JP3078982U - ペットボトル用ストロー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペットボトルに使うストローであってそのス
トローをペットボトル内に差込んだままで、ペットボト
ルのキャップの開成と閉成で差込んだストローがペット
ボトル内に伸縮自在に収納と飛び出すことの出来るペッ
トボトル用ストローを提供する。 【構成】 チューブ状のストロー１を２分割以上に分割
し、分割した夫々のストロー１を弾力性のある屈曲と復
元性でなる軟質チューブ体２で接合し、ペットボトルＡ
内でこのペットボトルＡのキャップＢの開成トと成でス
トロー１の吸込み口１ａが伸縮自在にした構成である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この考案は、ペットボトル用のストローに関するもの で更に詳しくは、ストローをペットボトルに差込んだままの状態でペットボトル のキャップの開成と閉成に準じて伸縮自在なペットボトル用ストローに関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】この種の従来の技術として、登録実用新案第３０５４４５４ 号考案の名称ペットボトルキャップストローで開示されている。当該従来技術は 図５においてペットボトルのキャップＢ’にストロー１’’’を付け携帯でき、 万人に飲み易くするため、ペットボトルのキャップＢ’に軟性チューブのストロ ー１’’’を通して、そのストロー１’’’の吸込口１’’’を差込むための筒 体状のストロー受け６に差し込んで、これらのキャップＢ’に嵌合自在で接合す るカバー体７が設けてある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記する従来技術の場合、ス トローの吸込口は使用前後にストロー受けに差込みと取出しをするために利用者 は、指先で直接摘まんで行なうために指先の汚れなどが吸込口に付着するなどの 課題が残る。

【０００４】また、ペットボトルを飲物の入ったままで転がしたり、倒し たりすることでストローの吸込口からの液漏れはカバー体とキャップとの結合を 完全でない限り外部への液漏れの課題が残る。

【０００５】また、ストローの吸込口をストロー受けに何回となく差込み の繰返しを行なうためにストロー受けの筒内にたまった飲物の残りが変質と異物 の混入などを誘発し、ストローの吸込口を汚してしまい不潔にしてしまうなどの 課題が残る。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この考案は上記する欠点を解決するため、図 １で示すようにペットボトルＡの飲物Ｄをストロー１を使って飲むためにペット ボトルＡのキャップＢをはずして、ストロー１を差込んで飲物Ｄをストロー１の 吸込口１ａから飲み込むために、ペットボトルＡの開口部Ｃから伸長した状態で ストロー１の全長が決定される。

【０００７】これらのストロー１を使った後にペットボトルＡに差込んだ ままの状態でキャップＢをペットボトルＡの開口部Ｃを封印出来るように、スト ロー１が分割されてその分割されたストロー１が弾力性のある屈曲と復元性のあ る軟質チューブ体２で接合して構成してある。

【０００８】即ち、ストロー１のサイドに押し圧矢印ｂ方向が付加される こで中間に接合する軟質チューブ体２が縮少し、開口部Ｃの封印を解放すること で軟質チューブ体２の復元性が働きストロー１の吸込口１ａが開口部Ｃから矢印 ａ方向に飛び出して利用者が即座に飲物を口にすることの出来るよう構成したも のである。

【０００９】更に、図４で示すようにペットボトルＡのキャップＢを取り 外して開口部Ｃに嵌合自在な有底で中央部にパイプ状のノズル５を設けたストロ ー収納筒体４を差込みペットボトルＡとセットすることが出来る構成である。

【００１０】そして、上記するストロー収納筒体４の内側に突起するパイ プ状のノズル５に弾性力のある屈曲と復元性でなる軟質チューブ体２’が差込ま れこの軟質チューブ体２’の他方端にはチューブ状のストロー１”が差込まれる 。

【００１１】このストロー１”の吸込口１ａ”にペットボトルＡのキャッ プＢの閉成時に押圧矢印ｂ方向を加勢することでストロー１”に接続する軟質チ ューブ体２’が縮少しストロー収納筒体４にストロー１”が収納され、キャップ Ｂの開成によって即座に軟質チューブ体２’が伸長してストロー１”が飛び出す 仕組みである。

【００１２】

【考案の実施の形態】以下に図示の実施例に基づいて本考案を更に詳細に説 明するに、図１・２は、第１の本考案での実施例を示す全体斜視図で、チューブ 状のストロー１を２分割して、その中間部に弾力性のある屈曲と復元性のある軟 質チューブ体２を接続して１本のペットボトル用ストローにしている。

【００１３】上記するペットボトル用ストローを利用者がペットボトルＡ に入った飲物ＤにキャップＢをはずして差込んで吸入口１ａから飲物を口にする がこの場合２分割のストロー１は軟質チューブ体２の伸長を同時に矢印ａ方向に 直線上に伸びてストロー１の吸込口１ａがペットボトルＡの開口部Ｃより飛び出 している。

【００１４】次に飲み終わってペットボトルＡにペットボトル用ストロー を差込んだままの状態で、開口部Ｃに飛び出したストロー１の吸込口１ａにキャ プＢをあてて押し圧しながら開口部Ｃをネジしめすることで矢印ｂ方向に軟質チ ューブ体２が屈曲することで縮少する。

【００１５】このように伸縮するストロー１は中間部に設けた軟質チュー ブ体２の屈曲と復元性で行われるが、これらの屈曲自在の軟質チューブ体２の材 質は、シリコン系ゴム材が最適で屈曲耐久性、衛生面、温度性、弾力性などが優 れていることで本実施例では採用している。

【００１６】 次に図３は第２実施例を示す全体斜視図で、チューブ状の ストロー１’の中間部に位置して、近接する２本のくびれ体３を設けて１本のス トロー１’にしている。

【００１７】これらの１本のストロー１’の２個所のミゾ体でなるくびれ 体３は、このストロー１’の吸込口１ａ’に押し圧を加勢することで、第１実施 例と同じ効果を果し、くびれ体３の２個所が屈曲し、押し圧を解除することでス トレートに伸びる。

【００１８】この第２実施例でのストロー１’の材質はやや硬質で弾力性 のあるポリプロピレン材質を採用しており、チューブ状の筒体の肉厚は一定厚で くびれ体３は細いチューブ状か偏平にし、屈曲自在にしているが、この２個所に 設けたくびれ体３は、チューブ状の筒体の肉厚を薄くすることで目的を達成する ことも出来る。

【００１９】今これらの分割する上記の２本のくびれ体３又は、１本の軟 質チューブ体２を実施例で示しているが、複数にすることで屈曲部を分散するこ も出来る。

【００２０】次に第３での実施例を図４で示すに、ペットボトルＡの開口 部Ｃにストロー収納体４をはめ込んで、その中央部にストロー１”を設けるが、 このストロー１”はやや硬質の材質のポリプロピレン系で吸込口１ａ”を構成し 、このストロー１”はストロー収納体４の中央部に設けたパイプ状の突起するノ ズル５に軟質チューブ体２’を介在してストロー１”を接続する。

【００２１】そして、このストロー収納体４の中央部のパイプ状のノズル ５はペットボトルＡの飲物Ｄに差込むストロー１”を具備することでストロー１ ”の吸込口１ａ”から飲物Ｄを口にすることが出来る。

【００２２】このように、ペットボトルＡの開口部Ｃから飛び出している ストロー１”を収納するのにキャップＢを使って吸込み口１ａ”に押し圧するこ とで軟質チューブ体２’が屈曲してストロー１”が矢印ｂ方向に向かってストロ ー収納筒体４に収納することで、キャップＢはペットボトルＡの開口部Ｃを封印 することが出来、更にはこのキャップＢを開成することで即座にストロー収納筒 体４からストロー１”が軟質チューブ体２’の復元性によって飛び出す。

【００２３】このように上記する第３の実施例では、第１．２の実施例と 違ってペットボトルＡを携帯し移動しながらでもストロー収納筒体４がペットボ トルＡの開口部Ｃを封印するので、飲物Ｄがもれることがない構成である。

【００２４】

【考案の効果】 本考案は上述の通り構成作用するので次の優れた効果を奏 する。即ち第１．２．３の実施例ではペットボトルに差込んだままでキャップを しめることでストローがペットボトル内に縮少し、キャップをあげることで即座 にストローが飛び出すことで、ストローをその都度ペットボトルに差込んだり抜 き取ったりすることない利便性の高いペットボトル用ストローを提供することが 出来る。

【００２５】また、ストローがワンタッチで飛び出しと収納が出来るので ストローの吸込口に指先からの異物や汚れの付着しないペットボトル用ストロー を提供することが出来る。

【００２６】次に第３実施例で示すようにペットボトルを封印したままで の状態でストローから飲物を口にすることが出来るので携帯して移動しながら飲 物をこぼすことなくストローを使って、ペットボトルの飲物を口にすることが出 来るペットボトル用ストロー提供することが出来る。

【００２７】そしてまた、第１．第２の実施例ではストロー単品で折り曲 げることで全長を短くしてコンパクトに保管の出来るペットボトル用ストローを 提供することが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わる全体を示す斜視図で、ペットボ
トル一部断面での使用例での斜視図を示す。

【図２】本考案に係わる第１実施例での全体斜視図であ
る。

【図３】本考案に係わる第２実施例での全体斜視図であ
る。

【図４】本考案に係わる第３実施例での全体を示す縦断
面図である。

【図５】従来でのペットボトルキャップストローでの一
部断面での全体斜視図である。

【符号の説明】

１．１’１”１’’’． ストロー １ａ．１ａ’．１ａ”．１ａ’’’ 吸込口 ２．２’． 軟質チューブ ３． くびれ体 ４． ストロー収納筒体 ５． ノズル ６． ストロー受け ７． カバー体 Ａ． ペットボトル Ｂ．Ｂ’． キャップ Ｃ． 開口部 Ｄ． 飲物

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 チューブ状のストロー（１）を２分割以
   上に分割し、分割した夫々のストロー（１）を弾力性の
   ある屈曲と復元性でなる軟質チューブ体（２）で接合
   し、ペットボトル（Ａ）内でこのペットボトル（Ａ）の
   キャップ（Ｂ）の開成と閉成でストロー（１）の吸込口
   （１ａ）が伸縮自在可能にしたことを特徴とするペット
   ボトル用ストロー。
2. 【請求項２】 チューブ状のストロー（１’）を２分割
   以上に分割し、夫々の分割部をくびれ体（３）にし、そ
   のくびれ体（３）が屈曲と復元性で、ペットボトル
   （Ａ）内でこのペットボトル（Ａ）のキャップ（Ｂ）の
   開成と閉成でストロー（１’）の吸込口（１ａ’）が伸
   縮自在可能にしたことを特徴とするペットボトル用スト
   ロー。
3. 【請求項３】 チューブ状のストロー（１”）を軟質チ
   ューブ体（２’）に接合し、この弾性力のある屈曲と復
   元性でなる軟質チューブ体（２’）の他方端をペットボ
   トル（Ａ）の注出口（Ｃ）に嵌合自在なストロー収納筒
   体（４）の有底中央に設けたノズル（５）に接合し、ペ
   ットボトル（Ａ）内でこのペットボトル（Ａ）のキャッ
   プ（Ｂ）の開成と閉成でストロー（１”）の吸込口（１
   ａ”）が伸縮自在可能にしたことを特徴とするペットボ
   トル用ストロー。