JP3078794B2 - ディスプレイ装置 - Google Patents
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- JP3078794B2 JP3078794B2 JP11126300A JP12630099A JP3078794B2 JP 3078794 B2 JP3078794 B2 JP 3078794B2 JP 11126300 A JP11126300 A JP 11126300A JP 12630099 A JP12630099 A JP 12630099A JP 3078794 B2 JP3078794 B2 JP 3078794B2
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各絵素の表示を行
うディスプレイにおいて、任意の解像度の映像信号に対
応して表示するに好適なディスプレイに関する。 【0002】 【従来の技術】テレビ等の画像表示装置は、用途により
多様な展開をし、投射型で100インチ以上のものか
ら、ビューファインダー用の1〜2インチ程度のもの、
あるいは、液晶等による薄形タイプのものが開発されて
いる。また薄型タイプのディスプレイは、特開昭57−
135590号公報に記載のように、画面を垂直方向に
複数の区分に分割し、区分毎に電子ビームを発生させ、
それぞれの電子ビームを垂直方向に偏向して複数ライン
を表示し、全体としてテレビジョン画像を表示するもの
が知られている。 【0003】上記方式のディスプレイは、テレビジョン
の薄形化の一つの有力な方式と考えられる。しかし、C
AD/CAM等の高精細なディスプレイへ装置の対応
は、ビームの収束において限界があり、一般に知られて
いるディスプレイ用ブラウン管(以下CDT)には及ば
ないと考えられる。 【0004】そこで、薄形で、高精細な表示を可能とす
る表示装置が考えられており、その構成を図4〜図6を
用いて説明する。 【0005】図4は、分割したユニット画面の配置を示
すものである。なお同図では説明の都合上ユニット画面
にすき間を設けてあるが、実際には表示画面上のすき間
はない。 【0006】図5は、ユニット画面の表示系を示す図で
あり、表示系は、電子銃51と、水平の静電偏向板52
と、垂直の静電偏向板53と、表示面54とからなる。
ここで電子銃51は、上記CDT(Character Dispray
Tube)と同様の構成である。図6は、表示面54におけ
る1画素の構成を示す。 【0007】次に動作を説明する。画面全体は図4に示
す如く水平方向にi個、垂直方向にj個のユニット画面
に分割されており、さらに各ユニット画面はそれぞれ、
図5に示す偏向板52、53により、水平方向はn×3
段階、垂直方向はm段階の階段波でラスタ偏向されてい
る。ここで、ユニット画面の水平偏向周波数fHUは、f
HU=fHD/iで決まる。ここでfHDは、入力映像信号の
水平走査周波数である。また、ユニット画面の垂直偏向
周波数fVUは、入力信号の垂直偏向周波数fVDに等し
い。 【0008】すなわち、電子ビームは、電子銃51によ
り発生し、収束されて、偏向板52、53により偏向さ
れ、図6の水平1〜n、垂直1〜mの各ドットに照射さ
れる。さらに水平方向は1ドットにつきR,G,Bの3
段階に順次偏向し、カラー画像を表示する。この時の画
素データは、ユニット画面ごとに有する全ドット分のメ
モリより読み出す。なお、上記、ユニット毎に設置した
メモリは、入力映像信号と同期して、書き換えられる。 【0009】上記システムにより、シャドウマスクを用
いることなく色選択が行え、さらに、1ドットの螢光体
に電子ビームが照射されている時間は、通常のCDTの
場合のi×j倍となる事から、明るさを通常のCDTと
同じとすればビーム電流を非常に少なくできる。従っ
て、薄形でありながら高精細な表示が可能となる。 【0010】しかし本ディスプレイは単位ユニット画面
のドット数(n,m)、さらにユニット数(i、j)を
決めた時点で解像度(信号仕様)が決定される。 【0011】すなわち映像信号と対になった表示装置と
なり、多様な映像信号仕様を用いているCAD/CAE
の分野での発展は望めない。 【0012】なお、本システムのような、選択ドット表
示方式(マトリクス選択等を含む)は、信号仕様が明ら
かなTV(NTSC,PAL,SECAM等の標準方
式)を対象とし、液晶、プラズマディスプレイ等で開発
が進められている。 【0013】マトリクス方式表示装置の例として、例え
ば、特開昭55−79419号公報、特開昭58−23
015号公報が挙げられる。 【0014】さらに、入力同期信号の選択回路と選択回
路出力の同期信号にあわせて偏向ヨークを駆動する鋸波
状電圧発生回路と、入力同期信号周波数に対応させて、
鋸波状電圧発生回路の出力振幅値が一定となるように、
電圧発生回路に与える電源電圧を制御して、ディスプレ
イの偏向ヨークに流れる電流値を一定とすると共に、偏
向サイズを一定に保持する電磁偏向装置が特開昭55−
159668号公報に開示され、また、入力映像信号の
走査周波数を判別するモード判定手段とこの手段の出力
に応じて表示動作モードを切り換えるモード切り換え手
段を備え、走査周波数の異なる映像信号が入力される場
合においても動作モードを切り換えて表示できるCRT
表示装置が、実開昭60−169686号公報に開示さ
れている。 【0015】しかし、前記電磁偏向装置は単にディスプ
レイ側の偏向サイズを一定に保持するのみであって、映
像信号の仕様が異なるとディスプレイの使用者の要望に
沿わないこともあった。また、前述CRT表示装置は周
波数判別結果によって、ディスプレイの素子定数等を切
り換えて表示できるが、信号走査周波数がほぼ同一であ
って信号仕様の表示期間を異ならせた映像信号を入力す
ると所望する映像の表示サイズを得ることができない。
また、細部まで対応しようとすると切換手段が非常に多
くなり回路規模が増大し複雑なものとなってしまった。 【0016】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、様々
な仕様の映像信号に対応して、適切な画像を得ることが
できるディスプレイ装置を提供することにある。 【0017】 【課題を解決するための手段】本発明のディスプレイ装
置は、入力された映像信号を用いて表示デバイス上に画
像の表示を行うディスプレイ装置において、水平同期の
基準パルス信号を与えられる逓倍値に基づき逓倍し、前
記表示デバイスのドットに対応して画像の表示を行うた
めのドット表示信号を生成するドット表示信号生成手段
と、水平同期の基準パルス信号を与えられる逓倍値に基
づき逓倍し、前記表示デバイスのドットに対応して画像
の表示を行うためのドット表示信号を生成するドット表
示信号生成手段と、前記基準パルス信号の逓倍値を前記
入力映像信号の仕様に基づいて求め、該逓倍値を前記ド
ット表示信号生成手段に供給することにより、前記入力
映像信号の仕様に対応して前記ドット表示信号の周波数
を制御する制御回路とを備え、手動操作により前記ドッ
ト表示信号を調整可能にした。また、本発明は、上記デ
ィスプレイ装置において、前記制御回路が前記手動操作
により得られた前記ドット表示信号の調整値と前記逓倍
値とを加算もしくは減算することにより、前記ドット表
示信号を調整可能にした。 さらに、本発明は、上記デ
ィスプレイ装置において、前記入力映像信号の仕様は、
入力同期信号から得るようにした。 加えて、本発明
は、上記ディスプレイ装置において、前記制御回路は、
前記入力映像信号の仕様として、入力映像信号の1水平
周期におけるドット数を用いて前記逓倍値を求めるよう
にした。 【0018】 【作用】上記の構成を備えることによって、制御回路の
演算により求められたドット表示信号が入力映像信号と
ずれている場合でも、入力映像信号とドット表示信号と
のずれを手動調整により補正でき、入力映像信号の仕様
に適した画像を精度よく表示させることが可能となる。 【0019】 【発明の実施の形態】本発明の実施例を上記説明した、
図4から図6と、図1から図3および図7、図8により
詳細に説明する。 【0020】図1は、本発明のユニット画面の偏向信号
制御回路の構成を示すブロック図である。偏向信号制御
回路は、HD周波数カウンタ1と、総ライン数カウンタ
3と、ユニット偏向信号発生器2と、CPU4と、偏向
階段波発生器6とから構成される。 【0021】図2は、総ライン数カウンタ3およびHD
周波数カウンタ1の具体的な回路を示す図である。図3
は、図2の動作波形を示すタイムチャート図である。図
7は、ユニット偏向信号発生器2の具体的な回路を示す
図である。 【0022】今、入力信号として、水平同期信号fHD、
垂直同期信号fVD、映像信号R,G,Bを受けた場合を
考える。 【0023】ここで映像信号の1ドット分の周期は、デ
ィスプレイ側では不明である。 【0024】従って、本ディスプレイ上の各ユニットの
1ドット分の位置に、入力された場合の1ドットを同期
して表示するために次のアルゴリズムにより、ユニット
偏向周波数fHU、偏向板駆動用階段波fHSSを求める。 【0025】入力信号の1ドットを正常に表示した時の
縦横比をα、表示エリアのアスペクト比をβ、信号の水
平表示期間率をτ、垂直表示期間率をδと仮定する。 【0026】垂直総ライン数は図1の総ラインカウンタ
3により測定する。具体的には、図2のA入力にfHD、
B入力にfVDを入力する。図2において、D形フリップ
フッロップ(以下DFF)31,32は、CP入力に立
上りエッジが入力されるとD入力に入力された状態をQ
出力に移す。またR入力に論理レベルLOW(以下
“L”と記す)でQ出力を“L”とする。 【0027】2の(n−1)乗進カウンタ33は、各段
の出力が、Q1…Qnと出力される。またR入力が
“L”ですべての出力Q1…Qnが“L”にリセットさ
れる。 【0028】nビットのラッチ34は、LD端子に入力
される立上りエッジで各Dの状態が各Qに移される。D
FF31はBの立上り時刻t1でセットされる。DFF
32は時刻t2時点ではじめてセットされ、Q反転出力
が“L”となり、このQ反転出力で上記DFF31と、
カウンタ33を同時にリセットし、いずれも時刻t4で
Q出力が“L”となる。 【0029】なお、ラッチ34は、時刻t3時点でカウ
ンタ33の出力(カウンタ33が時刻t4でリセットさ
れる以前で、垂直総ライン数を示している)を図3のF
に示す如くラッチする。従ってラッチ34は、時刻t4
から、わずかな状態の遷移期間を除いて、常に垂直総ラ
イン数を出力している。 【0030】上記で得た垂直総ライン数をNeとすれ
ば、入力信号の水平1周期間の総ドット数NDHは、 【0031】 【数1】 となる。 【0032】また、ユニット画面のドット構成は先に述
べた如く図6に示す水平n個,垂直m個の構成とする。 【0033】ここで、ユニット画面の水平表示期間率τ
Uを入力信号と同じτとすれば、入力信号をすべて表示
するために必要なユニット画面数NUはNDH/nを小数
点以下切り上げた整数で求められる。 【0034】次に入力信号の水平偏向周波数fHDを求め
る。fHDは、HD周波数カウンタにより検出する。HD
周波数カウンタの具体的な構成は、上記述べた総ライン
カウンタ3と同じ構成の図2に示す回路で、A入力にf
HD、B入力には基準時間Trefパルス(1秒周期パルス
等の周期が明確で、1/fHD≪Trefの関係にある)を
入力する。ここでTref=1secの場合ラッチ34の出力
Fは、fHDをHzの単位で検出できる。 【0035】これよりユニット画面の偏向周波数f
HUは、 【数2】 【0036】(ここで、NUは、ユニット画面数、fHD
は水平ドット数である)で求められる。 【0037】fHUは、ユニット偏向信号発生器2により
fHDをNU分周して得られる。具体的には、図7に示す
回路で実現できる。プリセッタブル減算カウンタ21
は、減算の結果各ケタのフリップフロップがすべて
“L”になった時点(掛下げ出力Bが“H”になった時
点)に、NUの情報をD1〜Dn入力からプリセットする
事により、入力信号HDをNU分周できる。 【0038】ここで、上記総ラインカウンタ3およびH
D周波数カウンタ1の結果の読み出し、上記式(1)お
よびNUの演算、ユニット偏向信号発生器へのプリセッ
ト値(NU)の出力は、CPU4により制御する。 【0039】次に水平偏向板駆動用階段波の周波数f
HSSを求める。fHSSは、ドット構成が図6に示す各色縦
ストライプの場合、入力映像信号のドット周波数の正確
に3/NU倍である必要がある。(ドット構成が各色横
ストライプの場合、fHSSは、正確にドットクロックの
1/NU倍であり、他のドット構成では、同アルゴリズ
ムによる演算による) 【0040】上記よりfHSSは、下記(3)式で求めら
れる。 【0041】 【数3】 (ここで、τUはユニット画面の水平表示期間率であ
り、nはユニット画面の水平ドット数であり、NDHは入
力映像信号の水平表示ドット数である) 【0042】しかし、fHSSは上記述べたように入力信
号に正確に同期する必要があるが、上記式(3)を得る
ためのτU、式(1)でNDHを得るためのα,β,τ,
δの各値は、一般ディスプレイ信号からの推定値であ
る。したがって、fHSSは、画面を観察して微調整の必
要がある。すなわち、本発明のディスプレイに入力され
る映像信号は、一般的にコンピュータ側で作成され、水
平方向の解像度を映像信号を作成する際のクロック数
(コンピュータ側で作成される)、つまりドットクロッ
ク数で規定している。一方、垂直方向の解像度は、水平
走査線数で規定される。また、水平同期信号および垂直
同期信号もドットクロックを基に作成されている。した
がって、映像信号と共に入力される同期信号を基にして
映像信号の1水平走査期間におけるドット数を求めれ
ば、水平同期信号に同期した出力信号を発生するための
PLL回路によって、ドットクロックに同期した駆動信
号を作成できる。このとき、駆動信号は映像信号と完全
に同期している。ところで、本発明の総ドット数を求め
る演算手段では、予め設定した値、すなわち、一般的な
ディスプレイ信号から推定値を使用している部分が有る
ことから、実際の映像信号と演算結果の駆動信号周波数
は、微小なずれを生じることが有り、駆動信号と映像信
号の同期がとれないことが有る。この場合は、所定の映
像が得られないことになる。そこで、本発明は、映像信
号と駆動信号を同期させるよう、演算手段の出力設定値
を増減する手段を設けている。 【0043】調整の方法を以下に説明する。まず、偏向
階段波発生器6の具体的な回路を図8に示す。図8は、
一般に知られているPLL(Phase Locked Loop)であ
り詳細な説明は省略する。PLL回路は、位相検波器6
1とローパスフィルタ(LPF)62と、電圧制御発振
器(VCO)63と、インバータ65と、プリセッタブ
ルカウンタ64とから構成され、図7と同様の動作を行
う。 【0044】動作は、fHUの周波数に同期したプリセッ
タブル減算カウンタ64に入力するプリセット値(D1
〜Dn)倍の周波数fHSSを発生する。 【0045】したがって微調整は、画面を観察しなが
ら、順次、上記プリセッタブル減算カウンタ64のプリ
セッタブル値を、CPU4により、加算、あるいは減算
を行なえば良い。 【0046】また、上記システムにおいて表示に有効で
ないユニット画面およびユニット画面のドットはブラン
キングする。 【0047】なお、有効ユニット画面の選択は、入力映
像信号が正常に表示できれば、いかなる組合せを用いて
も良い。 【0048】上記図2、図7、図8の具体的な回路では
説明の都合上、カウンタの加算、減算、あるいは、フリ
ップフロップのタイプ、さらにはその入力条件を指定し
たが、動作のアルゴリズム同一であれば、タイプ、入力
条件は等問わない。 【0049】また、fHSSは、fHUを逓倍して得たが式
(1),式(2),式(3)よりfH Dから直接得ても良
い。 【0050】 【発明の効果】本発明のディスプレイ装置を用いれば、
高精細ディスプレイにおいて、任意の信号仕様(走査周
波数、解像度等)の表示が、同期信号と映像信号(同期
信号は映像信号に重畳されていても可。ただし、同期信
号分離回路が必要)を受けるだけで表示可能となる。 【0051】さらに、信号仕様の判断手段は、演算結果
に基づき表示制御手段を制御して映像信号を所定の状態
で表示させることができると共に、演算手段は、表示状
態を自在に設定でき、いかなる信号仕様をもつ映像信号
が本発明のディスプレイに入力されても、ディスプレイ
利用者の所望する表示状態や、あるいは予め設定した表
示状態で映像信号の表示ができる。 【0052】本発明のディスプレイ装置は、外部から入
力される様々な仕様の映像信号を正しく表示できるよう
に、ドット表示信号を制御回路によって、入力映像信号
の仕様に基づき演算して得たにもかかわらず、ドット表
示信号が入力映像信号とずれる場合でも、入力映像信号
とドット表示信号とのずれを手動調整により補正するこ
とができ、入力映像信号の仕様に適した画像を精度よく
表示させることが可能となる。
うディスプレイにおいて、任意の解像度の映像信号に対
応して表示するに好適なディスプレイに関する。 【0002】 【従来の技術】テレビ等の画像表示装置は、用途により
多様な展開をし、投射型で100インチ以上のものか
ら、ビューファインダー用の1〜2インチ程度のもの、
あるいは、液晶等による薄形タイプのものが開発されて
いる。また薄型タイプのディスプレイは、特開昭57−
135590号公報に記載のように、画面を垂直方向に
複数の区分に分割し、区分毎に電子ビームを発生させ、
それぞれの電子ビームを垂直方向に偏向して複数ライン
を表示し、全体としてテレビジョン画像を表示するもの
が知られている。 【0003】上記方式のディスプレイは、テレビジョン
の薄形化の一つの有力な方式と考えられる。しかし、C
AD/CAM等の高精細なディスプレイへ装置の対応
は、ビームの収束において限界があり、一般に知られて
いるディスプレイ用ブラウン管(以下CDT)には及ば
ないと考えられる。 【0004】そこで、薄形で、高精細な表示を可能とす
る表示装置が考えられており、その構成を図4〜図6を
用いて説明する。 【0005】図4は、分割したユニット画面の配置を示
すものである。なお同図では説明の都合上ユニット画面
にすき間を設けてあるが、実際には表示画面上のすき間
はない。 【0006】図5は、ユニット画面の表示系を示す図で
あり、表示系は、電子銃51と、水平の静電偏向板52
と、垂直の静電偏向板53と、表示面54とからなる。
ここで電子銃51は、上記CDT(Character Dispray
Tube)と同様の構成である。図6は、表示面54におけ
る1画素の構成を示す。 【0007】次に動作を説明する。画面全体は図4に示
す如く水平方向にi個、垂直方向にj個のユニット画面
に分割されており、さらに各ユニット画面はそれぞれ、
図5に示す偏向板52、53により、水平方向はn×3
段階、垂直方向はm段階の階段波でラスタ偏向されてい
る。ここで、ユニット画面の水平偏向周波数fHUは、f
HU=fHD/iで決まる。ここでfHDは、入力映像信号の
水平走査周波数である。また、ユニット画面の垂直偏向
周波数fVUは、入力信号の垂直偏向周波数fVDに等し
い。 【0008】すなわち、電子ビームは、電子銃51によ
り発生し、収束されて、偏向板52、53により偏向さ
れ、図6の水平1〜n、垂直1〜mの各ドットに照射さ
れる。さらに水平方向は1ドットにつきR,G,Bの3
段階に順次偏向し、カラー画像を表示する。この時の画
素データは、ユニット画面ごとに有する全ドット分のメ
モリより読み出す。なお、上記、ユニット毎に設置した
メモリは、入力映像信号と同期して、書き換えられる。 【0009】上記システムにより、シャドウマスクを用
いることなく色選択が行え、さらに、1ドットの螢光体
に電子ビームが照射されている時間は、通常のCDTの
場合のi×j倍となる事から、明るさを通常のCDTと
同じとすればビーム電流を非常に少なくできる。従っ
て、薄形でありながら高精細な表示が可能となる。 【0010】しかし本ディスプレイは単位ユニット画面
のドット数(n,m)、さらにユニット数(i、j)を
決めた時点で解像度(信号仕様)が決定される。 【0011】すなわち映像信号と対になった表示装置と
なり、多様な映像信号仕様を用いているCAD/CAE
の分野での発展は望めない。 【0012】なお、本システムのような、選択ドット表
示方式(マトリクス選択等を含む)は、信号仕様が明ら
かなTV(NTSC,PAL,SECAM等の標準方
式)を対象とし、液晶、プラズマディスプレイ等で開発
が進められている。 【0013】マトリクス方式表示装置の例として、例え
ば、特開昭55−79419号公報、特開昭58−23
015号公報が挙げられる。 【0014】さらに、入力同期信号の選択回路と選択回
路出力の同期信号にあわせて偏向ヨークを駆動する鋸波
状電圧発生回路と、入力同期信号周波数に対応させて、
鋸波状電圧発生回路の出力振幅値が一定となるように、
電圧発生回路に与える電源電圧を制御して、ディスプレ
イの偏向ヨークに流れる電流値を一定とすると共に、偏
向サイズを一定に保持する電磁偏向装置が特開昭55−
159668号公報に開示され、また、入力映像信号の
走査周波数を判別するモード判定手段とこの手段の出力
に応じて表示動作モードを切り換えるモード切り換え手
段を備え、走査周波数の異なる映像信号が入力される場
合においても動作モードを切り換えて表示できるCRT
表示装置が、実開昭60−169686号公報に開示さ
れている。 【0015】しかし、前記電磁偏向装置は単にディスプ
レイ側の偏向サイズを一定に保持するのみであって、映
像信号の仕様が異なるとディスプレイの使用者の要望に
沿わないこともあった。また、前述CRT表示装置は周
波数判別結果によって、ディスプレイの素子定数等を切
り換えて表示できるが、信号走査周波数がほぼ同一であ
って信号仕様の表示期間を異ならせた映像信号を入力す
ると所望する映像の表示サイズを得ることができない。
また、細部まで対応しようとすると切換手段が非常に多
くなり回路規模が増大し複雑なものとなってしまった。 【0016】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、様々
な仕様の映像信号に対応して、適切な画像を得ることが
できるディスプレイ装置を提供することにある。 【0017】 【課題を解決するための手段】本発明のディスプレイ装
置は、入力された映像信号を用いて表示デバイス上に画
像の表示を行うディスプレイ装置において、水平同期の
基準パルス信号を与えられる逓倍値に基づき逓倍し、前
記表示デバイスのドットに対応して画像の表示を行うた
めのドット表示信号を生成するドット表示信号生成手段
と、水平同期の基準パルス信号を与えられる逓倍値に基
づき逓倍し、前記表示デバイスのドットに対応して画像
の表示を行うためのドット表示信号を生成するドット表
示信号生成手段と、前記基準パルス信号の逓倍値を前記
入力映像信号の仕様に基づいて求め、該逓倍値を前記ド
ット表示信号生成手段に供給することにより、前記入力
映像信号の仕様に対応して前記ドット表示信号の周波数
を制御する制御回路とを備え、手動操作により前記ドッ
ト表示信号を調整可能にした。また、本発明は、上記デ
ィスプレイ装置において、前記制御回路が前記手動操作
により得られた前記ドット表示信号の調整値と前記逓倍
値とを加算もしくは減算することにより、前記ドット表
示信号を調整可能にした。 さらに、本発明は、上記デ
ィスプレイ装置において、前記入力映像信号の仕様は、
入力同期信号から得るようにした。 加えて、本発明
は、上記ディスプレイ装置において、前記制御回路は、
前記入力映像信号の仕様として、入力映像信号の1水平
周期におけるドット数を用いて前記逓倍値を求めるよう
にした。 【0018】 【作用】上記の構成を備えることによって、制御回路の
演算により求められたドット表示信号が入力映像信号と
ずれている場合でも、入力映像信号とドット表示信号と
のずれを手動調整により補正でき、入力映像信号の仕様
に適した画像を精度よく表示させることが可能となる。 【0019】 【発明の実施の形態】本発明の実施例を上記説明した、
図4から図6と、図1から図3および図7、図8により
詳細に説明する。 【0020】図1は、本発明のユニット画面の偏向信号
制御回路の構成を示すブロック図である。偏向信号制御
回路は、HD周波数カウンタ1と、総ライン数カウンタ
3と、ユニット偏向信号発生器2と、CPU4と、偏向
階段波発生器6とから構成される。 【0021】図2は、総ライン数カウンタ3およびHD
周波数カウンタ1の具体的な回路を示す図である。図3
は、図2の動作波形を示すタイムチャート図である。図
7は、ユニット偏向信号発生器2の具体的な回路を示す
図である。 【0022】今、入力信号として、水平同期信号fHD、
垂直同期信号fVD、映像信号R,G,Bを受けた場合を
考える。 【0023】ここで映像信号の1ドット分の周期は、デ
ィスプレイ側では不明である。 【0024】従って、本ディスプレイ上の各ユニットの
1ドット分の位置に、入力された場合の1ドットを同期
して表示するために次のアルゴリズムにより、ユニット
偏向周波数fHU、偏向板駆動用階段波fHSSを求める。 【0025】入力信号の1ドットを正常に表示した時の
縦横比をα、表示エリアのアスペクト比をβ、信号の水
平表示期間率をτ、垂直表示期間率をδと仮定する。 【0026】垂直総ライン数は図1の総ラインカウンタ
3により測定する。具体的には、図2のA入力にfHD、
B入力にfVDを入力する。図2において、D形フリップ
フッロップ(以下DFF)31,32は、CP入力に立
上りエッジが入力されるとD入力に入力された状態をQ
出力に移す。またR入力に論理レベルLOW(以下
“L”と記す)でQ出力を“L”とする。 【0027】2の(n−1)乗進カウンタ33は、各段
の出力が、Q1…Qnと出力される。またR入力が
“L”ですべての出力Q1…Qnが“L”にリセットさ
れる。 【0028】nビットのラッチ34は、LD端子に入力
される立上りエッジで各Dの状態が各Qに移される。D
FF31はBの立上り時刻t1でセットされる。DFF
32は時刻t2時点ではじめてセットされ、Q反転出力
が“L”となり、このQ反転出力で上記DFF31と、
カウンタ33を同時にリセットし、いずれも時刻t4で
Q出力が“L”となる。 【0029】なお、ラッチ34は、時刻t3時点でカウ
ンタ33の出力(カウンタ33が時刻t4でリセットさ
れる以前で、垂直総ライン数を示している)を図3のF
に示す如くラッチする。従ってラッチ34は、時刻t4
から、わずかな状態の遷移期間を除いて、常に垂直総ラ
イン数を出力している。 【0030】上記で得た垂直総ライン数をNeとすれ
ば、入力信号の水平1周期間の総ドット数NDHは、 【0031】 【数1】 となる。 【0032】また、ユニット画面のドット構成は先に述
べた如く図6に示す水平n個,垂直m個の構成とする。 【0033】ここで、ユニット画面の水平表示期間率τ
Uを入力信号と同じτとすれば、入力信号をすべて表示
するために必要なユニット画面数NUはNDH/nを小数
点以下切り上げた整数で求められる。 【0034】次に入力信号の水平偏向周波数fHDを求め
る。fHDは、HD周波数カウンタにより検出する。HD
周波数カウンタの具体的な構成は、上記述べた総ライン
カウンタ3と同じ構成の図2に示す回路で、A入力にf
HD、B入力には基準時間Trefパルス(1秒周期パルス
等の周期が明確で、1/fHD≪Trefの関係にある)を
入力する。ここでTref=1secの場合ラッチ34の出力
Fは、fHDをHzの単位で検出できる。 【0035】これよりユニット画面の偏向周波数f
HUは、 【数2】 【0036】(ここで、NUは、ユニット画面数、fHD
は水平ドット数である)で求められる。 【0037】fHUは、ユニット偏向信号発生器2により
fHDをNU分周して得られる。具体的には、図7に示す
回路で実現できる。プリセッタブル減算カウンタ21
は、減算の結果各ケタのフリップフロップがすべて
“L”になった時点(掛下げ出力Bが“H”になった時
点)に、NUの情報をD1〜Dn入力からプリセットする
事により、入力信号HDをNU分周できる。 【0038】ここで、上記総ラインカウンタ3およびH
D周波数カウンタ1の結果の読み出し、上記式(1)お
よびNUの演算、ユニット偏向信号発生器へのプリセッ
ト値(NU)の出力は、CPU4により制御する。 【0039】次に水平偏向板駆動用階段波の周波数f
HSSを求める。fHSSは、ドット構成が図6に示す各色縦
ストライプの場合、入力映像信号のドット周波数の正確
に3/NU倍である必要がある。(ドット構成が各色横
ストライプの場合、fHSSは、正確にドットクロックの
1/NU倍であり、他のドット構成では、同アルゴリズ
ムによる演算による) 【0040】上記よりfHSSは、下記(3)式で求めら
れる。 【0041】 【数3】 (ここで、τUはユニット画面の水平表示期間率であ
り、nはユニット画面の水平ドット数であり、NDHは入
力映像信号の水平表示ドット数である) 【0042】しかし、fHSSは上記述べたように入力信
号に正確に同期する必要があるが、上記式(3)を得る
ためのτU、式(1)でNDHを得るためのα,β,τ,
δの各値は、一般ディスプレイ信号からの推定値であ
る。したがって、fHSSは、画面を観察して微調整の必
要がある。すなわち、本発明のディスプレイに入力され
る映像信号は、一般的にコンピュータ側で作成され、水
平方向の解像度を映像信号を作成する際のクロック数
(コンピュータ側で作成される)、つまりドットクロッ
ク数で規定している。一方、垂直方向の解像度は、水平
走査線数で規定される。また、水平同期信号および垂直
同期信号もドットクロックを基に作成されている。した
がって、映像信号と共に入力される同期信号を基にして
映像信号の1水平走査期間におけるドット数を求めれ
ば、水平同期信号に同期した出力信号を発生するための
PLL回路によって、ドットクロックに同期した駆動信
号を作成できる。このとき、駆動信号は映像信号と完全
に同期している。ところで、本発明の総ドット数を求め
る演算手段では、予め設定した値、すなわち、一般的な
ディスプレイ信号から推定値を使用している部分が有る
ことから、実際の映像信号と演算結果の駆動信号周波数
は、微小なずれを生じることが有り、駆動信号と映像信
号の同期がとれないことが有る。この場合は、所定の映
像が得られないことになる。そこで、本発明は、映像信
号と駆動信号を同期させるよう、演算手段の出力設定値
を増減する手段を設けている。 【0043】調整の方法を以下に説明する。まず、偏向
階段波発生器6の具体的な回路を図8に示す。図8は、
一般に知られているPLL(Phase Locked Loop)であ
り詳細な説明は省略する。PLL回路は、位相検波器6
1とローパスフィルタ(LPF)62と、電圧制御発振
器(VCO)63と、インバータ65と、プリセッタブ
ルカウンタ64とから構成され、図7と同様の動作を行
う。 【0044】動作は、fHUの周波数に同期したプリセッ
タブル減算カウンタ64に入力するプリセット値(D1
〜Dn)倍の周波数fHSSを発生する。 【0045】したがって微調整は、画面を観察しなが
ら、順次、上記プリセッタブル減算カウンタ64のプリ
セッタブル値を、CPU4により、加算、あるいは減算
を行なえば良い。 【0046】また、上記システムにおいて表示に有効で
ないユニット画面およびユニット画面のドットはブラン
キングする。 【0047】なお、有効ユニット画面の選択は、入力映
像信号が正常に表示できれば、いかなる組合せを用いて
も良い。 【0048】上記図2、図7、図8の具体的な回路では
説明の都合上、カウンタの加算、減算、あるいは、フリ
ップフロップのタイプ、さらにはその入力条件を指定し
たが、動作のアルゴリズム同一であれば、タイプ、入力
条件は等問わない。 【0049】また、fHSSは、fHUを逓倍して得たが式
(1),式(2),式(3)よりfH Dから直接得ても良
い。 【0050】 【発明の効果】本発明のディスプレイ装置を用いれば、
高精細ディスプレイにおいて、任意の信号仕様(走査周
波数、解像度等)の表示が、同期信号と映像信号(同期
信号は映像信号に重畳されていても可。ただし、同期信
号分離回路が必要)を受けるだけで表示可能となる。 【0051】さらに、信号仕様の判断手段は、演算結果
に基づき表示制御手段を制御して映像信号を所定の状態
で表示させることができると共に、演算手段は、表示状
態を自在に設定でき、いかなる信号仕様をもつ映像信号
が本発明のディスプレイに入力されても、ディスプレイ
利用者の所望する表示状態や、あるいは予め設定した表
示状態で映像信号の表示ができる。 【0052】本発明のディスプレイ装置は、外部から入
力される様々な仕様の映像信号を正しく表示できるよう
に、ドット表示信号を制御回路によって、入力映像信号
の仕様に基づき演算して得たにもかかわらず、ドット表
示信号が入力映像信号とずれる場合でも、入力映像信号
とドット表示信号とのずれを手動調整により補正するこ
とができ、入力映像信号の仕様に適した画像を精度よく
表示させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のユニット画面の偏向信号制御回路の構
成を示すブロック図。 【図2】総ライン数カウンタ3、HD周波数カウンタ1
の具体的な回路構成を示すブロック図。 【図3】図2の動作を示すタイムチャート図。 【図4】ユニット画面の構成を示す説明図。 【図5】ユニット画面の電子銃を含む偏向系の構成を示
す説明図。 【図6】ユニット画面のドット構成を示す説明図。 【図7】ユニット偏向信号発生器の具体的な回路構成を
示すブロック図。 【図8】偏向階段波発生器の具体的な回路構成を示すブ
ロック図。 【符号の説明】 1 HD周波数カウンタ 2 ユニット偏向信号発生器 3 総ライン数カウンタ 4 CPU 6 偏向階段波発生器 21,64 減算カウンタ 22,65 インバータ 31,32 D型フリップフロップ 33 加算カウンタ 34 ラッチ 51 電子銃 52,53 静電偏向板 54 表示面 61 位相検波器 62 ローパスフィルタ 63 電圧制御発振器
成を示すブロック図。 【図2】総ライン数カウンタ3、HD周波数カウンタ1
の具体的な回路構成を示すブロック図。 【図3】図2の動作を示すタイムチャート図。 【図4】ユニット画面の構成を示す説明図。 【図5】ユニット画面の電子銃を含む偏向系の構成を示
す説明図。 【図6】ユニット画面のドット構成を示す説明図。 【図7】ユニット偏向信号発生器の具体的な回路構成を
示すブロック図。 【図8】偏向階段波発生器の具体的な回路構成を示すブ
ロック図。 【符号の説明】 1 HD周波数カウンタ 2 ユニット偏向信号発生器 3 総ライン数カウンタ 4 CPU 6 偏向階段波発生器 21,64 減算カウンタ 22,65 インバータ 31,32 D型フリップフロップ 33 加算カウンタ 34 ラッチ 51 電子銃 52,53 静電偏向板 54 表示面 61 位相検波器 62 ローパスフィルタ 63 電圧制御発振器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 和田 章良
神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地
株式会社日立画像情報システム内
(56)参考文献 特開 昭55−17191(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G09G 1/20
G09G 1/16
G09G 5/00
H04N 3/27
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.入力された映像信号を用いて表示デバイス上に画像
の表示を行うディスプレイ装置において、水平同期の基準パルス信号を、与えられる逓倍値に基づ
き逓倍し、前記表示デバイスのドットに対応して画像の
表示を行うためのドット表示信号を生成するドット表示
信号生成手段と、 前記基準パルス信号の逓倍値を前記入力映像信号の仕様
に基づいて求め、該逓倍値を前記ドット表示信号生成手
段に供給することにより、前記入力映像信号の仕様に対
応して前記ドット表示信号の周波数を制御する制御回路
とを備え、手動操作により前記ドット表示信号を調整可
能にした ことを特徴とするディスプレイ装置。 2.前記制御回路が前記手動操作により得られた前記ド
ット表示信号の調整値と前記逓倍値とを加算もしくは減
算することにより、前記ドット表示信号を調整可能にし
たことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装
置。 3.前記入力映像信号の仕様は、入力同期信号から得る
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載のディスプ
レイ装置。 4.前記制御回路は、前記入力映像信号の仕様として、
入力映像信号の1水平周期におけるドット数を用いて前
記逓倍値を求めるようにしたことを特徴とする請求項1
に記載のディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11126300A JP3078794B2 (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11126300A JP3078794B2 (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | ディスプレイ装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8238107A Division JP3006753B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | ディスプレイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000029417A JP2000029417A (ja) | 2000-01-28 |
JP3078794B2 true JP3078794B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=14931800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11126300A Expired - Lifetime JP3078794B2 (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078794B2 (ja) |
-
1999
- 1999-05-06 JP JP11126300A patent/JP3078794B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000029417A (ja) | 2000-01-28 |
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