JP3079086U - 眼鏡、眼鏡用の耳当てキャップ及び鼻当てキャップ - Google Patents

眼鏡、眼鏡用の耳当てキャップ及び鼻当てキャップ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気による医療的効果を得ることのできる眼
鏡を提供する。 【解決手段】 この眼鏡は、眼鏡フレームの耳当て部3
0及び鼻当て部40であって、人体の側頭部及び鼻上部
に密着する箇所に、トルマリンからなる磁性部材35、4
5を埋め込んで構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、眼鏡及びその眼鏡フレームに関し、特に眼鏡フレームの一部にトル マリン又はゲルマニウムよりなる磁性部材を設けて磁気の作用による医療的な効 果を持たせた眼鏡及びその眼鏡フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、人体への磁界を作用させることで、血行の増進、凝りや痛みの緩和などに 有効であることが広く知られており、近年においてはこの原理を利用した健康器 具等が種々提案されている。
【0003】 例えば、磁性体によって形成した複数の装飾体を連結したネックレスや、磁性体 を含有させた貴金属からなるブレスレット等が提供されている。これらは、特殊 な器具に比べて手軽かつ違和感なく通常の装飾具と同じように身に付けることで、 装飾的な効果に加えて磁器による医療的な効果が得られるものとして広く用い られている。
【0004】 この種の従来技術としては、例えば特開平07−136288号公報に開示さ れる磁気ネックレス等がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述したような従来の装飾具を兼ねた磁気医療器具では、以下に述べ るような問題点があった。
【0006】 第1に、装飾品を常用しない場合には身に付けるのに違和感や抵抗があるとい う問題点である。
【0007】 第2に、身に付けた際に、常時肌に密着している訳ではないので、磁気的な作用 がうまく働かず十分な医療的な効果が得られ難いという問題点である。
【0008】 本考案の目的は、上記従来の欠点を解決するため、眼鏡をかける者であれば装 飾品のような違和感を感じることなく、磁気による医療的効果を得ることのでき る眼鏡及び眼鏡フレームを提供することにある。
【0009】 また、本考案の他の目的は、従来の装飾品を兼ねた磁気医療具に比べて十分な磁 気による医療的効果が得られる眼鏡及び眼鏡フレームを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本考案による眼鏡は、眼鏡フレームの耳当て部であ って、人体の側頭部に密着する箇所に、磁性部材を埋め込んだことことを特徴とす る。
【0011】 請求項2の本考案による眼鏡は、眼鏡フレームの鼻当て部であって、人体の鼻上 部に密着する箇所に、磁性部材を埋め込んだことを特徴とする。
【0012】 請求項3の本考案による眼鏡は、眼鏡フレームの耳当て部及び鼻当て部であっ て、人体の側頭部及び鼻上部に密着する箇所に、磁性部材を埋め込んだことを特徴 とする。
【0013】 請求項4の本考案による眼鏡は、前記磁性部材が、トルマリン又はゲルマニウム であることを特徴とする。
【0014】 請求項5の本考案による眼鏡用の耳当てキャップは、眼鏡フレームの耳当て部 に被せることのできる可撓性を有する部材からなるチューブ状のキャップであっ て、人体の側頭部に密着する箇所に、磁性部材を配したことを特徴とする。
【0015】 請求項6の本考案による眼鏡用の耳当てキャップは、前記磁性部材が、トルマリ ン又はゲルマニウムであることを特徴とする。
【0016】 請求項7の本考案による眼鏡用の鼻当てキャップは、眼鏡フレームの鼻当て部 に被せることのできる可撓性を有する部材からなる袋状のキャップであって、人 体の鼻上部に密着する箇所に、磁性部材を配したことを特徴とする。
【0017】 請求項8の本考案による眼鏡用の鼻当てキャップは、前記磁性部材が、トルマリ ン又はゲルマニウムであることを特徴とする。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0019】 本考案の第1の実施の形態による眼鏡について図1、図2、図3を参照して説 明する。図1は本考案の好適な実施の形態による眼鏡の斜視図、図2はそのフレ ームの耳当て部分の一部拡大図、図3はその耳当て部の断面図である。
【0020】 本実施の形態による眼鏡10においては、メガネフレーム20の耳当て部30 に、磁気作用による医療効果の高いトルマリン又はゲルマニウムにより形成した 磁性部材35が複数埋め込まれている。この磁性部材35は、トルマリン原石又 はゲルマニウム原石を加工し、あるいはトルマリン又はゲルマニウムを含有させ た金属部材を加工するなどの方法で形成するものとする。
【0021】 磁性部材35は、耳当て部30のうち、眼鏡10をかけた際に側頭部に密着する 内側部分に、図3に示す如く埋め込むことで配置されている。
【0022】 上記のように耳当て部30に磁性部材35を設けた眼鏡10をかければ、側頭 部から脳細胞、全身の神経及び血管に対して磁気の作用が及ぶことにより、脳細胞 の活性化及び血行が増進されると共に、電磁波の作用により神経の活性化がもた らされ、脳動脈硬化、脳萎縮、脳出血、脳梗塞の抑制的効果により痴呆に有効的であ り、緊張の緩和、筋肉の弛緩といった医療的な効果が図られるものである。特に、 本考案による眼鏡10では、磁気作用による医療的効果が得られやすい人体の側 頭部に直接密着した状態で磁気が作用することから、従来の装飾品等と比べると 極めて高い効果が得られるものである。
【0023】 図4、図5は、本考案の第2の実施の形態を示すものである。この実施の形態 では、図1に示した眼鏡10の耳当て部30に、直接磁性部材35を埋め込むので はなく、耳当て部30に被せることのできるゴム等の可撓性を有する部材によっ て両端が開口するチューブ状に形成した耳かけキャップ40に上記と同じような トルマリン又はゲルマニウムからなる磁性部材45を複数設けている。図5はそ の断面図である。
【0024】 この耳かけキャップ40を、図6に示すように、その磁性部材45の側が内側に 向くように眼鏡の耳当て部30に被せることにより、第1の実施の形態による眼 鏡10と同じ効果が得られるものである。
【0025】 このような耳かけキャップ40によれば、磁性部材35を設けた眼鏡フレーム を購入することなく、現在かけている眼鏡にそのまま取り付けることで、医療的な 効果が得られることとなる。また、耳かけキャップ40を透明に形成すれば、フレ ームの耳当て部30の外観を変えることなく用いることができる。
【0026】 図7、図8は本考案の第3の実施の形態による眼鏡であって、鼻当て部50に、 上記第1の実施の形態と同様のトルマリン又はゲルマニウムからなる磁性部材5 5を埋め込んだものである。図7はその断面図を示す。
【0027】 このように、鼻当て部50に、磁性部材55を埋め込むことにより、神経の集中 する鼻上部に効果的に磁気が作用することで、緊張の緩和、筋肉の弛緩といった医 療的な効果が図られるものである。また、視神経に対する磁気の作用によって視 力の回復が図られる。また、眼精疲労、近視、白内障、緑内障、炎症による痛みが抑 制される。さらには、鼻上部の血管に磁気が作用して血行がよくなり炎症が抑え れることから副鼻腔炎や歯周病等の改善に効果が得られる。
【0028】 図9、図10は、本考案の第4の実施の形態を示すものであり、この実施の形態 では、鼻当て部50に、直接磁性部材55を埋め込むのではなく、鼻当て部50に 被せることのできるゴム等の可撓性を有する部材によって袋状に形成した鼻当て キャップ60に上記と同じようなトルマリン又はゲルマニウムからなる磁性部材 65を設けている。図9はその断面図である。この鼻当てキャップ60には、図 示のように、鼻当て部50に被せるための開口部60aが形成されている。
【0029】 この鼻当てキャップ60を、その磁性部材65の側が内側に向くように眼鏡の 鼻当て部50に被せることにより、第3の実施の形態による眼鏡10と同じ効果 が得られるものである。
【0030】 このような鼻当てキャップ60によれば、磁性部材55を設けた眼鏡フレーム を購入することなく、現在かけている眼鏡にそのまま取り付けることで、医療的な 効果が得られることとなる。また、鼻当てキャップ60を透明に形成すれば、鼻当 て部50の外観を変えることなく用いることができる。
【0031】 以上好ましい実施の形態をあげて本考案を説明したが、本考案は必ずしも上記 実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内にお いて様々に変形して実施することができる。例えば、第1の実施の形態と第3の 実施の形態を組み合わせて、耳当て部30と鼻当て部50の双方に、磁性部材を設 けることも可能である。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、眼鏡をかける者であれば装飾品のよう な違和感を感じることなく、磁気による医療的効果を得ることのできる眼鏡及び 眼鏡フレームを提供することができる。
【0033】 また、側頭部、鼻上部の神経が集中する箇所に磁性部材が密着することから、従 来の装飾品を兼ねた磁気医療具に比べて十分な磁気による医療的効果が得られる という優れた効果が得られる。
【0034】 すなわち、側頭部から全身の神経及び血管に対して磁気の作用が及ぶことによ り、血行が増進されと共に、電磁波の作用により脳細胞及び神経の活性化がもたら され、脳動脈硬化、脳萎縮、脳出血、脳梗塞の抑制的効果により痴呆に有効的であり、 かつ緊張の緩和、筋肉の弛緩といった医療的な効果が図られるものである。特に、 視神経に対する磁気の作用によって視力の回復が図られる。さらには、鼻上部の 血管に磁気が作用して血行がよくなり炎症が抑えれることから副鼻腔炎や歯周病 等の改善に効果が得られる。
【0035】 さらに、本考案の耳当てキャップ、鼻当てキャップによれば、新たに眼鏡を購入 することなく、現在かけている眼鏡に装着することで磁気作用による医療的効果 が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1の実施の形態による眼鏡の斜視
図である。
【図2】 図1に示す眼鏡の耳当て部の拡大図である。
【図3】 図1に示す眼鏡の耳当て部の断面図である。
【図4】 本考案の第2に実施の形態による耳当てキャ
ップの外観を示す図である。
【図5】 図4に示す耳当てキャップの断面図である。
【図6】 図4に示す耳当てキャップを眼鏡の耳当て部
に装着した状態を示す図である。
【図7】 本考案の第3の実施の形態による眼鏡の鼻当
て部を示す外観図である。
【図8】 図7に示す眼鏡の鼻当て部の断面図である。
【図9】 本考案の第4の実施の形態による鼻当てキャ
ップの外観を示す図である。
【図10】 図9に示す鼻当てキャップの断面図であ
る。
【符号の説明】
10 眼鏡 20 フレーム 30 耳当て部 35、45、55、65 磁性部材 40 耳当てキャップ 50 鼻当て部 60 鼻当てキャップ

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡フレームの耳当て部であって、人体
    の側頭部に密着する箇所に、磁性部材を埋め込んだこと
    を特徴とする眼鏡。
  2. 【請求項2】 眼鏡フレームの鼻当て部であって、人体
    の鼻上部に密着する箇所に、磁性部材を埋め込んだこと
    を特徴とする眼鏡。
  3. 【請求項3】 眼鏡フレームの耳当て部及び鼻当て部で
    あって、人体の側頭部及び鼻上部に密着する箇所に、磁性
    部材を埋め込んだことを特徴とする眼鏡。
  4. 【請求項4】 前記磁性部材が、トルマリン又はゲルマ
    ニウムであることを特徴とする請求項1から請求項3に
    記載の眼鏡。
  5. 【請求項5】 眼鏡フレームの耳当て部に被せることの
    できる可撓性を有する部材からなるチューブ状のキャッ
    プであって、人体の側頭部に密着する箇所に、磁性部材を
    配したことを特徴とする眼鏡用の耳当てキャップ。
  6. 【請求項6】 前記磁性部材が、トルマリン又はゲルマ
    ニウムであることを特徴とする請求項5に記載の眼鏡用
    の耳当てキャップ。
  7. 【請求項7】 眼鏡フレームの鼻当て部に被せることの
    できる可撓性を有する部材からなる袋状のキャップであ
    って、人体の鼻上部に密着する箇所に、磁性部材を配した
    ことを特徴とする眼鏡用の鼻当てキャップ。
  8. 【請求項8】 前記磁性部材が、トルマリン又はゲルマ
    ニウムであることを特徴とする請求項7に記載の眼鏡用
    の鼻当てキャップ。
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