JP3077362B2 - 光ディスク再生方法及び装置 - Google Patents

光ディスク再生方法及び装置

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JP3077362B2 JP04057220A JP5722092A JP3077362B2 JP 3077362 B2 JP3077362 B2 JP 3077362B2 JP 04057220 A JP04057220 A JP 04057220A JP 5722092 A JP5722092 A JP 5722092A JP 3077362 B2 JP3077362 B2 JP 3077362B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ディスクに対
して光ビームを照射しながら信号を読み取るような光デ
ィスクの再生方法及び装置に関し、特に、蛍光体により
形成された信号面を有する光ディスクを再生する際の光
ディスク再生方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体は、いわゆるコンパクトディ
スク等のような再生専用媒体と、光磁気ディスク等のよ
うな信号の記録が可能な媒体とに大別できるが、これら
いずれの光記録媒体においても、記録密度をさらに高め
ることが望まれている。これは、記録される信号として
ディジタルビデオ信号を考慮する場合にディジタルオー
ディオ信号の数倍から十数倍ものデータ量を必要とする
ことや、ディジタルオーディオ信号を記録する場合でも
ディスク等の媒体の寸法をより小さくしてプレーヤ等の
製品をさらに小型化したい等の要求があるからである。
また、一般のデータディスクとしても、より大きな記録
容量が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】ところで、従来より、光ディスク上に記録
された信号を再生する場合においては、光源として例え
ばレーザ光が用いられ、光ディスクから反射される当該
レーザ光の強度を光検出器で検出することにより信号再
生が行われている。
【0005】このとき、光ディスクにおける再生可能な
最小信号間隔(例えば信号ピット間隔)は、光ピックア
ップ装置に使用される対物レンズの開口数(NA1 )と
レーザ光の波長(λ1 )によるλ1 /2NA1 で一意的
に決定される。このようなことから、光ディスクにおい
て高密度化を実現するためには、先ず、再生光学系の光
源(レーザ光)の波長λ1 を短くし、対物レンズの開口
数NA1 を大きくすることが必要とされている。なお、
図9には、従来の光ディスク上の信号の繰り返し周波数
(空間周波数)に対する従来の光ディスクシステムによ
る再生信号特性を示す。
【0006】また、上記光ディスク上に記録された信号
を再生する方法としては、例えば、光ディスクの信号面
から反射されるレーザ光を、当該光ディスクの信号面に
対して共焦点位置に配されたスポット径以下の大きさの
受光部を有する光検出器を用いて検出するいわゆる共焦
点レーザ検出法も存在するが、この共焦点レーザ検出法
においてもまた上述同様にレーザ波長λ1 と対物レンズ
の開口数NA1 に起因する限界を越えることが出来な
い。
【0007】 そこで、本発明は、上述のような実情に
鑑みて提案されたものであり、従来の光ディスクシステ
ムでは検出不可能であった光ディスク上の微小信号を検
出して再生することを可能とする光ディスク再生方法及
び装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク再生
方法及び装置は、上述の目的を達成するために提案され
たものであり、記録される信号に応じて蛍光体の塗布状
態が異なる信号面を有する光ディスクを再生する際に、
上記光ディスクの信号面上に集光されたレーザ光を照射
し、当該レーザ光により上記光ディスクの信号面から誘
起された蛍光を、上記光ディスクの信号面に対する共焦
点面上で検出することにより、上記光ディスク上の信号
を再生するようにしたものである。
【0009】また、本発明の光ディスク再生方法及び装
置においては、上記光ディスクからの反射光の光路中で
上記レーザ光を波長分離して、上記共焦点面上で検出す
る光から上記レーザ光の波長成分を取り除くようにもし
ている。
【0010】すなわち、本発明が適用される光ディスク
システムにおいては、光ディスク上の信号を蛍光体によ
り形成すると共に、上記光ディスクの信号を再生する光
ピックアップ装置を、レーザ光を発生するレーザ光源
と、上記光ディスクの信号面上に上記レーザ光源からの
レーザ光を集光する対物レンズと、当該光ディスク上に
集光照射されたレーザ光により誘起された蛍光を集める
集光レンズと、上記ディスク信号面に対して共焦点位置
に配置され上記集光レンズにより集められた蛍光を検出
する光検出器とから構成し、上記レーザ光により上記光
ディスクの信号面から誘起された蛍光を、上記共焦点面
上に配された光検出器で検出することにより、上記光デ
ィスク上の信号を再生するようにしている。
【0011】また、本発明が適用される光ピックアップ
装置においては、上記光ディスクからの反射光の光路中
に波長分離フィルタを設け、この波長分離フィルタで上
記光ディスクからの反射光の光路中の上記レーザ光を波
長分離して、上記共焦点面上に配された光検出器で検出
される光から上記レーザ光の波長成分を取り除くように
もしている。
【0012】ここで、上記光ピックアップ装置は、上記
光検出器を、上記共焦点位置において蛍光により形成さ
れる光スポット径(再結像スポット径)以下の大きさの
受光部を有するものとする。
【0013】或いは、上記光ピックアップ装置は、上記
共焦点位置に光スポット径以下のピンホールを備え、当
該ピンホールの後方に設けた光検出器の受光部で上記ピ
ンホールの通過光を検出するようにする。
【0014】さらに、上記光ピックアップ装置は、上記
レーザ光源と上記対物レンズとの間にビームスプリッタ
を配し、当該ビームスプリッタと上記光検出器との間に
上記波長分離フィルタを配するものとする。
【0015】
【作用】本発明の光ディスク再生方法及び装置によれ
ば、光ディスクの信号面上に集光照射されたレーザ光に
より誘起された蛍光を、光ディスクの信号面に対する共
焦点面上で検出することにより、光ディスク上の信号を
再生している。
【0016】また、本発明の光ディスク再生方法及び装
置によれば、光ディスクからの反射光の光路中でレーザ
光を波長分離して共焦点面上で検出される光からこのレ
ーザ光波長成分を取り除くようにしているため、検出さ
れる光は光ディスクからの蛍光(信号)のみとなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る光ディスク再生方法及び
装置の実施例を、図面を参照しながら説明する。
【0018】本発明の実施例の光ディスク再生方法は、
図1或いは図2の図中斜線部に示すような蛍光体FLに
より形成された信号面を有する光ディスクを再生する際
の光ディスク再生方法である。
【0019】ここで、上記図1の信号面を有する光ディ
スクは、例えば、以下のような工程で作成することがで
きる。先ず、光ディスク基板上に感光材料を薄く塗布
し、当該感光材料が塗布された光ディスク上に、記録す
る信号に応じて変調されたレーザ光を照射することで当
該信号を記録する。このとき、上記レーザ光によりディ
スク基板面まで感光材料を打ち抜くようにする。次に、
当該感光材料が上記レーザ光により打ち抜かれたディス
ク面上に、例えば色素等の高分子化合物からなる蛍光材
料を塗布する。これにより、上記感光材料面上と上記レ
ーザ光により打ち抜かれたディスク基板上に上記蛍光材
料が塗られることになる。その後、溶剤を使って上記感
光材料を溶かして取り除く。この場合、上記レーザ光に
より打ち抜かれた信号以外の部分の蛍光材料も上記感光
材料が溶けるのと共に取り除かれるようになる。以上の
工程により、図1のように、蛍光材料(蛍光体FL)の
残った部分で信号領域SGが形成された光ディスクの作
成が可能となる。
【0020】また、上記図2の信号面を有する光ディス
クは、例えば、以下のような工程で作成することができ
る。先ず、光ディスク基板上に蛍光材料を薄く塗布し、
当該蛍光材料が塗布された光ディスク上に、記録する信
号に応じて変調されたレーザ光を照射する。このとき、
上記レーザ光による熱で上記光ディスク基板面上に塗布
された蛍光材料を気化させる。これにより、図2のよう
に、蛍光材料(蛍光体FL)の無い部分で信号領域SG
が形成された光ディスクの作成が可能となる。
【0021】すなわち、本発明実施例の光ディスク再生
方法は、上述したように信号領域SGのみに蛍光体FL
が残った光ディスク(図1)或いは信号領域SG以外の
部分のみに蛍光体FLが存在する光ディスク(図2)を
用い、当該光ディスクの信号面上に集光されたレーザ光
を照射し、当該レーザ光により上記光ディスクの信号面
から誘起された蛍光(蛍光体FLからの蛍光)を、上記
光ディスクの信号面に対する共焦点面上で検出すること
により、上記光ディスク上の信号を再生するようにした
ものである。
【0022】また、本発明実施例の光ディスク再生方法
においては、上記光ディスクからの反射光の光路中で上
記レーザ光を波長分離して、上記共焦点面上で検出する
光から上記レーザ光の波長成分を取り除くようにもして
いる。
【0023】具体的な構成を用いて本発明の光ディスク
再生方法を説明すると、本発明の光ディスク再生方法が
適用される光ディスクシステムにおいては、上述した図
1,図2のようにして光ディスク上の信号領域SGを蛍
光体FLにより形成すると共に、上記光ディスクの信号
を再生する光ピックアップ装置を、図3に示すように、
レーザ光を発生するレーザ光源としての半導体レーザL
Dと、光ディスクDK上に上記半導体レーザLDからの
レーザ光を集光する対物レンズOLと、当該対物レンズ
OLにより上記光ディスクDK上に集光照射されたレー
ザ光により上記蛍光体FLから誘起された蛍光を集める
集光レンズCLと、上記光ディスクDKの信号面に対し
て共焦点位置に配置され上記集光レンズCLにより集め
られた蛍光を検出する光検出器であるフォトディテクタ
PDとで構成し、上記レーザ光により上記光ディスクD
Kの信号面から誘起された蛍光を、上記共焦点面上に配
されたフォトディテクタPDで検出することにより、上
記光ディスク上の信号を再生するようにしている。
【0024】ここで、本実施例の光ピックアップ装置
は、図4に示すように、上記フォトディテクタPDの受
光部reS を、共焦点位置(共焦点面rfp)において
蛍光flにより形成される光スポット径φ以下の大きさ
を有するものとする。なお、この受光部reS はフォト
ディテクタPDの基部bf上に設けられる。
【0025】或いは、上記光ピックアップ装置のフォト
ディテクタPDは、図5に示すように、上記共焦点位置
(共焦点面rfp)に光スポット径φ以下のピンホール
hoを有するピンホール板phを備え、当該ピンホール
ho(ピンホール板ph)の後方に設けた受光部reL
で上記ピンホールhoの通過光(蛍光fl)を検出する
ようにする。
【0026】また、本発明が適用される光ディスクシス
テムにおいては、上記光ディスクDKからの反射光の光
路中に波長分離フィルタSFを設け、この波長分離フィ
ルタSFで上記光ディスクDKからの反射光の光路中の
上記レーザ光を波長分離して、上記共焦点面rfp上に
配されたフォトディテクタPDの受光部reS 或いはr
L で検出される光から上記レーザ光の波長成分を取り
除くようにもしている。
【0027】さらに、上記光ピックアップ装置は、上記
半導体レーザLDと上記対物レンズOLとの間にビーム
スプリッタBSを配し、当該ビームスプリッタBSと上
記フォトディテクタPDとの間に上記波長分離フィルタ
SFが配されている。
【0028】以下、図3の構成について具体的に説明す
る。
【0029】この図3において、レーザ光源である半導
体レーザLDからのレーザ光は、コリメータレンズCO
Lにより平行光とされた後、ビームスプリッタBSを透
過して上記対物レンズOLに達し、当該対物レンズOL
で上記光ディスクDK上に集光される。
【0030】この光ディスクDKの信号面には、上述し
た図1或いは図2のようにして信号が記録されている。
したがって、当該光ディスクDKに上記対物レンズOL
により集光されたレーザ光が照射されることで、上記対
物レンズOLにより集光されたレーザ光強度に比例した
蛍光が上記光ディスクDK上の上記蛍光体FLから誘起
されることになる。
【0031】この誘起された蛍光(fl)は、上記対物
レンズOLを介することで集められ、上記ビームスプリ
ッタBSに達する。当該ビームスプリッタBSでは、上
記対物レンズOLを介した蛍光が反射され、この反射さ
れた蛍光が上記波長分離フィルタSFに達する。
【0032】当該波長分離フィルタSFは、上記光ディ
スクDKの反射光から上記レーザ光の波長成分を取り除
くために設けられた光学的干渉フィルタである。例え
ば、当該波長分離フィルタSFは、図6に示すような特
性を有するものであり、特に、上記レーザ光の波長λ1
の透過率が低く、逆に上記蛍光の波長λ2 の透過率が高
い特性を有する光学的干渉フィルタとなされている。こ
の波長分離フィルタSFにより上記レーザ光が遮光され
る。
【0033】上記波長分離フィルタSFを通過した蛍光
は、上記集光レンズCLによって上記フォトディテクタ
PDの受光面上に再結像される。ここで、当該再結像面
は、光ディスクDKの信号面に対する共焦点面であり、
上記集光レンズCLにより形成されるスポット径φは、
当該集光レンズCLの開口数NA2 と上記蛍光の波長λ
2 により、1.22λ2 /NA2 となる。
【0034】本実施例のフォトディテクタPDでは、例
えば、上述の図4に示したような上記スポット径φ以下
のサイズの受光部reS を用いて、蛍光強度を検出す
る。或いは、上述の図5に示したような共焦点面rfp
上のスポット径φ以下のサイズのピンホールhoを通過
してくる蛍光を、受光部reL で検出するようにしてい
る。
【0035】ここで、本実施例の光ディスクシステムを
用いた場合の再生信号特性について以下に述べる。再生
信号レベルは以下の数1に示す数式で計算される。
【0036】
【数1】
【0037】ただし、この数1に示す数式において、式
中Pは対物レンズ上の瞳関数を表し、mは空間周波数
を、x2 ,y2 はフォトディテクタPD上の座標を表
す。また、式中の*は複素共役を示し、※はコンボリュ
ーションを示している。
【0038】また、図7には、光ディスクDK上に形成
された信号領域(SG)の繰り返し周波数(空間周波
数)に対する再生信号レベルの蛍光波長依存性を示す。
ここで、この図7において、空間周波数軸は従来の再生
限界の空間周波数で規格化している。また、光検出器サ
イズは、スポット径に比べて十分小さいものとしている
(すなわち、図4の例の受光部reS を有するフォトデ
ィテクタPDを用いている)。更に、この図7では、レ
ーザ光の波長をλ1 として、蛍光波長λ2 を例えば
λ1 ,2λ1 ,4λ1 としたときの再生信号レベルを示
している。なお、一般に、蛍光現象では、蛍光波長λ2
はレーザ波長λ1 より大きくなるが、上記蛍光波長λ2
をなるべく小さな波長とすることが望ましい。
【0039】次に、図8には、光ディスクDK上に形成
された信号領域(SG)の繰り返し周波数(空間周波
数)に対する再生信号レベルの光検出器サイズ(フォト
ディテクタPDの受光部の大きさ)依存性を示す。この
図8において、光検出器サイズαは、例えばλ2 /NA
2 で規格化している。この図8によれば、光検出器サイ
ズαが例えば1以下のとき効果的な再生信号が得られる
ことが判る。なお、この図8の例では、蛍光波長λ2
例えば1.1λ1 としている。
【0040】以上の図7,図8により、スポット径φ以
下のサイズの光検出器(受光部)を用いることにより、
従来の再生限界の空間周波数を越えた信号の再生が可能
となり、特に、蛍光波λ2 がレーザ波長λ1 の4λ1
下となる条件下で効果的となる。また、このことは、上
記ピンホールhoを用いた場合も同様となる。
【0041】上述したようなことから、本実施例の光デ
ィスク再生方法が適用される光ディスクシステムにおい
ては、蛍光体FLにより形成された信号面を有する光デ
ィスクDKを用い、対物レンズOLにより集光され上記
光ディスクDKの信号面上に照射されたレーザ光によっ
て誘起された蛍光(fl)を、光ピックアップ装置内の
共焦点面(rfp)上に配置された再結像スポット径
(φ)以下の大きさを有する光検出器(受光部reS
を用いて検出することにより、或いは、上記共焦点位置
(rfp)に設けた光スポット径(φ)以下のピンホー
ル(ho)を通過した光(fl)を光検出器(受光部r
L )で検出することにより、従来の光ディスクシステ
ムでは検出不可能であった光ディスク上の微小信号の検
出を可能となし、より高密度で大容量の光ディスクシス
テムを実現できるようにしている。
【0042】
【発明の効果】上述のように、本発明の光ディスク再生
方法及び装置においては、記録される信号に応じて蛍光
体の塗布状態が異なる信号面を有する光ディスクを再生
する際に、光ディスクの信号面上に集光照射されたレー
ザ光により誘起された蛍光を、光ディスクの信号面に対
する共焦点面上で検出するようにしたことにより、従来
の光ディスクシステムでは検出不可能であった光ディス
ク上の微小信号を検出して再生することが可能となる。
【0043】また、本発明の光ディスク再生方法及び装
置においては、光ディスクからの反射光の光路中でレー
ザ光を波長分離し、光ディスクの信号面に対する共焦点
面上で検出する光からレーザ光の波長成分を取り除くよ
うにしたことで、光ディスクからの蛍光(信号)のみを
検出できるようになり、したがって、従来の光ディスク
システムでは検出不可能であった光ディスク上の微小信
号を検出して再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク再生方法に用いる光ディス
クの信号面の一例を示す図である。
【図2】本発明の光ディスク再生方法に用いる光ディス
クの信号面の他の例を示す図である。
【図3】本発明の光ディスク再生方法が適用される光デ
ィスクシステムの概略構成を示す図である。
【図4】スポット径以下のサイズの受光部を有するフォ
トディテクタの要部の構成を示す図である。
【図5】スポット径以下のピンホールを有するフォトデ
ィテクタの要部の構成を示す図である。
【図6】波長分離フィルタの特性を示す特性図である。
【図7】空間周波数に対する再生信号レベルの蛍光波長
依存性を示す特性図である。
【図8】空間周波数に対する再生信号レベルの光検出器
サイズ依存性を示す特性図である。
【図9】信号の繰り返し周波数(空間周波数)に対する
再生信号レベルを示す特性図である。
【符号の説明】
FL・・・・・蛍光体 SG・・・・・信号領域 LD・・・・・半導体レーザ COL・・・・コリメータレンズ BS・・・・・ビームスプリッタ OL・・・・・対物レンズ DK・・・・・光ディスク SF・・・・・波長分離フィルタ CL・・・・・集光レンズ PD・・・・・フォトディデクタ f1・・・・・蛍光 re・・・・・受光部 ho・・・・・ピンホール rfp・・・・共焦点面 φ・・・・・・スポット径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/135 G11B 7/24 522

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録される信号に応じて蛍光体の塗布状
    態が異なる信号面を有する光ディスクを再生する際の光
    ディスク再生方法であって、 上記光ディスクの信号面上に集光されたレーザ光を照射
    し、当該レーザ光により上記光ディスクの信号面から誘
    起された蛍光を、上記光ディスクの信号面に対する共焦
    点面上で検出することにより、上記光ディスク上の信号
    を再生することを特徴とする光ディスク再生方法。
  2. 【請求項2】 上記光ディスクからの反射光の光路中で
    上記レーザ光を波長分離して、上記共焦点面上で検出す
    る光から上記レーザ光の波長成分を取り除くようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の光ディスク再生方法。
  3. 【請求項3】 記録される信号に応じて蛍光体の塗布状
    態が異なる信号面を有する光ディスクを再生する光ディ
    スク再生装置において、 上記光ディスクの信号面上に集光されたレーザ光を照射
    する手段と、 当該レーザ光により上記光ディスクの信号面から誘起さ
    れた蛍光を、上記光ディスクの信号面に対する共焦点面
    上で検出する手段とを有することにより、上記光ディス
    ク上の信号を再生することを特徴とする光ディスク再生
    装置。
  4. 【請求項4】 上記光ディスクからの反射光の光路中で
    上記レーザ光を波長分離して、上記共焦点面上で検出す
    る光から上記レーザ光の波長成分を取り除く手段を有す
    ることを特徴とする請求項3記載の光ディスク再生装
    置。
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