JP3078431U - 視覚障害者の為の点字ペンダント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、ペンダントに施す彫刻や刻印の事
柄やメッセージを見て確認する物だけではなく、触って
も確認できる表現の提供を目的とする。 【解決手段】 凸型の点字付きペンダントであって、ペ
ンダント（１）の表面（２）及び裏面（３）に点字
（４）の凸型の加工をする。施したい事柄やメッセージ
を点字（４）で表現する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ペンダントに点字を付けた視覚障害者の為の点字付きペンダントに 関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、文字、数字の彫刻や刻印が入ったペンダントがあった。視覚障害者や盲 人は、ペンダントに彫刻や刻印が入った物の確認が出来なかった。その為、ペン ダントに記された事柄、メッセージを確認するのに不都合がありそれを楽しむ事 が出来なかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、視覚障害者や盲人もペンダントに記された事柄やメッセージを確認 でき、それを楽しむ事を目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、６点で表す点字（４）で表現したい事柄やメッセージを、ペンダン ト（１）本体の表面（２）及び裏面（３）に凸型の加工を施す手段を講じた物で ある。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態について説明する。 （イ） ペンダント（１）本体の表面（２）及び裏面（３）に表現したい事柄の 点字（４）を凸型で施す。 本案を使用するときは、ペンダント（１）をネックレス及び、ひも状の物（５ ）にとうして、それを首に装着し、手の指で点字（４）部分を触って点字（４） で表された事柄を容易に確認し、理解できる。

【０００６】 ペンダント（１）本体は、金属、合成樹脂、ゴム素材又は木などで形成できる が、耐久性、耐水性、アレルギーなどの点やコストの事を考えて装着する人の立 場で快適性に適した材質であればよい。

【０００７】 点字（４）部分も金属、合成樹脂、ゴム素材又は木などで形成できるが、ペン ダント（１）本体の材質との固着する時の適合具合、耐久性、耐水性などの点を 考えて形成することが望ましい。

【０００８】 これらのペンダント（１）本体と点字（４）部分は一体化して作る場合につい ても金属、合成樹脂、ゴム素材又は木などで形成できるが、耐久性、耐水生、ア レルギーなどの点を考えて形成することが、望ましい。

【０００９】 金属、合成樹脂、ゴム素材又は木で形成されたペンダント（１）本体の表面（ ２）及び裏面（３）に金属、合成樹脂又はゴム素材で形成された凸型の点字（４ ）を施した帯状のテープ（６）に接着剤、両面テープなどで貼り付けたものもコ ストの面においても気軽に使用できるほか、その帯状のテープ（６）を取替えれ ばその時だけの必要事項や、メッセージなどを容易に入れかえることができて、 いっそう便利である。

【００１０】

【考案の効果】

以上に述べたように本考案は、ペンダント（１）本体部分と点字（４）よりな る形態のペンダントにおいて、表面（２）及び裏面（３）に点字（４）を凸型に 施したペンダント（１）をネックレスあるいはひも状の物（５）にとうして装着 、あるいは手に持ち、手の指で点字（４）部分を指で触り確認し理解できる。ペ ンダント（１）に点字（４）を施したことにより点字（４）から表現される事柄 やメッセージを点字（４）を触る人の意思で確認し楽しむことができる効果を奏 するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第一実施形態の斜視図である。

【図２】本考案の第一実施形態の断面図である。

【図３】本考案の点字部分の拡大図である。

【符号の説明】

１、ペンダント ２、表面 ３、裏面 ４、点字 ５、ネックレスあるいはひも状の物 ６、帯状のテープ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ペンダント」（１）本体の表面（２）及び
   裏面（３）に点字（４）を凸型加工あるいは点字（４）
   の凸型を固着した視覚障害者の為の点字ペンダント。