JP3079532U - ペットのケアパンツ - Google Patents

ペットのケアパンツ

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JP3079532U
JP3079532U JP2000008161U JP2000008161U JP3079532U JP 3079532 U JP3079532 U JP 3079532U JP 2000008161 U JP2000008161 U JP 2000008161U JP 2000008161 U JP2000008161 U JP 2000008161U JP 3079532 U JP3079532 U JP 3079532U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】小型犬のケアパンツ本体に、小型犬の粗相を防
御し雄雌共用としてのマーキング・排尿・生理を保護し
防止をする。 【解決手段】Tの字状の一枚の布地を用いた小型犬のケ
アパンツ本体1に婦人用生理用品等1aを収めることに
より、雄犬のマーキング・排尿・雌犬の排尿・生理を保
護し防止できるもので、ケアパンツを小型犬の胸部6ま
で伸ばし婦人用生理用品等を十分にカバーすべく小型犬
の脇腹5のところで大きく広げ、面ファスナー2b2c
で脇腹に当る膨らんだ部分の先端5a5bに接合しケア
パンツ本体を十分に固定し、場所を問わずアットランダ
ムに起こるマーキング・排尿や目の行き届かないところ
で起こる一寸した粗相に対しての飼い主の精神的・労働
的負担を軽減する。小型犬自体の体型や毛色を踏まえた
サスペンダー7・8を柔軟性のある色調豊富な布とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [考案の属する技術分野〕 本考案は、ペットの排便・排尿対策としての失禁パンツ、腹掛け吊りパンツそ してファション性の高い着衣として細かい点を機能的に改善工夫した、ペットの ケアパンツ(主に室内小型犬等)に関するものである。また、排便・排尿・生理 対策として婦人用生理用品等をケアパンツ本体のペットの腹部から臀部に架け装 着することによりその効果は十分に発揮され、特に頻繁に排尿する雄犬の排尿対 策には婦人用生理用品等の持続効果がより効果的であり室内ペットの汚物処置の 確保が可能となる。さらにペットのサイズそれぞれに対しケアパンツが調整でき 活用効果をより一層高めている。
【0002】 [従来の技術〕 おもいやりグッズとしておむつカバーや生理パンツがあるが、一つはペットの 後脚と腰部・臀部だけに止まるパンツで、排便や雌犬の排尿に限られ雄犬の排尿 の効果はなく、ペットの胴体部をゴム紐等で締めるためにペットとっては窮屈で あり後部がパンツで盛り上がる等見栄え・ファション性の面でも問題が生じてい る。他に前記のおむつカバーや生理パンツにサスペンダーで頭を通して前後を固 定するものは、雄犬の排尿に対しては、胴体部をゴム紐等で締められた状態でサ スペンダーのベルトの内側にペットシーツや婦人用生理用品を挟んで使用するの で、パンツで締められた位置やサスペンダー部分のペットシーツや婦人用生理用 品を挟む確実性・安定性は低く、ずれやすく、かつ尿の吸収保持力が薄れ動きの 激しい犬に対しての効果は明らかにない。また、金属製のクリップ等を使ったサ スペンダーはペット自体の毛色にも調合できずペット本来の軽快感やペットとし てのファション性に欠けている。他の一つにサニタリーグッズ等の中に胴体部分 をマジックテープを使用しているものがあるが、腹部をゴム紐等で締め付けない という一部の問題点は解消しているものの、いずれも胴体部に掛けるパンツ方式 と同じ位置にあるもので、雄犬の排尿に対しての効果は殆どなく、サスペンダー 部分のペットシーツや婦人用生理用品を挟む確実性・安定性は低く、ずれやすく 、かつ尿の吸収保持力が薄れ動きの激しい犬に対しての効果が明らかにないのは 同様である。いずれにしても吸収保持力の高い婦人用生理用品等を使用するには ぴったりと収まらない難点があることが明確であり、ペット本来の軽快感やファ ション性に於いても見栄えの悪いものになっている。特に胴体部をゴム紐等で締 めるパンツ方式は常にペットの腹部に圧迫感を与えており、ペット自体にとって も快適感はなく、中でも頻繁に排尿する雄犬に対しての効果的製品にはなってい ない。
【0003】 [考案が解決しようとする課題] 従来製品のペット・ウェアーは日常的かつアットランダムに起こる雄雌共用の ペットの排便・排尿・生理に対し、一つの製品で確実に防御できるものはない。 また激しく動き回るペットに動的・色調的にフィットするファション性の高いも のはない。また、雄雌に係わらずペット自体の排便・排尿・生理に対しずれや脱 漏が起こり、粗相による防御が未然に防げず室内・車中等の被害や掃除の手間が 必然的にかかり時間的、労働的負担が大きい。また、ゴム紐付き失禁パンツ等は 紐の調整ができないのでペットの胴体部を常時圧迫しており、必然的にパンツ自 体が盛り上がる等ウェアーとしてのファション性・ペット自体への優しさは無視 されている。さらに、サスペンダーを付けたもので金属製の止め金やD管(クリ ップ)・プラスチック製のバックルを付けたものは分厚く突起がありペットの毛 が食い込みやすく直接肌に接するため肌を痛めやすく、かつ錆やすく洗濯には不 向きなものといえる。同様に、交差する部分にプラスチック製品のアジャスター で長さの調整をしているものは製品が堅く調整がスムーズにいかない欠点があり 、破損しやすい部品で部品交換ができなく非経済的である。加えて、サスペンダ ーそのものが伸縮不可の布製の場合、躍動するペットには窮屈であり、ゴム紐製 の場合分厚くごわごわしており二重となる部分に於いてはその感がさらに高まる ことにより快適感はなくなる。従って、従来のペット・ウェアーならびに失禁パ ンツの形状を大きく改善し、一枚の布でペットの体に括りマジックテープで固定 することによりペットの排便・排尿・生理に対しずれや脱漏がなくなり、動的に フィットし機能性を高めている。また、サスペンダーをバイヤス状の布で二重に することで強度が保持されながらも伸縮性を保ち、色調豊富なプラスチック製の フロントホック・金属製だが全体が薄くコンパクトで表面が滑らかなゼット管と エイト管を使用することでペットの毛色に合ったサスペンダーとなり、材質や色 調の面でよりシンプル化しファション性としての機能をも一体化することで前述 の欠点を解決しようとするものである。
【0004】 [課題を解決するための手段] 本考案は、パンツ方式ではなくTの字状の一枚の布地をペットの体半身に巻き 付けサスペンダーで繋ぎ合わせることで課題を解決するものである。本考案のケ アパンツ本体の形状の効果は、ペットの背中に当たる部分を緩やかに左右に広げ マジックテープを縫合、尻尾と排便用の穴(雌犬の場合は穴を上下に楕円形とす る)を開けた臀部を通り、腹部にて左右に大きく膨らませ膨らんだ先端にマジッ クテープを縫合、そして胸部にかけて左右の幅を狭めたもので、ペットの腹部か ら胸部を広く覆い背中のマジックテープに張り合わせることでペットの肛門から 特に雄(犬)の排尿部分までしっかりと固定でき、吸収力抜群の婦人用生理用品 等が確実に収まり、雄雌共用としてのペットの排便・排尿・生理に対し一体化し た効用が得られ、実利実用の面で大きく課題を解決している。また、材質に於い ても薄い布地やメッシュも可能となる等布地が自由に駆使できることになり、多 種の生地が使え色調が自由に選べ布地がペットの姿態にフィットしているため布 地に思い通りの飾りが加えられる等活用工夫効果は著しく向上し課題を解決して いる。ペットの肢体に固定させるためのサスペンダーの材質と形状は、バイヤス 状の布を約1.0〜1.6センチメートルの幅にしてさらに強度を保つため二重 にし紐状にしたもので、ケアパンツ本体のペットの胸部に当たる部分の左右2か 所から長さ約1センチメートルの輪状にしてフロントホックに固定し、中間に当 たる他の一本の紐をゼット管で交差させ一方を前述のフロントホックに通しその 先端をエイト管で同じ紐に括り、他の一方を前述の別のフロントホックに通し、 この部分でゼット管とエイト管により連動したサイズ合わせの調整を可能として いる。8の字状(形状は前述のとおり)となったペットの胸部に当たる部分をゼ ット管とエイト管で調整可能(間隔は前述のとおり)とすることにより伸縮自在 となりより利便性を高めた。8の字状の一方の大きい輪の部分はペットの胸部か ら首下を通り首に架かり、首に架かった輪の上部はケアパンツ本体の背中中央部 に繋がる一本の紐(前述の通り−以下同じ)の先端が輪状となっている中を潜り 抜けている。背中中央部に繋がる先端が輪状となっている一本の紐は、別の先端 を取り外し自由のフロントホックに通しエイト管で同一の紐に括りこの部分でも 調整を可能としている。さらにフロントホックの片側を紐で固定しケアパンツ本 体の背中部分に結びサスペンダーとしての機能を保持しかつ調整機能を向上させ 取扱いを容易にしている。ゼット管・エイト管・フロントホック共多種の色物が 簡素化され市販されており、ペットの色調やケアパンツ本体を含めたバランス調 整が容易に対応でき多様な対応が可能となり問題の解決に繋がっている。本考案 はケアパンツを着用のまま排便や雌犬の排尿が出来るようにも工夫されており、 ペット本来の体型を崩すことのないように何よりもシンプルでスリムなウエアー としてペットの体型にフィットするファション性の高いものとしても、問題点を 解決している。
【0005】 [考案の実施の形態] ケアパンツ本体はTの字のそれぞれの突端が膨らんだ形状をしており、膨らん だ部分にマジックテープを縫合(ペットから見て左右それぞれ2か所)し臀部に 当たる部分に穴を開けた一枚の布となっており、ペットの後ろに当たる臀部から Tの字のまま3分の1程背中から尻尾まで架け、尻尾を通して残りの3分の2程 股を潜って腹部から胸部に架けるもので、膨らんだ部分をマジックテープで接合 させることでケアパンツ本体がペットに摩れることなく巻かれ失禁用として婦人 用生理用品等を十分に収めることができる。ペットの肢体に固定させるためのサ スペンダーは、下腹部に収まった婦人用生理用品等が摩れたり外れたりしないよ うにケアパンツ本体の下腹部先端の左右2か所から繋げ、胸元から首に架けてケ アパンツ本体の背側に繋がれ、より一層の安定性を強化されることにより安全・ 確実にペットの姿態にフィットされる。
【0006】 [実施例] 以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1は布地の適宜素材にて形成さ れたペットのケアパンツ本体で1aに婦人用生理用品等のサイズが十分に収めら れるようスペースを確保し、2はケアパンツ本体のペットの胸部に架かる部分で 、2a2bにて短い紐を縫合しフロントホックに絡めサスペンダーに繋がる、3 はケアパンツ本体のペットの胸部から腹部に架かる膨らんだ部分で膨らんだ先端 の3a3bにマジックテープを縫合している、4はケアパンツ本体のペットの下 腹部から臀部に架かる部分でペットの股を潜るため狭めているが前記2の部分か ら婦人用生理用品等が収められるようにしている、5はケアパンツ本体のペット の尻尾と肛門の部分で特に雌犬の場合は楕円形状に下方に穴を広げている、6は ケアパンツ本体のペットの背中に架かる部分で6a6bでマジックテープを縫合 し前述3と接合しケアパンツ本体がペットの背側から腹部全体に巻き付き固定さ れ、6cで短い紐を縫合しフロントホックに絡めサスペンダーに繋がりさらに固 定される。
【0007】 ケアパンツ本体1に係わる2a2bに対しサスペンダー部分の7c7dで、ケ アパンツ本体1に係わる6cに対しサスペンダー部分の8aでそれぞれがフロン トホックに絡めケアパンツ本体と連結を可能としており、サスペンダー7は紐で 輪状にしたサスペンダー8の中を通り7の移動を可能にしサスペンダーと一体と なり機能している。また、7は7aのゼット管で交差し一方は7cのフロントホ ックに絡め、他の一方は7dのフロントホックに絡め7bのエイト管に至り7の 部分の2か所で調整幅を強化し、8に於いても8bのエイト管でこの部分での調 整を可能としてケアパンツ本体をしっかりと固定している。柔らかい素材を活用 したサスペンダーとしてケアパンツ本体に融合し、ケアパンツ本体ともにペット の姿態にフィットし柔軟性をもちながらも激しい動きにも十分に耐えペット自体 に優しくよりファショナブルなものとしている。
【0008】 本考案の一実施例は上述の如き構成からなるものであるから、ケアパンツ本体 1ならびにサスペンダー7・8をペットの雄雌を問わず排便・排尿・生理用とし てもちいることは勿論であるが、特に頻繁に排尿する雄(犬)に対し排尿位置に 当たる胸部・腹部まで広げたケアパンツ本体2でカバーされる。
【0009】 [考案の効果] 上述の様に本考案のペットのケアパンツ(主に室内小型犬等)は排便・排尿・ 生理用としてもちいることは勿論、一般に普及されている吸収保持力の高い婦人 用生理用品等を活用することによって特に頻繁に排尿する雄(犬)の失禁パンツ としての効用は高い。長時間の車中の移動、よその家えの訪問、一時他人に預け る、遊ばせながら友達等とゆっくり話したい時等複数のペットとなればその効用 はさらに高く飼い主への時間的・精神的余裕を与え粗相等による労働も軽減され る。また、ペット自体にとっても嵩張るオムツカバー等で押さえられるよりもス リムで動きやすいことから違和感や堅忍感から解放される。また、ケアパンツ全 体が帯状の形態としているため洗濯しやすく、サスペンダー部分も軽量化し容易 に取り外しできる。本考案はペットの体型や毛色を踏まえ、柔軟性のある色調豊 富な布(バイヤス状の布であればさらに良い)を用いたサスペンダーとし、繋ぎ 目としての調整具は色調が選べる薄いプラスチック製のフロントホックと前述の エイト管・ゼット管ととすることによって、ペット本来の躍動感・軽快感を失う ことなく見栄えファション性は格段に向上する。
【提出日】平成13年1月15日(2001.1.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】 [考案の属する技術分野〕 本考案は、小型犬のマーキング・排尿・生理対策としての失禁パンツ、腹掛け 吊りパンツそしてファション性の高い着衣として機能的に改善した、ペットのケ アパンツに関するものである。
【0002】 [従来の技術〕 おもいやりグッズとしておむつカバーや生理パンツがあるが、一つは小型犬の 後脚と腰部・臀部だけに止まるパンツで、排便や雌犬の排尿に限られ雄犬の排尿 の効果はなく、小型犬の胴体部をゴム紐等で締めるために小型犬にとっては窮屈 であり後部がパンツで盛り上がる等見栄え・ファション性の面でも考慮されてい ない。他に前述のおむつカバーや生理パンツにサスペンダーで頭を通して前後を 固定するものは、雄犬の排尿に対しては、胴体部をゴム紐等で締められた状態で サスペンダーのベルトの内側にペットシーツや婦人用生理用品を挟んで使用する ので、パンツで締められた位置やサスペンダー部分でのペットシーツや婦人用生 理用品を挟む確実性・安定性は低く、ずれやすく、かつ尿の吸収保持力が薄れ動 きの激しい犬に対しての効果は明らかにない。また、金属製のクリップ等を使っ たサスペンダーは小型犬自体の毛色にも調合できないものが圧倒的で小型犬本来 の軽快感や小型犬としてのファション性が乏しい。他の一つにサニタリーグッズ 等の中に胴体部分に面ファスナーを使用しているものがあるが、腹部をゴム紐等 で締め付けないという一部の問題点は解消しているものの、いずれも胴体部に掛 けるパンツ方式と同じ位置にあるもので、雄犬の排尿に対しての効果は殆どなく 、サスペンダー部分のペットシーツや婦人用生理用品を挟む確実性・安定性は低 く、ずれやすく、かつ尿の吸収保持力が薄れ動きの激しい犬に対しての効果が明 らかにないのは同様である。いずれにしても吸収保持力の高い婦人用生理用品等 を使用するにはぴったりと収まらない難点があることが明確であり、小型犬本来 の軽快感やファション性に於いても見栄えの悪いものになっている。特に胴体部 をゴム紐等で締めるパンツ方式は常に小型犬の腹部に圧迫感を与えており、小型 犬自体にとっても快適感はなく、中でも頻繁に排尿する雄犬に対しての効果的製 品にはなっていない。
【0003】 [考案が解決しようとする課題] 従来製品のペット・ウェアー並びに失禁パンツは日常的かつアットランダムに 起こる小型犬のマーキング・排尿・生理に対し、一つの製品で確実に防御できる ものはなく、また激しく動き回る小型犬に動的・色調的にフィットするファショ ン性の高いものもない。また、雄雌に係わらず小型犬自体の排尿・生理に対しず れや脱漏が起こり、粗相による防御が未然に防げず室内・車中等の被害や掃除の 手間が必然的にかかり時間的、労働的負担が大きい。また、ゴム紐付き失禁パン ツ等は紐の調整ができないので小型犬の胴体部を常時圧迫しており、必然的にパ ンツ自体が盛り上がる等ウェアーとしてのファション性・小型犬自体への優しさ は無視されている。さらに、サスペンダーを付けたもので金属製の止め金やD管 (クリップ)・プラスチック製のバックルを付けたものは分厚く突起があり小型 犬の毛が食い込みやすく直接肌に接するため肌を痛めやすく、かつ錆やすく洗濯 には不向きなものといえる。同様に、交差する部分にプラスチック製品のアジャ スターで長さの調整をしているものは製品が堅く調整がスムーズにいかない欠点 があり、破損しやすい部品で部品交換が容易にできなく非経済的である。加えて 、サスペンダーそのものが伸縮不可の布製の場合、躍動する小型犬には窮屈であ り、ゴム紐製の場合分厚くごわごわしており二重となる部分に於いてはその感が さらに高まることにより快適感はなくなる。従って、従来のペット・ウェアーな らびに失禁パンツの形状を大きく改善し、一枚の布で小型犬の体に括り面ファス ナーで犬の体型に合わせ固定することにより小型犬のマーキング・排尿・生理に 対しずれや脱漏がなくなり、動的にフィットし機能性を高められ、またサスペン ダー部分をバイヤス状の布で二重にすることで強度が保持されながらも伸縮性を 保ち、色調豊富なプラスチック製のフロントホック・金属製だが表面が滑らかで 薄くコンパクトなZ管とエイト管を使用することで小型犬の毛色に合ったサスペ ンダーとなり、材質や色調の面でよりシンプル化しファション性としての機能を も一体化することで前述の欠点を解決しようとするものである。
【0004】 [課題を解決するための手段] 本考案は、パンツ方式ではなく請求項1のTの字状の一枚の布地を小型犬の体 半身に巻き付け請求項2のサスペンダーで繋ぎ合わせることで課題を解決するも のである。本考案の請求項1のケアパンツ本体の形状の効果は、小型犬の背中に 当たる部分を緩やかに左右に広げ面ファスナーを縫合、尻尾の穴を開けた臀部を 通り、腹部にて左右に大きく膨らませ膨らんだ先端に面ファスナーを縫合、そし て胸部にかけて左右の幅を狭めたもので、小型犬の腹部から胸部を広く覆い背中 の面ファスナーに張り合わせることで小型犬の肛門から特に雄犬の排尿部分まで 装着することによりしっかりと固定でき、吸収力抜群の婦人用生理用品等が確実 に収まり、雄犬のマーキング・排尿、雌犬の排尿・生理に対し一体化した効用が 得られ、実利実用の面で大きく課題を解決している。特に頻繁に排尿する雄犬の マーキング・排尿対策には婦人用生理用品等の持続効果がより効果的に活用でき 室内小型犬の汚物処置の確保が可能となりその効果は十分に発揮され大きく問題 点を解決している。また、材質に於いても薄い布地やメッシュも可能となる等布 地が自由に駆使できることになり、多種の生地が使え色調が自由に選べ布地が小 型犬の姿態にフィットしているため布地に思い通りの飾りが加えられる等活用工 夫効果は著しく向上し課題を解決しており、さらに小型犬のサイズそれぞれに対 しケアパンツが調整でき活用効果をより一層高めている。小型犬の肢体に固定さ せるための請求項2のサスペンダーの材質と形状は、バイヤステープの布を約1 .0〜1.6センチメートルの幅にしてさらに強度を保つため二重にし紐状にし たものを、請求項1のケアパンツ本体の背中中央の先端から小型犬の首に回し胸 部先端2か所に繋げるもので、請求項2の特徴1から特徴6の特徴点と機能から も伸縮性のある素材効果が自然に発揮されZ管とエイト管により連動したサイズ 合わせの調整を含め伸縮が大きく容易にでき、さらにケアパンツ本体の繋ぎ目に 取り外しが容易にできるフロントホックを取り付けることによりケアパンツ本体 の取り外し・取換えが自由にできサスペンダーとしての機能を保持しかつ調整機 能をより向上させ取扱いを一層容易にしている。部品としのフロントホック・Z 管・エイト管共多種の色物が簡素化され市販されており、小型犬の色調やケアパ ンツ本体を含めたバランス調整が容易に対応でき多様な対応が可能となり問題の 解決に繋がっている。本考案はケアパンツを着用のまま排便や雌犬の排尿が出来 るようにも工夫されており、小型犬本来の体型を崩すことのないように何よりも シンプルでスリムなウエアーとして小型犬の体型にフィットするファション性の 高いものとしても、間題点を解決している。
【0005】 [考案の実施の形態] 請求項1のケアパンツ本体はTの字のそれぞれの突端が膨らんだ形状をしてお り、膨らんだ部分の小型犬から見て左右それぞれ2か所に面ファスナーを縫合し 臀部に当たる部分に穴を開けた一枚の布となっており、小型犬の後ろに当たる臀 部からTの字のまま3分の1程背中から尻尾まで架け、尻尾を通して残りの3分 の2程股を潜って腹部から胸部に架けるもので、膨らんだ部分を面ファスナーで 接合させることでケアパンツ本体が小型犬に巻かれマーキング・排尿・生理用と して婦人用生理用品等を十分に収めることができる。請求項2の小型犬の肢体に 固定させるためのサスペンダーは、下腹部に収まった婦人用生理用品等が摩れた り外れたりしないようにケアパンツ本体の下腹部先端の左右2か所から繋げ、胸 元から首に架けてケアパンツ本体の背側に繋がれ、一層の安定性を強化されより 安全・確実に小型犬の姿態にフィットされる。
【0006】 [実施例] 以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1は布地の適宜素材にて形成さ れた請求項1の小型犬のケアパンツ本体、1aは婦人用生理用品等を収める位置 、2はケアパンツ本体の小型犬の背中に架かる部分で、2aにてフロントホック (図示せず)に繋ぎ2b2cに面ファスナーを縫合し、3はケアパンツ本体の小 型犬の尻尾と肛門の部分の穴で、4はケアパンツ本体の小型犬の臀部から下腹部 に架かる部分で小型犬の股を潜るため狭めている、5はケアパンツ本体の小型犬 の腹部部分の脇腹に架かる膨らんだ部分で膨らんだ先端の5a5bに面ファスナ ーを縫合し2b2cの面ファスナーと接合し腹部全体に巻き付き固定される。6 はケアパンツ本体の小型犬の胸部で6a6bにてフロントホック(図示せず)に 繋ぎサスペンダーの7a7bに繋がり固定される。
【0007】 ケアパンツ本体1に係わる2aに対し請求項2のサスペンダー部分の8cで、 ケアパンツ本体1に係わる6a6bに対しサスペンダー部分の7a7bでそれぞ れがフロントホック(図示せず)でケアパンツ本体との連結・取り外しを可能と しており、首回りから胸部までのサスペンダー部分7の7cのエイト管と7dの Z管の2か所で連動した伸縮調整を自在としている。サスペンダー部分8に於い ても8aで7に括り7の移動を可能にしサスペンダーとして一体としており、さ らに8bのエイト管でこの部分での伸縮調整を可能としケアパンツ本体をしっか りと固定している。
【0008】 本考案の一実施例は上述の如き構成からなるものであるから、ケアパンツ本体 1を雌犬の排尿・生理用としてもちいることは勿論であるが、特に頻繁にマーキ ング・排尿する雄犬の排尿位置として胸部・腹部まで広げたケアパンツ本体5・ 6でカバーすることによりその効果を高めたものである。ならびにサスペンダー 部分7・8をサスペンダーとしてもちいることは勿論であるが、伸縮箇所を3箇 所とすることで伸縮性が格段に向上され取り外し箇所を3箇所とすることで利便 性を高めたものである。
【0009】 [考案の効果] 上述の様に本考案の小型犬のケアパンツ本体は排尿・生理用としてもちいるこ とは勿論、一般に普及されている吸収保持力の高い婦人用生理用品等を活用する ことによって特に頻繁に排尿する雄犬の失禁パンツとしての効用は高い。長時間 の車中の移動、よその家えの訪問、一時他人に預ける、遊ばせながら友達等とゆ っくり話したい時等複数の小型犬となればその効用はさらに高く飼い主への時間 的・精神的余裕を与え粗相等による労働も軽減される。また、小型犬自体にとっ ても嵩張るオムツカバー等で押さえられるよりもスリムで動きやすいことから違 和感や堅忍感から解放される。また、ケアパンツ全体が帯状の形態としているた め洗濯しやすく、サスペンダー部分も軽量化し容易に取り外しできる。本考案は 小型犬の体型や毛色を踏まえ、柔軟性のある色調豊富な布(バイヤス状の布であ ればさらに良い)を用いたサスペンダーとしており、繋ぎ目としての調整具は色 調が選べる薄いプラスチック製のフロントホックと前述のZ管・エイト管とする ことによって、小型犬本来の躍動感・軽快感を失うことなく見栄えファション性 は格段に向上する。柔らかい素材を活用したサスペンダーとしてケアパンツ本体 に融合し、ケアパンツ本体ともに小型犬の姿態にフィットし柔軟性を保ちながら も激しい動きにも十分に耐え小型犬自体に優しくよりファショナブルなものとし ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のペットのケアパンツ(主に室内小型犬
等)の一実施例を示す平面図である。
【図2】ケアパンツ本体とサスペンダーを着衣させる立
体図である。
【図3】ケアパンツを気付した立体図である。
【符号の説明】
1 ケアパンツ本体 2 ケアパンツ本体の一部でペットの下部(胸部から腹
部)に当たる 3 ケアパンツ本体の一部でペットの腹部に当たる 4 ケアパンツ本体の一部でペットの下腹部から股部に
当たる 5 ケアパンツ本体の一部でペットの下腹部から股部に
当たる 6 ケアパンツ本体の一部で臀部にあたる穴 7 サスペンダーの一部でペットの胸部から首に架かる 8 サスペンダーの一部で首の後部から背側に架かる
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月15日(2001.1.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 ペットのケアパンツ
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のペットのケアパンツの一実施例を示す
平面図である。
【図2】ペットのケアパンツを着衣させる立体図であ
る。
【図3】ペットのケアパンツを気付した立体図である。
【符号の説明】 1 ケアパンツ本体 2 ケアパンツ本体の一部で小型犬の背中部分にあたる 3 ケアパンツ本体の一部で小型犬の臀部にあたる穴 4 ケアパンツ本体の一部で小型犬の臀部から下腹部に
あたる 5 ケアパンツ本体の一部で小型犬の脇腹にあたる 6 ケアパンツ本体の一部で小型犬の胸部にあたる 7 サスペンダーの一部で小型犬の胸部から首に架かる 8 サスペンダーの一部で首の後部から背側に架かる
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペット(主に室内小型犬だが、犬以外の
    犬の体型と類似する他の動物も対象−以下同じ)の体に
    架けるTの字状の一枚の布地を背中(左右を緩やかに広
    げマジックテープを縫い付ける)から尻尾と排便用の穴
    を開けた臀部を通り腹部(左右を大きく膨らませ膨らん
    だ先端にマジックテープを縫い付ける)そして胸部にか
    けて着用(以上、ケアパンツ本体)させ、バイヤス状の
    布を二重にした幅約1.0〜1.6センチメートルの紐
    (通称サスペンダー、以下同じ)で首に回し繋ぎ犬本来
    の体型を崩さないようにしたもので、ペットの肢体に固
    定させるためにケアパンツ本体のペットの胸部に当たる
    部分の左右2か所から紐を二重にして1〜2センチメー
    トルの長さとしそれぞれフロントホックに固定し、さら
    にその左右のフロントホックに一本の紐をゼット管で交
    差させ8の字状(実際の形状は小さい輪の部分が三角形
    状で大きい部分は輪状−以下同じ)にし紐の両先端を前
    述のフロントホックに固定し、ペットの胸部に当たる部
    分の2か所をゼット管とエイト管で調整可能(約10〜
    15センチメートル)とすることにより伸縮自在となり
    より利便性を高める。8の字状の小さい輪の方はペット
    の下部(胸部)に位置し、紐が交差する部分は前脚の間
    当たりに位置し、大きい輪の方はペットの胸部から首下
    を通り首に架かる。首に架かった紐の上部は1本の紐の
    先端が輪状となった輪を通り、前記に現した伸縮自在と
    なる部分と連動し調整を可能とした。さらにエイト管に
    結ばれた紐はケアパンツ本体の背中中央部に固定したフ
    ロントホックに結ばれ、この部分に於いてもペットに合
    わせたサイズの調整を可能とした。ケアパンツ本体に於
    いてはマジックテープで左右2か所がペットの胴体に固
    定され、ケアパンツ本体を繋ぐ紐に於いても2か所の調
    整部分が工夫されている。またケアパンツを着用のまま
    排便や雌犬等の排尿が出来るように工夫されている。
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