JP3077627U - マイクロサンプリングセット - Google Patents

マイクロサンプリングセット

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Abstract

(57)【要約】 【課題】写真フィルムその他のフィルム、各種プラスチ
ックス、塗料膜などの工業品(中間品を含む)への混入
異物などで例えば50μm以下のサンプルを切除或いは
剥離などにより採取して分析測定するのに利用されるマ
イクロサンプリング用のマイクロナイフを含むマイクロ
サンプリングセットを明らかにする。 【解決手段】被験物から大きさ1μm〜100μmのサ
ンプルの切除・剥離が可能である工業目的サンプリング
用のマイクロナイフを含むマイクロサンプリングセット
において、上記マイクロナイフが、ブレードの硬度及び
/又は形状を異にする複数本から成るセット品であるこ
とを特徴とするマイクロサンプリングセットである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マイクロサンプリングセットに関し、更に詳しくは、フィルム、プ ラスチックス、塗料膜などに混入した異物を原因究明用のサンプルとして切除或 いは剥離などにより採取して分析測定するのに利用されるマイクロサンプリング セットに関する。特に本考案は、実体顕微鏡・CCDカメラ及びモニター・マイ クロマニピュレーター・超マイクロナイフの組み合わせで、例えば50μm以下 のサンプルを採取して行うマイクロサンプリングに好ましく適用されるマイクロ サンプリングセットに関する。
【0002】 また、本考案は、生物のマイクロ手術やマイクロサンプリングなどにも適用さ れるものである。
【0003】
【従来技術】
工業用マイクロサンプリングを行うマイクロマニピュレーターシステムとして は、例えば島津製作所社製のMMS−77(同社製品名)が知られているが、こ のシステムで利用される顕微鏡は光学顕微鏡であり、マイクロマニピュレーター で操作されるのは、ガラス製キャピラリー(Capillary)、金属(刃物 用鋼鉄)製ブレードないし針、ダイヤモンド針である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のシステムによりマイクロサンプリングを行うと、第1に光学顕微鏡が利 用されるために、例えば50μm以下のサイズのサンプリングを行おうとすると 、レンズの焦点距離(被写界深度)が浅く、焦点ずれのために観察範囲外にずれ てしまいやすく操作が困難を極める。
【0005】 従来バイオ目的のために生体細胞や卵細胞などを扱うのに利用されているガラ ス製キャピラリー又は刃物用鋼鉄製ブレードないし針、ダイヤモンド針などによ り上記した工業製品のサンプリングを行おうとすると、サンプリング対象物(サ ンプル)の硬度が生体細胞や卵細胞などと大きく異なるので、切除や剥離といっ た作業を行うには、硬度が定められたガラス製キャピラリー又は刃物用鋼鉄製ブ レードないし針、ダイヤモンド針だけでは対応が困難である。
【0006】 更に、サンプリング対象のサイズが例えば50μm以下となると、ナイフ(ブ レード)を更にマイクロ化する必要があるので、上記ガラス製キャピラリー又は 刃物用鋼鉄製ブレードないし針、ダイヤモンド針だけでは対応できない。
【0007】 上記した理由により、従来のガラス製キャピラリー又は刃物用鋼鉄製ブレード ないし針、或いはダイヤモンド針だけでは、工業目的のサンプリングに利用する マイクロナイフとしては実用できない。
【0008】 上記から明らかなように、本考案は、写真フィルムその他のフィルム、各種プ ラスチックス、塗料膜などの工業品(中間品を含む)への混入異物などで例えば 50μm以下のサンプルを切除或いは剥離などにより採取して分析測定するのに 利用されるマイクロサンプリング用のマイクロナイフを含むマイクロサンプリン グセットを明らかにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の目的は下記構成によって達成される。 1.被験物から大きさ1μm〜100μmのサンプルの切除・剥離が可能である 工業目的サンプリング用のマイクロナイフを含むマイクロサンプリングセットに おいて、マイクロナイフが、ブレードの硬度及び/又は形状を異にする複数本か ら成るセット品であることを特徴とするマイクロサンプリングセット。
【0010】 2.顕微鏡、CCDカメラ、モニター、マイクロマニピュレーターを有し、且つ 、被験物から大きさ1μm〜100μmのサンプルの切除・剥離が可能である工 業目的マイクロサンプリング用のマイクロナイフを含むマイクロサンプリングセ ットにおいて、該顕微鏡が実体顕微鏡であり、また、該マイクロマニピュレータ ーにより操作されるマイクロナイフが、ブレードの硬度及び/又は形状を異にす る複数本から成るセット品であることを特徴とするマイクロサンプリングセット 。
【0011】 3.マイクロナイフセット品が、少なくともブレード部分がモース硬度の異なる 複数種類の組合わせから成ることを特徴とする前記1又は2に記載のマイクロサ ンプリングセット。 4.マイクロナイフセット品が、モース硬度6以上のブレードを有するマイクロ ナイフの複数種類の組合わせから成ることを特徴とする前記1〜3のいずれかに 記載のマイクロサンプリングセット。
【0012】 5.マイクロナイフセット品が、少なくともブレード部分について、ステンレス 鋼、鋼鉄、ニクロム、ニッケル、チタン、ピアノ線、炭素鋼などの金属類を用い た複数種類の組合わせから成ることを特徴とする前記1〜3のいずれかに記載の マイクロサンプリングセット。 6.マイクロナイフセット品が、前記4に記載のマイクロナイフの1種類以上と 、前記5に記載のマイクロナイフの1種類以上との組合わせから成ることを特徴 とする前記1〜5のいずれかに記載のマイクロサンプリングセット。
【0013】 7.マイクロナイフセット品が、ブレード刃先の種類が片刃と両刃との組合わせ から成ることを特徴とする前記1〜6のいずれかに記載のマイクロサンプリング セット。 8.マイクロナイフセット品が、ブレードの断面形状が丸・楕円・三角形・方形 ・平板状・半円形・円弧状・V字状など様々の形状から選ばれる2種類以上の組 合わせから成ることを特徴とする前記1〜7のいずれかに記載のマイクロサンプ リングセット。
【0014】 9.マイクロナイフセット品が、ブレードが直線状のものと屈曲ないし湾曲した ものを含む2種類以上の組合わせから成ることを特徴とする前記1〜8のいずれ かに記載のマイクロサンプリングセット。 10.マイクロナイフセット品が、ナイフ軸として用いる材料の断面形状は、正 方形、楕円形、半円形、円弧状など様々の形状から選ばれる2種類以上の組合わ せから成ることを特徴とする前記1〜9のいずれかに記載のマイクロサンプリン グセット。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案について詳述する。 先ず、図1に従って、本考案に係るマイクロサンプリングセットを説明する。
【0016】 サンプルとして被採取物(異物)を採取する被験物10は、実体顕微鏡20の 下に配置される基台21上に配置され、接眼レンズ22により位置決めが行われ る。実体顕微鏡20を通して得られる拡大映像は、CCDカメラ30により撮像 されてモニター40に映し出される。
【0017】 被験物10からのサンプルの採取は、一対で構成されるマイクロマニピュレー ター50の操作によって駆動されるアーム51の先端に取り付けられているマイ クロナイフ60により行われる。
【0018】 実体顕微鏡20としては、ニコン社製、オリンパス社製、カールツアイス社製 などの市販品が利用できるが、観察総合倍率が50〜200倍でリング照明及び グラスファイバーなどのような集光照明による反射と透過の観察機能を持ち、C CDカメラ30が取り付け可能であり、三眼鏡筒を備えた機種を選択する。
【0019】 実体顕微鏡20の観察倍率と観察サイズの相関は以下の数値となるが、観察サ イズが1mmを超えると、取り扱いが十分に容易である。
【0020】 物質実体 観察倍率 観察サイズ 2μm 200倍 0.4mm 5μm 200倍 1mm 10μm 100倍 1mm 20μm 50倍 1mm
【0021】 マイクロマニピュレーター50としては、前述の島津社製の工業用マイクロマ ニピュレータ(MMS−77)或いはナリシダ社製のバイオ研究用マニピュレー ターが利用できる。但し、両装置は光学顕微鏡を利用するシステムとして構成さ れているので、本考案に利用するには、実体顕微鏡20が組み込みできるよう、 付属装置・備品などを改良すればよい。
【0022】 次に、マイクロマニピュレーター50のアーム51に取り付けて利用されるマ イクロナイフ60について説明する。
【0023】 図2及び図3に示すように、マイクロナイフ60は、先端にブレード61が形 成されているナイフ軸62と、このナイフ軸62を保持すると共にアーム51に 接続するための保持部63とで構成されている。ブレード61は、サンプルに対 し直接に接触して、その切除・剥離を行う部分である。
【0024】 尚、ブレード61とナイフ軸62とが同一の材質の部材で構成される態様と、 両部材が異なった材質の部材で構成される態様とがある。後者の態様は、例えば 、ナイフ軸62の先端にブレード61が接着剤などにより接続ないし結合される 構成である。
【0025】 ブレード61の形状は、彫刻刀や鑿などで知られている各種の刃先形状が採用 され、刃先の種類としては、片刃・両刃の何れであってもよい。片刃と両刃の違 いは、図4に示す通りであり、図4のBに示す形状が片刃、図4のCに示す形状 が両刃である。
【0026】 ブレード61の断面形状は、丸・楕円・三角形・方形・平板状・半円形・円弧 状・V字状など様々の形状であってよい。また、ブレード61は、直線状のもの の外、図4に示すように、屈曲ないし湾曲したものを含む。
【0027】 ブレード61のサイズ(幅W、長さL)は、図2及び図3のA〜Eに示す態様 のブレードでは、W1=0.005mm〜0.1mm、L1=2mm〜20mm 、L2=50mm〜200mmである。
【0028】 ブレード61の刃先先端部の仕上げ加工は、図4のB及びCに示すように、先 端幅W3が0.0001〜0.002mmである鋭さとすることが好ましい。
【0029】 ブレード61の材質について説明する。前述したように、ブレード61の材質 とナイフ軸62の材質とが同一である態様と、別な材質である態様とがあるが、 両態様の違いは、製造上の問題或いは製造コストの問題に帰する。即ち、本考案 で利用されるマイクロナイフ60は、ブレード61の硬度及び/又は形状が異な る複数種類のものがセット品として用意される。硬度が異なるとは、少なくとも そのブレード61部分がモース硬度の異なる複数種類であることが要求される。 モース硬度は、よく知られているように、ダイヤモンドを10とし、滑石を1と して硬度を表現したものであり、石英ガラスを構成する石英のモース硬度が7で あるから、例えば、これを超えるモース硬度を持つ材質、例えば、黄石(例えば Topaz、モース硬度8)、鋼玉(例えばルビー、モース硬度9)或いは超鋼 材や焼き入れ鋼(モース硬度6強)などの材質とすることが好ましく、このよう な材質の材料は一般に高価であるから、ブレード61とナイフ軸62とを別材質 で形成する態様が取られる。勿論、これらのような高い硬度を持つ材料が安価に 製造できる場合にあってはナイフ軸62を含めた一体型とすることが可能である 。
【0030】 ジルコニア、サファイヤ、ルビーなどは、硬さの点でモース硬度6以上であり 利用可能であるが、ブレード61の材料としてはやや脆いところがある。従って 、被験物及びサンプルによって選択的に利用される。更に、被験物及びサンプル によっては、例えばモース硬度6〜7である超鋼材や、モース硬度10のダイヤ モンドがブレード61の材料として好ましく用いられる。
【0031】 ブレード61の素材として石英ガラスを検討する。石英ガラスは、モース硬度 6以上の素材であるが、マイクロナイフとして加工すると、刃先の部分(ブレー ド61の先端部分)が脆いものの、被験物及びサンプルによっては好適である。 また、石英ガラスは、溶融石英と合成石英とがあり、軟化点が前者は後者より2 00〜300℃低いが、それでも1000℃以上の高温であり、加熱加工装置の コストが高くつくものの、被験物及びサンプルによっては、ブレード61の素材 として利用することが可能である。
【0032】 ダイヤモンドは、被験物及びサンプルによっては、硬度の点からブレード61 の素材として適しているものの、加工工数が多い点、コストが高い点に難点があ る。但し、本考案の対象となるサンプルを取り扱うには、使用中の耐久性が非常 に高く、被験物及びサンプルによっては、利用するのに好ましい素材である。ブ レード61を形成するには、高価な天然素材でなくとも、安価な合成物で十分で ある。
【0033】 カーボンランダムや、ダイヤモンドに次ぐ硬さを持つボロンカーバイドは、モ ース硬度の点や、ブレード61を形成する素材としては加工性に問題があるもの の、被験物及びサンプルによっては好適である。
【0034】 ステンレス鋼、鋼鉄、ニクロム、ニッケル、チタン、ピアノ線、炭素鋼などの 金属類も、これらによってブレード61を作製した場合、適度の弾性を備えるた め、被験物及びサンプルによっては最適である。
【0035】 次に、図5及び図6に従って、上記ステンレス鋼、鋼鉄、ニクロム、ニッケル 、チタン、ピアノ線、炭素鋼などの金属類を用いた、本考案に係るマイクロナイ フの他の態様のものを詳細に説明する。
【0036】 図5に示す態様では、ナイフ軸62を形成する材料の形状として丸棒が用いら れ、図6に示す態様では、断面長方形の板状物が用いられている。
【0037】 ナイフ軸62として用いる材料の断面形状は、正方形、楕円形、半円形、円弧 状など種々であるが、その形状及びサイズは、後述するブレードの撓り(弾力性 )に関係する。
【0038】 ナイフ軸62の先端を研削(研磨)することによりブレード61を形成する。 図5に示す態様では、直径(D1)が0.2〜2mm、好ましくは0.5〜1m mである丸棒の先端を、上面及び下面を正確に対応させて、夫々斜状に研削(研 磨)する。
【0039】 上面の研削面が二段に形成されているが、ブレードのすくい角を調整するもの で、二段に形成しなくとも段のない態様であってもよい。
【0040】 次に、側面の研削(研磨)すると共に、先端部を、先端曲率半径(R1)=0 .05〜0.2mm、先端曲率幅(W1)=0.005〜0.1mmに形成する 。
【0041】 尚、ブレード61を含めたナイフ軸62の長さ(L1)は2〜10mmであり 、保持具63の長さ(L2)は50〜200mm、直径(D2)は3〜5mmで ある。
【0042】 図6に示す態様では、ナイフ軸62として断面長方形の材料が用いられ、その 先端に所謂(西洋)ナイフ形状のブレード61が形成される。ブレード61は、 2B−2B線拡大断面図に示すように、二段に形成される。
【0043】 尚、ナイフ軸62の高さ(H1)及び幅(H2)は、0.2〜2mm、好まし くは0.5〜1mmの範囲とする。また、ブレード61を含めたナイフ軸62の 長さ、保持具63の長さ(L2)及び直径(D2)は、図5に示した実施例と同 様である。先端曲率幅(W2)=0.005〜0.1mm、先端刃先厚み(W4 )は0.001mm以下とする。
【0044】 上記図5及び図6に示す本考案に係るマイクロナイフ60のブレード61(及 びナイフ軸62)は、ステンレス鋼、刃物鋼、ニクロム、ニッケル、チタン、ピ アノ線、炭素鋼で形成することが好ましい。アルミニウムや銅などは硬さ不足の ため好ましくない。
【0045】 本考案の好ましい態様は、摩耗したブレード61が再研磨処理をした後に再利 用できるものであることである。
【0046】 本考案のマイクロサンプリングセットにおけるCCDカメラ30とモニター4 0とは、実体顕微鏡20に適用できるよう市販品を改良して利用すればよい。
【0047】 本考案に係るマイクロサンプリングセットは、上記各実施例に示されるマイク ロナイフが2種以上組合わされてセット品とされる。
【0048】
【考案の効果】
本考案に係るマイクロサンプリング用のマイクロナイフを含むマイクロサンプ リングセットによれば、従来の光学顕微鏡によらず実体顕微鏡を利用するので、 採取しようとするサンプルが顕微鏡の視界からずれてしまうことが少なく、操作 性が格段に向上する。また、種々の硬度及び又は形状を持つマイクロナイフセッ トを利用するので、被験物及びサンプルによって最適のマイクロナイフを選択で き、高い硬度を持つ工業品のサンプリングに際しても折れたり曲がったりせず、 セット品としてのマイクロナイフから適当なものを選定することで、広範囲の被 験物について適用可能であり、また、使い勝手が良好である利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るマイクロサンプリングセットを示
す概略図
【図2】各種形状のマイクロナイフを示す平面図及び断
面図
【図3】各種形状のマイクロナイフを示す平面図及び断
面図
【図4】マイクロナイフの一実施例を示す側面図及びブ
レードの断面図
【図5】マイクロナイフの他の実施例を示す図
【図6】マイクロナイフの他の実施例を示す図
【符号の説明】
10−被験物 20−実体顕微鏡 21−基台 22−接眼レンズ 30−CCDカメラ 40−モニター 50−マイクロマニピュレーター 51−アーム 60−マイクロナイフ 61−ブレード 62−ナイフ軸 63−保持部

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被験物から大きさ1μm〜100μmのサ
    ンプルの切除・剥離が可能である工業目的サンプリング
    用のマイクロナイフを含むマイクロサンプリングセット
    において、上記マイクロナイフが、ブレードの硬度及び
    /又は形状を異にする複数本から成るセット品であるこ
    とを特徴とするマイクロサンプリングセット。
  2. 【請求項2】顕微鏡、CCDカメラ、モニター、マイク
    ロマニピュレーターを有し、且つ、被験物から大きさ1
    μm〜100μmのサンプルの切除・剥離が可能である
    工業目的マイクロサンプリング用のマイクロナイフを含
    むマイクロサンプリングセットにおいて、該顕微鏡が実
    体顕微鏡であり、また、該マイクロマニピュレーターに
    より操作されるマイクロナイフが、ブレードの硬度及び
    /又は形状を異にする複数本から成るセット品であるこ
    とを特徴とするマイクロサンプリングセット。
  3. 【請求項3】マイクロナイフセット品が、少なくともブ
    レード部分がモース硬度の異なる複数種類の組合わせか
    ら成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のマイク
    ロサンプリングセット。
  4. 【請求項4】マイクロナイフセット品が、モース硬度6
    以上のブレードを有するマイクロナイフの複数種類の組
    合わせから成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載のマイクロサンプリングセット。
  5. 【請求項5】マイクロナイフセット品が、少なくともブ
    レード部分について、ステンレス鋼、鋼鉄、ニクロム、
    ニッケル、チタン、ピアノ線、炭素鋼などの金属類を用
    いた複数種類の組合わせから成ることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載のマイクロサンプリングセッ
    ト。
  6. 【請求項6】マイクロナイフセット品が、請求項4に記
    載のマイクロナイフの1種類以上と、請求項5に記載の
    マイクロナイフの1種類以上との組合わせから成ること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のマイクロ
    サンプリングセット。
  7. 【請求項7】マイクロナイフセット品が、ブレード刃先
    の種類が片刃と両刃との組合わせから成ることを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載のマイクロサンプリ
    ングセット。
  8. 【請求項8】マイクロナイフセット品が、ブレードの断
    面形状が丸・楕円・三角形・方形・平板状・半円形・円
    弧状・V字状など様々の形状から選ばれる2種類以上の
    組合わせから成ることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れかに記載のマイクロサンプリングセット。
  9. 【請求項9】マイクロナイフセット品が、ブレードが直
    線状のものと屈曲ないし湾曲したものを含む2種類以上
    の組合わせから成ることを特徴とする請求項1〜8のい
    ずれかに記載のマイクロサンプリングセット。
  10. 【請求項10】マイクロナイフセット品が、ナイフ軸と
    して用いる材料の断面形状は、正方形、楕円形、半円
    形、円弧状など様々の形状から選ばれる2種類以上の組
    合わせから成ることを特徴とする請求項1〜9のいずれ
    かに記載のマイクロサンプリングセット。
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