JP3078980U - ニッパ - Google Patents

ニッパ

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JP3078980U
JP3078980U JP2001000151U JP2001000151U JP3078980U JP 3078980 U JP3078980 U JP 3078980U JP 2001000151 U JP2001000151 U JP 2001000151U JP 2001000151 U JP2001000151 U JP 2001000151U JP 3078980 U JP3078980 U JP 3078980U
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handle
pivot
neck
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grip
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世揆 謝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用の空間に応じて、操作形態を替えて使用
できるニッパを提供する。 【解決手段】 首部22、22’、軸棒24、顎部2
6、26’および握り柄28、30から構成されるニッ
パ20で、握り柄28、30は、弧形の棒状に形成され
ている。握り柄28は首部22’と一体成形され、握り
柄30は別に製作して首部22に連接されている。枢軸
35は、首部22に顎部26と反対方向に設けられ、握
り柄30の一端には軸孔32が設けられて枢軸35がは
め込まれる。これによって、枢軸35は回転可能とな
る。枢軸35の自由端には凸部を設けるか、或いは所定
のユニットを締め付けることにより握り柄30の落下を
防止する。弾性突き出しユニット36はバネ37および
ボール体38を有し、首部22の凹み孔の中に埋設さ
れ、弾性作用により握り柄30の枢接端に設けられてい
る定位部33を突き、握り柄30を定位させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はニッパに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のニッパ10の構造は図1に示すように、ニッパ口12と、二本の握り柄 14とから構成されている。握り柄14を操作することにより、ニッパ口の開き 合わせを制御することができ、これによって物体を夾み取ることができる。 最近では、新型のニッパが市場に登場している。図2から図4に示すように、 改善された所は、ニッパ口15と握り柄16が異なる軸向きになっている点であ る。操作する時には、手腕が前腕と直線状態になることができるので人体工学に 合っていて、尚かつ従来のユニットよりも、比較的狭い空間の中での操作に有利 である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ニッパ口12と握り柄14は一直線の配列になっていて、使用 する時には手腕は曲げて操作するので、使用者が腕道症候群(carpal tunnel Sy ndrome)の傷害をきたす可能性があり、尚かつ狭い空間或いは制限された空間の 中での操作に不利である。 上記の改善型のニッパは、ニッパ口15と握り柄16は固定した角度を保持し ているために、只特定の環境の中での使用に適するだけで、各種の異なる狭い空 間での使用に対応することができない欠点がある。 したがって本考案の目的は、使用の空間に応じて、異なる操作形態に替わって 使用が可能で、更に狭い空間の中で操作するのに適しているニッパを提供するこ とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案の請求項1に記載のニッパは、握り柄の一 本が異なる操作の形態に替えられるよう一端が首部の一端に旋回可能に枢接され ている。 本考案の請求項2に記載のニッパは、握り柄の一本と首部との間が枢軸により 枢接され、前記枢軸の軸は長手方向に平行して配置されている。握り柄の向きを 替えることにより、握り柄の他方と寄り添うようになる状態或いは鏡像の対称に なる状態となる。
【0005】 本考案の請求項3に記載のニッパは、握り柄と首部の間に、それぞれ長手方向 に垂直な枢軸が配置されて互いに枢接されている。首部間との長手方向の夾み角 度の変更が可能である。 本考案の請求項4に記載のニッパは、握り柄に弾性定位の作用を形成するため に、握り柄と首部との枢接部に弾性突き出しユニットが設けられている。
【0006】 本考案の請求項5に記載のニッパは、枢軸の一端が首部の自由端に連接されて いる。他端は握り柄の枢接端に設けられている軸孔に差し込まれている。 本考案の請求項6に記載のニッパは、首部と握り柄との枢接端にそれぞれ横向 きの枢孔が設けられている。 本考案の請求項7に記載のニッパは、首部の一端と枢軸との間に中介ユニット の一端が配置されている。中介ユニットの他端は、長手方向に平行に設けられて いる第二枢軸に枢接されている。
【0007】 本考案の請求項8に記載のニッパは、中介ユニットと前記首部の間に第一握り 柄と中介ユニットに弾性の定位作用をもたらすため第一弾性突き出しユニットが 設けられている。 中介ユニットと第二握り柄との間には前記第二握り柄に弾性の定位作用をもた らすため第二弾性突き出しユニットが設けられている。 本考案の請求項9に記載のニッパは、中介ユニットの端に設けられている第二 枢軸が、第二握り柄の端に設けられている枢孔と枢接する。 以上のように適当なる操作形態に替えることが可能であるので、異なる空間で の使用に対応する効果を達成する。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図5、図6に示すように本考案の一実施例によるニッパ20は、一対の首部2 2および首部22’が上下に重ね合わされて軸棒24で枢接され、軸棒24を支 点にして開き合わせを行う。顎部26および顎部26’は首部22の一端から外 に向かって同じ方向に延伸し、ニッパ口を形成している。顎部26および顎部2 6’は物を夾み取る顎爪或いは物を切り取るナイフ部により構成することも可能 である。握り柄28および握り柄30はそれぞれ首部の一端と連接し、握り手に 使用される。握り柄28および握り柄30は、弧形の棒状に形成されている。握 り柄28は首部22’と一体成形され、握り柄30は別に製作して首部22に連 接されている。
【0009】 枢軸35は、首部22から顎部26と反対方向に設けられている。 握り柄30の一端には中に向かって凹んだ軸孔32が設けられ枢軸35がはめ 込まれる。これによって枢軸35は回転可能となる。枢軸35の自由端には凸部 351を設けるか、或いは所定のユニットを締め付けることにより握り柄30の 落下を防止可能とする。
【0010】 弾性突き出しユニット36はバネ37およびボール体38を有し、首部22の 凹み孔221の中に埋設され、弾性作用により握り柄30の枢接端に設けられて いる定位部33を突き、握り柄を定位させる。 本実施例による枢軸35は、長手方向に平行して設けられている。 ここで必ず説明をすることは、軸孔32、枢軸35及び弾性突き出しユニット 36等は首部22と握り柄30の中に換えて設けることが可能で、図示されてい る方式にのみ制限されない。
【0011】 握り柄30に設けられている定位部33が弾性突き出しユニット36の突き出 しを受けた時は、握り柄30と握り柄28とは長手方向に対して鏡像の対称にな り、従来のニッパのように使用可能となる。 図7に示すように、握り柄30の向きを換え突き出しユニット36が別の定位 部34に突き当たった時は、握り柄30と握り柄28は互いに貼り付く状態にな り、握り柄により形成される空間の体積が縮められて、図8に示すようにニッパ 20を狭い空間Aの中で容易に使用可能とする。
【0012】 図9、図10に示すように本考案の別の実施例によるニッパは、軸棒45で枢 接された首部42および首部42’と一対の顎部46と握り柄50および握り柄 50’を有する。握り柄50は、別々に製作され、首部42に枢接される。首部 42の自由端には横向きの枢孔44を有する凸出部43が設けられている。握り 柄50の一端に設けられた円弧状凸縁52は枢孔53を有する。枢軸55および ネジが設けられ、枢孔44および枢孔53に螺設され、握り柄の端を首部に枢接 して、枢軸55を支点にして旋回させる。
【0013】 図11に示すように、弾性突き出しユニト56は首部42の凹み孔421の中 に埋設されている。弾性により握り柄50の凸縁52に設けられている定位部5 4を突き当てて、握り柄を定位させる。この外に、凸出部43と凸縁52の貼り あった壁面間に、軟質のリング体或いは弾性ワッシヤ58を埋設することで、握 り柄の枢接部所を突き当てて、枢軸55のゆるみ落ちを防ぐ。
【0014】 本実施例による枢軸55は長手方向に直交している。 同様に突き出しユニット56および定位部54も首部42および握り柄50の 中に換えて取り付けることが可能である。 図12に示すように本考案の実施例によるニッパの使用時は、突き出しユニッ ト56が握り柄50の一つの定位部54に突き当てられた時、握り柄50の長手 方向は首部42の長手方向と平行になる。握り柄を回し動かして、突き出しユニ ット56をその他の定位部54に突き当てた時は、握り柄50の長手方向と首部 42の長手方向は、所定角度の夾み角を形成する。以上によりニッパ40は図1 3に示すように、狭い空間の中での使用に適する。
【0015】 図14に本考案の別の実施例を示す。この実施例によるニッパの構造は握り柄 50と首部42が枢軸55により枢接されている。枢軸55の一端の周面にはロ ーリング模様551が形成され、首部42の枢孔44の中にかみ合わされ脱出し ない。枢軸55の他端は握り柄50から差し出され、固定ユニットおよびC字形 の掛け輪59で夾み止められて、握り柄の脱離するのを防いでいる。
【0016】 図15に本考案のまた別の実施例を示す。この実施例によるニッパ60は、握 り柄70および握り柄70’が別のユニットとして製作され、握り柄70’は横 向きの第一枢軸75で首部62’の自由端に旋回可能に枢接され、弾性突き出し ユニット76によって突き止められている。 中介ユニット80の一端には凸縁82が設けられ、他端には第二枢軸84が設 けられ、中介ユニット80の凸縁82に設けられた枢孔83と首部62の枢孔6 3とは、第一枢軸75で枢接されている。これによって枢軸75を支点として回 転可能となる。中介ユニットに設けられた定位部86は突き出しユニット76’ の突き止めを受ける。握り柄70の軸孔72には第二枢軸84がはめ込まれる。 これによって第二枢軸84を支点にして向きを替えることが可能となる。中介ユ ニット80の本体には第二突き出しユニット88が埋設され、弾性により握り柄 70に設けられた定位部74の一つに突き当てて、握り柄を定位させる。
【0017】 本実施例の使用時は図16に示すように、握り柄70’と該握り柄70とは中 介ユニット80と共に第一枢軸75を回転中心として回転可能となる。且つ握り 柄70も第二枢軸84を中心にして向きを変え、進んで握り柄70’と貼り寄せ ることが可能となる。 これで、本実施例の第一枢軸75は長手方向に垂直し、第二枢軸84は長手方 向に平行し、握り柄の回転が可能となり、又向きを変えることもできて、ニッパ に多様な変換使用を提供する。
【0018】
【考案の効果】
上記で述べたように、本考案のニッパは異なる操作状態に変えることができ、 各種の狭い空間での使用に対応して、並びに人体工学の操作に合致する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のニッパの構造及び操作状態を示す図であ
る。
【図2】従来のニッパの構造図である。
【図3】従来のニッパの構造図である。
【図4】従来のニッパの構造図である。
【図5】本考案の一実施例によるニッパを示す分解立体
図である。
【図6】図5に示したニッパの局部を示す断面図であ
る。
【図7】図5に示したニッパの握り柄の向きを変えた状
態を示す図である。
【図8】図7に示したニッパの使用状態を示す図であ
る。
【図9】本考案の別の実施例によるニッパを示す立体図
である。
【図10】図9に示したニッパの分解立体図である。
【図11】図9に示したニッパの局部断面図である。
【図12】図9に示したニッパの側面図である。
【図13】図9に示したニッパの握り柄の向きを変えた
後の使用状態を示す図である。
【図14】本考案の別の実施例によるニッパを示す局部
断面図である。
【図15】本考案の別の実施例によるニッパを示す局部
断面図である。
【図16】図15に示したニッパの使用状態を変えた状
態を示す図である。
【符号の説明】
20 ニッパ 22 首部 24 軸棒 26 顎部 28 握り柄 30 握り棒 32 軸孔 33 定位部 34 定位部 35 枢軸 36 弾性突き出しユニット 37 バネ 38 ボール体

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に重ね合わされ、軸棒により枢接さ
    れ開き合わせ可能な一対の首部と、 前記首部の一端から同一の方向に延伸し、鋏み口を形成
    する一対の顎部と、 前記首部の他端に設けられ、前記顎部の開閉を制御する
    ための二本の握り柄とを備え、 前記握り柄の少なくとも一本は異なる操作時の形態に変
    更可能となるように一端が前記首部の一端に旋回可能に
    枢接されていることを特徴とするニッパ。
  2. 【請求項2】 前記握り柄の一本と前記首部との間は枢
    軸により枢接され、前記枢軸の軸は長手方向に平行して
    配置され、前記握り柄の向きを替えることにより、前記
    握り柄の他方と寄り添うようになる状態または鏡像の対
    称になる状態となることを特徴とする請求項1記載のニ
    ッパ。
  3. 【請求項3】 前記二本の握り柄と前記首部の間には、
    それぞれ長手方向に垂直な枢軸が配置されて互いに枢接
    され、前記首部間との長手方向の夾み角度の変更が可能
    であることを特徴とする請求項1記載のニッパ。
  4. 【請求項4】 前記握り柄に弾性定位の作用を形成する
    ために、前記握り柄と前記首部との枢接部に弾性突き出
    しユニットが設けられていることを特徴とする請求項1
    記載のニッパ。
  5. 【請求項5】 前記枢軸の一端は前記首部の自由端に連
    接され、他端は前記握り柄の枢接端に設けられている軸
    孔に差し込まれることを特徴とする請求項2記載のニッ
    パ。
  6. 【請求項6】 前記首部と前記握り柄との枢接端にはそ
    れぞれ横向きの枢孔が設けられ、前記枢軸が相対する前
    記枢孔の中に枢接されていることを特徴とする請求項3
    記載のニッパ。
  7. 【請求項7】 前記二本の握り柄はそれぞれ前記首部の
    端と枢接され、 第一の前記握り柄の一端と、前記首部の端は、長手方向
    と垂直に設けられている第一枢軸により枢接され、 前記首部の一端と前記第一枢軸との間には中介ユニット
    の一端が配置され、 第二の握り柄の一端と前記中介ユニットの他端は、長手
    方向と平行に設けられている第二枢軸に枢接されている
    ことを特徴とする請求項1記載のニッパ。
  8. 【請求項8】 前記第一握り柄と前記首部との間で、前
    記中介ユニットと前記首部との間に、前記第一握り柄と
    前記中介ユニットに弾性の定位作用をもたらすため第一
    弾性突き出しユニットが設けられ、 前記中介ユニットと前記第二握り柄との間には前記第二
    握り柄に弾性の定位作用をもたらすため第二弾性突き出
    しユニットが設けられていることを特徴とする請求項7
    記載のニッパ。
  9. 【請求項9】 前記中介ユニットの端に設けられている
    前記第二枢軸は、前記第二握り柄の端に設けられている
    枢孔と枢接することを特徴とされる請求項7記載のニッ
    パ。
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