JP3079284B2 - 和瓦による略錐体形および略円錐形の屋根葺き方法 - Google Patents

和瓦による略錐体形および略円錐形の屋根葺き方法

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JP3079284B2 JP08145129A JP14512996A JP3079284B2 JP 3079284 B2 JP3079284 B2 JP 3079284B2 JP 08145129 A JP08145129 A JP 08145129A JP 14512996 A JP14512996 A JP 14512996A JP 3079284 B2 JP3079284 B2 JP 3079284B2
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賢一 佐々木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、桟瓦などの和瓦
を利用して略錐体形の屋根葺きを行う方法に関する。さ
らにいえば、略錐体形の瓦屋根の複数部を円周方向に隣
接させて配置することにより略円錐体形の瓦屋根葺きを
行う方法に関する。
【0002】和瓦を利用して屋根葺きを行う場合、屋根
の形態は切妻屋根100のような伝統的なもののほかい
くつかの種類が周知のとおり実施されている。略円錐形
の瓦屋根(たとえば六柱106、八柱108)を設ける
ことや、略錐体形の瓦屋根(たとえば寄棟屋根102、
方形屋根104)を設けることが行われている(図7、
図8を参照)。略円錐形や略錐体形の瓦屋根を施工する
場合、屋根の形態は軒側から棟側にかけて徐々に幅狭く
なることはいうまでもない。
【0003】また、一般的ではないものの、その反対に
屋根の形態が軒側から棟側にかけて徐々にその幅が広く
設けられる場合があるが、この発明はこの種の屋根につ
いても言及されている。
【0004】そこで、略円錐形や略錐体形の瓦屋根を設
ける場合についていえば、理論的には屋根地を円錐形や
略錐体形に設け、屋根地に敷設する瓦の一枚毎を施工現
場の円錐形や略錐体形の状況に対応させて生産すること
により、瓦屋根が得られる。
【0005】しかし、瓦屋根の屋根地をとりわけ円錐形
に仕上げることの困難性や施工現場の状況に対応させて
一枚毎異なる形態と大きさの瓦を製造することは技術的
にも経済的にも煩雑であって極めて非現実的である。
【0006】
【従来の技術】そこで、現実には次の方法が採用されて
いるのが実情である。略円錐形の瓦屋根112を設ける
場合、一つの区画を構成する略錐体形の屋根地の両側端
に軒側から棟側にかけて隅棟用瓦110群を載置させ、
これらの隅棟用瓦110によって区画される略錐体形の
瓦屋根112の複数個を円周方向に組み合わせることに
より、屋根を全体として疑似円錐形に仕上げる方法が採
用されている(図8を参照)。
【0007】したがって、略円錐形の瓦屋根114は略
錐体形の瓦屋根112の集合体によって構成されている
といえる。
【0008】そこで、一般的には前記したとおり、略錐
体形の瓦屋根112の集合体により疑似円錐形の瓦屋根
を設けることのほか、略錐体形の瓦屋根112を単独に
設けることにより寄棟屋根、方形屋根、入母屋屋根など
を得ることが実施されている。
【0009】これらの屋根を得る場合、屋根の軒側から
棟側にかけて屋根地の幅は当然のことであるが、徐々に
幅が狭くなる。これに対して汎用の和瓦は一定の大きさ
に特定されているから、屋根葺き時に軒側から棟側にか
けて使用される和瓦を適宜の大きさに衿側を切落させて
徐々に小さくするか、あるいは汎用の和瓦を切妻屋根に
おいて一般的に採用されている手法によりその大部分を
敷設させ、隅棟に隣接させて敷設する瓦群については、
隅棟の傾斜角度に対応させ、瓦を施工現場において割
り、割口を整え、釘穴を設けるなどの面倒な作業を行っ
て敷設されている(図9、図10を参照)。
【0010】そこで、さらに従来のこの種の方法をくわ
しく説明すると、その1は、汎用されている桟瓦116
を採用し、降雨の流下を保つため谷部118を残存さ
せ、衿120寄りの部分(図9の斜線部分)を施工現場
の状況に対応させ、手作業により切落させることにより
桟瓦116の使用面積を小さくすることにより実施され
ている(図9、図10を参照)。
【0011】したがって、軒側から棟側にかけて使用さ
れる桟瓦116は図示のように衿120寄りの部分の切
落幅が徐々に広くなることになる(図9を参照)。しか
し、切落幅を大きくすることは可能ではあるが、使用
上、谷部118を残存しなければ桟瓦116としての機
能を奏しなくなることはいうまでもない。このため、必
然的に谷部118の切落幅には制約を受けた。その結
果、この方法では軒側から棟側に向けて使用できる桟瓦
116の数に当然のことながら制約を受けた。
【0012】また、略錐体形の瓦屋根の隅棟側に対応す
る隅棟用瓦122、124については、略錐体形の瓦屋
根の屋根地の傾斜角度に対応させ、知られるように尻側
126と桟側128の交差部から頭側130と衿側13
2の交差部を結ぶ線の尻側126と衿側132を大きく
切落させた半截ものや半截ものと対称の形態のものを手
作業により得た上、敷設し(図10を参照)、さらにそ
の切落部分の美観を図ることと併せて漏水の防止のた
め、隅棟用瓦122、124を載置することが行われて
いる。
【0013】その2は、隣接する下丸瓦134が軒側に
おいて両者の間隙Hを広く配置し、その隣接部を跨いで
断面半円状の上丸瓦136を冠装させ、隣接する両者の
下丸瓦134の間隙Hを棟側に向かうにしたがって徐々
に狭くすることにより行われている(図11を参照)。
【0014】その3は、S型瓦138と称されるものが
採用され、隣接するS型瓦138の断面半円部140を
利用して軒側において隣接するS型瓦138にその断面
半円部140の重合幅をもっとも少なくして冠装し、棟
側に向かうにしたがって断面半円部140の重合幅を徐
々に狭くすることにより行われている(図12を参
照)。
【0015】したがって、その2、その3の方法につい
ても、軒側に配置する和瓦に限り、隣接する和瓦間の間
隔を調整できるものの、棟側に向かうにしたがってその
間隔の調整には限界が生ずることはもちろん、とりわけ
隅棟寄りに配置される和瓦については屋根地の傾斜に倣
って配置することが困難であり、隅棟部分については結
局その1の方法と同様にいわゆる和瓦を割って割口を備
えた隅棟用瓦を用意せざるを得ないという煩雑さが残存
した。したがって、依然として隅棟が形成されるので疑
似円錐形の瓦屋根を得ることができなかった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、前記した従来例のうちその1では、汎用
の桟瓦を採用してこの種の略錐体形の瓦屋根を得ること
の利点や屋根の重量を軽減できるなどの有利性を有する
するものの、一枚毎に桟瓦の形態を整えるため施工現場
の状況に対応させて切落せざるを得ないという煩雑があ
ることのほか、衿側を切落させるから、桟瓦としての機
能上の観点から採用できる桟瓦の数について大きく制約
を受けた。
【0017】このため、とりわけ隅棟側では和瓦を重合
させるのに無理が少なくないので漏水の防止のためにい
わゆるコーキング処理を実施せさるを得ない煩雑さも生
じた。
【0018】また、隅棟側の二次作業を必須とするた
め、美観上の有利性に乏しく到底円錐形の瓦屋根を得る
ことはできなく、かつ隅棟用瓦を必須とするためその生
産が煩雑であることのほか、隅棟用瓦による重量の増加
を余儀なくされた。
【0019】その2もまた、汎用の下丸瓦を採用できる
有利性を有するものの、隣接する下丸瓦の間隙を軒側か
ら棟側にかけて徐々に狭くする方法であるから、間隙を
狭めるには限界があるため必然的に採用できる下丸瓦の
数に制約を受けざるを得なかった。その上、隣接する下
丸瓦の間に上丸瓦を載置するから、上丸瓦の数が多くな
るため重量が過大になる欠点があった。また、前記した
ように施工現場の状況に対応させて隅棟用瓦を用意し、
隅棟を形成する作業を必須とした。
【0020】その3もまた、汎用のS型瓦を採用できる
有利性や重量を軽減できる利点を有するするものの、断
面半円部を隣接するS型瓦に冠装させ、その重合幅を軒
側から棟側にかけて徐々に狭くする方法であるから、採
用できるS型瓦の数に制約を受けざるを得なかった。ま
た、本例においても、前記したように施工現場の状況に
対応させて隅棟用瓦を用意し、隅棟を形成する作業を必
須とした。
【0021】そこで、この発明は前記した従来例の問題
点を解消しようとするものであって、その目的は、隅棟
を省略し、和瓦による美観を維持しつつ略錐体形の瓦屋
根や略円錐形の瓦屋根の施工の容易性と能率化を図り、
併せて重量を軽減し、しかも漏水の発生を防止し、さら
に和瓦の生産の煩雑さを少なくすることなどにある。
【0022】
【課題を解決するための手段および作用効果】この発明
の第1番目の和瓦による略錐体形の屋根葺き方法は、尻
側と桟側の交差部に方形の尻側切り込みが設けられ、他
方、頭側と衿側の交差部に方形の頭側切り込みが設けら
れ、桟側が尻側から頭側にかけ内側に向けてテーパ状に
傾斜され、衿側が尻側から頭側にかけ外側に向けてテー
パ状に傾斜され、尻側と頭側が互いに水平であって平行
に設けられた右用和瓦と、右用和瓦と左右対称な形態の
左用和瓦と、尻側と桟側の交差部に尻側切り込みが設け
られ、他方、頭側と衿側の交差部に頭側切り込みが設け
られなる方形の中用和瓦とをそれぞれ複数個設ける作業
と、軒側から棟側に向けて幅を徐々に狭くした略錐体形
の屋根地を設ける作業と、該屋根地上の右側において、
複数個の右用和瓦のそれぞれの頭側を軒側に向けるとと
もにそれぞれの衿側を屋根地の右側寄りに沿わせ、かつ
軒側から棟側に至る方向に列設させるとともに棟側に位
置するそれぞれの右用和瓦の頭側を軒側に位置するそれ
ぞれの右用和瓦の尻側上に配置する作業と、該屋根地上
の左側において、複数個の左用和瓦のそれぞれの頭側を
軒側に向けるとともにそれぞれの桟側を屋根地の左側寄
りに沿わせ、前記した複数個の右用和瓦と左右対称に複
数個の左用和瓦を配置する作業と、前記した複数個の右
用和瓦と複数個の左用和瓦の間に複数個の方形の中用和
瓦のそれぞれの頭側を軒側に向けて略格子状に載置する
ことにより、傾斜方向に隣接する右用和瓦と中用和瓦、
隣接する相互の中用和瓦および隣接する左用和瓦と中用
和瓦のそれぞれの頭側切り込みと尻側切り込みを傾斜方
向に向き合わせ、向き合わせることにより得られるそれ
ぞれの頭側切り込みと尻側切り込みとの長さ方法の間隙
と幅方向の間隙を軒側から棟側に向かうにしたがって順
次狭くしつつ、隣接する右用和瓦と中用和瓦、隣接する
相互の中用和瓦および隣接する左用和瓦と中用和瓦のそ
れぞれの傾斜角度を屋根地に倣って調整し、かつこれら
の右用和瓦、左用和瓦および中用和瓦の軒側から棟側に
向かう方向に隣接するそれぞれの棟側の頭側を軒側の尻
側上に固定させるとともに左右方向に隣接する右用和瓦
A1の桟側12を中用和瓦C1の衿側18上に、隣接す
る相互の中用和瓦C1の桟側12を中用和瓦C1の衿側
18上に、中用和瓦C1の桟側12を左用和瓦B1の衿
側18上にそれぞれ固定する作業とかららなることを特
徴とするものである。
【0023】したがって、この発明では略錐体形の屋根
地の両側に前記した右用和瓦および左用和瓦を略錐体形
の形態に倣って固定できるから、従来のように施工現場
の状況に対応させ、和瓦を割って隅棟用瓦を用意する必
要がない。その上、隅棟を形成しないので、従来経験し
なかった隅棟を省略した略錐体形の瓦屋根を得ることが
できる。つまり、右用和瓦のテーパ状の衿側は略錐体形
の屋根地の右側に、左用和瓦のテーパ状の桟側は略錐体
形の屋根地の左側に、それぞれ倣って固定できる。他
方、右用和瓦の桟側と左用和瓦の衿側はそれぞれテーパ
状であるから、略錐体形の屋根地の形態に対応できる。
また、両側の右用和瓦と左用和瓦との間に固定する中用
和瓦の桟側と衿側はテーパ状ではないものの、向かい合
う頭側切り込みと尻側切り込みとの間の間隙を調整しつ
つ、一定の範囲内で右用和瓦のテーパ状の桟側と左用和
瓦のテーパ状の衿側に対応させ、傾斜させて瓦葺きでき
るから、3種類の和瓦により美観にすぐれ、漏水のない
略錐体形の瓦屋根が得られる。また、和瓦は通常成形型
を採用して生産されるから、少ない成形型を用意するだ
けでよい。したがって、生産の効率がよく、3種類の和
瓦を使用して略錐体形の瓦屋根が得られるから、屋根葺
き作業が楽であり、しかも、隅棟用瓦を省略でき、また
丸瓦を冠装させる必要もないから、瓦屋根の重量を軽減
できる。
【0024】この発明の第2番目の和瓦による略錐体形
の屋根葺き方法は、和瓦による略錐体形の屋根葺き方法
において、尻側と桟側の交差部に方形の尻側切り込みが
設けられ、他方、頭側と衿側の交差部に方形の頭側切り
込みが設けられ、桟側が尻側から頭側にかけ内側に向け
てテーパ状に傾斜され、衿側が尻側から頭側にかけ外側
に向けてテーパ状に傾斜され、尻側と頭側が互いに水平
であって平行に設けられた右用和瓦と、右用和瓦と左右
対称な形態の左用和瓦と、尻側と桟側の交差部に尻側切
り込みが設けられ、他方、頭側と衿側の交差部にの頭側
切り込みが設けられなる方形の中用和瓦とをそれぞれ複
数個設ける作業と、これらの右用和瓦、左用和瓦および
方形の中用和瓦とそれぞれに相似形であって縮小された
縮小右用和瓦、縮小左用和瓦および方形の縮小中用和瓦
をそれぞれ複数個設ける作業と、軒側から棟側に向けて
幅を徐々に狭くした略錐体形の屋根地を設ける作業と、
該屋根地上の右側において、複数個の右用和瓦のそれぞ
れの頭側を軒側に向けるとともにそれぞれの衿側を屋根
地の右側寄りに沿わせ、かつ軒側と棟側との間に列設さ
せるとともに棟側に位置するそれぞれの右用和瓦の頭側
を軒側に位置するそれぞれの右用和瓦の尻側上に配置す
る作業と、該屋根地上の左側において、複数個の左用和
瓦のそれぞれの頭側を軒側に向けるとともにそれぞれの
桟側を屋根地の左側寄りに沿わせ、前記した複数個の右
用和瓦と左右対称に複数個の左用和瓦を配置する作業
と、前記した複数個の右用和瓦と複数個の左用和瓦の間
に複数個の方形の中用和瓦のそれぞれの頭側を軒側に向
けて略格子状に載置することにより、傾斜方向に隣接す
る右用和瓦と中用和瓦、隣接する相互の中用和瓦および
隣接する左用和瓦と中用和瓦のそれぞれの頭側切り込み
と尻側切り込みを傾斜方向に向き合わせ、向き合わせる
ことにより得られるそれぞれの頭側切り込みと尻側切り
込みとの長さ方向の間隙と幅方向の間隙を軒側から棟側
に向かうにしたがって順次狭くしつつ、隣接する右用和
瓦と中用和瓦、隣接する相互の中用和瓦および隣接する
左用和瓦と中用和瓦のそれぞれの傾斜角度を屋根地に倣
って調整し、かつこれらの右用和瓦、左用和瓦および中
用和瓦の隣接するそれぞれの棟側の頭側を軒側の尻側上
に固定させる作業と、さらに、該屋根地の右側におい
て、前記した複数個の右用和瓦の最棟側寄りに位置する
右用和瓦に続けて複数個の縮小右用和瓦のそれぞれの頭
側を軒側に向けるとともにそれぞれの衿側を屋根地の右
側寄りに沿わせ、かつ軒側から棟側に至る方向に列設さ
せるとともに棟側に位置するそれぞれの縮小右用和瓦の
頭側を軒側に位置するそれぞれの縮小右用和瓦の尻側上
に配置する作業と、該屋根地上の左側において、複数個
の縮小左用和瓦のそれぞれの頭側を軒側に向けるととも
にそれぞれの桟側を屋根地の左側寄りに沿わせ、前記し
た複数個の縮小右用和瓦と左右対称に複数個の縮小左用
和瓦を配置する作業と、前記した複数個の縮小右用和瓦
と複数個の縮小左用和瓦の間に複数個の方形の縮小中用
和瓦のそれぞれの頭側を軒側に向けて略格子状に載置す
ることにより、傾斜方向に隣接する縮小右用和瓦と縮小
中用和瓦、隣接する相互の縮小中用和瓦および隣接する
縮小左用和瓦と縮小中用和瓦のそれぞれの頭側切り込み
と尻側切り込みを傾斜方向に向き合わせ、向き合わせる
ことにより得られるそれぞれの頭側切り込みと尻側切り
込みとの長さ方向の間隙aと幅方向の間隙Hを軒側から
棟側に向かうにしたがって順次狭くしつつ、隣接する縮
小右用和瓦と縮小中用和瓦、隣接する相互の縮小中用和
瓦および隣接する縮小左用和瓦と縮小中用和瓦のそれぞ
れの傾斜角度を屋根地に倣って調整し、かつこれらの縮
小右用和瓦、縮小左用和瓦および縮小中用和瓦の軒側か
ら棟側に向かう方向にの隣接するそれぞれの棟側の頭側
を軒側の尻側上に固定させるとともに左右方向に隣接す
る縮小右用和瓦の桟側を縮小中用和瓦の衿側上に、隣接
する相互の縮小中用和瓦の桟側を中用和瓦の衿側上に、
縮小中用和瓦の桟側を縮小左用和瓦の衿側上にそれぞれ
固定する作業とからなるものである。
【0025】したがって、この発明は前記した第1番目
の発明が奏する作用効果のほかに、さらに、右用和瓦、
左用和瓦および中用和瓦と相似形であって縮小された縮
小右用和瓦、縮小左用和瓦および縮小中用和瓦の瓦群を
採用するから、これらの瓦群は、軒側から棟側にかけて
順次幅が狭くなる略錐体形の屋根地の形態に倣うことが
可能であり、しかも予め用意し統一され縮小した単一形
態の和瓦群ではあるものの、統一したグループに属する
和瓦群内で間隔や傾斜角度を調整できるので、施工現場
の状況に対応させて和瓦を割って使用する必要がなく、
略略錐体形の瓦屋根部分を右用和瓦、左用和瓦および中
用和瓦に引き続いて形成できるので、一層理想的な略略
錐体形の瓦屋根を得ることができる。
【0026】この発明の第3番目の和瓦による略錐体形
の屋根葺き方法は、前記の第1番目または第2番目の発
明において、右用和瓦、左用和瓦および中用和瓦にそれ
ぞれ尻側切り込みと桟側の交差部寄りに補助切り込みが
設けられ、傾斜方向に隣接する右用和瓦と中用和瓦、隣
接する相互の中用和瓦および隣接する左用和瓦と中用和
瓦のそれぞれの頭側切り込みと尻側切り込みを傾斜方向
に向き合わせ、それぞれの補助切り込みを頭側切り込み
に臨ませることを特徴とするものである。
【0027】したがって、この発明は、前記した第1番
目および第2番目の発明が奏する作用効果のほかに、右
用和瓦、左用和瓦および中用和瓦の尻側切り込みと桟側
の交差部寄りに補助切り込みが設けられているから、こ
れらの補助切り込みがを利用してさらに瓦葺き時に和瓦
群を略錐体形の屋根地に倣って間隔と傾斜角度を調整で
きるので、さらに好ましい形態の略錐体形の瓦屋根を得
ることができる。
【0028】この発明の第4番目の和瓦による略錐体形
の屋根葺き方法は、第2番目の発明において、縮小右用
和瓦、縮小左用和瓦および縮小中用和瓦にそれぞれ尻側
切り込みと桟側の交差部寄りに補助切り込みが設けら
れ、傾斜方向に隣接する縮小右用和瓦と縮小中用和瓦、
隣接する相互の縮小中用和瓦および隣接する縮小左用和
瓦と中用和瓦のそれぞれの頭側切り込みと尻側切り込み
を傾斜方向に向き合わせ、それぞれの補助切り欠きを頭
側切り欠きに臨ませることを特徴とするものである。
【0029】したがって、前記した第2番目の発明が奏
する作用効果のほかに、縮小右用和瓦、縮小左用和瓦お
よび縮小中用和瓦に補助切り込みが設けられているか
ら、この発明においても前記した第3番目の発明と同様
に、縮小右用和瓦、縮小左用和瓦および縮小中用和瓦に
ついて、これらの補助切り込みがを利用してさらに瓦葺
き時に和瓦群を略錐体形の屋根地に倣って間隔と傾斜角
度を調整できるので、さらに好ましい形態の略錐体形の
瓦屋根を得ることができる。
【0030】この発明の第5番目の和瓦による略錐体形
の屋根葺き方法は、第2番目の発明において、右用和
瓦、左用和瓦、中用和瓦、縮小右用和瓦、縮小左用和瓦
および縮小中用和瓦にそれぞれ尻側切り込みと桟側の交
差部寄りに補助切り込みが設けられ、傾斜方向に隣接す
る右用和瓦と中用和瓦、隣接する相互の中用和瓦、隣接
する左用和瓦と中用和瓦、隣接する縮小右用和瓦と縮小
中用和瓦、隣接する相互の縮小中用和瓦および隣接する
縮小左用和瓦と中用和瓦のそれぞれの頭側切り込みと尻
側切り込みを傾斜方向に向き合わせ、それぞれの補助切
り込みを頭側切り込みに臨ませることを特徴とするもの
である。
【0031】したがって、この発明は、前記した第2番
目の発明が奏する作用効果のほかに、この発明の略円錐
形の屋根葺き方法は、右用和瓦、左用和瓦、中用和瓦、
縮小右用和瓦、縮小左用和瓦および縮小中用和瓦にそれ
ぞれ尻側切り込みと桟側の交差部寄りに補助切り込みが
設けられているから、第3番目および第4番目の発明と
同様に右用和瓦、左用和瓦、中用和瓦、縮小右用和瓦、
縮小左用和瓦および縮小中用和瓦について、これらの補
助切り込みを利用してさらに瓦葺き時に和瓦群を略錐体
形の屋根地に倣って間隔と傾斜角度を調整できるので、
少ない成形型により和瓦が生産でき、もっとも好ましい
形態の略錐体形の瓦屋根を得ることができる。
【0032】この発明の和瓦による略円錐形の屋根葺き
方法は、略円錐形の屋根地を設け、第1番目、第2番
目、第3番目、第4番目または第5番目の発明による和
瓦による略錐体形の屋根葺き方法を略円錐形の屋根地の
円周方向に反復させて行うことを特徴とするものであ
る。
【0033】したがって、前記した第1番目、第2番
目、第3番目、第4番目または第5番目の発明が奏する
作用効果のほかに、この発明は略錐体形の瓦屋根を円周
方向に連設することにより、疑似円錐形の瓦屋根を容易
に得ることができる。その上、この疑似円錐形の瓦屋根
には一切隅棟が生じないので、従来経験しなかった疑似
円錐形の瓦屋根が得られ、美観上においても新規の趣向
を提供できる。
【0034】この発明の和瓦による倒立略錐体形の屋根
葺き方法は、第1番目、第2番目、第3番目、第4番目
または第5番目の発明において、倒立略錐体形の屋根葺
き方法において、右用和瓦、左用和瓦、中用和瓦、縮小
右用和瓦、縮小左用和瓦および縮小中用和瓦を第1番目
ないし第5番目の発明の略錐体形の屋根葺き方法と左右
対称に屋根葺きを行うことを特徴とするものである。
【0035】したがって、この発明では、瓦屋根の形態
が軒側から棟側にかけて徐々に幅を広くする倒立略錐体
形の瓦屋根を得ることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態を
示す3種類の和瓦の正面図、図2は前記した3種類の和
瓦により略錐体形の瓦屋根を得る要領を示す概略展開
図、図3は図2の要部拡大正面図、図4は略錐体形の屋
根地の右端寄りに和瓦を葺く要領を示す説明図、図5は
略錐体形の屋根地の左端寄りに和瓦を葺く要領を示す説
明図、図6は略錐体形の屋根地の中央部に和瓦を葺く要
領を示す説明図、図7は5種類の瓦屋根の概略斜視図、
図8は従来の疑似円錐形の瓦屋根の斜視図、図9ないし
図12は従来例の概略説明図である。
【0037】以下にこの発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。和瓦の例として桟瓦について説明する。
以下の構成を備える和瓦であれば原則的に瓦の種類を問
わない。この実施の形態では、まず図1に示されるよう
に基本の瓦として3種類の和瓦を設ける。尻側10と桟
側12の交差部に方形の尻側切り込み14が設けられて
いる。この尻側切り込み14の幅は汎用されているもの
に比較して重合する場合の融通性を考慮し、多少幅広く
設けられている。
【0038】また、尻側切り込み14と桟12側の交差
部寄りに補助切り込み24を設ける。
【0039】他方、頭側16と衿側18の交差部に方形
の頭側切り込み20が設けられ、桟側12が尻側10か
ら頭側16にかけ内側に向けてテーパ状に傾斜され、衿
側18が尻側10から頭側16にかけ外側に向けてテー
パ状に傾斜され、尻側10と頭側16が互いに水平であ
って平行に設けられた右用和瓦A1を複数個設ける。
【0040】右用和瓦A1の桟側12と衿側18をテー
パ状に設けることにより後述する屋根地22の右端の傾
斜部(隅棟に相当する個所)に対応でき、左用和瓦B1
の桟側12と衿側18をテーパ状に設けることにより屋
根地22の左端の傾斜部に対応できるように配慮されて
いる。従来では屋根地の左右端の傾斜に対応させるため
瓦を割ってその割口を傾斜に対応させていたものをこの
発明では予め前記したように衿側18と桟側12をテー
パ状とすることにより、その作業の省略化を図ってい
る。
【0041】そして、右用和瓦A1と左右対称な形態の
左用和瓦B1を複数個設ける。
【0042】さらに、尻側10と桟側12の交差部に方
形の尻側切り込み14が設けられ、他方、頭側16と衿
側18の交差部に方形の頭側切り込み20が設けられな
る方形の中用和瓦C1とをそれぞれ複数個設ける。
【0043】これらの右用和瓦A1、左用和瓦B1およ
び中用和瓦C1のそれぞれの尻側切り込み14と桟12
側の交差部寄りに補助切り込み24を設ける。この補助
切り込み24は、後述するように尻側切り込み14およ
び頭側切り込み20と併せこれらの和瓦A1、B1およ
びC1を積み重ねる際に融通性を持たせるためのもので
ある。つまり、この発明では屋根地22が略錐体形であ
るから、基本的にその形態に倣うためには右用和瓦A
1、左用和瓦B1および中用和瓦C1の相互の間隙や角
度を調整せざるを得ない。したがって、この間隙と傾斜
角度の調整を最大限にできるようにするために前記した
補助切り込み24が尻側切り込み14および頭側切り込
み20とともに設けられている。
【0044】図1に示されるように、これらの右用和瓦
A1、左用和瓦B1および方形の中用和瓦C1とそれぞ
れに相似形であって順次縮小された縮小右用和瓦A2、
A3縮小左用和瓦B2、B3および方形の縮小中用和瓦
C2、C3をそれぞれ複数個設ける。図示の場合、縮小
された瓦群は2種類であるが、2種類に制限する趣旨で
はなく、さらに縮小された瓦群をさらに得ることは自由
である。したがって、これらの和瓦の生産は少ない種類
の成形型により生産できる。そして、一つの成形型によ
り得られる和瓦により、発明者の実験によれば、六mm
程度の間隔を調整できた。
【0045】軒側から棟側に向けて幅を徐々に狭くした
略錐体形の屋根地22を設ける。この屋根地22には図
示を省略したが、和瓦を固定するための桟木が横架され
ている。
【0046】以上のように前処理を行ってから、和瓦に
よる屋根葺きを行うが、詳細な説明を行うに先立って実
施の形態の基本的構成を明らかにする。 (1)3種類の右用和瓦A1、左用和瓦B1および
中用和瓦C1を得る。 (2)略円錐体形の屋根地22を設ける。 (3)屋根地22の右寄りに右用和瓦A1を、左寄り
に左用和瓦B1を、との和瓦A1、B1間にの
和瓦C1の傾斜角度と互いの瓦間の間隔を調整しつつ固
定する。 なお、これらの作業は作業順序を示すものではなく、こ
れらの作業を結合することにより、の発明が完成され
る。
【0047】つまり、和瓦の生産に先立って、屋根地2
2を設けてもよいし、右用和瓦A1と左用和瓦B1
を屋根地22に固定させるに際して中用和瓦C1を先に
固定させてもよく、右用和瓦A1と左用和瓦B1の
固定順序を反対にすることはもとより自由であることを
念のため明らかにする。
【0048】この発明は、形態を統一した3種類の右用
和瓦A1、左用和瓦B1および中用和瓦C1の複数個を
設け、これらの3種類の和瓦を第1のグループとし、そ
のグループ内において、まず、敷設時に隣接する和瓦群
の間隔や角度を調整して屋根葺きを行う。このことは、
統一した瓦群内で使用を可能とすることにより、施工現
場の状況に対応させて和瓦の二次加工の必要性をなくす
ことを意図している。
【0049】しかし、形態を統一した3種類の右用和瓦
A1、左用和瓦B1および中用和瓦C1のグループ内の
和瓦だけでは、屋根地が棟側に向かうにしたがって幅が
狭くなり限界が生ずる。理想的な形態の略錐体形の瓦屋
根が得られないので、前記したように縮小右用和瓦A
2、縮小用左和瓦B2および方形の縮小中用和瓦C2を
設け、第二のグループ内において調節しつつ、屋根葺き
を行うようにしたものである。
【0050】そしてさらに、第3のグループであるさら
に縮小された縮小右用和瓦A3、縮小用左和瓦B3およ
び方形の縮小中用和瓦C3により、前記の工程に準じて
屋根葺きを行うようにしたものである。
【0051】したがって、いくつかのグループによる右
用和瓦、左用和瓦および方形の縮小中用和瓦をグループ
毎による組み合わせにより屋根葺きを行うものである。
【0052】続けて実施の形態の詳細を説明すると、該
屋根地22上の右側において、複数個の右用和瓦A1の
それぞれの頭側16を軒側に向けるとともにそれぞれの
衿側18を屋根地22の右側寄りに沿わせ、かつ軒側か
ら棟側に至る方向に列設させるとともに棟側に位置する
それぞれの右用和瓦A1の頭側16を軒側に位置するそ
れぞれの右用和瓦A1の尻側10上に固定する。
【0053】該屋根地22上の左側において、複数個の
左用和瓦B1のそれぞれの頭側16を軒側に向けるとと
もにそれぞれの桟側12を屋根地22の左側寄りに沿わ
せ、前記した複数個の右用和瓦A1と左右対称に複数個
の左用和瓦B1を配置する。
【0054】前記した複数個の右用和瓦A1と複数個の
左用和瓦B1の間に複数個の方形の中用和瓦C1のそれ
ぞれの頭側16を軒側に向けて略格子状に載置すること
により、傾斜方向に隣接する右用和瓦A1、左用和瓦B
1および中用和瓦C1のそれぞれの頭側切り欠き20と
尻側切り欠き14が傾斜方向に向き合わせ、向き合わせ
ることにより得られるそれぞれの頭側切り込み20と尻
側切り込み14との長さ方向の間隙aと幅方向の間隙H
を軒側から棟側に向かうにしたがって順次狭くするよう
に設ける(図3を参照)。
【0055】そして、隣接する右用和瓦A1と中用和瓦
C1、隣接する相互の中用和瓦C1および隣接する左用
和瓦B1と中用和瓦C1のそれぞれの傾斜角度を屋根地
22に倣って調整する。
【0056】また、これらの右用和瓦A1、左用和瓦B
1および中用和瓦C1の軒側から棟側に向かう方向(図
面上の上下方向)に隣接するそれぞれの棟側の頭側16
を軒側の尻側10上に固定させる(図2を参照)。
【0057】また、左右方向に隣接する右用和瓦A1の
桟側12を中用和瓦C1の衿側18上に、隣接する相互
の中用和瓦C1の桟側12を中用和瓦C1の衿側18上
に、中用和瓦C1の桟側12を左用和瓦B1の衿側18
上にそれぞれ固定する。
【0058】なお、図2は説明の便宜のために表したも
のであり、3種類の和瓦は何れも棟側に位置する頭側1
6が軒側に位置する尻側10上に重ねられるし、左右方
向にあっては、右側の和瓦の桟峠が左側の和瓦の衿側上
に重ねられるものであり、この構成自体は従来と変化し
ないことを明らかにする。
【0059】そして、頭側16の固定と併せ、左右方向
に隣接する右用和瓦A1の桟側12を中用和瓦C1の衿
側18上に、隣接する相互の中用和瓦C1の桟側12を
中用和瓦C1の衿側18上に、中用和瓦C1の桟側12
を左用和瓦B1の衿側18上にそれぞれ固定する(図4
ないし図6を参照)。
【0060】この作業をさらに、図4ないし図6を参照
して説明すると、図4に示すように右用和瓦A1の桟側
12を隣接する中用和瓦C1の衿側18上に固定させ、
右用和瓦A1の桟峠13が中用和瓦C1の衿側18上に
重なっているが、両者A1、C1を重ねる場合に両者A
1、C1は略錐体形の屋根地22の右端寄りの傾斜に倣
って互いに左側に向けて若干傾斜させている。
【0061】他方、略錐体形の屋根地22の左端寄りに
おいては、前記の右用和瓦A1と中用和瓦C1との組み
合わせと対称に中用和瓦C1の桟峠13がが隣接する左
用和瓦B1の衿側18上に重ねられている(図5を参
照)。
【0062】また、隣接する相互の中用和瓦C1につい
ては、右側の中用和瓦C1の桟峠13が左側の中用和瓦
C1の衿側18上に重ねられている。そして、これらの
中用和瓦C1群の組み合わせは、中央部においては傾斜
しないものの、左右に向かうにしたがって、前記した右
用和瓦A1と中用和瓦C1との組み合わせと左用和瓦A
1と中用和瓦C1との組み合わせに準じて行われる。
【0063】さらに、縮小右用和瓦A2、縮小左用和瓦
B2および縮小中用和瓦C2の積み重ねの作業は、前記
した右用和瓦A1、左用和瓦A1および中用和瓦C1の
積み重ねの手順と共通であるから、援用するが、念のた
め説明すれば次のとおりである。
【0064】該屋根地22の右側において、前記した複
数個の右用和瓦A1の最棟側寄りに位置する右用和瓦A
1に続けて複数個の縮小右用和瓦A2のそれぞれの頭側
16を軒側に向けるとともにそれぞれの衿側18を屋根
地22の右側寄りに沿わせ、かつ軒側から棟側に至る方
向に列設させるとともに棟側に位置するそれぞれの縮小
右用和瓦A2の頭側16を軒側に位置するそれぞれの縮
小右用和瓦A2の尻側10上に配置する。
【0065】該屋根地22上の左側において、複数個の
縮小左用和瓦B2のそれぞれの頭側16を軒側に向ける
とともにそれぞれの桟側12を屋根地22の左側寄りに
沿わせ、前記した複数個の縮小右用和瓦A2と左右対称
に複数個の縮小左用和瓦B2を配置する。
【0066】前記した複数個の縮小右用和瓦A2と複数
個の縮小左用和瓦B2の間に複数個の方形の縮小中用和
瓦C2のそれぞれの頭側16を軒側に向けて略格子状に
配置することにより、傾斜方向に隣接する縮小右用和瓦
A2、縮小左用和瓦B2および縮小中用和瓦C2のそれ
ぞれの頭側切り欠き20と尻側切り欠き14が傾斜方向
に向き合わせ、向き合わせることにより得られるそれぞ
れの頭側切り込み20と尻側切り込み14との長さ方向
の間隙aと幅方向の間隙Hを軒側から棟側に向かうにし
たがって順次幅狭く設ける(図2、図3を参照)。この
要領は、前記した右用和瓦A1、左用和瓦B1および中
用和瓦C1の工程と共通である。
【0067】そして隣接する縮小右用和瓦A2と縮小中
用和瓦C2、隣接する相互の縮小中用和瓦C2および隣
接する縮小左用和瓦B2と縮小中用和瓦C2のそれぞれ
の傾斜角度を屋根地22に倣って調整する。
【0068】また、これらの縮小右用和瓦A2、縮小左
用和瓦B2および縮小中用和瓦C2の軒側から棟側に向
かう方向に隣接するそれぞれの棟側の頭側16を軒側の
尻側10上に固定させるとともに左右方向に隣接する縮
小右用和瓦A2の桟側12を縮小中用和瓦C2の衿側1
8上に、隣接する相互の縮小中用和瓦C2の桟側12を
縮小中用和瓦C2の衿側18上に、縮小中用和瓦C2の
桟側12を縮小左用和瓦B2の衿側18上に固定する。
【0069】さらに、図2を参照して明らかなように、
さらに縮小された縮小右用和瓦A3、縮小左用和瓦B3
および縮小中用和瓦C3を採用して、前記した縮小右用
和瓦A2、縮小左用和瓦B2および縮小中用和瓦C2の
屋根葺きの要領に準じて屋根葺きを行うことは自由であ
る。
【0070】また前記した補助切り込み24を使用する
場合は、前記したもっとも棟側に位置する右用和瓦A
1、左用和瓦B1および中用和瓦C1に引続き、それぞ
れの頭側16を軒側に向けて右用和瓦A1、左用和瓦B
1および中用和瓦C1を配置し、傾斜方向に隣接する軒
側と棟側のそれぞれの頭側切り込み20と尻側切り込み
14を傾斜方向に向き合わせ、それぞれの補助切り込み
24を頭側切り込み20に臨ませる(図3を参照)。
【0071】和瓦による略円錐形の屋根葺き方法を行う
場合は、略円錐形の屋根地を設け、前記した和瓦による
略錐体形の屋根葺き方法を略円錐形の屋根地の円周方向
に反復させて行うことにより和瓦による略円錐形の瓦屋
根を得ることができる。
【0072】和瓦による倒立略錐体形の屋根葺き方法を
行う場合は、右用和瓦A1、左用和瓦B1、中用和瓦C
1、縮小右用和瓦A2、縮小左用和瓦B2および方形の
縮小中用和瓦C2による屋根葺き方法を前記したの和瓦
による略錐体形の屋根葺き方法と軒側から棟側に至る屋
根葺き方向を左右対称に行うことにより略倒立略錐体形
の瓦屋根が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す3種類の和瓦の正
面図である。
【図2】3種類の和瓦により略錐体形の瓦屋根を得る要
領を示す概略展開図である。
【図3】図2の要部拡大正面図である。
【図4】略錐体形の屋根地の右端寄りに和瓦を葺く要領
を示す説明図である。
【図5】略錐体形の屋根地の左端寄りに和瓦を葺く要領
を示す説明図である。
【図6】略錐体形の屋根地の中央部に和瓦を葺く要領を
示す説明図である。
【図7】5種類の瓦屋根の概略斜視図である。
【図8】従来の疑似円錐形の瓦屋根の斜視図である。
【図9】従来例その1の和瓦の正面図である。
【図10】従来例のその1の他の和瓦の正面図である。
【図11】従来例のその2の瓦屋根の概略正面図であ
る。
【図12】従来例のその3の瓦屋根の一部概略正面図で
ある。
【符号の説明】
10 尻側 12 桟側 14 尻側切り欠き 16 頭側 18 衿側 20 頭側切り込み 22 屋根地 24 補助切り込み A1 右用和瓦 B1 左用和瓦 C1 中用和瓦 A2 縮小右用和瓦 B2 縮小左用和瓦 C2 縮小中用和瓦

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 和瓦による略錐体形の屋根葺き方法にお
    いて、 尻側10と桟側12の交差部に方形の尻側切り込み14
    が設けられ、 他方、頭側16と衿側18の交差部に方形の頭側切り込
    み20が設けられ、 桟側12が尻側10から頭側16にかけ内側に向けてテ
    ーパ状に傾斜され、衿側18が尻側10から頭側16に
    かけ外側に向けてテーパ状に傾斜され、尻側10と頭側
    16が互いに水平であって平行に設けられた右用和瓦A
    1と、 右用和瓦A1と左右対称な形態の左用和瓦B1と、 尻側10と桟側12の交差部に尻側切り込み14が設け
    られ、他方、頭側16と衿側18の交差部に頭側切り込
    み20が設けられなる方形の中用和瓦C1とをそれぞれ
    複数個設ける作業と、 軒側から棟側に向けて幅を徐々に狭くした略錐体形の屋
    根地22を設ける作業と、 該屋根地22上の右側において、複数個の右用和瓦A1
    のそれぞれの頭側16を軒側に向けるとともにそれぞれ
    の衿側18を屋根地22の右側寄りに沿わせ、かつ軒側
    から棟側に至る方向に列設させるとともに棟側に位置す
    るそれぞれの頭側16を軒側に位置するそれぞれの尻側
    10上に配置する作業と、 該屋根地22上の左側において、複数個の左用和瓦B1
    のそれぞれの頭側16を軒側に向けるとともにそれぞれ
    の桟側12を屋根地22の左側寄りに沿わせ、前記した
    複数個の右用和瓦A1と左右対称に複数個の左用和瓦B
    1を配置する作業と、 前記した複数個の右用和瓦A1と複数個の左用和瓦B1
    の間に複数個の中用和瓦C1のそれぞれの頭側16を軒
    側に向けて略格子状に配置することにより、傾斜方向に
    隣接する右用和瓦A1と中用和瓦C1、隣接する相互の
    中用和瓦C1および隣接する左用和瓦B1と中用和瓦C
    1のそれぞれの頭側切り込み20と尻側切り込み14を
    傾斜方向に向き合わせ、向き合わせることにより得られ
    るそれぞれの頭側切り込み20と尻側切り込み14との
    長さ方向の間隙aと幅方向の間隙Hを軒側から棟側に向
    かうにしたがって順次狭くしつつ、隣接する右用和瓦A
    1と中用和瓦C1、隣接する相互の中用和瓦C1および
    隣接する左用和瓦B1と中用和瓦C1のそれぞれの傾斜
    角度を屋根地22に倣って調整し、 かつこれらの右用和瓦A1、左用和瓦B1および中用和
    瓦C1の軒側から棟側に向かう方向に隣接するそれぞれ
    の棟側の頭側16を軒側の尻側10上に固定させるとと
    もに左右方向に隣接する右用和瓦A1の桟側12を中用
    和瓦C1の衿側18上に、隣接する相互の中用和瓦C1
    の桟側12を中用和瓦C1の衿側18上に、中用和瓦C
    1の桟側12を左用和瓦B1の衿側18上にそれぞれ固
    定する作業とからなることを特徴とする和瓦による略錐
    体形の屋根葺き方法。
  2. 【請求項2】 和瓦による略錐体形の屋根葺き方法にお
    いて、 尻側10と桟側12の交差部に方形の尻側切り込み14
    が設けられ、 他方、頭側16と衿側18の交差部に方形の頭側切り込
    み20が設けられ、 桟側12が尻側10から頭側16にかけ内側に向けてテ
    ーパ状に傾斜され、衿側18が尻側10から頭側16に
    かけ外側に向けてテーパ状に傾斜され、尻側10と頭側
    16が互いに水平であって平行に設けられた右用和瓦A
    1と、 右用和瓦A1と左右対称な形態の左用和瓦B1と、 尻側10と桟側12の交差部に尻側切り込み14が設け
    られ、他方、頭側16と衿側18の交差部にの頭側切り
    込み20が設けられなる方形の中用和瓦C1とをそれぞ
    れ複数個設ける作業と、 これらの右用和瓦A1、左用和瓦B1および方形の中用
    和瓦C1とそれぞれが相似形であって縮小された縮小右
    用和瓦A2、縮小左用和瓦B2および方形の縮小中用和
    瓦C2を複数個設ける作業と、 軒側から棟側に向けて幅を徐々に狭くした略錐体形の屋
    根地22を設ける作業と、 該屋根地22上の右側において、複数個の右用和瓦A1
    のそれぞれの頭側16を軒側に向けるとともにそれぞれ
    の衿側18を屋根地22の右側寄りに沿わせ、かつ軒側
    と棟側との間に列設させるとともに棟側に位置するそれ
    ぞれの右用和瓦A1の頭側16を軒側に位置するそれぞ
    れの右用和瓦A1の尻側10上に配置する作業と、 該屋根地22上の左側において、複数個の左用和瓦B1
    のそれぞれの頭側16を軒側に向けるとともにそれぞれ
    の桟側12を屋根地22の左側寄りに沿わせ、前記した
    複数個の右用和瓦A1と左右対称に複数個の左用和瓦B
    1を配置する作業と、 前記した複数個の右用和瓦A1と複数個の左用和瓦B1
    の間に複数個の方形の中用和瓦C1のそれぞれの頭側1
    6を軒側に向けて略格子状に載置することにより、傾斜
    方向に隣接する右用和瓦A1と中用和瓦C1、隣接する
    相互の中用和瓦C1および隣接する左用和瓦B1と中用
    和瓦C1のそれぞれの頭側切り込み20と尻側切り込み
    14を傾斜方向に向き合わせ、向き合わせることにより
    得られるそれぞれの頭側切り込み20と尻側切り込み1
    4との長さ方向の間隙aと幅方向の間隙Hを軒側から棟
    側に向かうにしたがって順次狭くしつつ、隣接する右用
    和瓦A1と中用和瓦C1、隣接する相互の中用和瓦C1
    および隣接する左用和瓦B1と中用和瓦C1のそれぞれ
    の傾斜角度を屋根地22に倣って調整し、 かつこれらの右用和瓦A1、左用和瓦B1および中用和
    瓦C1の軒側から棟側に向かう方向に隣接するそれぞれ
    の棟側の頭側16を軒側の尻側10上に固定させるとと
    もに左右方向に隣接する右用和瓦A1の桟側12を中用
    和瓦C1の衿側18上に、隣接する相互の中用和瓦C1
    の桟側12を中用和瓦C1の衿側18上に、中用和瓦C
    1の桟側12を左用和瓦B1の衿側18上にそれぞれ固
    定する作業と、 さらに、該屋根地22の右側において、前記した複数個
    の右用和瓦A1の最棟側寄りに位置する右用和瓦A1に
    続けて複数個の縮小右用和瓦A2のそれぞれの頭側16
    を軒側に向けるとともにそれぞれの衿側18を屋根地2
    2の右側寄りに沿わせ、かつ軒側から棟側に至る方向に
    列設させるとともに棟側に位置するそれぞれの縮小右用
    和瓦A2の頭側16を軒側に位置するそれぞれの縮小右
    用和瓦A2の尻側10上に配置する作業と、 該屋根地22上の左側において、複数個の縮小左用和瓦
    B2のそれぞれの頭側16を軒側に向けるとともにそれ
    ぞれの桟側12を屋根地22の左側寄りに沿わせ、前記
    した複数個の縮小右用和瓦A2と左右対称に複数個の縮
    小左用和瓦B2を配置する作業と、 前記した複数個の縮小右用和瓦A2と複数個の縮小左用
    和瓦B2の間に複数個の方形の縮小中用和瓦C2のそれ
    ぞれの頭側16を軒側に向けて略格子状に載置すること
    により、傾斜方向に隣接する縮小右用和瓦A2と縮小中
    用和瓦C2、隣接する相互の縮小中用和瓦C2および隣
    接する縮小左用和瓦B2と縮小中用和瓦C2のそれぞれ
    の頭側切り込み20と尻側切り込み14を傾斜方向に向
    き合わせ、向き合わせることにより得られるそれぞれの
    頭側切り込み20と尻側切り込み14との長さ方向の間
    隙aと幅方向の間隙Hを軒側から棟側に向かうにしたが
    って順次狭くしつつ、隣接する縮小右用和瓦A2と縮小
    中用和瓦C2、隣接する相互の縮小中用和瓦C2および
    隣接する縮小左用和瓦B2と縮小中用和瓦C2のそれぞ
    れの傾斜角度を屋根地22に倣って調整し、 かつこれらの縮小右用和瓦A2、縮小左用和瓦B2およ
    び縮小中用和瓦C2の軒側から棟側に向かう方向に隣接
    するそれぞれの棟側の頭側16を軒側の尻側10上に固
    定させるとともに左右方向に隣接する縮小右用和瓦A2
    の桟側12を縮小中用和瓦C2の衿側18上に、隣接す
    る相互の縮小中用和瓦C2の桟側12を縮小中用和瓦C
    2の衿側18上に、縮小中用和瓦C2の桟側12を縮小
    左用和瓦B2の衿側18上に固定する作業とからなるこ
    とを特徴とする和瓦による略錐体形の屋根葺き方法。
  3. 【請求項3】 右用和瓦A1、左用和瓦B1および中用
    和瓦C1にそれぞれ尻側切り込み14と桟側12の交差
    部寄りに補助切り込み24が設けられ、傾斜方向に隣接
    する右用和瓦A1と中用和瓦C1、隣接する相互の中用
    和瓦C1および隣接する左用和瓦B1と中用和瓦C1の
    それぞれの頭側切り込み20と尻側切り込み14を傾斜
    方向に向き合わせ、それぞれの補助切り込み24を頭側
    切り込み20に臨ませることを特徴とする請求項1また
    は2記載の和瓦による略錐体形の屋根葺き方法。
  4. 【請求項4】 縮小右用和瓦A2、縮小左用和瓦B2お
    よび縮小中用和瓦C2にそれぞれ尻側切り込み14と桟
    12側の交差部寄りに補助切り込み24が設けられ、傾
    斜方向に隣接する縮小右用和瓦A2と縮小中用和瓦C
    2、隣接する相互の縮小中用和瓦C2および隣接する縮
    小左用和瓦B2と中用和瓦C2のそれぞれの頭側切り込
    み20と尻側切り込み14を傾斜方向に向き合わせ、そ
    れぞれの補助切り込み24を頭側切り込み20に臨ませ
    ることを特徴とする請求項2記載の和瓦による略錐体形
    の屋根葺き方法。
  5. 【請求項5】 右用和瓦A1、左用和瓦B1、中用和瓦
    C1、縮小右用和瓦A2、縮小左用和瓦B2および縮小
    中用和瓦C2にそれぞれ尻側切り込み14と桟側12の
    交差部寄りに補助切り込み24が設けられ、傾斜方向に
    隣接する右用和瓦A1と中用和瓦C1、隣接する相互の
    中用和瓦C1、隣接する左用和瓦B1と中用和瓦C1、
    隣接する縮小右用和瓦A2と縮小中用和瓦C2、隣接す
    る相互の縮小中用和瓦C2および隣接する縮小左用和瓦
    B2と中用和瓦C2のそれぞれの頭側切り込み20と尻
    側切り込み14を傾斜方向に向き合わせ、それぞれの補
    助切り込み24を頭側切り込み20に臨ませることを特
    徴とする請求項2記載の和瓦による略錐体形の屋根葺き
    方法。
  6. 【請求項6】 和瓦による略円錐形の屋根葺き方法にお
    いて、 略円錐形の屋根地を設け、請求項1、2、3、4または
    5記載の和瓦による略錐体形の屋根葺き方法を略円錐形
    の屋根地の円周方向に反復して行うことを特徴とする和
    瓦による略円錐形の屋根葺き方法。
  7. 【請求項7】 和瓦による倒立略錐体形の屋根葺き方法
    において、 倒立略錐体形の屋根地に請求項1、2、3、4または5
    記載の和瓦による略錐体形の屋根葺き方法を左右対称に
    行うことを特徴とする和瓦による倒立略錐体形の屋根葺
    き方法。
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