JP3079501U - 携帯用の緊急用カルテ - Google Patents

携帯用の緊急用カルテ

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JP3079501U
JP3079501U JP2001001363U JP2001001363U JP3079501U JP 3079501 U JP3079501 U JP 3079501U JP 2001001363 U JP2001001363 U JP 2001001363U JP 2001001363 U JP2001001363 U JP 2001001363U JP 3079501 U JP3079501 U JP 3079501U
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勝芳 村岡
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勝芳 村岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】近年、外出して不慮の事故に巻き込まれたり、
また通院中の病気が急に悪化して倒れるケースがあり、
この様なときに救急車などで搬送される途中でその病状
が不明なため治療が遅れてしまうことがあった。このよ
うな場合、治療が遅れて致命的な状態に至ることもあっ
た。 【解決手段】上記課題の解決に対し本願に係る緊急用カ
ルテは、自分の健康状態や既往症などを記載したもので
ある。このカードは携帯可能にして置くことによりより
便利になり、外出時にかならず携帯することにより迅速
な治療が受けられるものとなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は緊急を要する病気やけがで倒れたときに利用するため、医療データを 記載した緊急用カルテに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より何等かの病気を抱えて生活する人は多く、社会生活を続けながら薬を 飲み続けている人は多い。 また老人などは病気が無くても、緊急を要する事故に遭うなど、不測の事態に 陥り易いものである。 これらの人の中でも国が認定した身体障害者や重症の糖尿病、また定期的に人 工透析を行ったり心臓のペースメーカーの使用者には何等かの手帳などを交付し て携帯させるようにしていた。
【0003】 これはなにか緊急に容態が変化したり、事故に遭遇したときなどに直ちに対処 して治療が行えるようにと取られた制度である。 したがってこのような何等かの医療行為に関するカルテのようなデータに基づ いて迅速に処置が行えるものであった。 しかしこれらの対象となり易い全ての人がこのようなデータを常に保有してい るものではなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように病気をかかえる人が急に倒れた場合や、あるいは交通事故に巻き込 まれて怪我をした場合など緊急性を要するときに、その人の的確なデータが得ら れないことがあった。 これは救急車での搬送する最中にでも必要なデータであり、また搬送された病 院でも迅速で的確な治療を受けるためにも必要であった。
【0005】 またこのような緊急の場合には磁気カードやICカード形式のものは、情報を 読み取るのに手間取ってしまうものであり、担当医や救急隊員が直接目で読み取 れる情報が求められるものである。
【0006】 これは例えば血液型やこれまでの投薬の種類や量などが判明することにより、 直ちに現在の病状が把握でき、その症状に適した輸血や迅速な治療が行えるもの となり手遅れなどを防げるものである。 また、例えば交通事故などによって本人に意識が無くとも、その情報に基づい て適切な治療がただちに行えるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような条件を満たすため本考案は緊急用カルテとして、携帯に便利であり かつ直接目で読み取れる形式のものを提案するものである。
【0008】 この緊急用カルテは主治医の作成したものが最も望ましいものであり、現在ま での状況やこれまでの治療方法が記載されたものがあれば更に有効なものとなる 。 すなわち緊急用のデータカードとしての役割を果たすものである。 また本人確認の手段としては、鮮明な顔写真の添付が最も容易であることはま ちがいが少ない。
【0009】
【作用】
本考案の対象である携帯用の緊急用カルテは、携帯している本人の現在や過去 の医療情報が記載されているため、第三者が直接見て情報を取得し、病人やけが 人の状況が判断し易くなるものである。
【0010】 すなわち本考案に係る緊急用カルテは、携帯する個人のデータを記載すること により、その人が意識を失ったり大きな事故に巻き込まれたりした時にもそのデ ータに基づいて、直ちに適切な医療行為を受けられるものとなる。
【0011】 また携帯に便利な形状にしておくことにより、いつでも持ち歩きやすく、また ただちにその情報が開示できるものである。 このカードの外面に樹脂被膜などによりコーティングしておくことにより、長 期間の携帯による摩滅などから防ぐことが出来、その人の医療情報を確実に表示 することができるものとなる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案を添付図面に示した実施例により詳説する。 図1は本考案に係る緊急用カルテの表面側の平面図を示し、図2はその裏面側 の平面図である。 このカードは通常書き加えたり修正する箇所があるので、紙製のもので簡単に 書ける材質のものが使用し易い。
【0013】 図1に於けるカード本体1には表題として緊急用カルテと記載してあるが、こ の表示は特に限定されるものではない。 その表題の下に必要事項を順次記載して行くが、この記載内容も人によって伝 えたい内容も異なるため限定されるものではない。
【0014】 図示する一実施例として揚げたものが、氏名欄11、生年月日欄12、年齢欄 13、住所欄14、電話番号欄15、緊急連絡所欄16、写真欄17、などが容 易に考えられる。 この記載内容の中でも、写真や氏名、あるいは緊急連絡所などは記載の必要度 合が高いと考えられるが、個人のプライバシーとの関係もあるので、この項目は 適宜に変更され得るものである。
【0015】 記載する人は本人の自筆などが望ましいが、読み易さなどを考えるとパソコン からの出力で記載する方法なども考えられる。 また貼付する写真もカラーの顔写真が、本人の識別のためには望ましく必要で あれば複数枚でもかまわない。
【0016】 カード裏面2は医者に掛かっているときのカルテに準じた内容で、主治医によ る記載が信頼性の上からも望ましい。 この場合、特に医者に掛かっていない場合は過去の病歴などの自分で記載でき る範囲を記載すればよい。 また過去に受けた手術や大きな怪我なども、その旨の情報を記載してもよい。
【0017】 図示した実施例では、患者名欄21につづいて病院名欄22、治療状態欄23 、病院名欄24、主治医欄25、血液型欄26、電話番号欄27、などを記載す ればよい。 この情報以外でも記載したいものがあれば自由に追加したり、あるいは必要の ない情報は削除してもよく、その記載内容は個人のプライバシーにも関わるもの なので適宜に選択するものである。 これらの記載事項は、重要度に応じて文字の大きさを変えたり、また色を変え て記載するのも自由である。
【0018】 図3はこのカードの模式図であるが、カード本体1の表面を樹脂フィルム3で 覆った物であり、カード表面が擦り切れて情報が読み取れなくなるのを防ぐもの である。 また記載された内容の変更なども有り得るので、簡易にフィルムなどを貼着で きる形式のものが望ましい。
【0019】 このような情報カードの大きさは、特に限定される物でないが、例えばB5判 やB6判の大きさであればバックなどに入れて容易に携帯でき、また更に小さな 定期券程度のカード型でもその機能は達せられるものである。
【0020】
【考案の効果】
上記したように本考案に係る、携帯用の緊急用カルテは常に携帯して置くこと により次のような効果が得られる。
【0021】 1.持病を持った人が外出先で急に倒れた場合などに、このカード情報に基づき 迅速にして的確な治療が受けられる。 2.たとえば意識が無くなってしまうなどの重症であっても、顔写真などから人 物が特定でき、家族などへの連絡などもスムースに行える。 3.携帯に便利な大きさにしてあるため、常に体の近辺に付けて置くことが容易 であり、意識して持ち歩かなくてもよい。 4.自分が表示してもよいと判断した情報だけ記載すれば、個人のプライバシー も保たれる。 5.病気以外でも、痴呆性老人の迷子や子供などにも応用してその効果を発揮で きるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案に係る実施例である緊急用カルテの平
面図、
【図2】は同上の裏面図である。
【図3】は同上のカードに樹脂フィルムをコーティング
したときの模式図である。
【符号の説明】 1・・・カード本体 11・・氏名欄 12・・生年月日欄 13・・年齢欄 14・・住所欄 15・・電話番号欄 16・・緊急連絡所欄 17・・写真欄 2・・・カード裏面 21・・患者名欄 22・・病名欄 23・・治療状態欄 24・・病院名欄 25・・主治医欄 26・・血液型欄 27・・電話番号欄 3・・・樹脂フィルム

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】個人の氏名や医療データを記載した書類を
    容易に持ち運びできるように、カード型としてなる携帯
    用の緊急用カルテ。
  2. 【請求項2】前記データカードに本人の顔写真を含んで
    いることを特徴とする請求項1記載の携帯用の緊急用カ
    ルテ。
  3. 【請求項3】前記データカードに緊急の連絡先データを
    記載してなる請求項1または請求項2記載の携帯用の緊
    急用カルテ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001118020A (ja) * 1999-10-19 2001-04-27 Meditrial Corp 医療データ管理システム

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