JP3079162B2 - パーソナルオーディオおよびコミュニケーションシステム用イヤホン - Google Patents
パーソナルオーディオおよびコミュニケーションシステム用イヤホンInfo
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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- H04R1/10—Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
- H04R1/1058—Manufacture or assembly
- H04R1/1066—Constructional aspects of the interconnection between earpiece and earpiece support
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/10—Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
- H04R1/1016—Earpieces of the intra-aural type
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/10—Earpieces; Attachments therefor ; Earphones; Monophonic headphones
- H04R1/105—Earpiece supports, e.g. ear hooks
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- H04R2201/107—Monophonic and stereophonic headphones with microphone for two-way hands free communication
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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- H04R2201/109—Arrangements to adapt hands free headphones for use on both ears
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルオーデ
ィオシステムおよびコミュニケーションシステムに使用
されるイヤホンに関するものである。
ィオシステムおよびコミュニケーションシステムに使用
されるイヤホンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ユー
ザーを運動等の活動に熱中させながら、ラジオ、カセッ
トテープあるいはコンパクトディスクを聞かせることを
可能にするパーソナルオーディオシステムは非常に人気
がある。そのようなシステムはユーザーの耳に装着され
るヘッドホンあるいはイヤホンを備えており、ユーザー
にのみ音が供給されて他の者に迷惑をかけないようにな
っている。また、イヤホンは通常、ユーザーにクリヤー
なサウンドを伝達するので、単に空気中を伝達させる場
合、特にスポーツやエクササイズ運動をしている最中や
騒音のある環境中における場合よりも音を確実に聞き取
らせることができ、また理解させることができる。その
ようなイヤホンは電話およびラジオコミュニケーション
システムのようなコミュニケーションシステムにも応用
されている。そのような応用において、イヤホンはユー
ザーの口元に向かって延出するマイクロホンを備えてお
り、ユーザーは両手を使わずに送受信両方向のコミュニ
ケーションを行える。
ザーを運動等の活動に熱中させながら、ラジオ、カセッ
トテープあるいはコンパクトディスクを聞かせることを
可能にするパーソナルオーディオシステムは非常に人気
がある。そのようなシステムはユーザーの耳に装着され
るヘッドホンあるいはイヤホンを備えており、ユーザー
にのみ音が供給されて他の者に迷惑をかけないようにな
っている。また、イヤホンは通常、ユーザーにクリヤー
なサウンドを伝達するので、単に空気中を伝達させる場
合、特にスポーツやエクササイズ運動をしている最中や
騒音のある環境中における場合よりも音を確実に聞き取
らせることができ、また理解させることができる。その
ようなイヤホンは電話およびラジオコミュニケーション
システムのようなコミュニケーションシステムにも応用
されている。そのような応用において、イヤホンはユー
ザーの口元に向かって延出するマイクロホンを備えてお
り、ユーザーは両手を使わずに送受信両方向のコミュニ
ケーションを行える。
【０００３】イヤホンを使用しているすべてのシステム
において、イヤホンの装着時の快適さと使いやすさは重
要である。本発明者の米国特許５，４１２，７３６号
は、耳への快適な装着のため、特に活発な運動中に耳に
安定に装着できるよう設計されたイヤホンについて開示
している。この米国特許に示されたイヤホンは、ユーザ
ーの活発な運動中でさえユーザーの耳にイヤホンを安定
に保持するのに十分な効果をあげており全般的には良好
な装着を与えているが、必ずしもすべてのユーザーにと
って満足のいくように調節可能ではなく、マイクロホン
を搭載したイヤホンを使用するコミュニケーションシス
テム用には設計されていない。
において、イヤホンの装着時の快適さと使いやすさは重
要である。本発明者の米国特許５，４１２，７３６号
は、耳への快適な装着のため、特に活発な運動中に耳に
安定に装着できるよう設計されたイヤホンについて開示
している。この米国特許に示されたイヤホンは、ユーザ
ーの活発な運動中でさえユーザーの耳にイヤホンを安定
に保持するのに十分な効果をあげており全般的には良好
な装着を与えているが、必ずしもすべてのユーザーにと
って満足のいくように調節可能ではなく、マイクロホン
を搭載したイヤホンを使用するコミュニケーションシス
テム用には設計されていない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のイヤホンにおい
て、スピーカーを収納するスピーカーハウジングの耳装
着部材への取り付けは、スピーカーハウジングの耳装着
部材に対する空間的な位置調整が可能となるように行わ
れている。その結果、ユーザーは最も快適なポジション
にスピーカーハウジングの位置を調節することができ
る。また、マイクロホンアームを一方のスピーカーハウ
ジングに取り付けることができ、マイクロホンを必要と
するコミュニケーションシステムにおいてイヤホンの使
用を可能する。マイクロホンアームはスピーカーハウジ
ングに対しておよそ２７０度の範囲で回転可能に支持さ
れ、マイクロホンアームを備えたイヤホンをユーザーの
左耳および右耳のいずれに装着した場合でもマイクロホ
ンアームをユーザーの口元の領域に適切に延ばせるよう
になっている。
て、スピーカーを収納するスピーカーハウジングの耳装
着部材への取り付けは、スピーカーハウジングの耳装着
部材に対する空間的な位置調整が可能となるように行わ
れている。その結果、ユーザーは最も快適なポジション
にスピーカーハウジングの位置を調節することができ
る。また、マイクロホンアームを一方のスピーカーハウ
ジングに取り付けることができ、マイクロホンを必要と
するコミュニケーションシステムにおいてイヤホンの使
用を可能する。マイクロホンアームはスピーカーハウジ
ングに対しておよそ２７０度の範囲で回転可能に支持さ
れ、マイクロホンアームを備えたイヤホンをユーザーの
左耳および右耳のいずれに装着した場合でもマイクロホ
ンアームをユーザーの口元の領域に適切に延ばせるよう
になっている。
【０００５】本発明は、耳装着部材に設けられたスリー
ブを貫通するようにスピーカーハウジングから延出する
細長ブームを提供するものである。ブームはスリーブの
内側に摩擦力によって保持される。耳装着部材に対する
スピーカーハウジングの位置と方位を調節するためにス
リーブ内でブームを長手方向にスライドさせることがで
きるとともにスリーブ内でブームを回転させることがで
きる。これにより、本発明のイヤホンは実質的に全ての
ユーザーに対して快適なフィット感を与えることができ
る。
ブを貫通するようにスピーカーハウジングから延出する
細長ブームを提供するものである。ブームはスリーブの
内側に摩擦力によって保持される。耳装着部材に対する
スピーカーハウジングの位置と方位を調節するためにス
リーブ内でブームを長手方向にスライドさせることがで
きるとともにスリーブ内でブームを回転させることがで
きる。これにより、本発明のイヤホンは実質的に全ての
ユーザーに対して快適なフィット感を与えることができ
る。
【０００６】パーソナルオーディオシステムに利用する
場合は、各々の耳のために２つのイヤホンが用意される
だろう、一方、コミュニケーションシステムに利用する
場合はいずれか一方の耳にイヤホンが用意されれば良い
だろう。しかし、必要に応じて、２つのイヤホンをコミ
ュニケーションシステムに使用することも可能である。
場合は、各々の耳のために２つのイヤホンが用意される
だろう、一方、コミュニケーションシステムに利用する
場合はいずれか一方の耳にイヤホンが用意されれば良い
だろう。しかし、必要に応じて、２つのイヤホンをコミ
ュニケーションシステムに使用することも可能である。
【０００７】送受信両方向のコミュニケーションにイヤ
ホンを使用する場合、単一のイヤホン、あるいは２個あ
るイヤホンの内のいずれか一方にスピーカーハウジング
から延出するマイクロホンアームが設けられる。このマ
イクロホンアームは、マイクロホンがユーザーの口から
発せられた声をピックアップすることができるようにユ
ーザーの口元近くの位置にマイクロホンを配置する。マ
イクロホンアームはスピーカーハウジングに対しておよ
そ２７０度の範囲で回転可能に支持されることが好まし
く、その結果、マイクロホンアームを回転させることに
よりユーザーの左耳あるいは右耳のいずれにおいても使
用できるようになっている。また、マイクロホンは着脱
可能であるので、必要がない時はイヤホンからマイクロ
ホンを取り外して使用することも可能である。耐水性あ
るいは防水性カバーでスピーカーハウジング内のスピー
カーを保護することが好ましく、これにより、スピーカ
ーの金属部品における腐蝕の発生、周囲からのスピーカ
ーへのダメージ、およびイヤホンが使用中あるいは保存
中に出くわす水分との接触等を防ぐことができる。
ホンを使用する場合、単一のイヤホン、あるいは２個あ
るイヤホンの内のいずれか一方にスピーカーハウジング
から延出するマイクロホンアームが設けられる。このマ
イクロホンアームは、マイクロホンがユーザーの口から
発せられた声をピックアップすることができるようにユ
ーザーの口元近くの位置にマイクロホンを配置する。マ
イクロホンアームはスピーカーハウジングに対しておよ
そ２７０度の範囲で回転可能に支持されることが好まし
く、その結果、マイクロホンアームを回転させることに
よりユーザーの左耳あるいは右耳のいずれにおいても使
用できるようになっている。また、マイクロホンは着脱
可能であるので、必要がない時はイヤホンからマイクロ
ホンを取り外して使用することも可能である。耐水性あ
るいは防水性カバーでスピーカーハウジング内のスピー
カーを保護することが好ましく、これにより、スピーカ
ーの金属部品における腐蝕の発生、周囲からのスピーカ
ーへのダメージ、およびイヤホンが使用中あるいは保存
中に出くわす水分との接触等を防ぐことができる。
【０００８】本発明者の米国特許５，４１２，７３６号
のイヤホンでは、耳当て部材を製造するためにまず２つ
の耳当て部材用パーツを成形し、スピーカーからのコー
ドを一方のパーツ内に挿入し、それからもう一方のパー
ツをかぶせて接着する方法がとられている。ところで、
本発明の耳当て部材は長さ方向に延出するスリットを備
えた一体成形物として製造することができる。スピーカ
ーコードを耳当て部材内に封入するため、スピーカーコ
ードは耳当て部材のスリット内に針などの工具を使用し
て挿入される
のイヤホンでは、耳当て部材を製造するためにまず２つ
の耳当て部材用パーツを成形し、スピーカーからのコー
ドを一方のパーツ内に挿入し、それからもう一方のパー
ツをかぶせて接着する方法がとられている。ところで、
本発明の耳当て部材は長さ方向に延出するスリットを備
えた一体成形物として製造することができる。スピーカ
ーコードを耳当て部材内に封入するため、スピーカーコ
ードは耳当て部材のスリット内に針などの工具を使用し
て挿入される
【０００９】
【実施例】本発明は、米国特許５，４１２，７３６号に
示されるイヤホンと関連して説明され、その特許の開示
内容が参考までに含まれている。以下、本発明にかかる
好適な実施例を図面に基づいて説明する。
示されるイヤホンと関連して説明され、その特許の開示
内容が参考までに含まれている。以下、本発明にかかる
好適な実施例を図面に基づいて説明する。
【００１０】図１に示すように、本発明のイヤホンはユ
ーザーの耳の後ろにフィットし、スピーカーハウジング
１１を支持するように設計される耳装着手段としての耳
当て部材１０を含む。スピーカーハウジング１１は、図
３に示すように、その中にスピーカー１２を収納し、ユ
ーザーの耳の聴覚管入口付近に配置される。スリーブ１
３は耳あて部材１０の前方端に設けられる。スピーカー
ハウジングから延出するブーム１５はスリーブの開口１
４を貫通する。ブームはスリーブ内に以下のように保持
される。すなわち、図１の矢印１６によって示されるよ
うに、ユーザーはブーム１５をスリーブ１３に対してブ
ームの長手方向にスライドさせることができるととも
に、ブーム１５をスリーブ１３内において回転させるこ
とができる。しかし、スライドさせる力あるいは回転力
が加えられない限り、ブーム１５はスリーブ１３および
耳あて部材１０に対して同じ場所で摩擦力によって保持
される。このようなブームのスリーブによる支持によっ
て、スピーカーハウジング１１の耳あて部材１０に対す
る位置と方位は調節可能となり、結果的に本発明のイヤ
ホンの実質的にすべてのユーザーがスピーカーハウジン
グ１１を聴覚管入口に容易にセットできるようにしてい
る。ブーム１５の端部にはストッパー１５が設けられて
いてブーム１５がスリーブ１３から抜け落ちないように
している。耳あて部材１０はユーザーの耳と頭の間に延
出しており、図７において番号１８で示されるように、
耳の上部前方付近に延出する耳あて部材の前方端部でス
リーブ１３と接続されている。スピーカーハウジング１
１はユーザーの耳内にフィットし、ブーム１５はスピー
カハウジング１１と耳あて部材１０の間を可動に連結し
ている。以上の構成は、ユーザーが運動に熱中している
時でさえ、ユーザーの耳の聴覚管入口付近にスピーカー
１２およびスピーカーハウジング１１を安定にそして快
適にフィットさせる。
ーザーの耳の後ろにフィットし、スピーカーハウジング
１１を支持するように設計される耳装着手段としての耳
当て部材１０を含む。スピーカーハウジング１１は、図
３に示すように、その中にスピーカー１２を収納し、ユ
ーザーの耳の聴覚管入口付近に配置される。スリーブ１
３は耳あて部材１０の前方端に設けられる。スピーカー
ハウジングから延出するブーム１５はスリーブの開口１
４を貫通する。ブームはスリーブ内に以下のように保持
される。すなわち、図１の矢印１６によって示されるよ
うに、ユーザーはブーム１５をスリーブ１３に対してブ
ームの長手方向にスライドさせることができるととも
に、ブーム１５をスリーブ１３内において回転させるこ
とができる。しかし、スライドさせる力あるいは回転力
が加えられない限り、ブーム１５はスリーブ１３および
耳あて部材１０に対して同じ場所で摩擦力によって保持
される。このようなブームのスリーブによる支持によっ
て、スピーカーハウジング１１の耳あて部材１０に対す
る位置と方位は調節可能となり、結果的に本発明のイヤ
ホンの実質的にすべてのユーザーがスピーカーハウジン
グ１１を聴覚管入口に容易にセットできるようにしてい
る。ブーム１５の端部にはストッパー１５が設けられて
いてブーム１５がスリーブ１３から抜け落ちないように
している。耳あて部材１０はユーザーの耳と頭の間に延
出しており、図７において番号１８で示されるように、
耳の上部前方付近に延出する耳あて部材の前方端部でス
リーブ１３と接続されている。スピーカーハウジング１
１はユーザーの耳内にフィットし、ブーム１５はスピー
カハウジング１１と耳あて部材１０の間を可動に連結し
ている。以上の構成は、ユーザーが運動に熱中している
時でさえ、ユーザーの耳の聴覚管入口付近にスピーカー
１２およびスピーカーハウジング１１を安定にそして快
適にフィットさせる。
【００１１】図3に示すように、一対のコード２０がブ
ーム１５の中心孔２１を介してスピーカー１２から延出
している。これらのコードはブーム１５の端部から一本
にまとめられて絶縁マルチ導体コード２２として外部に
延出し、耳あて部材１０に入る前にループ２３を形成す
る。さらにコードは耳あて部材の内部を通ってユーザー
の耳たぶの下に位置する遠方端２４に達する。ループ２
３にはたるみが与えられていて、スリーブにおけるムー
ブ１５の移動を可能にしている。耳あて部材１０の遠方
端２４から延出するコード２２は、離れた位置にある信
号源との接続に使用される。例えば、信号源としては、
図７に示すように、ユーザーのウエストに取り付けられ
た携帯用電話２５のようなコミュニケーションシステ
ム、ユーザーに装着されるパーソナルオーディオシステ
ム、あるいはそれらの両方を兼ね備えたシステムが挙げ
られる。イヤホンの遠い側に位置するコードの端部には
標準的なプラグあるいはジャックが設けられている。こ
のプラグは電話あるいはオーディオシステムのソケット
に挿入される。２つのイヤホンが使用される場合は、コ
ード２２はＹコネクターを含むことが好ましい。これは
図示されていないが、図７に描かれたユーザーの背中に
隠れており、コードは両方のイヤホンに向かって延出し
ている。また、必要に応じて、コードには内蔵型音量コ
ントロール２６、あるいは手動でマイクロホンのスイッ
チのＯＮ/ＯＦＦを切り替えるために内蔵型手動コミュ
ニケーションシステム２７を設けることができる。使用
されるコミュニケーションシステムに応じて、Ｙコネク
ターがコミュニケーション装置近くのコード端部に設け
られるだろう。このＹコネクターはスピーカーへのコー
ドをマイクロホンからのコードから分離する。コードの
各セットは、コミュニケーション装置のそれぞれ適切な
ソケットに挿入されるべきプラグを備えている。
ーム１５の中心孔２１を介してスピーカー１２から延出
している。これらのコードはブーム１５の端部から一本
にまとめられて絶縁マルチ導体コード２２として外部に
延出し、耳あて部材１０に入る前にループ２３を形成す
る。さらにコードは耳あて部材の内部を通ってユーザー
の耳たぶの下に位置する遠方端２４に達する。ループ２
３にはたるみが与えられていて、スリーブにおけるムー
ブ１５の移動を可能にしている。耳あて部材１０の遠方
端２４から延出するコード２２は、離れた位置にある信
号源との接続に使用される。例えば、信号源としては、
図７に示すように、ユーザーのウエストに取り付けられ
た携帯用電話２５のようなコミュニケーションシステ
ム、ユーザーに装着されるパーソナルオーディオシステ
ム、あるいはそれらの両方を兼ね備えたシステムが挙げ
られる。イヤホンの遠い側に位置するコードの端部には
標準的なプラグあるいはジャックが設けられている。こ
のプラグは電話あるいはオーディオシステムのソケット
に挿入される。２つのイヤホンが使用される場合は、コ
ード２２はＹコネクターを含むことが好ましい。これは
図示されていないが、図７に描かれたユーザーの背中に
隠れており、コードは両方のイヤホンに向かって延出し
ている。また、必要に応じて、コードには内蔵型音量コ
ントロール２６、あるいは手動でマイクロホンのスイッ
チのＯＮ/ＯＦＦを切り替えるために内蔵型手動コミュ
ニケーションシステム２７を設けることができる。使用
されるコミュニケーションシステムに応じて、Ｙコネク
ターがコミュニケーション装置近くのコード端部に設け
られるだろう。このＹコネクターはスピーカーへのコー
ドをマイクロホンからのコードから分離する。コードの
各セットは、コミュニケーション装置のそれぞれ適切な
ソケットに挿入されるべきプラグを備えている。
【００１２】本発明のイヤホンのスピーカーハウジング
１１内に搭載するため、種々のスピーカーを使用でき
る。例えば、高音質スピーカー１２は、図６に示すよう
に、金属製保護カバー３０を含む。ユーザーの活発な運
動中におけるイヤホンの使用は、発汗をもたらし、この
水分は金属製カバーの腐蝕を引き起こす可能性がある。
したがって、金属製スピーカーカバー３０上にラテック
ス薄層３１のような防水材料を配置し、ラテックス薄層
を金属製スピーカーカバー３０と耐腐蝕性金属スクリー
ン格子３２の間に挟んだ後に弾力性リング３３によって
固定することが好ましい。ラテックス層でスピーカー１
２の周囲を完全に覆うことが特に望ましい。柔軟性のあ
る、薄いラテックス膜３１は実質的にわずかな音損失を
伴うだけで音を伝達することができる。接着剤をラテッ
クス膜３１の周辺に置いてその防水特性を向上させるこ
とも好ましい。シリコンゴムのようなシール材料をブー
ム１５の端部から延出するコード周囲に適用することも
できる。このシール材料はスピーカハウジングのその他
の開口部を塞いで、スピーカー周囲におけるスピーカー
ハウジングの防水特性を向上するのに役立つ。
１１内に搭載するため、種々のスピーカーを使用でき
る。例えば、高音質スピーカー１２は、図６に示すよう
に、金属製保護カバー３０を含む。ユーザーの活発な運
動中におけるイヤホンの使用は、発汗をもたらし、この
水分は金属製カバーの腐蝕を引き起こす可能性がある。
したがって、金属製スピーカーカバー３０上にラテック
ス薄層３１のような防水材料を配置し、ラテックス薄層
を金属製スピーカーカバー３０と耐腐蝕性金属スクリー
ン格子３２の間に挟んだ後に弾力性リング３３によって
固定することが好ましい。ラテックス層でスピーカー１
２の周囲を完全に覆うことが特に望ましい。柔軟性のあ
る、薄いラテックス膜３１は実質的にわずかな音損失を
伴うだけで音を伝達することができる。接着剤をラテッ
クス膜３１の周辺に置いてその防水特性を向上させるこ
とも好ましい。シリコンゴムのようなシール材料をブー
ム１５の端部から延出するコード周囲に適用することも
できる。このシール材料はスピーカハウジングのその他
の開口部を塞いで、スピーカー周囲におけるスピーカー
ハウジングの防水特性を向上するのに役立つ。
【００１３】単に音を聴くためだけにイヤホンを使用す
る場合は、米国特許５，４１２，７３６号に示されるよ
うに、スピーカーハウジング１１はスピーカーの後ろで
閉じられる。
る場合は、米国特許５，４１２，７３６号に示されるよ
うに、スピーカーハウジング１１はスピーカーの後ろで
閉じられる。
【００１４】イヤホンは種々のコミュニケーションシス
テム、特にコミュニケーションが両手を塞ぐ活動におい
て必要とされる場合、例えば、交換台の作業、飛行機内
のように騒音のある環境でコミュニケーションが必要と
される場合にも使用される。また、警察本部のような遠
隔地とのコミュニケーションを保ちながら警察官が両手
を自由にしておくことを必要とされる法律の執行状況等
において、両手を自由にできるコミュニケーションシス
テムは役立つ。さらに、携帯用電話の急速な普及につれ
て、ジョギングやドライブのような活動に参加する人々
は、両手を自由にした状態で電話でコミュニケーション
をとることを望んでいる。上記のように、耳に快適に装
着される本発明のイヤホンは、そのようなコミュニケー
ションシステムにおいても望ましい応用性を備えてい
る。ところで、送受信両方向のコミュニケーションにお
いてはマイクロホンが必要とされる。両手の自由を保っ
たままのコミュニケーションにおいては、マイクロホン
をユーザーの口元に近い適切な場所に保持する必要があ
る。これはイヤホン上へのマイクロホンの搭載を必要と
する。コミュニケーションシステムにおいて、各々の耳
に一つづつ合計２つのイヤホンを備えることはパーソナ
ルオーディオシステムにおけるのと同様に利点がある。
しかしながら、単一のイヤホンが好ましいようなケース
もある。例えば、コミュニケーションに加えて周囲の音
も聞かなければならないよう場合がそれである。
テム、特にコミュニケーションが両手を塞ぐ活動におい
て必要とされる場合、例えば、交換台の作業、飛行機内
のように騒音のある環境でコミュニケーションが必要と
される場合にも使用される。また、警察本部のような遠
隔地とのコミュニケーションを保ちながら警察官が両手
を自由にしておくことを必要とされる法律の執行状況等
において、両手を自由にできるコミュニケーションシス
テムは役立つ。さらに、携帯用電話の急速な普及につれ
て、ジョギングやドライブのような活動に参加する人々
は、両手を自由にした状態で電話でコミュニケーション
をとることを望んでいる。上記のように、耳に快適に装
着される本発明のイヤホンは、そのようなコミュニケー
ションシステムにおいても望ましい応用性を備えてい
る。ところで、送受信両方向のコミュニケーションにお
いてはマイクロホンが必要とされる。両手の自由を保っ
たままのコミュニケーションにおいては、マイクロホン
をユーザーの口元に近い適切な場所に保持する必要があ
る。これはイヤホン上へのマイクロホンの搭載を必要と
する。コミュニケーションシステムにおいて、各々の耳
に一つづつ合計２つのイヤホンを備えることはパーソナ
ルオーディオシステムにおけるのと同様に利点がある。
しかしながら、単一のイヤホンが好ましいようなケース
もある。例えば、コミュニケーションに加えて周囲の音
も聞かなければならないよう場合がそれである。
【００１５】イヤホンのコミュニケーションシステムに
おける使用において、唯一つのイヤホンが使用される場
合、あるいは２つのイヤホンのうち一個のみが使用され
る場合、その使用される方のイヤホンにはマイクロホン
を搭載するための手段が必要である。図示されるよう
に、マイクロホンアーム３５はマイクロホンアーム取付
ベース３６から延出しており、この取付ベース３６はス
ピーカーハウジングの背部の保持部３７に回転可能に取
り付けられる。保持部３７は円形部を有し、その円形部
周囲にはフランジ３８が延出している。取付ベース３６
は円形開口を有し、それを介して保持部３７のフランジ
３８にフィットする。その際、取付ベースの舌片３９が
フランジ３８に係合して取付ベース３６がスピーカーハ
ウジング１１に対して回転可能となる。取付ベース上に
舌片３９に隣接して設けられたストッパー４０は、保持
部３７上のストッパー４１に相互作用し、アーム取付ベ
ース３６とマイクロホンアーム３５のスピーカーハウジ
ング１１に対する回転を前後２７０度の範囲に制限す
る。一方の回転限界ポジションにおいて、マイクロホン
アームは図４、図５、および図７に示すように、ユーザ
ーの右耳に装着されたイヤホンから延出する。他方の回
転限界ポジションにおいて、マイクロホンアームは図７
で示すのとは反対にユーザーの左耳に装着されたイヤホ
ンから口元に向かって延出するだろう。図４において、
回転範囲は矢印３８によって示されている。
おける使用において、唯一つのイヤホンが使用される場
合、あるいは２つのイヤホンのうち一個のみが使用され
る場合、その使用される方のイヤホンにはマイクロホン
を搭載するための手段が必要である。図示されるよう
に、マイクロホンアーム３５はマイクロホンアーム取付
ベース３６から延出しており、この取付ベース３６はス
ピーカーハウジングの背部の保持部３７に回転可能に取
り付けられる。保持部３７は円形部を有し、その円形部
周囲にはフランジ３８が延出している。取付ベース３６
は円形開口を有し、それを介して保持部３７のフランジ
３８にフィットする。その際、取付ベースの舌片３９が
フランジ３８に係合して取付ベース３６がスピーカーハ
ウジング１１に対して回転可能となる。取付ベース上に
舌片３９に隣接して設けられたストッパー４０は、保持
部３７上のストッパー４１に相互作用し、アーム取付ベ
ース３６とマイクロホンアーム３５のスピーカーハウジ
ング１１に対する回転を前後２７０度の範囲に制限す
る。一方の回転限界ポジションにおいて、マイクロホン
アームは図４、図５、および図７に示すように、ユーザ
ーの右耳に装着されたイヤホンから延出する。他方の回
転限界ポジションにおいて、マイクロホンアームは図７
で示すのとは反対にユーザーの左耳に装着されたイヤホ
ンから口元に向かって延出するだろう。図４において、
回転範囲は矢印３８によって示されている。
【００１６】この回転可能性は、ユーザーが右耳でも左
耳でも好きなほうからマイクロホンアームを延出させる
ことを可能にするとともに、一方の耳から他方の耳には
めかえることを容易にする。スリーブ内におけるブーム
１５の回転を介してのスピーカーハウジング１１の回転
可能性は、スピーカハウジングの方位を容易に変更でき
るようにするので、同じイヤホンを左耳でも右耳でも装
着可能にする。ストッパー４０および４１は、取付ベー
スの回転限界を設定することでユーザーの活発な運動中
にマイクロホンアームが下方向に過剰に回転して口元の
位置からずれることを防ぐ。上記したようなストッパー
の配置とスピーカーハウジング１１へのマイクロホンア
ーム取付ベース３６の適切な装着により、マイクロホン
アームは、図１、図２および図３に示すように、決して
まっすぐ下方向には延出しないようになっている。これ
らの図では、まっすぐ下方向にマイクロホンアームが延
出できるように描かれているが、これは単にマイクロホ
ンアームを図示する目的であって、実施には前途したよ
うにまっすぐ下方向には延出しない。必要に応じて、図
５に示すように、マイクロホンアーム取付ベース３６上
のストッパー４０には延長部４２が設けられる。これは
圧縮されて、ストッパー間の取付ベース３６の移動に摩
擦力による抵抗を与える。また、図４に示すように、こ
の延長部４２はストッパー４１の位置において回り止め
部４３にはまり込んで取付ベースを実質的にロックす
る。ストッパー、回り止め部などその他の種々の配置が
可能である。
耳でも好きなほうからマイクロホンアームを延出させる
ことを可能にするとともに、一方の耳から他方の耳には
めかえることを容易にする。スリーブ内におけるブーム
１５の回転を介してのスピーカーハウジング１１の回転
可能性は、スピーカハウジングの方位を容易に変更でき
るようにするので、同じイヤホンを左耳でも右耳でも装
着可能にする。ストッパー４０および４１は、取付ベー
スの回転限界を設定することでユーザーの活発な運動中
にマイクロホンアームが下方向に過剰に回転して口元の
位置からずれることを防ぐ。上記したようなストッパー
の配置とスピーカーハウジング１１へのマイクロホンア
ーム取付ベース３６の適切な装着により、マイクロホン
アームは、図１、図２および図３に示すように、決して
まっすぐ下方向には延出しないようになっている。これ
らの図では、まっすぐ下方向にマイクロホンアームが延
出できるように描かれているが、これは単にマイクロホ
ンアームを図示する目的であって、実施には前途したよ
うにまっすぐ下方向には延出しない。必要に応じて、図
５に示すように、マイクロホンアーム取付ベース３６上
のストッパー４０には延長部４２が設けられる。これは
圧縮されて、ストッパー間の取付ベース３６の移動に摩
擦力による抵抗を与える。また、図４に示すように、こ
の延長部４２はストッパー４１の位置において回り止め
部４３にはまり込んで取付ベースを実質的にロックす
る。ストッパー、回り止め部などその他の種々の配置が
可能である。
【００１７】図２および図７に示すように、マイクロホ
ン４５は、マイクロホンアーム３５の端部に位置する。
一対のコード４６がマイクロホン４５からボア４７を介
してマイクロホンアームに延出し、さらにマイクロホン
アーム取付ベース内、そしてスピーカーハウジング内に
延出する。スピーカハウジング１１内において、コード
４６はコード２０と合わさって、図７に示すようにユー
ザーに装着されたコミュニケーション装置２５に延出す
るマルチ導体コード２２の一部となる。マイクロホンか
らの信号はコード４６によってコミュニケーション装置
に送信されるとともにコミュニケーション装置あるいは
オーディオシステムからの信号がコード２０によってス
ピーカー１２に送信される。組み立ての容易性、あるい
はマイクロホンアームを着脱自在にするために、コード
４６用のプラグおよびソケット機構４８がスピーカーハ
ウジング１１内に設けられている。
ン４５は、マイクロホンアーム３５の端部に位置する。
一対のコード４６がマイクロホン４５からボア４７を介
してマイクロホンアームに延出し、さらにマイクロホン
アーム取付ベース内、そしてスピーカーハウジング内に
延出する。スピーカハウジング１１内において、コード
４６はコード２０と合わさって、図７に示すようにユー
ザーに装着されたコミュニケーション装置２５に延出す
るマルチ導体コード２２の一部となる。マイクロホンか
らの信号はコード４６によってコミュニケーション装置
に送信されるとともにコミュニケーション装置あるいは
オーディオシステムからの信号がコード２０によってス
ピーカー１２に送信される。組み立ての容易性、あるい
はマイクロホンアームを着脱自在にするために、コード
４６用のプラグおよびソケット機構４８がスピーカーハ
ウジング１１内に設けられている。
【００１８】マイクロホンアーム３５は、図７に示すよ
うに、ユーザーによって所望の形状にたやすく曲げれる
ような柔軟性と形状保持能力を有することが好ましく、
それによりユーザーは口元から音をピックアップする適
切な位置にマイクロホンを配置できる。
うに、ユーザーによって所望の形状にたやすく曲げれる
ような柔軟性と形状保持能力を有することが好ましく、
それによりユーザーは口元から音をピックアップする適
切な位置にマイクロホンを配置できる。
【００１９】スピーカーハウジングがマイクロホンを装
着するように構成されていて、マイクロホンの使用が必
要でない場合、マイクロホンアーム取付ベース３６が着
脱可能であり、取付ベースが取り外された後に、図９に
示すように、舌片５１を有する小さな円形カバー５０を
取付ベース３６の代わりにスピーカーハウジングに着脱
自在に取り付けることが好ましい。マイクロホンが取り
外される場合は、プラグおよびソケット機構４８におい
てマイクロホンコード４６が分離される。マイクロホン
が再びスピーカーハウジング１１に装着される場合には
再びそこで接続される。
着するように構成されていて、マイクロホンの使用が必
要でない場合、マイクロホンアーム取付ベース３６が着
脱可能であり、取付ベースが取り外された後に、図９に
示すように、舌片５１を有する小さな円形カバー５０を
取付ベース３６の代わりにスピーカーハウジングに着脱
自在に取り付けることが好ましい。マイクロホンが取り
外される場合は、プラグおよびソケット機構４８におい
てマイクロホンコード４６が分離される。マイクロホン
が再びスピーカーハウジング１１に装着される場合には
再びそこで接続される。
【００２０】スピーカー１２へのコード、マイクロホン
４５へのコードを含むコード２２が遠方端２４からスリ
ーブ端部１３近くの位置に向かって耳あて部材１０の中
を延出することが好ましい。本発明者の先の米国特許に
おいて、耳当て部材は、２つの耳当て部材用パーツを成
形し、一方のパーツ内にコードを配置し、他方のパーツ
をそのパーツの上にかぶせて接着することによって製造
されている。しかし、本発明においては、図１、図２、
および図９に示されるように、耳当て部材１０は長さ方
向に延出するスリット５５を備えた一体成形部品として
製造することができる。図８に示すように、スリットの
内部には、コード収納用くぼみ５６が設けられている。
コード２２は耳あて部材の遠方端２４を介してスリット
内に針あるいはそれに類似の工具の使用によって挿入さ
れ、耳あて部材を介して番号５７で示されるスリット５
５の他端に延出する。コード２２は遠方端２４によって
しっかりと保持され、かつ他端側でコードがゆったり保
持されるように耳あて部材内に挿入されることが好まし
い。コード２２はこれらの作業の際にスリット５０内に
ある必要はなく、むしろ通常はそこにはない。コードが
スピーカー１２および（必要に応じて）マイクロホン３
５に延出するように十分な長さで耳あて部材内に挿入さ
れた後、それはスリット５０に押し込まれる。さらに、
コードはスピーカーハウジング１１の位置調節用のたる
みを形成するためループ２３を介してブーム１５内に挿
入される。ところで、コードはこれまで説明してきたの
とは反対の方向から耳あて部材に挿入してもかまわな
い。挿入の方向および挿入の順序は重要でない。コード
収納用くぼみ５６に入るとコード２２は耳あて部材内に
安定に納まる。
４５へのコードを含むコード２２が遠方端２４からスリ
ーブ端部１３近くの位置に向かって耳あて部材１０の中
を延出することが好ましい。本発明者の先の米国特許に
おいて、耳当て部材は、２つの耳当て部材用パーツを成
形し、一方のパーツ内にコードを配置し、他方のパーツ
をそのパーツの上にかぶせて接着することによって製造
されている。しかし、本発明においては、図１、図２、
および図９に示されるように、耳当て部材１０は長さ方
向に延出するスリット５５を備えた一体成形部品として
製造することができる。図８に示すように、スリットの
内部には、コード収納用くぼみ５６が設けられている。
コード２２は耳あて部材の遠方端２４を介してスリット
内に針あるいはそれに類似の工具の使用によって挿入さ
れ、耳あて部材を介して番号５７で示されるスリット５
５の他端に延出する。コード２２は遠方端２４によって
しっかりと保持され、かつ他端側でコードがゆったり保
持されるように耳あて部材内に挿入されることが好まし
い。コード２２はこれらの作業の際にスリット５０内に
ある必要はなく、むしろ通常はそこにはない。コードが
スピーカー１２および（必要に応じて）マイクロホン３
５に延出するように十分な長さで耳あて部材内に挿入さ
れた後、それはスリット５０に押し込まれる。さらに、
コードはスピーカーハウジング１１の位置調節用のたる
みを形成するためループ２３を介してブーム１５内に挿
入される。ところで、コードはこれまで説明してきたの
とは反対の方向から耳あて部材に挿入してもかまわな
い。挿入の方向および挿入の順序は重要でない。コード
収納用くぼみ５６に入るとコード２２は耳あて部材内に
安定に納まる。
【００２１】以上説明してきたように、本発明のイヤホ
ンは、図７に示すようにユーザーに装着されたオーディ
オおよびコミュニケーションシステム、あるいは車や飛
行機内でユーザーから離して配置されたオーディオおよ
びコミュニケーションシステム等の種々のタイプのシス
テムにおいて使用可能である。
ンは、図７に示すようにユーザーに装着されたオーディ
オおよびコミュニケーションシステム、あるいは車や飛
行機内でユーザーから離して配置されたオーディオおよ
びコミュニケーションシステム等の種々のタイプのシス
テムにおいて使用可能である。
【００２２】本発明は、その実施におけるベストモード
としての実施例に基づいて説明がなされている。したが
って、本発明の請求範囲から理解される広い発明概念か
ら逸脱しないかぎりにおいて種々の変更が本発明におい
て可能であると理解されるべきである。
としての実施例に基づいて説明がなされている。したが
って、本発明の請求範囲から理解される広い発明概念か
ら逸脱しないかぎりにおいて種々の変更が本発明におい
て可能であると理解されるべきである。
【図１】マイクロホンを装着した本発明のイヤホンの側
面図である。
面図である。
【図２】図１の右側から描かれた本発明のイヤホンの正
面図である。
面図である。
【図３】スピーカー、スピーカーハウジング、およびマ
イクロホンアームを示すため図１の線３−３に沿って描
かれた垂直断面図である。
イクロホンアームを示すため図１の線３−３に沿って描
かれた垂直断面図である。
【図４】図２の線４−４に沿って描かれた垂直断面図で
ある。
ある。
【図５】図２の線５−５に沿って描かれたマイクロホン
取付ベースの側面図である。
取付ベースの側面図である。
【図６】スピーカーおよびスピーカーハウジング内に収
納される部品を示す分解斜視図である。
納される部品を示す分解斜視図である。
【図７】ユーザーによって装着されているコミュニケー
ションシステムの斜視図である。
ションシステムの斜視図である。
【図８】図１の線８−８に沿って描かれた耳当て部材の
垂直断面図である。
垂直断面図である。
【図９】マイクロホン取付ベースの代わりにキャップが
はめ込まれていることを示すため図３と同様の角度から
描かれた部分断面図である。
はめ込まれていることを示すため図３と同様の角度から
描かれた部分断面図である。
１１ スピーカーハウジング １２ スピーカー １３ スリーブ １４ スリーブの開口 １５ ブーム １７ ストッパー ２２ 絶縁マルチ導体コード ２３ ループ ３５ マイクロホンアーム ３６ マイクロホンアーム取付ベース ５５ スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04R 1/10 104 H04R 1/10 101
Claims (9)
- 【請求項１】スピーカー；スピーカーを収納するスピー
カーハウジング；スピーカーハウジングから延出する細
長ブーム；マイクロホンアーム；マイクロホンアームの
スピーカーハウジングへの取付手段；および耳装着手段
を含むイヤホンであって、 耳装着手段はスリーブを有し、前記ブームをスリーブの
内側に摩擦力によって保持するとともに、耳装着手段に
対するスピーカーハウジングの位置を調節するためにス
リーブでブームを長手方向に強制的にスライドさせるこ
とができ、さらに耳装着手段に対するスピーカハウジン
グの方位を調節するためにスリーブで前記ブームを強制
的に回転させることができ、それにより、耳装着手段は
スピーカーハウジング、ブームと共同してユーザーの耳
の聴覚管入口にスピーカーをフィットさせる、 前記マイクロホンアームの取付手段は、そこからマイク
ロホンアームが延出するマイクロホン取付用ベース、お
よびマイクロホン取付用ベースを保持するためにスピー
カーハウジングに設けられた保持部を含み、 スピーカーハウジングの前記保持部は、周囲にフランジ
を備えた円形部を有し、マイクロホン取付用ベースは、
内部に前記保持部を導く円形開口、および前記保持部に
対してマイクロホン取付用ベースを回転可能に支持する
ため前記フランジと係合可能な舌片を含み、 前記イヤホンがユーザーの右耳および左耳のいずれに装
着された時でもマイクロホンをユーザーの口元に適切に
配置できるようにスピーカーハウジングに対するマイク
ロホン取付用ベースの回転量を制限するためマイクロホ
ン取付用ベースおよび前記保持部に設けられたストッパ
ーを含む ことを特徴とするイヤホン。 - 【請求項２】 前記ブームは、スピーカーハウジングか
ら遠方側の端部にスリーブからのブームの抜け落ちを防
止するためのストッパーを有することを特徴とする請求
項１に記載のイヤホン。 - 【請求項３】 前記スピーカーへの接続コードが前記耳
装着手段からブームを介してスピーカーハウジング内に
延出することを特徴とする請求項２に記載のイヤホン。 - 【請求項４】 前記スピーカーと水分との接触を防ぐた
めにスピーカー上に配置される防水材料を含むことを特
徴とする請求項１に記載のイヤホン。 - 【請求項５】 前記マイクロホンアーム取付用ベース
は、保持部に着脱可能に支持されることを特徴とする請
求項１に記載のイヤホン。 - 【請求項６】 前記マイクロホンアーム取付用ベースが
前記保持部から取り外されている時、保持部に着脱可能
に取り付けられるキャップを含むことを特徴とする請求
項５に記載のイヤホン。 - 【請求項７】 前記耳装着手段は、細長の湾曲した耳当
て部材で構成され、耳当て部材はその両端間に延出する
細長スリットを有し、信号源からイヤホンに延出するコ
ードは前記スリット内に収容されることを特徴とする請
求項１に記載のイヤホン。 - 【請求項８】 前記耳当て部材は、細長スリットの底に
沿って延出するコード収納用くぼみを有することを特徴
とする請求項７に記載のイヤホン。 - 【請求項９】 前記マイクロホンアームのスピーカハウ
ジングに対する回転は、前記ストッパーにより２７０度
の範囲に制限されることを特徴とする請求項１に記載の
イヤホン。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/896470 | 1997-07-18 | ||
| US08/896,470 US6427018B1 (en) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | Adjustable earphones for personal audio and communication systems |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11168786A JPH11168786A (ja) | 1999-06-22 |
| JP3079162B2 true JP3079162B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=25406268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10198371A Expired - Fee Related JP3079162B2 (ja) | 1997-07-18 | 1998-07-14 | パーソナルオーディオおよびコミュニケーションシステム用イヤホン |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6427018B1 (ja) |
| JP (1) | JP3079162B2 (ja) |
| CN (1) | CN1145406C (ja) |
| CA (1) | CA2242515C (ja) |
| DE (1) | DE19831361C2 (ja) |
| GB (1) | GB2327552B (ja) |
| NL (1) | NL1009650C2 (ja) |
| TW (1) | TW376675B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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