JP3076842U - スキーリフト用座席 - Google Patents

スキーリフト用座席

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JP3076842U
JP3076842U JP2000008068U JP2000008068U JP3076842U JP 3076842 U JP3076842 U JP 3076842U JP 2000008068 U JP2000008068 U JP 2000008068U JP 2000008068 U JP2000008068 U JP 2000008068U JP 3076842 U JP3076842 U JP 3076842U
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Japan
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seat plate
seat
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snowboard
ski lift
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JP2000008068U
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Inventor
正利 堤
隆 藤沢
孝伺 藤村
Original Assignee
株式会社コクド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数人乗り用の座席であってもスノーボード
がぶつからないように各搭乗者が斜め外向きに座ること
ができ、スノーボードの重要部分であるエッジその他の
部分を損傷することがないようにする。 【解決手段】 2人若しくは3人乗りのように複数人乗
り用の座板1の両側にガイド手摺2を立設する。ガイド
手摺2の立ち上りフレーム3を座板1の両側の途中に設
ける。立ち上りフレーム3より前方に座板開放部4を形
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はスキー場のリフトにおける複数人乗り用の座席に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスキーリフトにおける二人乗り用の座席には図5で示すように座板1の 両側にサイド手摺2、2が立設されているが、これは立ち上りフレーム3、3を 座板1の前端より立ち上げ、手摺部5、5を座板1両側上方に設けて座板1の両 側全体をサイド手摺2、2で制限している。
【0003】 このため二人の搭乗者が2点鎖線で示すようにスキー6、6をはいた場合には 各スキー6は前後方向で略平行となり、なんら支障はないが、1点鎖線で示すよ うにスノーボード7を付けた場合にはスノーボード7、7の重要部分であるエッ ジ7′、7′が相手方のスノーボード7にぶつかり、損傷しやすい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はスノーボードがぶつからないように各搭乗者が斜め外向きに座ること ができるようにし、また安定良く座れるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は複数人乗り用の座板の両側にサイド手摺を立設するスキーリフト用座 席において、前記サイド手摺の立ち上りフレームを前記座板の両側の途中に設け て前記立ち上りフレームより前方に座板開放部を形成することを特徴とするもの である。
【0006】 ここに座板開放部とは座板がサイド手摺により制約されることなく、自由に脚 を出し入れできる部分をいう。
【0007】 このためスノーボードを付けた各搭乗者は斜め外向きに座って手摺を握持し、 脚を前記座板開放部および座板前端から出すことができ、各スノーボードは離間 し、しかもスノーボードは平面逆八の字状となり、ぶつかって損傷することがな くなる。
【0008】 また本考案は前記手段において座板開放部の前方を外向きに延出することを特 徴とするものである。
【0009】 このため搭乗者の外側の太股の一部を座板の延出部分に置くことができる等、 腰掛けた際の接触面積が大きくなり、安定性が良い。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1〜図3は本考案の第1の実施の形態を示すもので、正面から見てコ字状で 、かつ側面から見て略L字状の金属製フレーム8の各縦フレーム80をく字状に 折曲げ、底部フレーム81、81を金属製の補強フレーム9で連結し、また合成 ゴムよりなるクッション10を座板1下面の前端に固着する。
【0011】 FRP(繊維強化プラスチック)よりなる座板1を各底部フレーム81、81 、金属製フレーム8の折曲部82に固着する。
【0012】 PVC(ポリ塩化ビニル)よりなる背当て11の両端を各縦フレーム80に固 着し、背当て11上端中央に金属製のセンター手摺12の一端を固着し、他端を 座板1の前端中央凹部1′を通して補強フレーム9に固着して座板1を二分して 二人乗り用とする。
【0013】 金属製フレームよりなるサイド手摺2の各立ち上りフレーム3の一端を各底部 フレーム81の途中、好ましくは後方に固着し、立ち上りフレーム3を座板1の 両側後方に接触させつつ正面からみて略L字状に立ち上がらせ、さらに側面から みてく字状に折曲げ、上部を正面からみて水平に折曲げて他端を縦フレーム80 に固着し、図1で示すように各立ち上りフレーム3より前方の座板1側縁をサイ ド手摺2による制約のない座板開放部4とし、この座板開放部4の前方を外向き に延出して凸弧状の膨出部4′を形成する。なお立ち上りフレーム3を座板1の 両側中間よりも後方に設ける方が好ましく、このため座板開放部4が長くなり、 膨出部4′を大きくすることができ、腰掛けた搭乗者の接触部分が大きくなり、 安定性がより良好になる。
【0014】 図中、符号13はハンガー、14は搭乗者の安全のために身体を取り囲むアー チガードであり、ピン15を中心に回動自在に設けられた公知のものである。
【0015】 図4は本考案の第2の実施の形態を示すもので、三人乗り用の座席であり、そ の構造は原理的に第1の実施の形態と同じであり、差異点についてのみ説明し、 同一部分については同一符号を付けてその詳述を省略する。
【0016】 第2の実施の形態はセンター手摺12、12を間隔をおいて2箇所設け、座板 1を三人乗り用とし、第1の実施の形態より大型化するものである。
【0017】 次に前記実施の形態の使用法を説明する。第1の実施の形態では図示を省略し たスキーを履いた2人の搭乗者は従来例同様、前方を向いて座板1に腰掛け、サ イド手摺2、センター手摺12を握持する。ここに各自のスキーは従来例と同様 に略平行となり、各スキーが接触することがなく、なんら問題はない。
【0018】 スノーボード7を付けた2人の搭乗者は身体を斜め外向きにして座板1に腰掛 け、サイド手摺2、センター手摺12を握持し、外側の太股の一部を膨出部4′ に乗せ、内側の太股を座板1前端に乗せ、座板1外方で膝を折曲げる。このとき 各自のスノーボード7、7は互いに離間するとともに逆八の字状に位置し、接触 することがない。
【0019】 第2の実施の形態においてスキー(図示略)を履いた3人の搭乗者はそれぞれ のスキーが略平行となり、第1の実施の形態同様、問題はない。
【0020】 スノーボード7を付けた3人の搭乗者のうち中央の搭乗者は正面を向いて座板 1に腰掛け、左右の座板1に腰掛けた搭乗者は第1の実施の形態同様、斜め外向 に腰掛け、脚および手の位置も第1の実施の形態と同様にする。このとき中央の 搭乗者のスノーボード7は座板1の前端縁と平行になるが、左右の搭乗者の各ス ノーボード7、7は逆八の字状に位置し、中央のスノーボード7に接触すること がない。
【0021】 またいずれの座板開放部4もその前方を外向きに延出してあるので外側の太股 の一部を乗せることができる等、接触面積が大きくなり、安定よく座ることがで き、しかも各実施の形態のように前記延出部分を凸弧状の膨出部4′とすること により脚が柔らかく接触して食い込むことがなく、安全である。なお本実施の形 態ではいずれの場合でもアーチガード14が搭乗者を囲み、危険性はない。
【0022】
【考案の効果】
本考案のうち請求項1の考案によれば複数人乗り用の座席であってもスノーボ ードがぶつからないように搭乗者が斜め外向きに座ることができ、スノーボード の重要部分であるエッジその他の部分を損傷することがない。
【0023】 本考案のうち請求項2の考案によれば、請求項1の効果に加え安定良く座るこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態において一部を切断
した平面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の正面図である。
【図4】本考案の第2の実施の形態において一部を切断
した平面図である。
【図5】従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 座板 2 サイド手摺 3 立ち上りフレーム 4 座板開放部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数人乗り用の座板の両側にサイド手摺
    を立設するスキーリフト用座席において、前記サイド手
    摺の立ち上りフレームを前記座板の両側の途中に設けて
    前記立ち上りフレームより前方に座板開放部を形成する
    ことを特徴とするスキーリフト用座席。
  2. 【請求項2】 座板開放部の前方を外向きに延出するこ
    とを特徴とする請求項1のスキーリフト用座席。
JP2000008068U 2000-10-05 2000-10-05 スキーリフト用座席 Expired - Fee Related JP3076842U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010111382A (ja) * 2008-10-09 2010-05-20 Innova Patent Gmbh チェアリフトのチェア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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