JP3077922U - 空気清浄機能付き座卓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】住宅室内の汚染空気を清浄化する装置は種々存
在するが、据え置き型、吊り下げ型とも清浄化フィルタ
ーの面積は小さく、より大面積・大容量による効率的な
空気清浄装置として、座卓の天板に空気清浄材と送風フ
ァンを装着し、天板の面積および容積と同程度の空気清
浄材面積により効率的な空気清浄化機能を有する空気清
浄機能付き座卓を提供する。 【解決手段】 座卓の天板を構成する箱形フレーム１に
木炭を袋詰めした空気清浄材５および送風ファン２を装
着し、大面積・大容量での空気清浄化を効率的に行なえ
るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が解決しようとする課題】

近年、住宅の気密性能向上に伴う室内空気の停滞に加え、有機系接着剤を多用 した建材からの蒸散物質が原因とされる住宅室内の空気汚染が問題化している。 これらの汚染物質を清浄化ならしめる装置は種々存在するが、据え置き型、吊り 下げ型の装置はその清浄化フィルターの面積が限られており、より大面積での清 浄化フィルターによるより効率的な空気清浄化が望まれている。

【０００２】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記課題を解決するために、除塵、除湿、消臭、除菌などの機能を 有する木炭を袋詰めした空気清浄材と送風ファンを座卓の天板を構成する箱形フ レームに装着し、大面積での空気清浄化を効率的に行なえるようにした。

【０００３】

【実施例】

次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 第１図は本考案の実施例を示す構造分解斜視図である。 第２図は本考案の実施例を示す構造断面図である。 第１図、第２図において本考案の構造を説明する。天板部分は箱形フレーム１ と天板６から成り、天板６は自在に取り外しが可能である。箱形フレーム１の底 板の中央には送風ファン２と駆動モーター３を内蔵し、上方に空気室１１、下方 に吸気口７をもつ円筒形の送風ダクト４を装着する。また、箱形フレーム１の側 板には吹き出し口８を設ける。箱形フレーム１の天板受け部９に天板６を設置す ると、箱形フレーム１内には空間が生じその空間を埋めるように木炭を袋詰めし た空気清浄材５が納まる。第３図のごとく、室内の空気は送風ファンの回転に伴 い送風ダクト４の吸気口３から取り込まれ送風ダクト４上部の空気室１１に一時 貯えられた後、木炭を袋詰めした空気清浄材５を通過し吹き出し口８から清浄化 された空気として排出される。 本考案は木炭を袋詰めした空気清浄材５が天板６と同程度の面積および容積を 持ち、室内の空気清浄化をより効率的に行なえるのが特徴である。

【０００４】

【考案の効果】

以上説明した如く、座卓の天板部分に本考案の空気清浄化機能を付加すること により除塵、除湿、消臭、除菌等の空気清浄をより大面積・大容量でより効果的 に行なえることになる。

【図面の簡単な説明】

【第１図】本考案の実施例を示す構造分解斜視図であ
る。

【第２図】本考案の実施例を示す構造断面図である。

【第３図】本考案の室内空気清浄化作用説明図である。

【符号の説明】

１ 箱形フレーム ９ 天板受
け部 ２ 送風ファン １０ 脚 ３ 駆動モーター １１ 空気室 ４ 送風ダクト ５ 木炭を袋詰めした空気清浄材 ６ 天板 ７ 吸気口 ８ 吹き出し口

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 座卓の天板を構成する箱形フレーム１内
   に木炭を袋詰めした空気清浄材５および送風ファン２を
   装着し、取り外し自在の天板６で覆うことにより、天板
   内空間に室内の空気を取り込み、木炭を袋詰めした空気
   清浄材５で清浄化を行なう空気清浄化機能を有した座
   卓。