JP3078816B2 - レーザプローブ装置 - Google Patents

レーザプローブ装置

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JP3078816B2
JP3078816B2 JP02031745A JP3174590A JP3078816B2 JP 3078816 B2 JP3078816 B2 JP 3078816B2 JP 02031745 A JP02031745 A JP 02031745A JP 3174590 A JP3174590 A JP 3174590A JP 3078816 B2 JP3078816 B2 JP 3078816B2
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進 舘岡
Original Assignee
ホーヤ株式会社
中嶋 勤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、医療分野において、レーザメス等
に利用されるレーザプローブ装置に関する。
(従来の技術) レーザ光を人体等の患部に集束させ、この患部を焼き
切ることにより手術を行うレーザメスが知られている。
このレーザメスに利用されるものとして、レーザ光を患
部に集束させるためにレーザプローブ装置が知られてい
る。
この従来のレーザプローブ装置は、例えば特開昭59−
225048号に示される如く、先端ロッド部材及び導光ロッ
ドからなるプローブ本体と、このプローブ本体の後端部
に光学的に連結される導光ファイバとからなる。そして
導光ファイバの出射光軸に対してプローブ本体の中心軸
は同軸に構成され、導光ファイバから入射したレーザ光
はプローブ本体の先端部に集光して光軸に対して対称な
広がりの強度分布で出射される。従って出射されるレー
ザ光のエネルギーを有効に人体の組織に作用させて切開
するためには、プローブ本体を組織に垂直に当てる必要
があった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のレーザプローブによれば、プロ
ーブ本体を組織に垂直に当てて使用するため、通常の刃
型のメスの如く組織に対して傾斜角度で当てて切開する
ものと比べて操作性に劣るという不具合があった。また
プローブ本体を人体の組織に傾斜角度で当てると、プロ
ーブ本体の先端部から出射するレーザ光が光軸に対して
対称な分布を有しているため、レーザ光のエネルギーを
組織に有効に作用させることが出来ないという不具合が
あった。
そこで本発明の目的は、プローブ本体の先端部から出
射するレーザ光を人体の組織に有効に作用させることが
出来るとともに、操作性に優れるレーザプローブ装置を
提供するためにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明のレーザプローブ装置
は、透光性棒状体を後端部から先端部に向かって先細の
略円錐体形状に形成し、後端部から入射したレーザ光を
内部で反射させつつ先端部に導いて集束させ、先端部か
ら射出させるようにしたプローブ本体と、このプローブ
本体の後端部に光学的に連結されるレーザ光導光用のフ
ァイバとを備えてなり、前記プローブの中心軸を、前記
ファイバのレーザ光出射光軸に対して、所定角度偏芯さ
せることにより、前記プローブ本体の先端部から出射す
るレーザ光を非対称な強度分布にすることを特徴とす
る。
(作用) プローブ本体の中心軸を、このプローブ本体の後端部
に光学的に連結されるレーザ光導光用のファイバのレー
ザ光出射光軸に対して所定角度偏芯させたため、プロー
ブ本体の先端部から出射するレーザ光を非対称な強度分
布にすることが出来、従ってプローブ本体を人体の組織
に対して傾斜角度で当てた場合に、レーザ光のエネルギ
ーを人体の組織に有効に作用させることが出来る。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本発明にかかるレーザプローブ装置の断面図
である。
第1図において、符号1はレーザプローブ装置の本体
であるレーザプローブ本体、符号2はプローブ取付金
具、符号3は光ファイバ端部金具、符号4は光ファイバ
である。
レーザプローブ装置は、レーザプローブ本体1と光フ
ァイバ4とを、プローブ取付金具2及び光ファイバ端部
金具3を介して偏芯連結して構成される。
前記レーザプローブ本体1は、石英等の透光性棒状体
からなり、基部側の円柱部11と、先部側の略円錐部13と
が同軸に一体形成されている。そしてレーザプローブ本
体1の円柱部11は筒状のプローブ取付金具2に嵌装して
固定され、このプローブ取付金具2には光ファイバ端部
金具3がねじ結合部34によって結合されている。
前記光ファイバ端部金具3には光ファイバ取付孔31が
貫通している。この光ファイバ取付孔31はレーザプロー
ブ本体1の中心軸に対してθの傾斜角度で形成される。
そして光ファイバ取付孔31には光ファイバ4が嵌装さ
れ、光ファイバ端部41はレーザプローブ本体1の後端部
12に斜めに対向する如く構成される。従って光ファイバ
4のレーザ光出射光軸42に対してレーザプローブ本体1
の中心軸18は所定角度θ偏芯して構成される。そして光
ファイバ4により不図示のレーザ光源から出射するレー
ザ光lを導光し、このレーザ光lを光ファイバ端部41か
ら後端部12に向けて出射する。このレーザプローブ本体
1の後端部12のレーザ光lを入射する面にはレーザ光を
効率良く透過すべく反射防止膜が蒸着されている。そし
てレーザプローブ本体1内に入射したレーザ光lは、レ
ーザプローブ本体1の側周面である界面14,15で反射を
繰り返しながら先端部fに導光されて集束する。このと
きレーザプローブ本体1の中心軸18が光ファイバ4のレ
ーザ光出射光軸42に対して所定角度偏芯しているため、
レーザプローブ本体1の先端部f近傍でのレーザ光出射
分布は中心軸18に対して非対称となり、レーザ光lのエ
ネルギー集中部16とエネルギー分散部17とを生じる。そ
してエネルギー集中部16で手術時に人体の組織を切開出
来るとともに、エネルギー分散部17で止血を行なうこと
が出来る。特に、第1図においては、エネルギー集中部
16がレーザプローブ本体1の中心軸18から上表面にかけ
て生ずるため、レーザプローブ本体1を傾けて使用出来
るとともに、レーザ光lの出射エネルギーを人体の組織
に効率良く作用させることが出来る。
第2図乃至第4図は上述した実施例の変形例の断面図
である。
第2図(a)の断面図及び(a)図中b−b線断面図
である(b)に示す変形例は、光ファイバ4からレーザ
プローブ本体1に入射したレーザ光lの集中する部分を
(b)に示す如く楔状に切削して稜線形状116に形成
し、これによりレーザ光lの集中度を高めたものであ
る。
第3図に示す変形例は、第2図に示した変形例の切削
面にカーボン、黒鉛、炭素、酸化チタン、酸化マグネシ
ウム、二酸化硅素、酸化鉄等のレーザ光吸収材216を接
着して発熱体を構成し、これにより切開効率を向上せめ
たものである。
また第4図に示す変形例は、レーザプローブ本体301
のレーザ光集中部を鋸歯状316に形成し、これにより切
開効率を向上せしめとものである。
尚、以上において、光ファイバ端部41とレーザプロー
ブ本体1の後端部12と間を空間Sにより離間させ、これ
によりレーザ光lによる後端部12の損傷を防止してい
る。また損傷の虞れのないときには、光ファイバ端部41
と後端部12とを密着させても良い。
また、以上において同一の部分には同一の符号を付し
てその説明を省略した。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く本発明のレーザプローブ
装置によれば、プローブ本体の中心軸を、ファイバのレ
ーザ光出射光軸に対して所定角度偏芯させたため、プロ
ーブ本体の先端部から出射するレーザ光を非対称な強度
分布にすることが出来、従ってプローブ本体を通常の刃
型のメスと同様に斜めに人体の組織に当てて切開出来、
操作性に優れるとともに、レーザ光の集中部によりレー
ザ光のエネルギーを人体の組織に効率良く作用させて切
開することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はレーザプローブ装置の断面図、第2図乃至第4
図は変形例の断面図である。 1……レーザプローブ本体 4……光ファイバ 12……後端部 13……円錐部 18……中心軸 42……レーザ光出射光軸 f……先端部 l……レーザ光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 18/20 A61N 5/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性棒状体を後端部から先端部に向って
    先細の略円錐体形状に形成し、後端部から入射したレー
    ザ光を内部で反射させつつ先端部に導いて収束させ、先
    端部から出射させるようにしたプローブ本体と、このプ
    ローブ本体の後端部に光学的に連結されるレーザ光導光
    用のファイバとを備えてなり、前記プローブの中心軸
    を、前記ファイバのレーザ光出射光軸に対して、所定角
    度偏芯させることにより、前記プローブ本体の先端部か
    ら出射するレーザ光を非対称な強度分布にすることを特
    徴とするレーザプローブ装置。
JP02031745A 1990-02-13 1990-02-13 レーザプローブ装置 Expired - Lifetime JP3078816B2 (ja)

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JPH03234253A JPH03234253A (ja) 1991-10-18
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