JP3078608U - 縫合針用パッケージ - Google Patents

縫合針用パッケージ

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JP3078608U JP2000009179U JP2000009179U JP3078608U JP 3078608 U JP3078608 U JP 3078608U JP 2000009179 U JP2000009179 U JP 2000009179U JP 2000009179 U JP2000009179 U JP 2000009179U JP 3078608 U JP3078608 U JP 3078608U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縫合針に取付けた糸を糸通路に吸引挿通する
パッケージにおいて、包装作業性の向上を図る。 【解決手段】 内面側が開口した渦巻き状の糸通路4を
有する保持器2と、この保持器2の内面に接着され糸通
路4の内面側開口5を塞ぐカバーシート3とを有する。
糸通路4の中央側で保持器2に減圧用開口部6を設け、
糸通路4の外端側でカバーシート3に糸用の入口開口部
7を設ける。減圧用開口部6からの吸引により縫合針21
に取付けた糸22を入口開口部7から糸通路4に挿通す
る。減圧用開口部6と入口開口部7とがパッケージ1の
違う面にあるから、例えば保持器2側を吸引装置にセッ
トし、他方の面で行う入口開口部6への糸合わせ作業が
容易となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、手術などに用いる糸付縫合針のパッケージに関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
従来、この種のものとして、特公平8−24682号公報の手術用縫合糸・針 の装置のための包装には、手術用縫合糸・針装置保持器部材は、主パネル及び… パネルを有する一般に平らなホイル又はシートを含む。…大体三角形の開口が主 パネルの一つの角に設けられて、それを通って針の鈍い先端及び/又はそれに結 合した縫合糸が通る。円状の開口が巻いた通路に縫合糸を真空で引き込むために 主パネルに設けられる(公報段落0018段)、とあるように糸を入れる開口と 吸引する開口の両方が前記シートに設けられている。また、針の鋭い先端は、外 側の包みの誤った突き刺しを防ぐか又は最小にする発泡針ホルダー内に保持され る。
【0003】 また、特開平4−244147号公報には、保持器は機材及び包旋状の狭い通 路へと通じる拡大された縫合糸受容部分を有する。ポリエチレンテレフタレート からつくられることが好ましい(公報段落0017)。また、カバーシートは、 保持器の開放上部の上にあるような形状、寸法にされ、減圧用開口部と縫合糸入 口開口部を備えている(公報段落0018段)。
【0004】 上記のように従来のパッケージは、いずれも減圧用開口部と縫合糸入口開口部 とをカバーシート側に設けている。そして、これらパッケージでは、減圧用開口 部を吸引装置の吸引孔に接続し、縫合針に取付けた糸の端部を入口開口部に合わ せ、前記減圧用開口部より吸引して内部に糸を挿通し、このように吸引装置を接 続したカバーシート側で糸の端部を入口開口部に合わせるため、吸引装置が邪魔 となり、作業が煩雑となる。また、特公平8−24682号公報の装置では、シ ートに設けた発泡針ホルダーに、針の先端を刺して保持するようにしているが、 減圧用開口部と縫合糸入口開口部の両者があるカバーシート側に針ホルダーを設 けるため、針ホルダーの位置に制約を受け、減圧用開口部の位置によっては、糸 を吸引する前に糸ホルダーを設けることができない場合がある。特に、複数の縫 合針をパッケージするような場合では、糸ホルダーとこれに刺し付けた複数の針 がカバーシートにおけるスペールを大きく取るため、糸を吸引挿通した後でない と、カバーシートへの糸ホルダーの取付け作業と、糸ホルダーへの針の刺し付け 作業を行うことができなくなることが予想され、包装作業性に手間がかかり、作 業性が低下することが予想される。
【0005】 そこで、本考案は、縫合針に取付けた糸を糸通路に吸引挿通するパッケージに おいて、包装作業性の向上を図ることができる縫合針用パッケージを提供するこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、内面側が開口した渦巻き状の糸通路を有する保持器と、こ の保持器の内面に接着され前記糸通路の内面側開口を塞ぐカバーシートと、前記 渦巻き状糸通路の一側に設けられ該糸通路と外部とを連通する減圧用開口部と、 前記渦巻き状糸通路の他側に設けられ該糸通路と外部とを連通する入口開口部と を備え、前記保持器は前記カバーシートより硬質な材料からなり、前記減圧用開 口部からの吸引により縫合針に取付けた糸を前記入口開口部から前記糸通路に挿 通する縫合針用パッケージにおいて、前記保持器と前記カバーシートの一方に前 記減圧用開口部を設けると共に、前記保持器と前記カバーシートの他方に前記入 口開口部を設けたものである。
【0007】 この請求項1の構成によれば、減圧用開口部と入口開口部とがパッケージの違 う面にあるから、例えば、減圧用開口部を吸引装置側にセットし、該減圧用開口 部と反対の入口開口部に糸の先端部を合わせて前記吸引装置の吸引により糸を糸 通路に吸引挿通することができ、このように吸引装置にセットした側と反対側で 入口開口部に糸を合わせるため、吸引装置により作業に制約を受けることがなく 、また、糸を通す作業を簡便に行うことができる。
【0008】 また、請求項2の考案は、前記保持器の外面側に前記減圧用開口部を設けると 共に、前記カバーシートに前記入口開口部を設けたものである。
【0009】 この請求項2の構成によれば、吸引装置などを接続する減圧用開口部が合成樹 脂製の保持器に設けられているから、従来のように吸引時にカバーシートに直接 的に力が加わらず、従来よりも吸引力を大きくしても安定して糸を吸込むことが できる。また、カバーシートより硬質な保持器を吸引装置などにセットするから 、そのセットが容易かつ安定的に行うことができる。
【0010】 さらに、請求項3の考案は、前記渦巻き状糸通路の一側が、該渦巻き状糸通路 の渦巻き中心側であり、前記渦巻き状糸通路の他側が、該渦巻き状糸通路の外端 側であるものである。
【0011】 この請求項3の構成によれば、保持器の減圧用開口部が渦巻き中心側、カバー シートの入口開口部が渦巻きの外端側であるから、渦巻き状とした糸通路の長さ を長く設定することができる。また、保持器の中央側に吸引用開口部があるから 、吸引装置などへのセットを容易かつ安定的に行うことができる。
【0012】 しかも、請求項4の考案は、前記カバーシートの外面中央側に、複数の前記縫 合針を刺して保持する針保持部材を設け、この針保持部材の長手方向に沿ってに 前記複数の縫合針を刺して保持したものである。
【0013】 この請求項4の構成によれば、中央側の吸引用開口部に制約されずに針保持部 材を設けることができ、複数で比較的大きな縫合針のパッケージとして有利であ り、また、吸引時に針保持部材が吸引装置などの接続の邪魔になることがなく、 針保持部材に縫合針を刺し付けた後で、糸の吸引作業をスムーズに行うことがで きる。
【0014】 さらに、請求項5の考案は、前記カバーシートの外面に、複数の前記縫合針を 刺して保持する針保持部材を設け、前記縫合針は湾曲状をなし、前記縫合針を前 記針保持部材に刺して保持した状態で、該縫合針と前記入口開口部との間の前記 糸と、前記針保持部材に刺した前記縫合針の先端部とが交叉方向をなすものであ る。
【0015】 この請求項5の構成によれば、カバーシートに針保持部材を取付け、この針保 持部材に予め複数の縫合針を刺して保持した後、糸を入口開口部から糸通路に吸 引挿通することができ、吸引により、糸が引っ張られても、縫合針の先端部が糸 が引っ張られる方向と交叉する方向で針保持部材に刺さっているから、縫合針が ずれることなく、糸の挿通作業を行うことができる。
【0016】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施例を添付の図面を参照して説明すると、図1〜図5は本考 案の第1実施形態を示し、同図に示すように、縫合針用パッケージ1は、合成樹 脂などからなる透明又は半透明な保持器2と、カバーシート3とを備え、前記保 持器2はカバーシート3より硬質な材料から形成され、このカバーシートは滅菌 ガスが通過可能な材料から形成され、図2に示すように、保持器2とカバーシー ト3の平面形状は同一である。
【0017】 前記保持器2には、渦巻き状糸通路4が形成され、図3に示すように、この糸 通路4の断面は略U字状をなして保持器2の外面側に突出し、その糸通路4は保 持器2内面側において内面開口5を有する。そして、前記カバーシート3が保持 器2の内面に接着されて前記開口部5を塞ぐ。すなわち、保持器2の内面にカバ ーシート3の内面を接着する。図2に示すように、糸通路4の一側である渦巻き 中心側に減圧用開口部6が設けられ、この例では、減圧用開口部6を保持器2に 設け、一方、糸通路4の他側である外端側に入口開口部7が設けられ、この例で は、入口開口部7はカバーシート3に設けられている。
【0018】 前記カバーシート3の外面中央には、スポンジなどからなる針保持部材11が設 けられ、この針保持部材11はほぼ一定厚さで、その長手方向縁12に縫合針21の先 端部21Sが刺し付けられる。そして、図2などに示すように、中央側に減圧用開 口部6を設けても、この開口部6は保持器2に設けられているから、糸保持部材 11を中央側に設けることができる。前記縫合針21は湾曲状をなし、その基端部21 Kに糸22が取付けられている。そして、図4に示すように、縫合針21を針保持部 材11に刺し付けた状態で、基端21Kと前記減圧用開口部6との間の糸22の向き22 Mと、前記先端部21Sの向き21Mとが交叉方向をなす。そして、図4では、両端 の縫合針21,21について、それぞれ補助線により向き22M,21Mを示した。尚、 全ての縫合針21,21…は、その先端部21Sの向き21Mがほぼ同一である。
【0019】 そして、パッケージ1に針保持部材11を取付け、この針保持部材11の長手方向 縁12に複数の縫合針21を刺し付けた後、例えば図5に示すように、そのパッケー ジ1の保持器2を下にして吸引装置31の上にセットする。この際、吸引装置31上 に載置してセットする場合は、減圧用開口部6が中央側にあるから安定してセッ トすることができ、或いは機械的に保持する場合は、硬質な保持器2の糸通路4 ,4間を保持するなどして安定してセットできる。そして、複数の糸22の端部を 入口開口部7に臨むように挿入し、減圧用開口部6から吸引することにより、糸 通路4に糸22を吸引挿通する。この場合、縫合針21の先端部21Sは、糸22と交叉 方向をなるから、吸引により入口開口部7に向って糸22が引っ張られても、縫合 針21が針保持部材11から外れることがない。そして、このように糸22を合わせる 入口開口部7と反対の面に減圧用開口部6があるから、糸合わせの作業を容易に 行うことができ、また、開口部6,7の位置を自由に設定できる。
【0020】 このように本実施形態では、請求項1に対応して、内面側が開口した渦巻き状 の糸通路4を有する保持器2と、この保持器2の内面に接着され糸通路4の内面 側開口5を塞ぐカバーシート3と、渦巻き状糸通路4の一側に設けられ該糸通路 4と外部とを連通する減圧用開口部6と、渦巻き状糸通路4の他側に設けられ該 糸通路4と外部とを連通する入口開口部7とを備え、保持器2はカバーシート3 より硬質な材料からなり、減圧用開口部6からの吸引により縫合針21に取付けた 糸22を入口開口部7から糸通路4に挿通する縫合針用パッケージにおいて、保持 器2とカバーシート3の一方に減圧用開口部6を設けると共に、保持器2とカバ ーシート3の他方に入口開口部7を設けたから、減圧用開口部6と入口開口部7 とがパッケージ1の違う面にあるから、例えば、減圧用開口部6を吸引装置31側 にセットし、該減圧用開口部6と反対の入口開口部7に糸22の先端部を合わせて 前記吸引装置31の吸引により糸22を糸通路4に吸引挿通することができ、このよ うに吸引装置31にセットした側と反対側で入口開口部6に糸を合わせるため、吸 引装置31により作業に制約を受けることがなく、また、糸22を通す作業を簡便に 行うことができる。
【0021】 また、このように本実施形態では、請求項2に対応して、保持器2の外面側に 減圧用開口部6を設けると共に、カバーシート3に入口開口部7を設けたから、 吸引装置などを接続する減圧用開口部が合成樹脂製の保持器に設けられているか ら、従来のように吸引時にカバーシート3に直接的に力が加わらず、従来よりも 吸引力を大きくしても安定して糸22を吸込むことができる。また、カバーシート 3より硬質な保持器2を吸引装置31などにセットするから、そのセットが容易か つ安定的に行うことができる。
【0022】 また、このように本実施形態では、請求項3に対応して、渦巻き状糸通路4の 一側が、該渦巻き状糸通路4の渦巻き中心側であり、渦巻き状糸通路4の他側が 、該渦巻き状糸通路4の外端側であるから、渦巻き状とした糸通路4の長さを長 く設定することができる。また、保持器2の中央側に吸引用開口部6があるから 、吸引装置31などへのセットが容易となる。
【0023】 さらに、このように本実施形態では、請求項4に対応して、カバーシート3の 外面中央側に、複数の縫合針21を刺して保持する針保持部材11を設け、この針保 持部材11の長手方向に沿ってに複数の縫合針21を刺して保持したから、中央側の 吸引用開口部6に制約されずに針保持部材11を設けることができ、複数で比較的 大きな縫合針21のパッケージとして有利であり、また、吸引時に針保持部材が吸 引装置31などの接続の邪魔になることがなく、針保持部材11に縫合針21を刺し付 けた後で、糸22の吸引作業をスムーズに行うことができる。
【0024】 さらに、このように本実施形態では、請求項5に対応して、カバーシート3の 外面に、複数の縫合針21を刺して保持する針保持部材11を設け、縫合針21は湾曲 状をなし、縫合針21を針保持部材11に刺して保持した状態で、該縫合針21と入口 開口部7との間の糸22と、針保持部材11に刺した縫合針21の先端部21Sとが交叉 方向をなすから、カバーシート3に針保持部材11を取付け、この針保持部材11に 予め複数の縫合針21を刺して保持した後、糸22を入口開口部6から糸通路4に吸 引挿通することができ、吸引により、糸22が引っ張られても、縫合針21の先端部 21Sが糸22が引っ張られる方向と交叉する方向で針保持部材11に刺さっているか ら、縫合針21がずれることなく、糸22の挿通作業を行うことができる。
【0025】 図6は本発明の第2実施形態を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を 付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、糸通路4の渦巻き中 心に入口開口部7が設けられ、この例では、入口開口部7をカバーシート3に設 け、一方、糸通路4の外端側に減圧用開口部6が設けられ、この例では、減圧用 開口部6は保持器2の外面に設けられており、このように開口部6,7がパッケ ージ1の反対側の面にあり、減圧用開口部6が保持器2にあるから、請求項1, 2に対応して、上記第1実施例と同様な作用・効果を奏する。
【0026】 図7は本発明の第3実施形態を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を 付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、縫合針21の先端部21 Sを針保持部材11の上面から斜めに刺して保持し、針保持部材11に長手方向に沿 って複数の縫合針21を刺して保持しており、この例においても、縫合針21を針保 持部材11に刺して保持した状態で、該縫合針21と入口開口部7との間の糸22と、 針保持部材11に刺した縫合針21の先端部21Sとが交叉方向をなす。
【0027】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内に おいて、種々の変形実施が可能である。
【0028】
【考案の効果】
請求項1の考案は、内面側が開口した渦巻き状の糸通路を有する保持器と、こ の保持器の内面に接着され前記糸通路の内面側開口を塞ぐカバーシートと、前記 渦巻き状糸通路の一側に設けられ該糸通路と外部とを連通する減圧用開口部と、 前記渦巻き状糸通路の他側に設けられ該糸通路と外部とを連通する入口開口部と を備え、前記保持器は前記カバーシートより硬質な材料からなり、前記減圧用開 口部からの吸引により縫合針に取付けた糸を前記入口開口部から前記糸通路に挿 通する縫合針用パッケージにおいて、前記保持器と前記カバーシートの一方に前 記減圧用開口部を設けると共に、前記保持器と前記カバーシートの他方に前記入 口開口部を設けたものであり、縫合針に取付けた糸を糸通路に吸引挿通するパッ ケージにおいて、包装作業性の向上を図ることができる縫合針用パッケージを提 供することができる。
【0029】 また、請求項2の考案は、前記保持器の外面側に前記減圧用開口部を設けると 共に、前記カバーシートに前記入口開口部を設けたものである。
【0030】 さらに、請求項3の考案は、前記渦巻き状糸通路の一側が、該渦巻き状糸通路 の渦巻き中心側であり、前記渦巻き状糸通路の他側が、該渦巻き状糸通路の外端 側であり、縫合針に取付けた糸を糸通路に吸引挿通するパッケージにおいて、包 装作業性の向上を図ることができる縫合針用パッケージを提供することができる 。
【0031】 しかも、請求項4の考案は、前記カバーシートの外面中央側に、複数の前記縫 合針を刺して保持する針保持部材を設け、この針保持部材の長手方向に沿ってに 前記複数の縫合針を刺して保持したものであり、縫合針に取付けた糸を糸通路に 吸引挿通するパッケージにおいて、包装作業性の向上を図ることができる縫合針 用パッケージを提供することができる。
【0032】 さらに、請求項5の考案は、前記カバーシートの外面に、複数の前記縫合針を 刺して保持する針保持部材を設け、前記縫合針は湾曲状をなし、前記縫合針を前 記針保持部材に刺して保持した状態で、該縫合針と前記入口開口部との間の前記 糸と、前記針保持部材に刺した前記縫合針の先端部とが交叉方向をなすものであ り、縫合針に取付けた糸を糸通路に吸引挿通するパッケージにおいて、包装作業 性の向上を図ることができる縫合針用パッケージを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すパッケージの斜視図
である。
【図2】本考案の第1実施例を示すパッケージの平面図
である。
【図3】本考案の第1実施例を示す図2のA−A線断面
図である。
【図4】本考案の第1実施例を示すパッケージの底面図
である。
【図5】本考案の第1実施例を示す吸引作業を説明する
断面図である。
【図6】本考案の第2実施例を示すパッケージの斜視図
である。
【図7】本考案の第3実施例を示すパッケージの針保持
部材回りの底面図である。
【符号の説明】
2 保持器 3 カバーシート 4 糸通路 5 内面側開口 6 減圧用開口部 7 入口開口部 11 糸保持部材 12 長手方向縁 21 縫合針 21S 先端部 22 糸

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面側が開口した渦巻き状の糸通路を有
    する保持器と、この保持器の内面に接着され前記糸通路
    の内面側開口を塞ぐカバーシートと、前記渦巻き状糸通
    路の一側に設けられ該糸通路と外部とを連通する減圧用
    開口部と、前記渦巻き状糸通路の他側に設けられ該糸通
    路と外部とを連通する入口開口部とを備え、前記保持器
    は前記カバーシートより硬質な材料からなり、前記減圧
    用開口部からの吸引により縫合針に取付けた糸を前記入
    口開口部から前記糸通路に挿通する縫合針用パッケージ
    において、前記保持器と前記カバーシートの一方に前記
    減圧用開口部を設けると共に、前記保持器と前記カバー
    シートの他方に前記入口開口部を設けたことを特徴とす
    る縫合針用パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記保持器の外面側に前記減圧用開口部
    を設けると共に、前記カバーシートに前記入口開口部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の縫合針用パッケ
    ージ。
  3. 【請求項3】 前記渦巻き状糸通路の一側が、該渦巻き
    状糸通路の渦巻き中心側であり、前記渦巻き状糸通路の
    他側が、該渦巻き状糸通路の外端側であることを特徴と
    する請求項2記載の縫合針用パッケージ。
  4. 【請求項4】 前記カバーシートの外面中央側に、複数
    の前記縫合針を刺して保持する針保持部材を設け、この
    針保持部材の長手方向に沿って前記複数の縫合針を刺し
    て保持したことを特徴とする請求項3記載の縫合針用パ
    ッケージ。
  5. 【請求項5】 前記カバーシートの外面に、複数の前記
    縫合針を刺して保持する針保持部材を設け、前記縫合針
    は湾曲状をなし、前記縫合針を前記針保持部材に刺して
    保持した状態で、該縫合針と前記入口開口部との間の前
    記糸と、前記針保持部材に刺した前記縫合針の先端部と
    が交叉方向をなすことを特徴とする請求項3記載の縫合
    針用パッケージ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012512003A (ja) * 2008-12-16 2012-05-31 エシコン・インコーポレイテッド 縫合糸トレーパッケージ
JP2012239632A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Akiyama Seisakusho:Kk 縫合糸パッケージ

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