JP3077690B1 - シングルライン型icソケット - Google Patents

シングルライン型icソケット

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JP3077690B1 JP11061083A JP6108399A JP3077690B1 JP 3077690 B1 JP3077690 B1 JP 3077690B1 JP 11061083 A JP11061083 A JP 11061083A JP 6108399 A JP6108399 A JP 6108399A JP 3077690 B1 JP3077690 B1 JP 3077690B1
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Abstract

【要約】 【課題】 IC外部端子の着脱が容易で、小型で、個別
の外部端子に対応できるシングルライン型ICソケット
を提供する。 【解決手段】 この発明のシングルライン型ICソケッ
ト1は、ほぼ同一の幅の細長い板形状の挿入端子部11
と湾曲部12と摺動部13とが順次に一体的に形成され
た導電性部材10と、導電性部材の摺動部に摺動可能に
外嵌されている絶縁性部材20とから構成されている。
湾曲部の平面部17と絶縁性部材の挟持用平面部22と
でIC外部端子を挟持し、その状態を絶縁性部材に設け
られたフック部23のフック24によって保持する。こ
のことにより、複雑な保持機構も必要としない小型なも
のとなり、IC外部端子の着脱も容易であり、個々のI
C外部端子に対応できるのでIC外部端子のピッチや配
置位置が変わっても容易に対処できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICパッケージ用ソ
ケットに関し、特に、導電性部材と絶縁性部材とから構
成され、前記導電性部材は、ほぼ同一の幅の細長い板形
状の挿入端子部と湾曲部と摺動部とが順次に一体的に形
成され、前記絶縁性部材は、前記導電性部材の摺動部に
摺動可能に外嵌されているシングルライン型ICソケッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】ICパッケージの種類としては、端子挿
入タイプ(例、DIP)と、表面実装タイプ(例、SO
P)とがあるが、近年、高密度実装技術の発展ととも
に、ICパッケージについても薄型化、多ピン化、ファ
インピッチ化の傾向が強まっており、端子挿入タイプか
ら表面実装タイプへの移行が急速に進んでいる。
【0003】他方、表面実装タイプのパッケージのため
のICソケットの開発はあまり進んでいない。例えば、
従来から、実装用ソケット、評価用ソケット、BT用ソ
ケット等が市販されているが、ほとんどが端子挿入タイ
プのためのものであり、表面実装タイプのためのものは
少ない。
【0004】図6は、16ピンの表面実装ICのガルウ
ィング・リードフレームに対応した従来のICソケット
の概略図であり、(a)は上方から見た図、(b)は下
方から見た図である。また、図7は、図6の従来のIC
ソケットで用いられている導電性部材を説明するための
概略図である。このICソケットの導電性端子は、湾曲
されているので十分に弾性力があり、IC外部端子との
接触は、安定しているが、外形寸法が大きい。全部のI
C外部端子を一緒に押さえるので、外形寸法が大きくな
るのと同時に個々の外部端子に対応して配置あるいは操
作ができない。
【0005】上述の図6に示した例以外にも、例えば、
特開平3−295182号公報、実公平7−53277
号公報に表面実装型のICのためのICソケットが開示
されているが、着脱の機構が複雑であったり、全部の外
部端子に対して着脱を同時に扱うものであるから、個々
の外部端子との着脱を行うことができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の表面実装タイプのIC用のICソケットは、外形
寸法が大きかったり、着脱の機構が複雑であったり、個
別の外部端子に対応できないという問題点がある。ま
た、IC外部端子のピッチや位置が変更になると、IC
ソケットも作り直さなければならないという問題点もあ
る。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、着脱が容易で、小型で、個別の外部
端子に対応できるシングルライン型ICソケットを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために、本発明は、「導電性部材と絶縁性部材とから構
成され、前記導電性部材は、ほぼ同一の幅の細長い板形
状の挿入端子部と湾曲部と摺動部とが順次に一体的に形
成され、前記絶縁性部材は、前記導電性部材の摺動部に
摺動可能に外嵌されているシングルライン型ICソケッ
トであって、前記導電性部材の挿入端子部は、一端が基
板挿入に好適なように形成され真っ直ぐに延び、湾曲部
は、挿入端子部の厚み方向に湾曲突出するように形成さ
れ、一端が挿入端子部の他端に接続され、他端は、挿入
端子部の延長平面と直角をなす平面部分を形成してお
り、摺動部は、一端が湾曲部の平面部分の他端に直角に
接続され、挿入端子部の延びる方向に挿入端子部から離
れるように真っ直ぐに延び、前記絶縁性部材には、前記
導電性部材の摺動部に摺動外嵌可能にさせている貫通孔
が形成されており、さらに、前記絶縁性部材には、前記
湾曲部の平面部分に向く端面のうち、前記湾曲部の平面
部と対向する部分が前記湾曲部の平面部分と平行な挟持
用平面部になるように形成され、前記端面のうち、前記
摺動部を挟んで挟持用平面部の反対側には、摺動部に平
行に前記挿入端子部側に延び出すとともに先端部に前記
湾曲部に係合可能なフックを備えたフック部が形成さ
れ、前記湾曲部の平面部と前記絶縁性部材の挟持用平面
部との距離が予め決められた距離になったとき前記フッ
ク部は、前記湾曲部に係合すること」(請求項1)、を
特徴とする。また、・前記湾曲部の平面部と前記絶縁性
部材の挟持用平面部との間にIC外部端子を配置し、前
記湾曲部の平面部と前記絶縁性部材の挟持用平面部とを
近付け、IC外部端子を挟持したとき、前記フックは湾
曲部に係合し、IC外部端子を挟持した前記導電性部材
と絶縁性部材とを湾曲部が突出する側に倒すと前記フッ
クは自動的に係合を解除するような係合状態にされてい
ること(請求項2)、・前記フックの幅は、前記導電性
部材の幅より広くされており、前記湾曲部に係合してい
るフックが前記導電性部材の幅より突出している部分を
湾曲部から離れるように引くことにより前記フックの係
合を解除できること(請求項3)、・前記導電性部材の
摺動部の他端は、ストッパ部として曲げられ、前記絶縁
性部材は、摺動部において決められた範囲内でのみ摺動
可能とされ、挿入端子部には、指定された部分での切断
が容易であるように、切断用切り込みが入れてあること
(請求項4)、・前記導電性部材のストッパ部には、測
定用プローブ差し込み用穴が設けられていること(請求
項5)、を特徴とする。
【0009】(作用)シングルライン型ICソケット
は、導電性部材と絶縁性部材とから構成され、導電性部
材は、ほぼ同一の幅W1の細長い板形状の挿入端子部と
湾曲部と摺動部とが順次に一体的に形成され、絶縁性部
材は、導電性部材の摺動部に摺動可能に外嵌されて構成
されている。導電性部材の挿入端子部は、一端が基板挿
入に好適なように形成され真っ直ぐに延び、湾曲部は、
挿入端子部の厚み方向に湾曲突出するように形成され、
一端が挿入端子部の他端に接続され、他端は、挿入端子
部の延長平面と直角をなす平面部分を形成しており、摺
動部は、一端が湾曲部の平面部分の端末に直角に接続さ
れ、挿入端子部の延びる方向に挿入端子部から離れるよ
うに真っ直ぐに延びている。
【0010】また、絶縁性部材には、導電性部材の摺動
部に摺動外嵌可能にさせている貫通孔が形成されてお
り、さらに、絶縁性部材には、湾曲部の平面部分に向く
端面のうち、湾曲部の平面部と対向する部分が湾曲部の
平面部分と平行な挟持用平面部になるように形成され、
端面のうち、摺動部を挟んで挟持用平面部の反対側に
は、摺動部に平行に挿入端子部側に延び出すとともに先
端部に湾曲部に係合可能なフックを備えたフック部が形
成されている。湾曲部の平面部と絶縁性部材の挟持用平
面部との距離が予め決められた距離になったときフック
は、湾曲部に係合する。
【0011】このような構成のため、ICソケットの導
電部材の挿入端子部を回路基板に装着した後に、絶縁性
部材を摺動移動させて、湾曲部の平面部と絶縁性部材の
挟持用平面部との間に空間を作り、その空間の湾曲部の
平面部の上にIC外部端子を載せる。次に、絶縁性部材
を摺動させて湾曲部の方に近付け、IC外部端子を平面
部と挟持用平面部とで挟む。そして、フック部のフック
がロック用平面部に自動的に係合し、IC外部端子を挟
持し続け、IC外部端子と導電性部材との間の電気的な
接続が確保される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係
るシングルライン型ICソケットの一実施の形態を示す
概略図であり、(a)は側面から見た図、(b)は正面
から見た図、(c)は上面から見た図である。図2は、
図1のシングルライン型ICソケットに使用されている
導電性部材を示す概略図である。図3は、図1のシング
ルライン型ICソケットに使用されている絶縁性部材と
を示す概略図である。図4は、図1のシングルライン型
ICソケットにIC外部端子をセットした状態を示す概
略図である。図5は、図1のシングルライン型ICソケ
ットを複数個使用して表面実装タイプのIC用のICソ
ケットを実現したところを示す概略図である。
【0013】図1の(a)〜(c)から明らかなよう
に、このシングルライン型ICソケット1(以降、IC
ソケット1と略記する)は、導電性部材10と、絶縁性
部材20とから構成されている。導電性部材10は、ほ
ぼ同一の幅W1の細長い板形状の金属材料から作られて
おり、挿入端子部11と湾曲部12と摺動部13とが一
体的に形成されている。
【0014】また、図1及び図2に示されるように導電
性部材10の摺動部13の開放端は、導電性部材10と
絶縁性部材20とが組み立てられた後に、この例の場
合、厚み方向に直角に折り曲げられてストッパ部14を
形成している(絶縁性部材20が外れることを厭わなけ
ればストッパ部14を設けなくてもよい)。前記導電性
部材の挿入端子部11は真っ直ぐな形状をしているが、
その開放端は、基板挿入に好適なように形成され、途中
には折り曲げ切断可能にする切り込み15が設けられて
いる。また、湾曲部12は、挿入端子部11の厚み方向
に湾曲突出するように形成され、一端が挿入端子部11
に接続され、他端は、摺動部13の一端に接続されてい
る。湾曲部12と摺動部13とが接続されている部分に
おいて、湾曲部12は、水平に延びた平面の上側に平面
部17を、下側にロック用平面部18を有している。
【0015】摺動部13は、一端が湾曲部12の平面部
17,18の端末に平面部17,18と直角になるよう
に接続されている。この例の場合、摺動部13は、挿入
端子部11と同じ平面内にあるように配置されている。
ストッパ部14には、円形の測定用プローブの差し込み
等に使用される測定用穴19が開けられている。絶縁性
部材20には、導電性部材10の摺動部13に対して、
摺動外嵌可能にさせている貫通孔21が形成されてい
る。
【0016】また、絶縁性部材20には、導電性部材1
0の湾曲部12の平面部17に向く端面のうち、湾曲部
12の平面部17と対向する部分が湾曲部の平面部17
と平行な挟持用平面部22となるように形成されてい
る。前記端面のうち、摺動部13を挟んで挟持用平面部
の反対側には、摺動部13に平行に湾曲部側に延び出す
フック部23が形成されている。
【0017】フック部23の先端部分には、絶縁性部材
20が湾曲部12に近付くように摺動され、湾曲部12
の平面部17と絶縁性部材20の挟持用平面部22との
距離が予め決められた距離(例えば、IC外部端子の厚
みに等しい距離)になった場合に、湾曲部12のロック
用平面部18に係合可能であるフック24を備えてい
る。貫通孔21とフック部23との間には、フック部2
3がより高い弾性力をもって動作できるようにスリット
25が設けられている。
【0018】また、図1の(c)に示すように、この例
では、絶縁性部材20の横断面がフック部側で幅W2、
反対側で幅W3(W3<W2)である台形となるように
形成されている。このフック部23が設けられている側
の幅W2は、導電性部材10の幅W1よりも大きくなる
ように形成されている。したがって、ロック用平面部1
8に係合しているフック24の係合を解除する場合、フ
ックの両端は、導電性部材10の幅W1よりも突出して
いるので、フックの両端を係合解除の方向に容易に引く
ことができ、したがって、係合解除を容易に実行でき
る。
【0019】次に、上述のICソケット1の使用方法に
ついて図4を参照して説明する。図1の(a)の状態の
ICソケット1の挿入端子部11を回路基板40の穴に
挿入し、回路基板40パターンに半田付けする。この例
の場合、挿入端子部11の先端部分は、不要であるので
切り込み15において折り曲げ切断し、不要な部分は取
り除く。このことにより、浮遊容量等のICソケットで
発生するLCR成分を小さくできる。そこで、絶縁性部
材20を摺動移動させて、湾曲部12の平面部17と絶
縁性部材20の挟持用平面部22との間に十分な空間を
作る。
【0020】このようにして、空間ができたら、表面実
装タイプのIC30のガルウィング・リードフレームの
端子31を湾曲部12の平面部17の上に載せ、絶縁性
部材20を摺動させて湾曲部12の方に近付け、平面部
17の上の端子31を平面部17と挟持用平面部22と
で挟む。このとき、フック部23のフック24がロック
用平面部18に係合し、平面部17と挟持用平面部22
とが端子31を挟持し続けるようにさせ、端子31と導
電性部材10との間の電気的な接続が保たれる。この係
合を解除させるには、先に述べたように、フック24を
直接解除方向に引っ張って解除させるか、あるいは、絶
縁性部材をIC30の方向に若干倒すことにより、フッ
ク24の係合を解除させる。
【0021】図5は、16ピンの表面実装タイプのIC
50に適用した場合のIC50の片方側を示している。
すなわち、IC50の外部端子51a、51b、〜、5
1hに対応して、図1のICソケット1と同じタイプの
ICソケット1a、1b、〜、1hが回路基板に装着さ
れ、それぞれ外部端子51a、51b、〜、51hを保
持している。このように、ICソケット1は、外部端子
の一本ずつに対応できるように考えられているので、ど
のような外部端子の数の表面実装タイプのICにも対応
できる。
【0022】また、上述したいくつかの利点の外に、次
のような利点がある。このICソケット1は、接続を確
保するためにフレーム等を使用しないので小型にでき
る。湾曲部12が外部端子装着側に突出しているので、
ICソケット1の装着面積が小さくてよい。
【0023】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明に係わ
シングルライン型ICソケットは、ほぼ同一の幅の細長
い板形状の挿入端子部と湾曲部と摺動部とが順次に一体
的に形成された導電性部材と、前記導電性部材の摺動部
に摺動可能に外嵌されている絶縁性部材とから構成され
ており、導電性部材の湾曲部の平面部と絶縁性部材の挟
持用平面部とでIC外部端子を挟持し、その状態を絶縁
性部材に設けられたフック部のフックによって保持する
ことにより、複雑な保持機構も必要としない小型なもの
となり、着脱も容易であり、個々のIC外部端子毎に対
応できるのでIC外部端子のピッチや配置位置が変わっ
ても容易に対処できる。
【0024】また、IC外部端子を保持しているとき
に、絶縁性部材をIC側に押圧すれば、容易に保持を解
除できる。また、フックの幅は、導電性部材の幅より広
くされており、前記湾曲部に係合しているフックが前記
導電性部材の幅より突出している部分を湾曲部から離れ
るように引くことにより前記フックの係合を容易に解除
できる。また、前記導電性部材の摺動部の他端は、スト
ッパ部として曲げられている場合、絶縁性部材は、摺動
部において決められた範囲内でのみ摺動可能とされ、は
ずれることない。また、ストッパ部に穴があけられてい
るので、測定用プローブの差し込みが容易である。さら
に、挿入端子部には、指定された部分に、切断用切り込
みが入れてあるので切断が容易であり、挿入端子部によ
って負荷される余分なLCR要素を容易に少なくでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシングルライン型ICソケットの
一実施の形態を示す概略図であり、(a)は側面から見
た図、(b)は正面から見た図、(c)は上面から見た
図である。
【図2】図1のシングルライン型ICソケットに使用さ
れている導電性部材を示す概略図である。
【図3】図1のシングルライン型ICソケットに使用さ
れている絶縁性部材を示す概略図である。
【図4】図1のシングルライン型ICソケットにIC外
部端子をセットした状態を示す概略図である。
【図5】図1のシングルライン型ICソケットを複数個
使用して表面実装タイプのIC用のICソケットを実現
したところを示す概略図である。
【図6】従来のICソケットの概略図である。(a)は
上方から見た図である。(b)は下方から見た図であ
る。
【図7】従来のICソケットに使用されている導電性部
材を示す概略図である。
【符号の説明】
1a、1b、〜、1h シングル型ICソケット 10 導電性部材 11 挿入端子部 12 湾曲部 13 摺動部 14 ストッパ部 15 切り込み 17 平面部 18 ロック用平面部 19 測定用穴 20 絶縁性部材 21 貫通孔 22 挟持用平面部 23 フック部 24 フック 25 スリット 30、50 IC 31、51a、51b、〜、51h 外部端子

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性部材と絶縁性部材とから構成さ
    れ、前記導電性部材は、ほぼ同一の幅の細長い板形状の
    挿入端子部と湾曲部と摺動部とが順次に一体的に形成さ
    れ、前記絶縁性部材は、前記導電性部材の摺動部に摺動
    可能に外嵌されているシングルライン型ICソケットで
    あって、 前記導電性部材の挿入端子部は、一端が基板挿入に好適
    なように形成され真っ直ぐに延び、 湾曲部は、挿入端子部の厚み方向に湾曲突出するように
    形成され、一端が挿入端子部の他端に接続され、他端
    は、挿入端子部の延長平面と直角をなす平面部分を形成
    しており、 摺動部は、一端が湾曲部の平面部分の端末に直角に接続
    され、挿入端子部の延びる方向に挿入端子部から離れる
    ように真っ直ぐに延び、 前記絶縁性部材には、前記導電性部材の摺動部に摺動外
    嵌可能にさせている貫通孔が形成されており、さらに、
    前記絶縁性部材には、前記湾曲部の平面部分に向く端面
    のうち、前記湾曲部の平面部と対向する部分が前記湾曲
    部の平面部分と平行な挟持用平面部になるように形成さ
    れ、前記端面のうち、前記摺動部を挟んで挟持用平面部
    の反対側には、摺動部に平行に前記挿入端子部側に延び
    出すとともに先端部に前記湾曲部に係合可能なフックを
    備えたフック部が形成され、前記湾曲部の平面部と前記
    絶縁性部材の挟持用平面部との距離が予め決められた距
    離になったとき前記フックは、前記湾曲部に係合するこ
    とを特徴とするシングルライン型ICソケット。
  2. 【請求項2】 前記湾曲部の平面部と前記絶縁性部材の
    挟持用平面部との間にIC外部端子を配置し、前記湾曲
    部の平面部と前記絶縁性部材の挟持用平面部とを近付け
    IC外部端子を挟持したとき、前記フックは湾曲部に係
    合し、IC外部端子を挟持した前記導電性部材と絶縁性
    部材とを湾曲部が突出する側に倒すと前記フックは自動
    的に係合を解除するような係合状態にされていることを
    特徴とする請求項1に記載のシングルライン型ICソケ
    ット。
  3. 【請求項3】 前記フックの幅は、前記導電性部材の幅
    より広くされており、前記湾曲部に係合しているフック
    が前記導電性部材の幅より突出している部分を湾曲部か
    ら離れるように引くことにより前記フックの係合を解除
    できることを特徴とする請求項1に記載のシングルライ
    ン型ICソケット。
  4. 【請求項4】 前記導電性部材の摺動部の他端は、スト
    ッパ部として曲げられ、前記絶縁性部材は、摺動部にお
    いて決められた範囲内でのみ摺動可能とされ、挿入端子
    部には、指定された部分での切断が容易であるように、
    切断用切り込みが入れてあることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載のシングルライン型ICソケット。
  5. 【請求項5】 前記導電性部材のストッパ部には、測定
    用プローブ差し込み用穴が設けられていることを特徴と
    する請求項2に記載のシングルライン型ICソケット。
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