】ダイアグ出力回路19は、OR回路よりな
り、今まで述べてきた全ての異常モードを信号線20に
よりコンピュータ5へ知らせる。入力線9の断線を出力
した信号21によるダイアグ信号は、入力信号OFFの
時にも生成されるので、他の条件と共に判断するためコ
ンピュータ5側に供給される。
【0048】低電圧補償回路27は、エンジン始動時の
スタータON状態などでバッテリ2の電圧が異常に低下
したために燃料ポンプ4の作動状態、駆動制御回路6の
作動状態が不安定な時に、前述してきた全ての異常検出
機能をキャンセルし、ともかく燃料ポンプ4を駆動させ
ることを最優先とするために設備されるものである。
【0049】なお、本実施例では、燃料ポンプの通電を
制御する半導体素子としてN型チャネルの二重拡散型電
界効果トランジスタを使用したが、P型チャネルの二重
拡散型電界効果トランジスタ、NPN型トランジスタ、
PNP型トランジスタやサイリスタ等を使用しても良
い。
【0050】本実施例では、停止信号(OFF信号)よ
り駆動信号(ハイレベル信号、ローレベル信号)を大き
い電位の信号を用いたが、停止信号より駆動信号を小さ
い電位の信号を用いても良い。
【0051】また、信号出力線の駆動信号の種別は、電
位切り替えの他に異なったパルス信号入力も可能であ
る。燃料ポンプの端子電圧の切り替えは、単に半導体素
子のON、OFFのみでも良く、そのON、OFFの時
間割合を変えるデューティー比制御を行っても良い。そ
して、能力切替機能の切替段数も3段以上でも良く、無
段階(リニア)制御でも良い。
【0052】また、信号出力線は、1組ワイヤリングハ
ーネスによるシリアル通信だけでなく、複数組のワイヤ
リングハーネスを利用してパラレルに信号処理を行って
も良い。さらに、能力切替機能の制御が複雑になった場
合には、複数組のワイヤリングハーネスを利用して各々
シリアル通信を行っても良い。
【0053】なお、ショート検出回路15、電流検出回
路16には、各々、FET12のON電圧測定、FET
12の一部セルを利用したカレントミラーによる電流測
定のどちらの方法をとっても良く、また、いずれの検出
回路15,16においてもFET12に流れる電流に比
例して電圧出力が得られる様なセンサであれば、ピック
アップコイルの様なものを用いてもよい。
【0054】また、出力オープン判定は電流検出によっ
て実現しているが、出力電圧判定でも可能である。ま
た、温度検出は、ダイオード33の順方向電圧の温度特
性によってFET12の発熱を検出しているが、サーミ
スタなど、温度変化に対して電圧変化として出力できる
センサーを用いることによっても実現できる。また、2
つのコンパレータCP1,CP2を用いたヒステリシス
効果を有するしきい値のかわりに、強制H時に温度検出
遅れ時間をもたせても良い。また、軽微異常温度と完全
異常温度は、切り替えられる作動モードの発熱が異なる
為、同じ値でも良い。また、温度検出して判定後の強制
Hモードは、そのシステムでより発熱の低いモードと置
換えも可能である。入力信号が作動モードであるとの判
定条件は、いずれかの異常判定に選択的に用いても良
い。入力信号が作動モードであることの判定は、入力判
定回路10からではなく、FET12の駆動回路11か
ら出力しても良い。
【0055】逆に、強制Hモード、強制OFF信号の入
力も、入力判定回路10へ入力するのでなく、駆動回路
11側へ入力しても良い。また、各々の機能の判定は、
誤判定をなくす為に、1回のみの読み取りではなく、あ
る時間内に2度以上の判定の読み込みをした場合のみ、
判定する様なロジックをとっても可能である。特にダイ
アグ出力19の場合には、誤ダイアグを防ぐ為にも、各
異常モードの読み込みを2度以上としても良い。
【0056】各判定に対して遅延をもたせれば、ノイズ
等の影響も少なくなり、誤判定しにくくなる。次に、本
発明の他の実施例を図11において説明する。
【0057】デューティー比制御により、燃料ポンプ4
の電源にスイッチング周波数の発振ノイズが発生しラジ
オノイズの原因となる。これに対し、チョークコイル1
01,コンデンサ102,103のLC回路により電源
ライン8の平滑化を行い、チョークコイル201、コン
デンサ202のLC回路により、燃料ポンプ4側配線1
4の平滑化を行い、ラジオノイズ防止を行っている。こ
の時、デューティー比100%未満では、駆動制御装置
6の出力の波形には図12の(b)に示す如く、交流成
分が発生する。ここで、駆動制御装置6の回路FET1
2,チョークコイル201(ラジオノイズ対策用)にお
ける消費電力(発熱)は図12の(C)に示す如く、デ
ューティー比に対応し上昇するが、さらにデューティー
比100%に達すると、図12の(a)で示す如く交流
成分がなくなるため、図12の(C)で示す如く発熱量
は低下することになる。
【0058】この作用より、FET12やチョークコイ
ル201の発熱による故障が推定される条件をバッテリ
電圧,制御デューティー比であらかじめ設定してコンピ
ュータ5のROMに記憶させ、この条件となった場合、
コンピュータ5により制御デューティーを100%にす
ることで、エンジン要求の燃料量を低下させることな
く、FET12やチョークコイル201の温度上昇によ
る不具合を防ぐことが可能となる。
【0059】図13に、バッテリ電圧と制御デューティ
ー比による、回路温度上昇のグラフを示す。次に図14
のフローチャートに従い説明する。この制御は定期的
(例えば32ms毎)に実施される。コンピュータ5は
吸入空気センサ、機関回転センサ等の信号によりエンジ
ンの運転状態を検出し、エンジンの要求燃料量を算出す
る(ステップS11)。これより要求燃料に応じ燃料ポ
ンプ4の駆動電圧Vpを算出し、(ステップS12)、
バッテリ2の電圧:VBを読み込んで(ステップS1
3)、制御デューティー比:Dを算出する(ステップS
14)。ここで図13に示すグラフに相当するマップ等
により回路温度上昇値:ΔTを推定する(ステップS1
5)。
【0060】次にこのΔTが制御回路が高温不具合とな
る温度上昇値ΔTCを越えるか否かを判断し(ステップ
S16)、以下の場合は算出したデューティー比:Dを
Doutに格納する(ステップ17)。越える場合は、
100%をDoutに格納する(ステップS18)。こ
のDoutに応じた制御信号を駆動制御装置6におくる
(ステップS19)。駆動制御装置6はこの信号に応じ
て、電源電圧を制御し燃料ポンプ4に出力するよう設定
されて、この制御を終了する。
【0061】以下のような制御を行うことで、電源(バ
ッテリ)電圧が高く、制御デューティーが大きい時に制
御回路(駆動制御装置6)が高温となり、故障となるの
を防止することができる。また、過剰な放熱設計を不要
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用車用燃料ポンプ制御装置の概略を示した回
路図である。
【図2】コンピュータ出力の電位を示したグラフであ
る。
【図3】コンピュータの作動を示したフローチャートで
ある。
【図4】本願発明の一実施例を示す回路である。
【図5】(A)は上記実施例に用いられるショート検出
回路を示す回路図である。(B)はこのショート検出回
路がショートを検出するときの信号波形図である。
【図6】制御回路がショート検出を判定するためのフロ
ーチャートである。
【図7】燃料ポンプがロックしたときの電流と端子電圧
の関係を示すグラフである。
【図8】ポンプを強制駆動したにもかかわらず温度上昇
して制御装置が停止させる場合のいくつかの信号を示し
た信号波形図である。
【図9】ポンプを強制駆動することにより正常に復帰し
たときを示す信号波形図である。
【図10】従来の燃料ポンプ制御装置の概略を示す配線
図である。
【図11】本発明の他の実施例の要部構成を示す回路図
である。
【図12】(a),(b)は上記他の実施例におけるデ
ューティー100%時とデューティー100%未満時と
の信号波形図、(c)はデューティー比と消費電力との
関係を示すグラフである。
【図13】上記他の実施例における制御デューティー比
と回路温度上昇との関係を示すグラフである。
【図14】上記他の実施例におけるフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 乗用車用燃料ポンプ制御装置 2 バッテリ(電源) 4 燃料ポンプ 5 コンピュータ 6 駆動制御装置 12 FET(半導体素子) 15 負荷ショート検出回路 16 過電流検出回路 18 温度検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−265689(JP,A) 特開 平4−325762(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 37/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源から電力の供給を受けることにより
    動作する燃料ポンプと、前記燃料ポンプに供給される電
    力を制御するための駆動信号を信号出力線に出力する信
    号制御手段と、 電力端子と制御端子を有し、該電力端子を介して前記電
    源及び燃料ポンプと直列に接続され、該制御端子が前記
    信号出力線に接続されて、該制御端子に供給される前記
    駆動信号に応じて所定周期で断続動作する半導体素子
    と、を備える燃料ポンプの制御装置において、 前記信号制御手段は、前記燃料ポンプや前記半導体素子
    の軽微な異常を検出する検出手段と、 この検出手段により軽微な異常が検出されると前記半導
    体素子を実質的に全導通させるための全導通手段とを備
    える燃料ポンプの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記半導体素子の発熱
    による温度上昇を検出する温度センサを含み、 前記全導通手段は、前記温度センサによって検出された
    温度が通常の作動温度より高い軽微異常温度に達すると
    動作する温度応動手段を含む請求項1記載の燃料ポンプ
    の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記半導体素子に流れ
    る電流を検出する電流検出手段を含み、 前記全導通手段は、前記電流検出手段によって検出され
    た電流が前記燃料ポンプの完全ロック状態より低い値に
    設定した軽微異常電流に達すると動作する電流応動手段
    を含む請求項1または2記載の燃料ポンプの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記半導体素子が故障
    の原因となる温度まで上昇する条件を感知する条件感知
    手段を含み、 前記全導通手段は、前記条件感知手段によって、前記半
    導体素子が故障となる温度まで上昇する条件であると感
    知されると動作する条件感知応動手段とを含む請求項1
    または2または3記載の燃料ポンプの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体素子の負荷側のショートを検
    出して前記半導体素子を停止する信号を供給するショー
    ト検出回路をさらに備える請求項1〜4のいずれかに記
    載の燃料ポンプの制御装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体素子の温度を検出し、この温
    度が完全異常温度を超えると前記半導体素子を停止する
    信号を供給する温度応動停止手段をさらに備える請求項
    1〜5のいずれかに記載の燃料ポンプの制御装置。
  7. 【請求項7】 直流電源より負荷に供給される電力を制
    御する負荷制御装置であって、 前記直流電源と前記負荷との間に挿入され、前記直流電
    源より前記負荷に供給される電力を断続制御するための
    半導体素子と、 前記半導体素子に流れる電流を検出して、この電流が前
    記負荷のショート時の値より低く設定した設定値に達す
    ると前記半導体素子を実質的に全導通させる信号を前記
    半導体素子に供給するための過電流検出回路と、 この過電流検出回路により過電流が検出され、かつ前記
    半導体素子の負荷側のショートを検出すると前記半導体
    素子に停止信号を供給するショート検出回路と、 前記半導体素子の温度を検出し、この温度が通常の作動
    温度より高い軽微異常温度に達すると前記半導体素子を
    実質的に全導通させる信号を前記半導体素子に供給し、
    かつこの温度が前記軽微異常温度より高い完全異常温度
    を超えると前記半導体素子に停止信号を供給するための
    温度検出回路とを備える燃料ポンプの制御装置。
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