JP3079061U - 自動販売機等歪センサーを用いた警報装置 - Google Patents

自動販売機等歪センサーを用いた警報装置

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sensor
alarm
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strain sensor
vending machine
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哲 久保田
博 大下
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丸大和光株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自動販売機等非破壊検出体に簡単に取り付け
られ、歪、熱、振動、切断等の破壊行為を1種類の薄く
小さなセンサーで誤作動させず確実に検出し、制御部も
簡素、小型化することにより、取り付け、生産コストを
大幅に削減できる。 【解決手段】 薄く小さな歪センサー12と合成樹脂板11
の組み合わせにより歪、熱、振動、切断等の破壊行為を
1種類のセンサーで判定し、コントロール部にタイマー
を設け、双方の論理積により、誤作動を防止した。取り
付け、及び生産コストの削減のため制御を簡便にし、セ
ンサー部A、コントロール部B、スピーカー部Cを軽量、
小型化した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は自動販売機、構築物等の、破壊を伴う犯罪に対する防犯機構に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の防犯装置は破壊等の犯罪を回路断線、振動センサー、温度センサー、傾 斜センサー等を、個別に又は複合的に用い、警報を発するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
個々のセンサー取り付けに本体への加工が伴い、個別の制御回路が必要で煩雑 な制御になる。又、形状によっては取り付け場所の選定に困難を伴う。犯罪以外 の振動等で誤作動を起こす可能性がある等の問題点を有していた。
【0004】 本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、従来用いられていない微少な歪を 検出する歪センサーを採用し、振動、温度、傾斜を歪に変換することで、センサ ーを1種類にし、しかも1mm未満と薄く小さいため、設置する場所の選定も容易 である。制御自体も簡便で、回路断線を入力信号として取り込み基板化すること で小型・軽量化でき収納スペースを少なくすることができる。犯罪以外の歪(軽 微な振動等)と破壊での歪の判別用としてコントロール部にタイマーを設け、歪 による変位が2秒以上継続したとき破壊行為と認識させる事で誤作動をなくした 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では上述の目的を達成するためセンサー部に歪センサーを採用すること で、軽薄短小化し両面テープでの取り付けが可能になった。又合成樹脂に歪セン サーを接着する事により、合成樹脂の熱変形温度摂氏90℃の性質を利用し破壊温 度を歪に変換した。破壊歪の確度を上げるため、コントロール部内部にタイマー 機能を設けた。
【0006】
【作用】
本考案によれば力や熱、振動での破壊行為による歪を被歪箇所に貼られた1種 類4枚のセンサーで検知し、コントロール部で破壊歪と判定し、警報を出力する ものである。
【0007】
【実施例】
図1に於いて シールド線7(長さ約3m)付きセンサー1、4枚と、電池8を電 源とするコントロール部Bの制御部2をソケットで接続し、同様にソケットで接続 された出力ケーブル4により電池9を電源とする警報音チップ搭載アンプ3と接続 されることにより構成される。
【0008】 図2センサー詳細において歪センサー12は通常貼り付けられた物体の歪変位量 をミクロン単位で計測する為に用いられるセンサーであるが、本考案では0.1m mから0.5mmの変位の値を制御部に与え、それ以上の変位量を異常変位と認識 させる。異常変位になった時、制御部内部に設けたタイマーを作動させ、異常変 位が解消された場合タイマーを停止させる。異常変位とタイマー2秒計測の論理 積をもって破壊変位と定義することにより破壊以外の振動を排除することができ る。この事により警報出力の誤作動防止を可能にした。
【0009】 図2センサー詳細において合成樹脂板14は縦10mm横30mm厚さ約1mmで、歪 センサー12をセンサー固定用接着剤11でしっかり固定することにより、合成樹脂 板14の性質の1つである熱変形を利用し、熱を歪に変換した。その熱変形温度は 約90℃であるため常温とかけ離れ、破壊行為に伴う温度と断定することができる 。
【0010】 歪センサー12へはシールド線7を通じ制御部2より常に微弱電流を流し変位を計 測している。コジリ、熱、振動以外(サンダー、カッター等)の破壊行為の検知 として、シールド線7、センサー1の断線でも破壊と判定している。
【0011】 振動による破壊行為に対してはセンサー1を本体固定部の変位を起こし易い箇 所に貼り付け、破壊変位を起こすような振動を破壊行為と判定した。
【0012】 センサー1の重量は数グラムで、大きさも縦10mm横30mm高さ3mm未満と小 さい為、両面テープでしっかりと固定でき、本体への特別な加工を必要としない 。又取り付けの場所も自由に選定できる。コントロール部B、警報音部Cもプリン ト基板化により薄く、軽量・小型化し両面テープでの固定を可能にした。
【0013】 歪センサーを用いての省電力設計により、本装置の電源を電池にすることで破 壊行為時の被破壊検出体自体の電源が切断されても、警報作動を可能にした。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0015】 歪、熱、振動、切断等の破壊行為を1種類のセンサーで検知する事により、電 気制御の方法、機器構成の簡素化が図れ、製作コストを大幅に削減できる。
【0016】 センサー自体小さく、薄く、軽いため合成樹脂板との組み合わせにより狭い場 所にも両面テープで確実に設置でき、取り付けに伴う被検出体の加工作業を省く ことで既設被破壊行為検出体への本装置設置作業が従来装置に比し大幅に削減で きる。
【0017】 異常変位とタイマー2秒計測の論理積をもって破壊変位と定義づけることで確 実な破壊行為の検出、及び誤作動防止を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置構成図面である。
【図2】センサー部詳細断面図である。
【符号の説明】
A センサー部 B コントロール部 C 警報音部 センサー 制御部基板 警報音チップ搭載アンプ基板 出力ケーブル コントロール部筐体 スピーカー部筐体 7、13 シールド線 8、9 電池 10 スピーカー センサー固定用接着剤 歪センサー 14 合成樹脂板 両面テープ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月22日(2000.11.
22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 A センサー部 B コントロール部 C 警報音部 1 センサー 2 制御部基板 3 警報音チップ搭載アンプ基板 4 出力ケーブル 5 コントロール部筺体 6 スピーカー部筺体 7、13 シールド線 8、9 電池 10 スピーカー 11 センサー固定用接着剤 12 歪センサー 14 合成樹脂板 15 両面テープ ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月26日(2001.1.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱により変形及び歪を生ずる素材に歪
    センサーを接着剤で固定し、それを被歪検出体(自動販
    売機錠前付近、自動販売機固定部付近、玄関戸錠前付
    近、窓ガラス等)に貼り付けることにより微少歪、熱変
    形歪、振動等を検出するセンサー部と、それらの検出信
    号を破壊行為と判定し、警報信号を出力するコントロー
    ル部、警報信号の1つによって警報音を発する警報音部
    から構成されている警報装置である。
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