JP3078745B2 - 編糸耐久試験装置 - Google Patents

編糸耐久試験装置

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JP3078745B2 JP08043280A JP4328096A JP3078745B2 JP 3078745 B2 JP3078745 B2 JP 3078745B2 JP 08043280 A JP08043280 A JP 08043280A JP 4328096 A JP4328096 A JP 4328096A JP 3078745 B2 JP3078745 B2 JP 3078745B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、編糸耐久試験装置
に係り、特に、2組の単糸束が交差することで形成され
る編糸部の耐久性を、単糸束の編み角を変えて測定する
装置として好適な編糸耐久試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−273115号には、プリン
ト配線板の基材となるガラス織布の引っ張り強度を測定
する試験方法が開示されている。ガラス織布の如く繊維
質の材料は、繊維の方向と張力が作用する方向とが変化
することで、異なる引っ張り強度を示す。従って、ガラ
ス織布の引っ張り強度を定量的に測定するためには、繊
維の方向と張力の作用方向との関係を予め決めておき、
かかる関係が満たされるように引っ張り強度の測定を行
うことが必要である。
【0003】上記従来の試験方法においては、ガラス織
布の繊維方向に対して、45°の方向に張力を作用させ
ることが試験条件として定められている。また、かかる
試験条件が適切に実現されるように、引っ張り試験装置
にはガラス織布の試験片を把持する把持部が設けられ、
ガラス織布の試験片は、繊維方向と45°の方向が長手
方向とされている。上記の試験片は、その両端部におい
て引っ張り試験装置の把持部に把持される。かかる状態
で引っ張り試験が実行されれば、精度良くガラス織布の
繊維方向に対して45°の方向に張力を作用させること
ができ、信憑性の高いデータを得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、2組の単糸
束が互いに交差し合って形成される編糸は、2組の単糸
束が交差する角度、すなわち、編糸の編み角が異なる
と、伸び特性や耐久性において異なる特性を発揮する。
従って、上述した編糸等については、編み角の異なる複
数の状態それぞれについて、耐久性試験を実行したい場
合が生ずる。かかる耐久性試験を、上記従来の引っ張り
強度測定装置を用いて実行するためには、編み角の異な
る編糸の試験片を複数準備することが必要である。この
点、上記従来の装置は、複数の編み角に対する信頼性試
験の実行が容易ではないという課題を有するものであっ
た。
【0005】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、編糸を形成する一組の単糸束と他の単糸束とを
分離して把持し、それらの把持部と編糸部との相対位置
を可変として編み角の変更を容易ならしめることによ
り、上記の課題を解決する編糸耐久試験装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、少なくと
も二組の単糸束が交差することで形成される編糸部の耐
久性を試験する装置であって、前記編糸部を形成する第
1の単糸束を保持する第1単糸束保持手段と、前記第1
の単糸束と交差する第2の単糸束を保持する第2単糸束
保持手段と、前記第1単糸束保持手段と前記編糸部との
相対位置、および前記第2単糸束保持手段と前記編糸部
との相対位置の少なくとも一方を可変とする保持位置可
変手段と、固定側加圧部と加振側加圧部とを備え、前記
編糸部に上下方向の振動を付与する加振手段と、を備え
ることを特徴とする編糸耐久試験装置により達成され
る。
【0007】本発明において、耐久性試験の対象となる
編糸部は、第1の単糸束および第2の単糸束を含む少な
くとも二組の単糸束が交差することで形成される。編糸
部の伸び特性や耐久性は、第1の単糸束と第2の単糸束
とが交差する角度(以下、編み角と称す)が変化するこ
とにより変化する。第1単糸束保持手段と編糸部との相
対位置が変化すると、第1の単糸束が編糸部を貫く角度
が変化する。また、第2単糸束保持手段と編糸部との相
対位置が変化すると、第2の単糸束が編糸部を貫く角度
が変化する。第1の単糸束が編糸部を貫く角度、および
第2の単糸束が編糸部を貫く角度の少なくとも一方が変
化すると、編糸部の編み角に変化が生ずる。保持位置可
変手段は、上述した相対位置の少なくとも一方を可変と
する。従って、上述した相対位置の少なくとも一方を変
化させることにより、編糸部の編み角を変化させること
が可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、自動車用ブレーキホースの
補強編糸の耐久性試験に用いられる編糸耐久試験装置に
ついて説明する。図1は、自動車用ブレーキホース(以
下、単にブレーキホースと称す)10の構成を表す部分
切断図を示す。ブレーキホース10の一端には、自動車
用ブレーキ装置の油圧回路との接続を図るためのジョイ
ント12が接続されている。ジョイント12は内部に貫
通路を有する金属製の部材である。ブレーキホース10
は、内管ゴム14、補強編糸16、中間ゴム18、補強
編糸20、および外皮ゴム22からなる5層のホースで
あり、ジョイント12の貫通路と連通する油圧通路24
を備えている。
【0009】ブレーキホース10には、車両への組み付
け時における取り回しを容易とするため、または操舵輪
の操舵動作を可能とするため、等の理由により曲げ方向
の弾性が要求される。また、ブレーキホース10には、
高圧のブレーキ油圧を効率良くホイルシリンダへ供給す
るため、油圧通路24の体積膨張量を低く抑えることが
要求される。上記の要求を高い水準で両立させるために
は、補強編糸16,20が、ブレーキホース10の曲げ
方向の変形を柔軟に許容し、かつ、径方向に膨張し難
い、すなわち周方向に伸び難い特性を有していることが
好ましい。
【0010】ブレーキホース10の油圧通路24内に
は、車両においてブレーキ操作が行われる毎に高圧のブ
レーキ油圧が供給される。油圧通路24内に繰り返しブ
レーキ油圧が供給されれば、補強編糸16,20には、
補強編糸16,20を径方向に膨張させる向きの応力が
繰り返し作用することになる。補強編糸16,20にか
かる応力が繰り返し作用すると、編糸を構成する単糸に
繰り返し伸縮が生じ、また、単糸同士間に繰り返し擦れ
合いが生ずる。かかる伸縮、擦れ合い等に起因して補強
編糸16,20に破損が生ずると、ブレーキホース10
の局部に極端に強度の低い部位が生ずることになり、制
動時の応答性が悪化する等の不都合が生ずる場合があ
る。このため、補強編糸16,20には、周方向に伸び
難い等の特性に加えて、それぞれの単糸が、磨耗、疲
労、剪断等に対して高い耐久性を有していることが要求
される。
【0011】2組の単糸を交差させることにより形成さ
れる編糸の伸び特性や耐久性は、編糸の編み角により変
化する。従って、補強編糸16,20を構成するにあた
り、如何なる編み角を設定することが最も適切であるか
を判断するためには、編み角の異なる複数の編糸につい
て伸び特性や耐久性を試験し、それらの試験結果を解析
することが必要である。
【0012】図2は、本実施例において耐久性試験に用
いられる編糸部26の拡大図を示す。編糸部26は、第
1単糸束28を構成する10本の単糸28-1〜28-10
と、第2単糸束30を構成する10本の単糸30-1〜3
-10 とを互いに交差させることにより形成される。単
糸28-1〜28-10 および30-1〜30-10 は、補強編
糸16,20に用いられる単糸と同一の材料で構成され
ている。それぞれの単糸28-1〜28-10 および30-1
〜30-10 は、更に3本の糸材で構成されている。以
下、単糸を構成する各糸材については、28-1a,28
-1b,28-1cの如く単糸の符号にa,b,cを添えて
表す。
【0013】図2に示す編糸部26においては、第1単
糸束28と第2単糸束30とのなす角θが編み角(以
下、θを付して記す)に相当する。本実施例の編糸耐久
試験装置は、第1単糸束28および第2単糸束30の保
持位置が可変とされており、それらを変化させることに
より容易に編み角θを変更し得る点に特徴を有してい
る。ブレーキホース10の補強編糸16,20の編み角
を最適化するために実行すべき耐久性試験、すなわち多
様な編み角θに対する耐久性試験は、本実施例の編糸耐
久試験装置を用いることにより、容易に、かつ精度良く
実行することができる。
【0014】次に、図3乃至図6を参照して、編糸耐久
試験装置32の構成について説明する。図3は、編糸耐
久試験装置32の要部を表す平面図を示す。編糸耐久試
験装置32は、第1単糸束28の一端および第2単糸束
30の一端(共に図3における左側端部)を保持する単
糸束保持部34、第1単糸束28の他端および第2単糸
束30の他端(共に図3における右側端部)を保持する
単糸束保持部36、および、編糸部26に上下方向の振
動を付与する加振部38を備えている。
【0015】図4は、図3に示すIV矢視で表した加振部
38の側面図を示す。加振部38は、単糸束保持部3
4,36に保持される第1単糸束28および第2単糸束
30の上方に配置される固定側加圧ピン40、および第
1単糸束28および第2単糸束30の下方に配置される
加振側加圧ピン42を備えている。
【0016】固定側加圧ピン40は、その先端(図4に
おける下端)にゴムパッド40aを備えており、ゴムパ
ッド40aが編糸部26の上面に接するように、編糸耐
久試験装置32の非可動部に固定されている。加振側加
圧ピン42は、編糸耐久試験装置32が備える加振装置
(図示せず)に固定されており、上下方向に変位して、
固定側加圧ピストン40に所定の押圧力を伝達すること
ができる。加振側加圧ピストン42は、その先端部(図
4における上端)にゴムパッド42aを備えている。加
振側加圧ピストン42の上下方向位置は、加振側加圧ピ
ストン42が下死点に位置する場合に、ゴムパッド42
aと編糸部26との間に所定のクリアランスが形成され
るように設定されている。
【0017】固定側加圧ピストン40が備えるゴムパッ
ド40a、および加振側加圧ピストン42が備えるゴム
パッド42aは、ブレーキホース10の内管ゴム14等
と同様の弾性を示すように構成されている。このため、
加振側加圧ピストン42が編糸部26を押圧する状況
は、ブレーキホース10の油圧通路24内にブレーキ油
圧が導かれて補強編糸16,20に拡径方向の力が作用
する状況に極めて近似している。
【0018】図5は、単糸束保持部34の平面図を示
す。また、図6は、図5中に示すVI矢視で表した単糸束
保持部34の側面図を示す。尚、単糸束保持部34と、
単糸束保持部36とは、構造上異なるところがないた
め、ここでは単糸束保持部34の構成のみを説明する。
【0019】単糸束保持部34は、可動台44および滑
車台46を備えている。可動台44は、第1単糸束28
の単糸28-1〜28-10 または第2単糸束の単糸30-1
〜30-10 を係止する糸掛けピン48a〜48d,50
-1〜50-10 ,52-1〜52 -10 を備えている。第1単
糸束28を構成する5本の単糸28-1〜28-5は、共に
糸掛けピン48aに掛け留められ、更にそれぞれ糸掛け
ピン50-1〜50-5に掛け留められる。また、第1単糸
束28を構成する他の5本の単糸28-6〜28 -10 は、
共に糸掛けピン48bに掛けとめられ、更にそれぞれ糸
掛けピン50-6〜50-10 に掛け留められる。同様に、
第2単糸束30を構成する5本の単糸30-1〜30
-5は、糸掛けピン48cおよび糸掛けピン52-1〜52
-5に、残る5本の単糸30-6〜30-10 は、糸掛けピン
48dおよび糸掛けピン52-6〜52 -10 に掛け留めら
れる。
【0020】滑車台46は、第1単糸束28の単糸28
-1〜28-10 を掛け留めるための滑車群54-1a〜54
-10 c、および第2単糸束30の単糸30-1〜30-10
を掛け留めるための滑車群56-1a〜56-10 cを備え
ている。上述の如く、各単糸は、3本の糸材から構成さ
れている。滑車54-1a,54-1b,54-1cは、それ
ぞれ単糸28-1を構成する個々の糸材28-1a,28-1
b,28-1cを掛け留める。同様に、滑車台46が備え
る全ての滑車には、第1単糸束28または第2単糸束3
0を構成する糸材が一本づつ掛け留められる。
【0021】単糸束保持部34は、図6に示す如く、滑
車台46の下方に錘58を備えている。錘58は、一の
滑車に対して一つづつ、すなわち、第1単糸束28また
は第2単糸束30を構成する糸材一本に一つづつ準備さ
れている。これらの錘58は、第1単糸束28および第
2単糸束30を構成する各糸材に結び付けられる。この
ように、単糸束保持部34は、第1単糸束28および第
2単糸束30を構成する全ての糸材に、等しい荷重を作
用させた状態で、第1単糸束28および第2単糸束30
を保持することができる。
【0022】単糸束保持部34,36に、上記の如く全
ての糸材に等しい荷重が作用するように、第1単糸束2
8および第2単糸束30を保持させた状態で、加振側加
圧ピストン42が上下方向に振動すると、編糸部26を
構成する全ての糸材に作用する張力を均一に維持しつ
つ、編糸部26に伸び方向の変形を与えることができ
る。この場合、応力の集中が生じないため、編糸部26
に局部的な劣化が生ずることがない。従って、本実施例
の編糸耐久試験装置によれば、加振側加圧ピストン42
により所定周期、所定回数の振動を付与する耐久試験を
実施することにより、単糸同士の擦れ合いや、各単糸に
作用する張力の繰り返し変化の影響のみを、編糸部26
に反映させることができる。
【0023】本実施例の編糸耐久試験装置において、単
糸束保持部34,36は、図3に示す如く、編糸耐久試
験装置32のフレームレール60,62上に配設されて
いる。単糸束保持部34の滑車台46および単糸束保持
部36の滑車台66は、共にフレームレール60,62
に固定されている。従って、滑車台46,66はフレー
ムレール60,62に沿って移動することはできない。
一方、単糸束保持部34の可動台44および単糸束保持
部36の可動台64は、共にフレームレール60,62
に沿って、図3における左右方向に移動することができ
るように配設されている。
【0024】可動台44,64には、それぞれロックス
リーブ68,70が設けられている。可動台44,64
は、それぞれロックスリーブ68,70をロックするこ
とにより、フレームレール60上で固定された状態とな
る。従って、編糸耐久試験装置においては、ロックスリ
ーブ68,70のロックを解除することにより、可動台
44,64の位置を調整することが可能であり、また、
ロックスリーブ68,70をロックすることにより、可
動台44,64を所望の位置に固定することが可能であ
る。
【0025】本実施例において、第1単糸束28と第2
単糸束30とは、編糸部26が加振部38と重なるよう
に、すなわち、編糸部26が編糸耐久試験装置32の中
央に位置するように保持される。また、可動台44,6
4は、編糸耐久試験装置32の中央部を挟んで、その両
側に等間隔を経て対称に配置される。この際、編糸部2
6の編み角θは、可動台44,64と編糸部26との距
離が短いほど小さくなり、また、可動台44,64と編
糸部26との距離が長いほど大きくなる。従って、本実
施例の編糸耐久試験装置32によれば、可動台44,6
4の位置を調整することにより、容易に編み角θを変更
することが可能である。
【0026】このように、本実施例の編糸耐久試験装置
32によれば、耐久性試験の試験対象である編糸部26
の編み角θを、容易に変更することができる。従って、
編糸耐久試験装置32を用いて編糸部26の耐久性試験
を行う場合には、編み角θの異なる複数の編糸を準備す
ることなく、多様な編み角θについての耐久性試験を実
行することができる。
【0027】ところで、本実施例において耐久性試験の
試験対象とされる編糸部26は、上述の如く、第1単糸
束28を構成する10本の単糸28-1〜28-10 と、第
2単糸束30を構成する10本の単糸30-1〜30-10
とを互いに交差させることにより編み合わされた部材で
ある。かかる構造では、耐久試験の実行中に、単糸の伸
縮が繰り返されることにより、編目にずれが生じ、編み
角θが変化する可能性がある。
【0028】そこで、本実施例においては、図3に示す
如く、編糸部26の周囲に、編糸部26を取り囲む糸ず
れストッパ72を装着した状態で、耐久性試験を実行す
ることとしている。糸ずれストッパ72は、実現すべき
編み角θに応じて、編糸部26の外径にフィットするよ
うに、その形状が調整されている。このように糸ずれス
トッパ72が装着された状態で耐久性試験が実行される
と、試験の実行中に編み角θが変化することがなく、編
み角θの影響を調査するうえで、信憑性の高い耐久性試
験を実行することができる。
【0029】図7は、本発明の第2実施例である編糸耐
久試験装置80の側面図を示す。尚、図7において、上
記図3乃至図6に示す部分と同一の構成部分について
は、同一の符号を付してその説明を省略する。編糸耐久
試験装置80は、加振側加圧ピストン42が固定される
振動部材82と、滑車台46とを連結する連結フレーム
84、および、連結フレーム84と滑車台46との連結
強度を補強する補強板86を備えている。かかる構成に
よれば、振動部材82の上下動は、加振側加圧ピストン
42に伝達されると共に、滑車台46にも伝達される。
従って、編糸耐久試験装置80においては、加振側加圧
ピストン42と滑車台46とが上下動することにより、
編糸部26の耐久性試験が実行されることになる。
【0030】本実施例において、錘58は、その上端部
にフック58aと共に支持部材87bを備えている。ま
た、編糸耐久試験装置80は、全ての錘58を支持する
錘台88を備えている。錘台88には、一の錘58に一
つづつ、調整機構90が設けられている。
【0031】図8は、調整機構90の拡大図を示す。調
整機構90は、錘台88の上面に螺着される調整ピン9
2,94、および調整ピン92,94を調整すること
で、錘台88の上面との距離が調節可能とされている支
持板96を備えている。支持板96には、錘58の支持
部材87を挿入するための貫通孔96aが設けられてい
る。支持部材87は、貫通孔96aの内部に摺動可能に
挿入されている。また、支持部材87の上端部には、貫
通孔96aに比して大径のストッパ部87aが形成され
ている。従って、錘58は、支持板96の上面にストッ
パ部87aが当接する状態を超えて、更に下方へ変位す
ることはできない。
【0032】本実施例において、錘台88に配設される
全ての調整機構90は、振動部材82が下死点に位置す
る場合に、すなわち滑車台46が最も低い位置にある場
合に、錘58のストッパ部87aと調整機構90の支持
板96とが当接し、かつ、錘58に結び付けられた糸材
に弛みが生じないように調整される。このため、編糸部
26を構成する各糸材には、振動部材82が下死点に位
置する場合には、錘58の荷重が張力として作用しな
い。そして、振動部材82が下死点から上方へ変位する
と、滑車台46の位置が上昇し、その結果錘58が上方
へ引き上げられて、編糸部26を構成する各糸材に錘5
8の荷重が張力として作用する状態となる。
【0033】このように、本実施例の編糸耐久試験装置
80によれば、振動部材82が下死点から上方へ変位し
た場合のみ、すなわち、編糸耐久試験装置80にセット
された編糸部26に、加振側加圧ピストン42から応力
が入力されている場合にのみ、編糸部26を構成する各
糸材に張力を作用させることができる。
【0034】ブレーキホース10に用いられる補強編糸
16,20は、油圧通路24にブレーキ油圧が供給され
ない状況下では拡径方向の張力を受けず、油圧通路24
にブレーキ油圧が供給されている場合にのみ拡径方向の
張力を受ける環境下で使用される。これに対して、本実
施例の編糸耐久試験装置80の如く、編糸部26に応力
が作用している場合にのみ、その構成要素である糸材に
張力を付与することができれば、糸材に常時張力が作用
する上記第1実施例の編糸耐久試験装置32に比して、
より実情に沿った環境を作り出すことができる。従っ
て、本実施例の編糸耐久試験装置80によれば、上述し
た第1実施例に示す編糸耐久試験装置32に比して、更
に正確にブレーキホース10の補強編糸16,20の耐
久性を試験することが可能である。
【0035】また、上述した第1及び第2実施例に示す
編糸耐久試験装置20,80によれば、編糸部の耐久性
試験を行うにあたり、以下に示す効果を享受することが
できる。すなわち、編糸耐久試験装置20,80によれ
ば、第1単糸束と第2単糸束との糸の種類を変えるこ
とにより2種類の糸による編糸の耐久性を試験すること
ができる。また、第1単糸束と第2単糸束とに連結さ
れる錘の重量を変えることにより、それぞれの単糸束に
異なる張力が負荷された場合の耐久性を試験することが
できる。更に、編糸部26に、張力のみならず、加振
側加圧ピストン42の押圧力に応じた面圧を作用させた
状態での耐久性を試験することができる。加えて、第2
実施例に示す編糸耐久試験装置80によれば、編糸部
26に作用する面圧と張力との双方を、互いに独立に変
動させた条件下で、耐久性試験を行うことができる。こ
のように、上述した編糸耐久試験装置20,80によれ
ば、種々の状況を想定した編糸部26の耐久性試験を、
容易に実行することができる。
【0036】尚、上述した第1および第2実施例に示す
編糸耐久試験装置32,80においては、可動台44,
64が前記した第1単糸束保持手段および第2単糸束保
持手段に、可動台44,64をフレームレール60上で
可動とする機構が前記した保持位置可変手段に、それぞ
れ相当している。
【0037】ところで、上述した第1および第2実施例
においては、第1単糸束28の一端と第2単糸束30の
一端とを、共に可動台44で保持し、また、第1単糸束
28の他端と第2単糸束30の他端とを、共に可動台6
4で保持し、可動台44,64を編糸部26に近接また
は離間させることにより編み角θを可変とすることとし
ているが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0038】すなわち、上述した第1および第2実施例
の編糸耐久試験装置32,80においては、第1単糸束
28の端部を保持する糸掛けピン48a,48bと編糸
部26との相対位置、および、第2単糸束30の端部を
保持する糸掛けピン48c,48dと編糸部26との相
対位置の少なくとも一方が変化すれば、編み角θを変化
させることは可能である。また、第1単糸束28の端部
を保持する部位の変位方向、および、第2単糸束30の
端部を保持する部位の変位方向も、図3における左右方
向に限定されるものではなく、図3における上下方向を
それらの変位方向とすることも可能である。
【0039】従って、第1単糸束28の端部を保持する
糸掛けピン48a,48bを保持する可動部と、第2単
糸束30の端部を保持する糸掛けピン48c,48dを
保持する可動部とを分離して設け(可動第64側も同
様)、それらを独立して可動させることによっても、本
発明の効果を得ることは可能である。
【0040】更に、上記の実施例においては、2組の単
糸束を用いて編糸を構成することとしているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、3組以上の単糸束で
構成された編糸が耐久性試験の対象である場合に、それ
らの単糸束の端部を保持する部位と編糸部との相対位置
を変えることで編み角を変更することとしてもよい。
【0041】次に、上述した第1実施例および第2実施
例の編糸耐久試験装置32,80において試験片として
用いられる他の編糸部の構成について説明する。図9
は、試験片の第2例である編糸部100の拡大図を示
す。編糸部100は、第1単糸束102および第2単糸
束104を備えている。第1単糸束102および第2単
糸束104は、それぞれ10本の単糸102-1〜102
-10 および104-1〜104-10 を備えている。編糸部
100は、第1単糸束102の上部に、第1単糸束10
2と第2単糸束104との編み角θが所定角となるよう
に第2単糸束104を重ねることにより構成される。
【0042】尚、編糸部100の構造は、ブレーキホー
ス10の補強編糸16または20を形成するにあたり、
内管ゴム14または中間ゴム18の外周に先ず第1単糸
束102に相当する糸材を巻回し、その後、巻回された
糸材の外周に、所定の編み角が形成されるように更に第
2の単糸束104に相当する糸材を巻回することにより
実現される。
【0043】編糸部100の第1単糸束102および第
2単糸束104を構成する単糸102-1〜102-10
よび104-1〜104-10 は、上述した編糸部26の場
合と同様に、それぞれ3本の糸材で構成されている。編
糸部100は、第1単糸束102を構成するそれぞれの
糸材を糸掛けピン48a,48b,50-1〜50-10
よび滑車群54-1a〜54-10 cを介して錘58に結び
付けると共に、第2単糸束104を構成するそれぞれの
糸材を糸掛けピン48c,48d,52-1〜52-10
よび滑車群56-1a〜56-10 cを介して錘58に結び
付けることにより、上述した第1または第2実施例の編
糸耐久試験装置32,80にセットされる。
【0044】従って、上述した第1または第2実施例の
編糸耐久試験装置32,80によれば、2組の単糸束を
単に重ね合わせることにより形成される補強編糸16,
20についても、その編み角を最適化するために実行す
べき耐久性試験、すなわち多様な編み角θに対する耐久
性試験を、容易、かつ、精度良く実行することができ
る。
【0045】図10は、試験片の第3例である編糸部1
10の拡大図を示す。編糸部110は、第1単糸束11
2および第2単糸束114を備えている。第1単糸束1
12および第2単糸束114は、それぞれ10本の単糸
112-1〜112-10 および114-1〜114-10 を備
えている。編糸部110は、第1単糸束112を構成す
る単糸112-1〜112-10 と、第2単糸束114を構
成する単糸114-1〜114-10 とを、所定の編み角が
形成されるように、互いに一本づつ交差させることによ
り実現される。
【0046】尚、編糸部110の構造は、ブレーキホー
ス10の補強編糸16または20を形成するにあたり、
第1単糸束112に相当する単糸束と第2の単糸束11
4に相当する単糸束とを、それらを構成する糸材が互い
に一本づつ交差するように、内管ゴム14または中間ゴ
ム18の外周に巻回することにより実現される。
【0047】編糸部110の第1単糸束112および第
2単糸束114を構成する単糸112-1〜112-10
よび114-1〜114-10 は、上述した編糸部26の場
合と同様に、それぞれ3本の糸材で構成されている。編
糸部110は、第1単糸束112を構成するそれぞれの
糸材を糸掛けピン48a,48b,50-1〜50-10
よび滑車群54-1a〜54-10 cを介して錘58に結び
付けると共に、第2単糸束114を構成するそれぞれの
糸材を糸掛けピン48c,48d,52-1〜52-10
よび滑車群56-1a〜56-10 cを介して錘58に結び
付けることにより、上述した第1または第2実施例の編
糸耐久試験装置32,80にセットされる。
【0048】従って、上述した第1または第2実施例の
編糸耐久試験装置32,80によれば、糸材が一本づつ
交差するように形成される補強編糸16,20について
も、その編み角を最適化するために実行すべき耐久性試
験、すなわち多様な編み角θに対する耐久性試験を、容
易、かつ、精度良く実行することができる。
【0049】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、第1単糸
束保持手段と編糸部との相対位置、および第2単糸束保
持手段と編糸部との相対位置の少なくとも一方を変化さ
せることにより、編糸部の編み角を容易に変化させるこ
とができる。従って、本発明に係る編糸耐久試験装置に
よれば、編み角毎に試験片を設けることなく、多様な編
み角に対する編糸部の信頼性試験を実行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用ブレーキホースの構成を表す部分断面
図である。
【図2】本発明の一実施例である編糸耐久試験装置にお
いて試験片として用いられる編糸部の第1例の拡大図で
ある。
【図3】本発明の一実施例である編糸耐久試験装置の要
部を表す平面図である。
【図4】図3に示す編糸耐久試験装置の加振部を図3に
示すIV矢視で表した図である。
【図5】図3に示す編糸耐久試験装置の単糸束保持部の
平面図である。
【図6】図3に示す編糸耐久試験装置の単糸束保持部の
側面図である。
【図7】本発明の第2実施例である編糸耐久試験装置の
単糸束保持部の側面図である。
【図8】図7に示す編糸耐久試験装置が備える調整機構
の拡大図である。
【図9】本発明の第1および第2実施例である編糸耐久
試験装置において試験片として用いられる編糸部の第2
例の拡大図である。
【図10】本発明の第1および第2実施例である編糸耐
久試験装置において試験片として用いられる編糸部の第
3例の拡大図である。
【符号の説明】
10 ブレーキホース 16,20 補強編糸 26,100,110 編糸部 28,102,112 第1単糸束 28-1〜28-10 ,30-1〜30-10 ;102-1〜10
-10 ,104-1〜104-10 ;112-1〜11
-10 ,114-1〜114-10 単糸 28-1a〜28-10 c,30-1a〜30-10 c 糸材 32,80 編糸耐久試験装置 34,36 単糸束保持部 44,64 可動部 46,66 滑車部 48a〜48d,50-1〜50-10 ,52-1〜52-10
糸掛けピン 54-1a〜54-10 c,56-1a〜56-10 c 滑車 58 錘 84 連結フレーム 86 補強板 87 支持部材 88 錘台 90 調整機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舟橋 宣明 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 池田 文男 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−273115(JP,A) 特開 昭59−27241(JP,A) 特開 昭48−38788(JP,A) 特公 昭36−1099(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 3/00 - 3/62 G01N 19/00 D06H 3/00 - 3/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二組の単糸束が交差すること
    で形成される編糸部の耐久性を試験する装置であって、 前記編糸部を形成する第1の単糸束を保持する第1単糸
    束保持手段と、 前記第1の単糸束と交差する第2の単糸束を保持する第
    2単糸束保持手段と、 前記第1単糸束保持手段と前記編糸部との相対位置、お
    よび前記第2単糸束保持手段と前記編糸部との相対位置
    の少なくとも一方を可変とする保持位置可変手段と、固定側加圧部と加振側加圧部とを備え、前記編糸部に上
    下方向の振動を付与する加振手段と、 を備えることを特徴とする編糸耐久試験装置。
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